5月30日  ”震えて待て”
 日本時間で明日未明にドイツチームとアウエーで親善試合を行う
”SAMURAI BLUE”。「まだまだ」だと思っていたW杯本番も気がつけ
ばあと10日で開戦。いったいジーコ・ジャパンはどこまで強豪相手に
戦果を残すことができるのか。もちろん優勝の行方も本当に楽しみ。

5月29日 
 夏目漱石は実姉から勉強しないものぐさな甥(おい)にはっぱを
かけるようせきたてられてこう言ったという―・・・「いいか、人間は
自分のために勉強すると思ったら大違いだ。勉強は自分のため
にするのではない。世のため人のためにするものなのだ」さすが。

5月28日 
 W杯予選での対戦相手の調子が良いため、日本代表の決勝進出
について悲観論も出はじめているが、忘れてならないのは「日本は
アジアの王者」であること。アジアにはもう敵がいないのだ。残すは
世界のみ。W杯出場も最初に決めたことだし、誇りだけは忘れずに。

5月27日 
 ベースのRecにはやはり辛いものがある。ギターを弾く感覚とは
相当違うものだ。指先に出来るタコの位置も微妙に変わってくるの
が特徴。とはいえ、ものごとを進ませるには日々の不断たる繰り返
しが大切。「チリも積もれば山となる」ってオレ向きで的を得ている。

5月26日 
 リズムトラックを録りおえたオレはベースのRecに移行している。
ベースは、しばらく握っていなかったがゆえ、結構感覚が忘れて
いて大変だ。ゴツい外観の割にはけっこう繊細なタッチが必要と
される楽器なのだ。ま、上手な人のようには中々弾けないけどね。

5月25日 
 昨夜は杉村誠子出演の『乱』公演を観に大塚のアトリエSENTIO
へ行った。BGM一切無し。演出とセリフ回しだけでよくぞここまで
完成された劇ができるものだ。思うに、演劇における音響って、役
者の演技力不足を補うためのものではないか?と考えさせられた。

5月23日 
 間もなくドイツW杯がやってくる。あのドキドキ・ハラハラの日々。
90分間、手の震えがとまらない日本戦。こんなにも刺激的な毎日
が他の日常でありうるだろうか?この時期だけは、男が誰でも評
論家。全て会話が「たら」「れば」の嵐。かく言うオレもその一人。

5月22日  ”リズムパート録音、完了”
 リズムトラックを録り終えたが、すでに予定よりも3日遅れ。しかも
休みの日含めての遅延であるため、けっこう重たい。やはりRec
いうのは時間がかかるものだね。「あれをああやってこうすれば終
わり」なんて頭で計画しても、中々もくろむようには進んでくれない。

5月21日 
 毎度のことながら、4年に1回のサッカーW杯のこの時期は、予選
リーグで対戦するチームの情報、もっと発展してそのチームの国内
情報なんかにメディアも色めきたつ。前回の時も北アフリカのチュニ
ジアからの中継なんてのがいっぱいあったよね。予算の無駄だって。

5月20日 
 『ダビンチ・コード』というのがちまたで流行しているらしい。だが
マグダラのマリアがイエスの妻だったといのは、わりと昔からある
説なので余り目新しくはないけどね。舞台『ジーザス=クライスト・
スーパースター』の中では恋人として設定されていたようだしね。

5月19日 
 気象庁は梅雨とは認めない。どうも先人たちの功績に遠慮してか、
ガンとして周囲の意見を無視する傾向が昔からあるよね。でも天気
図を眺めると、どう考えても梅雨の図なんだなー。五月晴れという言
葉があるが、いったい今年は五月晴れが何日あるのでしょうかね?

5月18日 
 アルルカン3枚目のためのデモ音源づくりは、まだリズムのRec
段階でこの先が読めない状態。作詞、録音、採譜・・・すべてが同時
進行となる予定。間を縫ってサッカーのW杯があるのだから、ひたす
ら辛抱の、しかし充実した日々がこのまま夏の入りまで続くことだろう。

5月17日 
 サッカーW杯が近づいてくるにつけ、だんだんとあの最高潮へと・・・
熱気と興奮へと、その予備症候群が着々と胸で高まりつつある。勝負
の世界では、勝者は生きることの甘美を、敗者は生きることの辛酸を、
いずれにしても生きることそのものを味わえる、とても素晴らしい所だ。

5月16日 
 ジーコは現時点で考えうる日本最高のメンバーを選出した。裏を
返せばこの日本の布陣が打ち負かされるようであれば、それはもう
致し方のないこと。その時には豪にせよクロアチアにせよ敵ながら
あっぱれとしよう。普通に戦えば負けるはずがない相手なのだから。

5月15日  ”W杯日本代表選手決定”
 4年に1度のことながらこの日にはそれぞれのドラマがある。8年前の
三浦カズ、4年前の中村俊輔・・・そして今日、久保がその辛酸を舐め
る役目を担った。そう、オレの予想では久保だったが、その代わりに
滑りこみで巻が入った。もう迷いはない、世界へ向けて疾走するのみ!

5月14日 
 明日いよいよW杯の日本代表23人の顔ぶれが決まる。確定ライン
スレスレにいる選手は、運命の日を前にして恐らく眠れない夜となる
だろう。話題のフォワードは、高原・久保・玉田・柳沢・大黒の5人って
ところで行くんじゃないかというのがオレの予想。―・・・当たるカナ?

5月13日  ”踊れない”
 ジーコJAPANは本日スコットランドと対戦し、結果0-0の引き分けで
キリン杯最下位が決定した。点が入らなきゃオレは踊れない=欲求
不満がたまる。だが相手のあの戦術は何?ほとんど全員が守備だ。
W杯予選のあの状況を彷彿させた。それ位警戒されているってこと?

5月12日 
 すでにおとといのことになるが、西荻窪の"がざびぃ"にてひとり劇
二本立て『義経記2006/源朝・海尊』を観てきた。三味線の生演奏に
メンバーの潤之助が客演していたのだ。一人芝居っていうの、「よう
やる」ってつくづく感心してしまう。オレにはとうていマネできないね。

5月11日 
 リズム録りから徐々にデモ音源の録音にとりかかり始めている。マ
ルチ人間としての腕が鳴るというものだ。しかし、中間にW杯がから
んでくるためにひょっとしたらRecの進行にさしつかえがあるかも知れ
ない。いずれにしてもほどほどに軽快に、かつ着実にやっていくだけ。

5月9日 
 サッカー日本代表はいっつもW杯直前に負けるよね。今日も格下の
ブルガリアに1-2の敗北。確か4年前も直前のノルウェー戦で0-2と完
敗だった記憶。しかしまぁ要は本番で勝てばいいわけ。これから修復
していくという点では弱点が分かって、かえっていいという考えもある。

5月8日  ”衣替え”
 やや躊躇したものの、ストーブをしまった。案の定、明日は冷える
という。今年はやっぱり寒いね。そして、いよいよ待ちに待った録音
(以後すべてRecと記す)を開始しました〜。だいたい、7月上旬まで
には何とか目途をつけたい。その後本格的に3枚目にとりかかるぜ。

5月7日  ”あとは一直線”
 とうとうあの熱狂的な日々がやってくる。―・・・それはサッカーW杯!
その昔、日本代表がこの大会に出られるなんて、夢のまた夢だった。
だが今回で3大会連続の出場、しかもブラジルと対戦するなどという、
100年に1度くらいの、皆既日食よりも確立の低い試合が実現するっ。

5月6日 
 我々が陥りやすい最も誤った心境。それは「こんな時代ですからね」
―・・・人間て「自分の生きている今が最も暮らしづらい時代であり」って
いう錯覚に陥るもの。だが、その発言は本人のものさしの短さをモロに
露呈しているだけ。だって、戦時中より今のほうが悪い訳ないじゃん!

5月5日  ”民放はNHKより2年は遅れている”
 オレが亀田3兄弟のことを知ったのは3年前、長男・亀田興毅がまだ
16歳の時だった。NHKのサンデースポーツのコーナーで有働アナウン
サーのリポートから知った。この所ようやく民放も亀田のことを取材す
るようになった。遅い、遅すぎるっ。何てだらしない、無能な民放たち!

5月4日 
 近年、日本では多様化が進められた。メディアがそうさせたのである。
「日本人は単一趣向、単一主義。もっと個性を重視させなければなら
ない」というのだ。お陰で世間は多様化に向かった。しかしそれは同時
に複雑化も伴った。新情報をつかむには、常に勉強が必要となった。

5月3日 
 どっちが右やら左やら。もともとは保守派のことを「右」と称し、急
進派を「左」といったはず。ところが憲法第九条に関しては、右であ
るべき自民党が急進つまり変革路線をとり、左なはずの共産党が
保守つまり護憲の立場をとっている。この逆転現象は、どうなの?

5月2日 
 やっとのこと14曲目の歌詞が書けた。歌モノとしての楽曲では、
あと3曲が残されている。がしかし、そうかといってデモ音源の仕
上がりが遅れては後々のスケジュールに響くので、GW明けあた
りからいよいよ録音に手がけようかと思っている。待ってろよっ!

5月1日 
 昼間はずっとギターのリペア(修理)に取りくんでいた。コードの
差込口やボリュームのつまみの接触が悪くてノイズに悩まされて
いたのだ。プロにゆだねようかとも考えたが結局自分の手で直し
た。昔から、こういうトラブルは自己解決させるという習慣がある。



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