部屋に熱がこもって抜けない その対策

今年の夏は異常な暑さですね。
気象庁からも今年は
「災害とも言える酷暑」
と公言されました。

熱がこもる部屋 間取り

外は涼しいのに室内が暑い。
熱がこもってしまう部屋があります。

建物構造が同じなのに、
その部屋だけ、他の部屋に比べて暑い。
こういった部屋は大抵、
風通しが悪く熱がこもっている様です。

さらに熱源になるようなパソコンなどの機器があると
余計に暑くなってしまいます。

構造

構造上部屋が暑くなってしまう事があります。

近年の木造建築物は、断熱性能が優れていますから、
外気や直射の影響が部屋に及ぶ事は少なくなっていますが、
古い木造建築物の断熱性能は今ほどではありません。

直射によって壁や屋根その物が熱くなって熱を持ってしまい、
その結果部屋が暖められてしまう事になります。

鉄筋コンクリート造りの建物で、
4~5階建ての団地などに使われる
PCコンクリート造りの構造は内壁が無く、
外壁がそのまま内壁も兼ねていますから、
壁が暖められ、
それが熱源となって部屋が暑くなることがあります。

屋根と天井が一体構造になっているPCコンクリート造りや
鉄骨造りの最上階の部屋の天井は、
真夏になると、異常に熱を持つ事があります。

空気の流れを作る

部屋に熱がこもるという事は
空気の流れが悪いために起こります。
ならば、空気の流れを良くしてやれば良いのです。

とはいうものの、
建物の中央に部屋があり、
窓が一か所しかない場合は、
ドアを開けても空気の流れは大して起こらず、
熱は部屋にこもったままです。

空気の流れを作ると言っても、
物理的にどうにもなりません。
扇風機を回しても、
温かい空気を部屋の中でかき回しているだけです。

換気扇

部屋に熱が籠っているという事は、
温かい空気があると言う事で、
温かい空気を部屋から排気してやれば良いのです。

籠った空気を排出するには換気扇が有効です。
排気は熱だけでは無く、湿気対策にもなります。
換気扇を取り付ける事によって効果はてきめんです。

注文住宅でこれから家を建てる場合は、
窓が1か所しか取れない部屋には、
居室用の換気扇を取り付ける様に設計しておきましょう。
居室用の換気扇は、吸気・排気ができます。

換気扇が取り付けられない

建売住宅の様に、
既に出来上がってしまっている場合は
どうすれば良いのでしょうか。

壁に穴を空けて換気扇を付ける事は大ごとになります。
もしかしたら、筋交いなどがあって、
構造上取付ができないかも知れません。
PCコンクリート造りの場合は、穴を空ける事もできません。

窓用換気扇

既に完成していたり、
構造上換気口を開ける事ができない時は、
窓用の換気扇があります。

換気扇の画像

 

窓用換気扇は、
後付けで窓に取り付けるもので、
5千円から2万円程度で販売されています。

値段の高い物はツインファンになっており、
吸気と排気が同時に行え、
ドアを開けておかなくても、
部屋の空気を入れ替える事ができます。

ツインファンの換気扇の画像

 

取付は簡単で、サッシの枠にはめ込む構造です。
説明書の通りにすれば、
一般の方でも難なく取付ができます。

殆どの場合、加工する必要も無く
加工するとしても、せいぜいねじ止めをする程度です。
もちろん窓の開け閉めもできます。

エアコン使用量が減る

換気扇を取り付ける事によって、
室内に空気の流れが起こり、
体感温度下がります。

室内の暖まった空気を排出し、
外の涼しい空気を取り入れる事ができる事によって、
エアコンの使用量が減り、
電気代の節約にもなります。

実は弊社の事務室にも窓用換気扇を取り付けたのです。
それまで事務室はOA機器から発する熱で、
事務室だけいつも熱がこもっていたのでした。

取り付けたのは5千円程度の一番安価なもので、
排気のみを行う換気扇ですが、
その効果は絶大でした。

それまで暑くてエアコンを使う事が多かったのですが、
エアコンを使うと空気が乾燥して
のどを痛める事が多かったのです。

換気扇を取り付けた事によって体感温度が下がり
エアコンを使う量が減り、
電気代の節約はもちろん、
のどを痛める事も無くなりました。

安価で室内環境を変えられる換気扇はお薦めです。

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2018年07月26日