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カニグズバーグ作品を透して


「800番への旅」をテキストにして

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  岩波書店に訂正をリクエストした項目の中から、プロットを明るみに出さずにすむ箇所をいくつか選び、ちょっぴり解説みたいなものを加えて掲載します。

  今回のテキスト『800番への旅』』(岩波少年文庫)のカバーには「小学5・6年以上」とあります。ぜひその頃の気持ちに戻ってお読みください。
  主人公のマックスは12歳。サブリナは10歳です。

  文脈なしで小説の中の一節や一文を判断するのは難しいことだと思いますが、「子どもたちに手渡す "日本語" としてどうか」ということを、第一にお考えいただけたら幸せです。− やみぃ

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**< 前 編 > Lost in the woods of words
-1.  日本語に何が起きているんだろう
      ―  もしかして、誤植かな?
      ―  なぞなぞの答え、教えてください
-2.  キャラクター七変化
      ―  言葉づかい、バラバラ事件
      ―  これじゃまるで. . .

-3.  二つの翻訳
      ―  岩波版と佑学社版、比べてみると

-4.  迷 宮
      ―  どうしてこんなことに?  表紙が違う!
      ―  疎まれた言葉 ― idiot, mad, a friend
-5.  ああ、神さま
      ―   bloody =くそったれ、old =おいぼれ、Love=おぼっちゃん

**< 後 編 >  Tastes differ, but...  
-6.  蓼食う虫
       ―  流行り言葉. . . ?
       ―  なんだか恩着せがましいみたい
       ―  なぜ、謙遜するの?
-7.  あたたかなライン
     ―  
-8.  セクシーということ
     ―  セクシーと卑猥は違う、と思う. . .

-9.  恋を知るとき
     ―  
10.  心のある場所
     ―  
11.  音楽のように. . .
       ―  ことばの贈りもの. . .

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〈テキスト〉  英語版:"Journey to an 800 Number" ('82年作品)Aladdin Paperbacks ('99年)
日本語版:『800番への旅』岩波少年文庫;小島希里訳(2000年初版)
参考文献:『800番への旅』佑学社;岡本浜江訳(1987年初版)


やみぃの屋根裏部屋
Yummy's Attic



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