CHAPTER−22 
      そこはいわゆる軽食コーナーみたいなやつだった。 
        いくつか店が並んでいるが、どれも地元ファーストフードみたいな感じ。 
           
        オカとゴローはとりあえず喉が渇いて、腹が減っていたので速攻でフライドライスを頼んだ 
        そして飲み物はペプシ。 
      オカとゴローは先に会計を済ませて食べる準備を整えた。 
        イリコとカガはいつものごとくマニアックな物に手を出そうとしてまだ迷っていた。 
      しばらくして4人が揃い、いただきますモードになった。 
        カガは変な魚の料理を食っていた。 
        カガはいっつも変な物を食って失敗してるが、今回のは結構うまかった。 
        オカとゴローのフライドライスは普通にうまい。 
        でもここらへんの焼き飯は、絶対にちょっと辛めのチリソースがついている。 
        本音を言えばチリソースよりケチャップの方が好きやねんけどな。 
        カガとイリコが飲んでいたスイカジュースがさわやかで美味しかった。 
        味はホンマにスイカやけど。 
      しばらくメシ食って涼んで、再び出かける事に。 
        とりあえず今日のうちに旅行代理店をみつけてジャングルツアーを申し込まねば。 
        せっかくボルネオ島まで来たのだから、やっぱり森の人「オランウータン」にも会いたい。 
        4人はショッピングセンターの一番上のフロアーにあった旅行代理店に入った。 
        そしたら地図を見せてくれて「ここに行ったらいいよ!」って教えてくれた。 
      4人は外に出て教えてもらった方に歩いていった。 
        せっかく飯食って涼んだのに、やっぱ外に出たら暑かった。 
        でも思ったより湿度がないからまだ歩きやすい。 
      テクテクと歩いていると、教えてもらった場所らしきところに出た。 
        「たぶんここらへんやで」 
        一つのビルに狙いをつけ突入する。 
        狭いエレベーターに乗って上のほうのフロア−へ。 
        扉が開いて4人は降りた。 
        旅行代理店発見!! 
        4人は勇んで扉の内側へと入っていった。 
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