11月27日
『黒田節』下書き始める
通勤時間、昼休みも活用しての作業、その成果あって清書では18ペ
ージに渡る事が判明した。早速下書きからとりかかる。もう少し三味の
手を詰めてから本格的にペンを取る必要がある。ジャジーなBパートか
ら一転、Cパートは三味の最大の見せ場。アドリブっぽく仕上げたい。
11月21日
この週末でBパートを固めねば
前奏部分のフルートとバイオリンのラインほぼ決まる。さて、ブルース
の音並びを三味で再現するにはどうすればよいか?ギターで疑似演
奏。三味は指間のレンジが長くなるので、三本の指を駆使しての運指
には難があろう。二本運指にするか。あらゆる発想能力が問われる。
11月18日
ギターを三味線に見立てて・・・
帰宅してからは、津軽三味線のフレージングを少し学ぼうとギターを
三味線風に弾いてみる。色々なパターンや旋律が浮かんでくるものだ。
昼間は前奏となるフルートのメロディも浮かんだが、そのおさらいもや
った。手探り状態ではあるが、楽曲全体の流れを大切に作っていこう。
11月14日
もやもや晴れる
昨日の不思議が一気に解明、「二上がり」調弦の場合、5度の和音が
一、二、三弦に調和する。即ち、B♭・F・B♭のB♭m調において実際
の調はE♭mになる(E♭mの5度上がB♭mなため)。これで謎が解明。
E♭m(変ホ短調)の元採譜を終え、後は本格的な構想を練る段階に。
11月13日
摩訶不思議なり和音階
『黒田節』の、まずは元となるメロディを採譜してみて、思わぬ落し穴
あり。それは和音階の譜において、短調の2度の音が♯記号譜と♭記
号譜とで、♭記号譜では臨時記号を必要とする事を発見。よって変ロ
短調譜においてはC音には常に♭が付く事になる。う〜摩訶不思議だ。
11月11日
引き受ける意思固まる
潤之助が来訪し、ほぼ確定した”お仕事”『黒田節』について、また津
軽三味線についての前知識を固める。普通の三味線では「本調子」と
いうドファドの調弦が主だが、津軽では「二上がり」といい、ドソドをとる
のが特徴だ。先方からの要望で変ロ短調(B♭m)でいく事に決まった。
11月9日
黒田節の誘い
NHK杯のフィギュアスケートで高橋・浅田のW優勝など観ていたらふ
いに電話が鳴った。潤之助だ。何だろうと話をきくと、とある津軽三味
線弾きから『黒田節』のアレンジを依頼されたので代わりに引き受け
てもらえないかというものだった。少し躊躇するもやる気は湧いてきた。
11月3日
楽天日本一!
5時起きで出発の目途としていた9時迄が待ち遠しく・・・。10時前には
母校の成城大学に着く。毎年のように訪れる文化祭。早速腹ごしらえ
で塩焼そば、フランク平らげる。学園祭のかもす臭いというのも大好き
なのだ。帰宅後は、楽天の感動的な日本一。閉めたのはやはり田中!