作品2003

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2003年の作品

	第２０回　中道書法展（名古屋市博物館）１２月１６日（火）～２１日（日）「蘇東坡詩」２.６尺×６尺　タテ　３行　行草書体【釈文】東風嫋嫋泛崇光　香霧空濛月轉廊　只恐夜深花睡去　故燒高燭照紅妝
	第３５回　日展（東京都美術館）１１月２日（日）～２４日（月）　（愛知県美術館）２００４年１月２１日（水）～２月１５日（日）「蘇東坡詩」２×８尺　タテ　３行　行書体　会友　入選１９回目【釈文】夢裏青春可得追　欲將詩句絆餘暉　酒闌病客惟思睡　蜜熟黄蜂亦懶飛　芍薬櫻桃倶掃地　鬢絲禪榻兩忘機　憑君借取法界觀　一洗人閒萬事非【私の作品】「春を送る」という題の詩である。季節の春は毎年やって来るが、青春は戻らない。世事を忘れて書作に没頭することが一番である。
	第３２回　江南市美術展（江南市民文化会館）１０月３１日（金）～１１月３日（月）　委員出品｢麗」小品　タテ　一字書
	第３６回　彩雲社書展（愛知県美術館）・高木桑風遺墨展９月１７日（水）～２１日（日）
	第２０回　読売書法展　中部展（愛知県美術館）９月２日（火）～７日（日）「蘇東坡詩」２×８尺　タテ　３行　行草書体　理事【釈文】露下天高秋氣清　空山獨夜旅魂驚　疎燈自照孤帆宿　新月猶懸雙杵鳴　南菊再逢人臥病　北書不至雁無情　歩檐倚杖看牛斗　銀漢遙應接鳳城
第５３回　中日書道展（愛知県美術館）６月１１日（水）～１５日（日）「不載一物」２科サイズ　ヨコ　４字　行草書体　１科審査会員
	第１０回　槙社文会展（池袋サンシャイン）５月２０日（火）～２５日（日）「杜甫詩　柳邊」３尺×８尺　タテ　３行　行草書体【釈文】只道梅花發　那知柳亦新　枝枝總到地　葉葉自開春　紫燕時翻翼　黄鸝不露身　漢南應老盡　灞上遠愁人
第６５回　謙慎書道展（東京都美術館）２月２８日～３月５日中部展（愛知県美術館）３月２５日～３０日「臨何紹基詩稿」５尺×５尺　角　６行　行草書体　常任理事【釈文】大開書局在鈴轅　賢士翩然共討論　汲古有源經緯出　愛才無底性情尊　華星春引太湖路　積雪夜明多桂軒　樽酒勾留兩儒宿　諏稽地志与天元
第３１回　日本の書展　中部展（愛知県美術館）２月１８日（火）～２３日（日）「故郷の空」半切　ヨコ　調和体　中部展招待出品【釈文】夕空はれて秋かぜ吹き　月かげ落ちて鈴虫なく　おもえば遠し故郷の空　ああわが父母いかにおわす　すみゆく水に秋萩たれ　玉なす露はすすきに満つ　おもえば似たり故郷の野辺　ああわが兄弟たれと遊ぶ
平成１４年度　中京大学文学部国文学科　卒業展（愛知県美術館）１月７日（火）～１３日（月）「高村光太郎　書について」３×８尺　ヨコ　１２行　調和体　賛助出品【釈文】この頃は書道がひどく流行して来て、世の中に悪筆が横行してゐる。なまじっか習った能書風な無性格の書や、擬態の書や、逆にわざわざ稚拙をたくんだ、ずるいとぼけた書などが随分目につく。