きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)


1 2016年07月01日(金)

ムスコは「まぶしい」と「すずしい」という単語を覚えたものの、 それぞれの意味が逆になっているらしい。 日中に 建物から出たところで「すずしい」、 エアコンの吹き出し口からの風に当たるところで「まぶしい」。

キックスケーターでムスコと出発。 ムスコが「でんしゃー」と言う。 どうも電車に乗るということではなく、 キックスケーターで滑走することを「でんしゃ」と呼んでいるようだ。

ムスコは今日はなんか元気がない感じ。 数日ぶりに高い高いをした。

ヨットの会計回りの雑務。

かなり鮮かな色の血を伴う便。 痛みはない。 不安なので病院に行った。 消化器の上流だと黒っぽくなるらしいので、肛門に近いあたりが疑われる。 触診してもらったが、痔はあるものの腫瘍っぽいものは見つからず。 血もあまりなかったらしい。 そういえば便の先に出るあたりに血が多く付着していて、 後の方にはあまり付着していなかった。 排便間隔の間にじわじわ出血して、それが排便で掃除されるような形なのかもしれない。 ともあれ、今日は消化器の専門医がお休みで一般内科の先生に診てもらったので、 一度消化器の専門医に見てもらうことになった。

メダカ捕獲。 手製の網で頑張ったがほとんど獲れず、 結局水差しポットで全力でバチャッと水ごと汲むのが成功率が高かった。

計算支援プログラムを使える状態まで持っていって、 次の計算を投げるところまでできた。

職場のプール開き。


2 2016年07月02日(土)

カミサン出勤。 ムスメは学校。 ムスコが発熱。

サイエンスショーに行く予定だったが、ムスコの体調では無理。

義父母が来たが、 ムスコは出られず。 カミサンとムスメがピアノ発表会用の衣装を買いに行った。 ムスメはそのまま義父母の家に泊まることになったらしい。 ムスコが 40度。 カミサンによれば、40度といってもスヤスヤ寝ているので そこまで心配しなくても良いらしい。 起きたタイミングで座薬と水分補給、という指示通りに。

一太郎クソだな。 PDF 保存するときにアクティブなタブのみしか保存できず、 それぞれ個別のファイルにしなければならない。 しかも自動で準備されるファイル名にタブ名が含まれない。 あれは滅んで当然だ。


3 2016年07月03日(日)

ムスコとカミサンと一日中家で過ごす。

夕方、ムスメが義父母に送られてきた。 ムスコも一緒に出迎えた。 ムスコにとっては今日初めての外なので、テンション上がってしまっていた。 まだ薬で抑えてるだけなんだけどな。

カミサンは我慢強い。 それ自体は美徳だが、他人に対しても我慢を強要する嫌いがある。


4 2016年07月04日(月)

病院の予約が 9:00 にあり、ちょっと早めだがせっかくなのでムスメと一緒に家を出た。 ムスメと別れる前の路上で低学年の女児が泣いていた。 どうも「地下道を通るのが嫌」と言って、お姉ちゃんに引っ張られてこけたらしい。 かなり激しく泣いているのでとりあえずムスメを先に行かせて、その子を宥めた。 たまたま通りがかった高学年の女の子も心配そうに見て、手を繋いでやってくれた。 お姉ちゃんやその子たちも遅刻してしまうよ、と言ったら、 少し行く気になってくれたようだ。

自分の医療という物をしっかり確立している人のうち、 それから外れるものを認めにくい人もいるのだろう。 歯科を含む医師は、患者さんが外部にセカンドオピニオンを求めることもあると思う。 そういう時に、快く送り出してあげた方が、結果的に医院経営を健全にするような気がする。


5 2016年07月05日(火)

Chromium-browser の起動時のウィンドウサイズ制御は --window-size=100,100 オプションみたいなのでいけた。 新しいバージョンにアップデートせんとできなかった。

Linux で たまにマウスカーソルが動かなくなる。 どうも Chrome が原因のようだ。 Chrome で Youtube を再生するとほぼ確実におこる。 java で 数式処理したページをリロードしたりしても起こるし、 負荷がかかるとやばいらしい。

病院で内視鏡検査。 腸内洗浄液が不味い。 最初の一杯をムスコを送る直前に飲み、 あとは帰宅してからダラダラ飲み続ける。 屁だと思ったら……以下略。

「肛門の入口で」と言った患者に、医師が「これは出口です」と答えるジョークがあったが、 私を診てくれたお医者さんは大腸から小腸に入るところで「小腸の入口」と言った。 大腸はチューブなので、内側から検査するときには中に空気を送り込み隙間をあけて 内視鏡を進める。 検査の後おならとしてガスが抜けていくのを待つことになるのだが、 ガスが抜けず腹が張って苦しい。 ガスを抜くためにトイレに篭る。 ちょっと動いた方が良いだろうと思い付き、腰回りが動くツイスト運動を含めた 不思議な踊りをトイレ個室で踊る。

言葉の順序を逆にする発想。 『ピンクダークの少年』は、普通の発想なら『ダークピンクの少年』とするだろう。 『天使な小生意気』は、普通の発想なら『小生意気な天使』とするだろう。


6 2016年07月06日(水)

ムスメが医者になりたいという。 お金が稼げるかららしい。 まあお金は大事だけど、お金だけが大事じゃないので、もうちょっと考えてみさせたい。

ムスコが体調を崩しかけ。 咳が出てあまり眠れていないらしい。 無理すれば保育園に行けなくもないが、 ここで無理したらまた発熱して休まなならんようになりそう、というカミサンの判断。 今日の私は明日までの仕事はあるものの、 人との予定のある仕事がなかったので休むことにした。

明日までの仕事というのは、勉強会の下準備。 私が担当なので無様なところは見せられない。 ムスコを見ながら寝たり、勉強したり。 昼前にムスコがポテンと寝た。 此奴は眠くなったら勝手に寝るのが助かる。

仕事が終わったのが 27:00。 ねむい。


7 2016年07月07日(木)

会議、ミーティング、勉強会。


8 2016年07月08日(金)

プールで泳いだ。 クイックターンは、体をぐいっと曲げるときに息が一気に出てしまいやすい。 呼気に気をつけた曲げ方を意識したい。 また、ターン中にドルフィンキックで推進するのを忘れてた。 クイックターンで水中で前転すると同時に捻るのはかなり難しい。 前転だけして足を壁につけた状態で体を捻りつつ壁を蹴るのが良い。 沈むキックと、浮くキックを再確認。

FLUENT の勉強は延期。

生協のビアパーティ。


9 2016年07月09日(土)

ムスコ 3歳の誕生日。

カミサンが宇都宮の餃子を買ってきたらしい。
私「9回ウラ2アウトランナーなしの攻撃やな」。
カミサン「?」。
私「うつのみや!」

面倒な三角関数の積分をなんとかしたい。 数式処理でぐぐって maxima というのを見つけた。 すごい。


10 2016年07月10日(日)

ムスメが夏に行くキャンプの説明会に、カミサンとムスメが出席。 私とムスコも一緒に出て大阪城公園を散歩。

キックスケーターに乗ったムスコが「もって」と言う。 二人乗りしてくれ、という意味。 これをさせてくれるようになったので随分ラクになった。 今日はハンドル位置を上げても文句を言わないでいてくれた。 腰に優しい姿勢でキックできる。

ムスコの意図と違う方向に進み始めると、ムスコが「あー」とか「うー」とか唸る。 よく注意すれば、右手の人差し指がわずかに行きたい方向を指していることもある。 ムスコはどういうわけか大阪城から離れようと方向を差す。 なんとか矯正しながら、 森ノ宮駅から府庁前を通って京橋駅まで(大阪城公園の外周を時計周りに、5時から1時の位置)。 京橋では京阪電車が見えて、「でんしゃー」と喜んでいた。 京橋口から道路と堀を一跨ぎする橋で公園内に入り、天守閣まで攻め登り、 また6時の位置あたりまで戻った。

12:00 に説明会の終わったカミサンたちと合流し、公園内でお弁当。 韓国のテレビ局が来ていて、 なんかムスメがキックスケーターで滑走するのを撮りたいと言ってきたので、 ええですよ、ということで。

ムスコはペットボトルの蓋を自分で「あけたい」と言う。 買いたてとか大人がキチッと締めた蓋は開けられないので、一度ゆるめたものを渡す。 飲んだ後、締めるのも自分でやりたがる。

ムスメとカミサンは午後も浜学園の公開テストに行くので、そこでまた彼女らと別れた。 「電車に乗ろう」とムスコに呼び掛けて帰途に就く。 途中、ムスコが「にかい」と言ったので、 キッズルームで1時間ほど遊んでから帰宅。 シャワー、洗濯物、弁当箱洗いを済ませた。

ドドドドドと走り去り、 ドドドドドと走り来るムスコの手に布巾。 見回せば、零したヨーグルトで机がベタベタ。 ムスコは自分で拭こうとしてくれる。 これはいいのだが、「こぼしたー」とか言ってくれよー。

私としては、子供には公立中学校から府立高校にすすんで欲しいと思っている。 大阪は公立高校が良く、特に私の出身高校はそこそこいいところなので行って欲しいが、 どうなんだろうな。 私の運が良かっただけというのもあり得て、私の進路がムスメに最適とも限らない。 カミサンはムスメに中学受験の必要性を刷り込んでいる。 中学受験って、中高一貫を狙うつもりなんだろうか。 まあそれはそれでいいけれど。


11 2016年07月11日(月)

米を炊き忘れていたので、担々麺。


12 2016年07月12日(火)

イベントに申し込みした人に「2人分だったか?」と確認したら、 一人分の申請書の転送があった。 これは1人分という意味か、と問い合わせたら返事なし。 この場合、1人と判断するのが妥当だろう。

LDAP ではまった。 何で apt-get でインストールしたときに聞かれたパスワードで設定できねえんだよ。


13 2016年07月13日(水)

私は、いかなるスキルであっても下手よりも上手である方が良いと思う。 ピアノの演奏能力にしても、誰であっても、低いよりは高いにこしたことはない。 収入能力がないよりある方が良く、それは高い方が好ましい。 それは父親であっても母親であっても同じだ。 教育期間を終えたのであれば、子供も同様だ。 父親よりも母親が、それよりも子供が高くても何の問題もないと思う。 親の収入能力が低い、というのならそれは問題だが、 高くあることを押さえつける立場は気持ち悪い。

父親が育児上手であるべきではない、という意見を聞いた。 どうなんだろうな。 父親が育児上手だから育児を任せられる部分があるのだろうに。 それを問題視するのならば、父親が育児に参加しないように、 仕事をせず外出せず、保育園・幼稚園へのお送りお迎えも全部した上で言うべきだろう。 その上で、「お父さんは育児もしない」という愚痴を言わず、 「育児をしないように母親の私が頼んでいる」と四方八方に下手から言わなければならない。 そんな面倒で殊勝なことを言って実現している人がいないとは言わないが、 ごく僅かにしかおるまい。 それよりは両親がお互いに協力して各々のスキルを持ち寄って家事・育児をこなす方が よほど健全だと思う。 父親だって子供と関わって、子供の成長に協力し、 成長する様を見守りたいと思う人も多かろう。

その人とは育児の定義が違うのかもな。 私にとって育児とは、子供と生活する上で必要な作業から 自分一人が生活する上で必要なことを差し引いた部分を指す。 カミサンの出勤中に子供の世話をすることも当然含まれるが、 保育園のお送りお迎えも指す。 食事の準備で子供の食べる分を作るならそれは育児成分が含まれている。 掃除は子供がいなくてもするものだが、 子供のために頻度を上げるのならそれにも育児成分が含まれている。

ルートパスワードを準備せずに、 sudo することにした。 ずっと root でいたいときには sudo su で事足りる。

少子化というのは夫婦が子供を作らなくなったから。 何故子供を作らなくなったかというと、 血筋や社会が滅びるという危機感が減ったからじゃないかな。 栄養や医療が不足しがちな時代なら、 子供が大きく育たない可能性も考慮して多産に向かうだろう。 個人の血が残せないということとともに、 社会の存続もある。 十戸程度の村ならば、子供の1人の重みがあり、 村が滅びるという危機感も切実に感じるだろう。 現在 人口の大半は都市部に住んでおり、 自分が子供を為さなくても町が滅びるということは考え難い。 昔に比べて社会が広がったから、というのが一因かもしれんなあ、と思った。

Ubuntu で apt-get から LDAP を入れてみたが、上手くいかない。 パスワードまわりがおかしいのと、 設定が slapd.conf から slapd.d/ 以下のディレクトリ管理になったのがどうも こなれてない印象。 そこでソースからいれてみたところ、一日の作業で半自動化まで済ませられた。 この結果、DNS, LDAP, NTP 共通サーバである FreeBSD を置き換えることができた。 ちょっと前に QNAP によって FreeBSD の NFS サーバも置き換えられたこともあり、 研究室から FreeBSD マシンが駆逐されることになった。 まあ備えのために暫く稼動はさせておくんだけど、たぶん一年以内に退役する。

計算機構築作業を自動化するのに Chef という仕組みがある。 Ruby で作られたプログラムで、私の目的にも一致している。 少し調べてみたものの、結局採用しなかった。

Chef の考え方で面白かったのは、冪等性という概念。 操作を繰り返したとしても、状態が一定に保たれるということ。 冪乗の羃が「繰り返す」という意味で、それでも等しいという意味。 たとえば x=0 が初期値だとして、これを 1 にしたいとする。 このとき、操作として x=x+1 として定義すると、 2回操作を繰り返すと xの値は 2 となる。 操作として x=1 として定義すると、 何回操作を繰り返しても xの値は 1 で保たれる。 設定ファイルを書き換える場合には、 sed などで書き換えることは羃等性を崩しやすい。 別のファイルを用意しておいて差し替えると、羃等性が保たれる。

計算機セットアップスクリプトの類はたぶん価値があるから、公開すべきだと思う。 でもそのためには外に出して問題ない情報であるかを確認しないといけないので面倒。


14 2016年07月14日(木)

Let it go を歌いながら登園。 ムスコも歌ってくれる部分が増えてきた。

カミサンを見てると、並列的・逐次的に与えられた情報を処理する能力が高いんだなあ、 と思う。

LDAP サーバのホスト自身を LDAP クライアントにあっさりとできた。 数年前に FreeBSD でやったときはできなかったのだが、 あれはたぶん FreeBSD でのクライアント設定に失敗しただけなんだろうな。

最近新しく作った計算機のマスター HDD をコピーして作った計算機で gridengine の sge_execd が立ち上がらない。 作り直してみるか……。


15 2016年07月15日(金)

synergy-1.8.1 へのアップグレード。 SSL 通信も、コンパイルなしで設定できるようになった。 1.7.6 になった時点でのバグフィクスに以下があり、 私の環境で頻発していたトラブルが改善されるかもしれない。

Bug #5041 - Copying from the Chrome web browser doesn't work
Bug #4735 - Clipboard doesn't work from client to server
Bug #4353 - Large clipboard causes crash

近所の小学校3つとも、隣接して公園がある。 都市の設計として配慮されているっぽい。

なぜか GridEngine の計算ホストデーモンが走らない理由は、 マスターホストの設定が欠落していたからだった。 これを解決して計算機構築が一段落する見込みがついた。 あとは計算機 HDD の作成でこれは来週に積み残したが、たぶん1〜2時間程度で済むだろう。


16 2016年07月16日(土)

布団太鼓、という地域の祭に子供2人を参加させた。 まず幼児の部に参加するムスコが神輿を引いてブロックを2周まわる。 私はムスコから離れられないのでムスコと一緒に回った。 最初はムスメも一緒に回ったが、ちょっと退屈そうで、 1周目が終わったところで友達を見つけて校庭で遊びに行った。 ムスコの巡回2周が終わったところで小学生の部のムスメの出番だが、 神輿の出発を待たずにムスコが外に出たがった。 ムスメにはすまんが外に出て、散歩がてら帰途に就く。 ムスメの写真はママ友さんが撮ってくれた。

ムスコとの昼食後、ムスコが「っち」と言った。 「ちっち(しっこ)かい?でもさっきやっただろう?」と尋ね、 「ひょっとしたらうんちかい?やってみる?」と問うてみた。 ムスコがやってみて、成功した。 やったぜ。

カミサンが帰宅し、ムスコをカミサンに任せてムスメのお迎えに行く。 巡行が1時間ほど長引き、解散が 17:00 くらいになった。 ムスメはまだ遊び足らないようで、校庭で遊びまくった。 特に竹馬を頑張って 10歩進めた。

ムスメが「おとうさんのにっこりえがおの方が好き」と言った。 でもどこかに行くときは必ずかあちを選ぶ。 うん、分かってるよ。


17 2016年07月17日(日)

10時間睡眠。 昨日の昼寝2時間を含めて12時間くらい寝ている。 日頃の睡眠不足をかなりカバー。

午前、家族全員とママ友さんと子供とで小学校のお祭に行く。 いつものように私はムスコのマーク。

午後にそのままのメンバーで大阪市立交響楽団のコンサート。 いつものようにすぐに退出するムスコを追って私も出たので、私はほとんど聞けず。

「おとうさんは、どうして働いたら働いた分だけお金になる仕事をしなかったの?」 とムスメに訊かれた。 私の職業選択はかなり特殊なので、今あまり詳しいことを言うべきでもなかろう。 とりあえず、「働いたら働いた分だけお金になるということは、 働いても働いてもお金にならないリスクもある」と言ってみた。

お金はあまり重視してなかったな。 医師になりたいとも思わなかった。 そういや高校の頃に思っていたのは、 「社会を維持する仕事ではなく、社会を進める仕事をしたい」だった。 たとえば警官や教師というのは前者であり、 何かを作る仕事というのは後者であると思っていた。 勿論前者も大事な仕事であることは分かっているが、 自分がやりたいことは後者であると。 この辺も言ってみたら良かったかな。


18 2016年07月18日(月)

8時間睡眠。

六甲山牧場というレジャー施設に職場の福利厚生の券で行けるという事を カミサンが見つけてくれた。 ということで家族でゴー。

阪急六甲から摩耶ロープウェイ下までのバス道が、 京都の白川通りに似ているとカミサンが言った。 なるほど、山の麓のラインに沿った道の雰囲気かな。 箕面の山麓通りも似た印象がある。

入ってすぐ、羊がうろついていたのでムスメとそれを撫でてみた。 羊がむしゃむしゃ草くってるのを見るだけでも何か癒される。 しかし、羊って毛皮で覆われていて暑そうだなあ。 羊は放し飼いになっていたが、 牛や馬は柵に囲まれた場所でキチンと管理されていた。 こいつらは蹴る危険があるからだろう。

いつものようにムスコが単独行動したがるので、私がそれについた。 ベランダみたいになったところで山に向かってヤッホーと叫んでみたら、 ムスコが真似して「やっほー、やっほー」と嬉しそうに叫んでいた。

手を繋いでくれたら触覚で感知できるので視界は自由になる。 しかしムスコは手を繋いでくれないので、 常に視界の中に入れておかないといけない。 ムスメが3歳だったころよりも大変。

暑い日の外出では私はよく粉ポカリを溶いて持ち歩き、子供に飲ませている。 ジュースも結構買っている。 お茶よりも甘い方が飲みたがるので、脱水や熱中症になりにくいと思っている。 たぶんだけど、私が子供の頃に親に飲ませてもらったよりも甘い飲み物をよく飲ませている んじゃないかな。 私の親が子供の頃はジュースを飲むという習慣はなかったと思う。 しかし年とともにジュースを飲むことも増えたので 自分が子供の頃と今の中間くらいに飲ませていたのかもしれない。 私は今ほどではないとはいえ、たまには飲ませてもらえた。 それで抵抗がなくなり、親よりはよく飲ませていると言えるかもしれない。 親のバランス感覚で子供にさせる事が決まる。 漫画やテレビゲームもそういう感じなんだろうな。


19 2016年07月19日(火)

2時間くらいで目が覚めてしまったので、 クレジットカードの明細確認などの雑務を処理。

ソフトバンクでは、携帯の使用に応じて T ポイントがつくが、 以前独自で運用していた Softbank ポイントから切り替えが進められている。 今月で失効する T ポイント連携前の Softbank ポイントが300円分くらいあるのだが、 Softbank のウェブサイトはどちらも「ポイント」としか書かずに紛らわしく、 旧来の Softbank ポイントを辿って情報を辿っていったとしてもいつのまにか 新しい T-ポイントに誘導されていて結局使えない。 このポイントを使わせる気がないんだな、ということで一噌清々しい。 まあポイントの価値は300円程度で使いたいサービスもないから別いいけど、 ただ好かん。 元々ソフトバンクは特に好きなキャリアという訳ではない。 学生時代に選んだ J-phone が vodafone、そしてソフトバンクに変わっただけのことだ。 次に買い替えるときにはカミサンと同じキャリアにしたいという動機もあるので、 ドコモにする。

FF6 の『仲間を求めて』を着信音にしている。 飲み会でたまたまかかった。「FF6 でしたっけ、名曲ですよね」といってくれる人がいた。


20 2016年07月20日(水)

ムスメ7歳の誕生日。 元気に育ってくれてありがとう。

便所故障。 上部の手洗いに水が流れず、 内部でも水が貯まらない。 どうも、フロートに接続されたレバーと、その直下の弁が効いてない感じ。 交換部品が必要っぽいので、私の手には負えない。 業者に修理に来てもらった。

給水タンクのドロドロは薬剤のためで、 便器内部の流水管も同じドロドロが蓄積しつつあると考えるべきらしい。 便器の寿命を縮めるから薬剤は使用しない方がいいらしい。 でもまあカミサンが使いたいなら仕方ないよな。 便器交換のコストよりも、日々の清掃のコストを優先する、というのはありうる考え方だ。

修理が 16:00 ころに終わった。 このあと出勤と考えていたが、 ムスメがピアノに行くということで 取り止めてムスコの世話をすることにした。


21 2016年07月21日(木)

ムスメ夏休みで、6:30 からラジオ体操。 曲を聞けば体の動きを思い出す。 ある意味、中国拳法の套路(とうろ)に近いよな。 逆に、中国拳法の套路でも音楽に合わせてやったら覚えやすいかもしれない。 でもあれは門外不出の秘密主義的側面があるから、音出してやるわけにはいかんか。

ムスメが小学校のプール開放に行くまでの空き時間に、一輪車に乗りたいと言った。 30分くらいなら時間が取れるので行ってやった。 公園までは一輪車に乗ったが、 そこからずっとブランコこいでいた。

同じ一年生の女児が一人で遊びに来ていた。 よく喋る子で、ムスメとも顔見知りらしい。

いつものように、ムスコを送って出勤。


22 2016年07月22日(金)

仮説、モデル化、数式がバチッと決まった。 論文のストーリーが見えた。

3:30 ころまで眠れず。 6:10 に起きて、ラジオ体操。

キックスケーターすごいわ。 自転車ほどの安定性と速度はないが、 ムスコを乗せるのがラクで電車にも持ち込める。 ムスコとの行動にこれ以上のものはない。 贈って頂かなければ買うという選択肢を思い付きもしなかっただろう。 義父母に本当に感謝だ。

ポケモンGO すごいな。 学生達がみんなやってる。

時間が足りない。 ゴンゴン研究したい。


23 2016年07月23日(土)

ムスコが 5:30 頃に起こしに来た。 日頃の睡眠不足がきついので、牛乳を飲ませて、ピタゴラ装置を流して寝させてもらった。 カミサンによれば、昨夜 22:00 に寝たあと 2:00 に起きて動き出し、 さすがにカミサンが 5:00 頃にへばって寝たあと、ということらしい。

ラジオ体操に行くために、6:00 過ぎに起きた。 ムスコも行きたいと言っていたようだが、 いざ出発する段になって行く気がなくなったようで、ムスメと出発。 公園に着いたころにカミサンとムスコがやってきて、 やっぱりお姉ちゃんと行きたくなったらしい。 ムスコにも出席カードを貰った。

ムスコはさすがに 9:30 ころから爆睡。 14:30 ころまで眠りこけていた。 その間にムスメが英語塾に行く。 ムスメには一人で行き来して欲しかったんだけど、 一人で行けないと言うので仕方なく熟睡中のムスコを家に残して行った。 10分ほどだが、無事に済んだ。

ムスメは塾のインターホンを鳴らすのに躊躇いがあったようだが、 これも慣れだろう。 次回からは一人で行けることを期待したい。 帰る方はできるよ、と豪語していた。 ムスメに塾自体を忌避する気持ちがあるのかもしれんな。

タコ焼き。 3バッチ目でタコ焼き器が壊れた。 見た感じ、温度調節機能付き電源コード側の断線か何かかな。 テスターがあれば箇所の特定ができ、修理もできようが手元になかったので能わず。


24 2016年07月24日(日)

義父母がやってきて、ムスメを文楽に連れていってくれた。 その間、カミサンとムスコと私とでタコヤキ器を買いに行った。 時間調整にラウンドワンでムスコのボウリング初体験。

昼食はカミサンが予約していた「ざうお」という店。 店内に大きな生け簀があり、そこに竿で釣り糸を垂れながら食い、 釣れたらそれを調理してもらって食う、という店。 鯛が釣れない。 ムスメと義母がアジを釣ったりして喜んでいた。

人間の生活圏にいる魚は、釣りによる淘汰が進んでいると思う。 昔は馬鹿な魚も多かったろうが、容易く釣られる魚から捕食されていき、 釣られ難い魚が子孫を残す。 『バビロンまで何マイル?』だったかな、 恐竜時代の魚を糸を足らすだけで釣れたという描写があったが、 その通りだったかもしれない。 糸だけで釣れなくなったら釣り針をつけ、 それで釣れる魚がいなくなったらさらに道具の工夫を進める。 人類は数千年以上、ひょっとしたら万年単位で釣りをしているはずで、 魚にとってもそのくらいのオーダーの世代が重なっている。


25 2016年07月25日(月)

ラジオ体操5日目。 明日で折り返し。

私はチョコレートが好きだが、チョコレート系のお菓子は自作できないので買うしかない さて食パンをトーストしてチョコクリームを塗ると、 チョコレート分が安価に補給できるのではなかろうか。 やってみたら、悪くない。 食パン6枚切り 150円、クリーム 300円で30枚分くらい。 コスパ良好。


26 2016年07月26日(火)

大阪にいると東京都知事選は対岸の火事のようだが、鳥越氏の報道が楽しい。 鳩山首相時代のような政治ショー感がある。 あれより良いのは、東京都のことは私には直接は関係がなく、 また当選しなければ社会としても実害がなく心の底から楽しめるので良い。

雨。 ラジオ体操はまあ休みだろうと判断してまた寝る。 8:00頃に起きてみたら、ムスメ発熱。 ラジオ体操休んで正解だったな。

ムスメは浜学園の講習に行く予定で、 児童保育サービスの方に連れていってもらう手筈だったが、 いずれもキャンセル。 その筈が、浜学園にやっぱり行かせることになった。 カミサンは出勤なので、私が連れていかざるを得ない。

仕事を頑張るというが、このようにして時間が失われていくのもまた事実。 まあ自由になる時間の内側で頑張る、ということだ。

塾では参観のように、ムスメの授業を聞くことができた。 序数の演算をやっていた。

「ノートに書けた人は手を挙げてください」と先生が言っても、 すぐに手を挙げるのではなく、 周りの子供の行動を見てから反応しているようだ。

明らかにムスメに分かる程度の問題でも、挙手しない。 学校では手を挙げられているというが、うーむ。 手を挙げることに慣れさせた方がいいのかな。 家でのドリル説明とかに、分かったら手を挙げてください、とやってみるか。

数の並びのパターンの発見がテーマの課題で、数列という言葉を使っていた。

それぞれ、

これらの言葉自体は高校で習う程度だから、教育段階としてはまだ不要だと思う。 だけど、概念を言葉にすることは情報の整理のために有効だ。

いわゆる三流大学で勤めるとしても、その労働は尊いものだ。 社会的な意義と受験生の偏差値は必ずしも一致しない。 勤めている組織で人間の本質が変わるわけではない。 ただ、その組織が奉仕したいものかどうか、という問題は当然ある。

カミサンは基本髪の色を抜いている。 「黒髪だと老けてみえるからなあ」とカミサン、 「そんなことないよ!年相応だよ!」と私。

悪人の統べる都市の治安が悪いとは限らない。 逆もまた然り。


27 2016年07月27日(水)

ムスメ、初めての留守番。 もう熱は引いているので、寝るだけの簡単なお仕事の筈。 私がムスコを送り、銀行で用事を済ませた後にちょっと家に寄ってみたが平気そうだった。

春秋時代の秦が成長したのは商鞅の政策によって法治主義を取り入れたのが 要因の一つと聞く。 それまでの国では法ではなく人によって治められ、裁かれていたということだ。 横山光輝の三国志でも 「そのような小さな罪まで孔明殿が裁くのか」と言い、 司馬仲達が命数を量る場面があったが、 これも当時の裁判が基本的にトップの人間のその場の判断で決まるということを 示しているのだろう。 法によって裁くようになることでトップの人間の負荷が減り、 また法の下での均質平等な裁定が可能になった。 トップからすれば、裁判の委託・自動化が可能になったと見ることができる。 さてこの法という道具および運用する裁判官という構図は、 プログラムおよびコンピュータの構図と相似であろう。 人類社会の次の段階として、AI に裁判させるように進んでもいいんじゃないかな。 裁判にかかる金銭的・時間的コストが激減するだろう。 AI の裁定はおかしなことになるかもしれない、という意見もあるだろうが、 現在の人間の裁判官による裁判でも判決に首を傾げるものはある。 法の穴を潜り抜ける人がいれば、発覚し次第それを埋めるように法が改正される。 何とでもなると思う。


28 2016年07月28日(木)

ラジオ体操。 子供の人数が減っている。 やっぱり初日が多いよな。 ウチの子みたいに慣れない早起きで却って疲れがたまって体調崩す子もいるだろうし。

雨の日はやはりやらないらしい。 ムスメが休んだ2日のうち1日はカウントされない。

「ゴキゲンナナメ」は「bad mood」。おぼえた。 「He is sleepy and bad mood.」あたりか。 ムスコ送りの往路で、先生に伝える一言二言を考えておくのが良いだろうな。

リジェクトくらって凍結状態だった論文について、恩師に相談させてもらった。 迷惑をかけて心苦しく、恥ずかしいが、聞くは一時の恥。 この件で吸収し、成長することで恩返しする。 肯定的な検討を重ねてくれた上で結果的にお蔵入することにした。 まあ変な仕事だったしなあ。 ともあれこれでスッパリ諦めて材料研究に邁進できる。


29 2016年07月29日(金)

ラジオ体操。 ハンコもらいに行くときのムスメから「並んでいいの?」感がなくなった。 この子はやっぱり経験させ、慣れさせるのが良いな。

ムスコが「おはようさん」を覚えた。 私の家族に対する朝の挨拶の言い方だ。 保育園に送ったときに「Good morning さん」とか 「Bye bye さん」とか言ってみたら、そのまま真似した。 可愛いけれど、多用するようになったらいかんから控えよう。

vim で C-c キーに rake をバインドしている。 編集対象ファイルと Rakefile が存在しているディレクトリで実行した vim だと 想定通りに動く。 vim dir/file.md のように異なるディレクトリから vim を起動した場合には、 カレントディレクトリで rake を実行することになり、うまくいかない。 vim の設定に autochdir というのがあるので使ってみたところ、 とりあえずは上手くいったように見える。 でもノート PC ではなんか動作がおかしいような……。

講演資料を作るべきだが、 金曜日なので土日に投げる計算の仕込みを優先した。

Windows 10 への無償アップデートの最終日。 「Windows 7 を使っていればいいや」と思っていたが、 サポート期間が長い方が安上がりだよな、と思い直して職場の PC をアップグレードした。 最悪、 クリーンインストールで Windows 7 に戻せるわけだし。


30 2016年07月30日(土)

ムスメのピアノ発表会。 カミサンは休みを取った。 いつものように私がムスコ対応。 阪急沿線の会場で、電車が通る度にムスコが声を上げて喜んだ。 また伊丹空港に向かう飛行機がしばしば通るのも喜んでいた。 ムスコが喜んでいた。

およそプログラム通りに進んだので、ムスメの演奏の時だけピンポイントで席に戻り、どうにか聞くことができた。 ムスメはピアノが上手になったなあ。 また、大舞台で緊張しないようになってきた。


31 2016年07月31日(日)

家族でプールにでも行こうか、という感じだったが、 ムスコが体調を崩してしまった。

布団太鼓の法被の返却にカミサン・ムスメが出かけたが、 法被を忘れて愉快なカミサン状態。 時間が押していたので私とムスコが車で返しに行った。 ついでなのでカミサンらがいるイオンまで足を伸ばして、 一緒に昼食をとった。 てっきりさっさと買い物を終わらせてピックアップだけのつもりだったのだが、 カミサンらの買い物は時間がかかるようだ。 体調の悪いムスコを連れて行くべきではなかったかも。

ムスコがトイレウンチ成功。 ちょっと固いウンチだった。 水分をもっと与えないといかんか。

意見されるのを嫌う性質の人には、 その人が何かを立案した時点で既に、他人は意見を躊躇っている。 意見はより良い方策を選ぶために有り難いものだと私は思っているので、 そういう性質を持たないようにしたい。

洗剤の酸性・アルカリ性が 汚れの酸性・アルカリ性との親和によって汚れが取れやすくなる、という話。 まあそういうこともあるかもしれないが、 それは大学生でもよく分かってない人も多い事だし、 実験の方法や信憑性、精度の問題もあって曖昧であやしさをも含む理論だ。

ネットには間違った情報も多く含まれているため、リテラシーの問題がある。 小学生にとっては、これもちゃんと時間を取って個別に教えなければならない重要なことだ。

自由研究は教科書とドリルでやるような学習ではない。 子供が自分で考えてまとめる能力を育むことが主目的で、 正確な知識を得ることは二の次だろう。 子供自身が調べる事とそれを大人が手伝う事は構わないが、 大人が調べた事を子供に与えるようでは目的に沿わない。


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