街角の風景
<Update 2007.11.05>

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市場の風景
普通の観光旅行は、いわばその社会にとって“非日常”を切り取っている状態です。それに対して“市場”はその土地に住む人々にとって日常の場です。生きていくのに必要な「衣・食」を売り買いする場は、その土地の人の日常に触れる絶好の場です。


食事の風景
多民族複合国家マレーシアでは、多様な食事を口にすることができます。イスラム教徒であるマレー人の料理と、「イスやテーブル以外の足のあるものは何でも食べる」といわれる中華系の料理、イギリス植民地時代に労働力としてつれてこられたインド系住民のインド料理、そしてそれらが混じり合ったマレーシア特有の料理などを紹介します。


街角の奇妙な風景
「なんやこれ?」ふと足を止めてじっくり眺めてしまうような風景があります。それは日本での「常識」ではなかなか理解できない、その土地の「風土」に根ざした風景なのです。


町の風景
サラワクの都市、クチン、シブの印象的な景色
市場(いちば)の風景
鉄砲魚(てっぽううお)
“鉄砲魚”という熱帯魚をご存知でしょうか。いつも水 面近くにいて、岸辺に生えている植物に止まる虫に向かって、口から水鉄砲のように水を吹きかけ落とし、食べてしまうという魚です。日本の熱帯魚店や水族館でも時々見かけます。市場を歩いていたら、この鉄砲魚が売っていました。どんな味がするんやろう?
ニワトリ市場
シブの市場です。ニワトリが生きたまま、すでに新聞紙にくるまれ、ひもで結わえられて売られていました。購入するときはその重量に応じて値段が決まります。はたして売れ残ったニワトリはそのつどほどかれるのでしょうか?
ドリアン〜果物の王様〜
“果物の王様”といわれるのがこのドリアンです。その臭気、味、舌触りはまさに王様という名にふさわしい?ドリアンの季節になると、街角にはドリアンを満載した車を乗り付け、そこに群がる人々を見ることができます。ドリアンにまつわる話はまだまだ数多くあります。
野生動物保護のため?
1999年、野生動物の肉を不許可で売買することを禁ずる法律がサラワクにおいて施行された。許可を受けて養殖されたもの以外の野生動物の肉を売買すると罰金を課せられるのです。太古の昔より、森の恵みを得て暮らしていた先住民族にとって、伐採を進めてきた政府によるこの法律は矛盾に満ちたものではないでしょうか。


食事の風景
ワンタン・ミー(雲呑麺:won ton mee)
中華料理の部類に入る。写真のものは「ワンタン・ミー・スープ」で、鶏のだしのスープの中に細麺とエビのすり身のワンタンが入っている。この他にスープと麺が別になっている「ドライ」タイプのものもある。また、ワンタンのみの「ワンタン・スープ」は飲みすぎた翌日の、食欲のないときの朝食に最適。
パクテー(肉骨茶:bak kut teh)
「肉骨茶」といってもお茶ではない。豚のアバラ肉やモツなどの各所の肉と、しいたけ、厚揚げ、にんにく、ショウガを、クローブ、カルダモン、シナモン、クコの実などの漢方薬などとともに煮込んだもの。土鍋で熱いスープを、ごはんにかけながら食べる。
ホッケン・ミー(福建麺:hokkein mee)
ペナンで食べたこのホッケン・ミーはエビの殻を練りこんだ「蝦麺」と、米から作られるビーフン(meehoon)の2種類の麺が入っていた。少し酸味のあるスープにはサンバル・ブラチャン(*)を適量混ぜていただく。

*小エビ、小魚を発酵させたブラチャンに赤たまねぎ、トウガラシにんにく、ライムなどを混ぜ合わせた万能ソース(調味料)
マレーシアのビールの不思議
店によってなんでこんなに違うのか。安いところだと3缶で10RM。高いところだと1缶5.5RM。さらにホテルだと16RMもする。同じものでこんなに価格だがあるのも珍しい。さらに付け加えると、TAX FREEのラブアン島では何と安いところでは1.2RMだった。お酒を積極的に飲むことをあまり良しとしないイスラム教を国教と定めるマレーシアでは、国産のビールはない。つまり、ほとんど税金を飲んでいるという事になる。

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