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第6回 硯展(中京大学Cスクエア)
11月26日(月)〜30日(金)
「萩原朔太郎 虚無の鴉より」
半切 タテ 3行 調和体
【釈文】我れはもと虚無の鴉 かの高き冬至の屋根に口を開けて 風見の如くに咆號せむ |
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第49回 玄武書道展(近鉄百貨店 天王寺本店 美術画廊)
11月21日(水)〜27日(火)
「種田山頭火のことば」
小品 調和体
【釈文】山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆふべもよろし
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第35回 読売書法展 中部展(ウインク愛知)
9月26日(水)〜30日(日)
「立原道造 田園詩」
2.6×6尺
ヨコ 7行 調和体 理事
【釈文】
小径が林のなかを行ったり来たりしてゐる 落葉を踏みながら暮れやすい一日を |
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第43回 晴嵐館師範選抜書展(名古屋市民ギャラリー栄)
9月11日(火)〜16日(日)
「氏v
小品 行書 委員出品 |
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第35回 中道書法展(名古屋市博物館)
8月22日(水)〜26日(日)
「中原中也の詩」
2×8尺 タテ 3行 調和体
【釈文】春は土と草とに新しい汗をかかせる その汗を乾かさうと、雲雀は空に隲る 瓦屋根 今朝不平がない 長い校舎から合唱は空にあがる |
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第68回 中日書道展(電気文化会館)
6月19日(火)〜24日(日)
「鮑溶詩」
二科寸 タテ 3行 行草書体 一科当番審査
【釈文】滿山雨色應難見 隔澗經聲又不聞 紫閣夜深多入定 石臺誰爲掃秋雲
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第46回 日本の書展 中部展(名古屋市博物館)
5月23日(水)〜27日(日)
「北大路魯山人の言葉」
半切 ヨコ 調和体 中部展招待出品
【釈文】人間というものが出来ていなく、てしかも作品だけが出来得るということは、ものの道理が許さないことである。
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第7回 轟友会書展(セントラルミュージアム銀座)
4月4日(水)〜8日(日)
「楊思聖詩」
4×6尺 聯 タテ各3行 行草書
【釈文】暮投黄牛宿 荒垣洩炊煙 樹柵防虎過 昏黒燈火連 旅食敢求餘 菽麥性所便 屋角枕巨壑 水石聲潺湲 勞生驚物役 憂心中夜煎 起坐當語誰 仗劍涙潸然
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第80回 謙慎書道展(東京都美術館)
3月17日(土)〜23日(金)
中部展(名古屋市博物館)
4月25日(水)〜30日(月・休)
「林常詩」
2×8尺 縦 3行 行草書体 常任理事
【釈文】三月雨多風滿天 湖中水高難繫船 大魚跳浪白如雪 好山隔岸青於煙 去官莫過彭澤縣 讀書擬上匡廬巓 人生百年苦行樂 帝郷遙遙心自憐
【制作意図】中国明時代の林常の七言律詩五十六文字を縦三行に仕上げた。林常は浙江省の人。詩の内容は、晩春になり揚子江の南、景勝の地、鄱陽湖を訪れた。雨風の多い日が続く。波が高く船があやつりにくい。この湖の別名は古く彭澤といい、かの詩人陶淵明が知事をした所である。官をやめたのちは風光明媚な地を訪ね、人生を楽しみたい。行草書の表現の醍醐味は、文字の大小、緩急の変化である。線と線の呼応を楽しみながら筆を運んだ。 |
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平成29年度 中京大学文学部書道 卒業展(名古屋市博物館)
1月11日(水)〜15日(日)
「北大路魯山人の言葉 山鳥のように」
半切3分の1 ヨコ 調和体 賛助出品
【釈文】山鳥のように素直でありたい。太陽が上って目覚め、日が沈んで眠る山鳥のように。 |