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第18回 中道書法展(名古屋市博物館)
12月18日(火)〜24日(月)
「孟子の語」
2.6尺×6尺 タテ 3行 調和体
【釈文】天下の英才を得て之を教育するは三の楽なり。 |
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第33回 日展(東京都美術館)11月2日(金)〜24日(土)(愛知県美術館)2002年1月23日(水)〜2月17日(日)
「蘇東坡詩 儋(タン)耳」
2尺×8尺 タテ 3行 行草書体 会友 入選17回目
【釈文】霹靂收威暮雨開、獨憑闌檻倚崔嵬。垂天雌霓雲端下、快意雄風海上來
。野老已歌豐歳語、除書欲放逐臣囘。殘年飽飯東坡老、一壑能專萬事灰。
【私の作品】儋耳は中国海南島の儋州のこと。蘇東坡晩年の詩である。清貧の隠者、陶淵明を理想とし、都からはるか遠く離れた南国の渓山に隠居し、却って浩然の気を養うことができた。こののち徽宗が即位し、再び召し返されることにはなるのだが。(中日新聞に掲載)
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第30回 江南市美術展(江南市民文化会館)
11月1日(木)〜4日(日)
「孟浩然詩」
半切 タテ 3行 行草書体 委員出品
【釈文】山頭禪室挂僧衣
、窓外無人谿鳥飛。黄昏半在下山路、却聽泉聲連翠微。 |
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第34回 彩雲社書展(愛知県美術館)
9月18日(火)〜24日(月)
「蘇東坡詩」
5尺×5尺 角 6行 楷書体
【釈文】白衣送酒舞淵明、急掃風軒洗破觥。 豈意青州六從事、化爲烏有一先生。空煩左手持新蟹、漫繞東籬嗅落英。南海使君今北海
、 定分百榼餉春耕。
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第18回 読売書法展 中部展(愛知県美術館)
9月4日(火)〜9日(日)
「『碧巌録』の語」
2.6尺×6尺 タテ 3行 調和体 理事
【釈文】禅に安んずるは必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら凉し |

第51回 中日書道展 大作書展(愛知県美術館)
6月13日(水)〜17日(日)
「書譜の一節」
10尺×5尺 ヨコ 10行 草書体 1科審査会員
【釈文】(省略) |
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第8回 槙社文会展(池袋サンシャイン)
5月22日(火)〜27日(日)
「臨王献之先夜帖」
3尺×8尺 タテ 3行 草書体
【釈文】得書爲慰、吾先夜、遂大得服湯酒、諸治漸折、故頓極難勞、知足下便去、不得面別、悵恨深、保愛。 |
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彩雲社選抜小品展(中日ギャラリー 名古屋 栄)
4月10日(火)〜16日(日)
「玲瓏」
半切3分の1 タテ 2字 隷書体
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第63回 謙慎書道展(東京都美術館 愛知県美術館)
「臨王羲之轉佳帖」
3尺×8尺 タテ 4行 草書体 常任理事
【釈文】君頃就轉佳不、僕自秋便不佳、今故不善差、頃還少噉脯、又時噉麵、亦不以爲佳、亦自勞弊、散係轉久、此亦難以求泰、不去人閨A而欲求分外、此或速弊、皆如君言。
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第29回 日本の書展 中部展(愛知県美術館)
「達」
3尺×3尺 角 一字書 中部展招待出品 |
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第32回 日展(東京都美術館 愛知県美術館)
「蘇東坡詩」
2.6尺×6尺 タテ 5行 行草書体 会友 入選16回目
【釈文】(省略)
【私の作品】海を眺める。星空を見上げる。朝日を見る。雄大な自然のいとなみを見るたびに感動する。そんなことを思いながら、筆を走らせる。書という自由な空間に身を寄せる幸せを感ずる瞬間である。いつもより字数が多いが、その分落ち着いて書いたつもりである。(1月21日 中日新聞に掲載) |