夏 窓の日よけ
昔の家は、庇(ひさし)が長く出ていて、
窓への直射を防いで、
室内が暑なる事を防いでいました。
洋風の建物が増えた現代、
長い庇のある家が減りました。
その代わり、
庇の代わりになる様々な物があります。
テラス
一般的で良く見受けます。
掃き出し窓に取り付けるのが一般的です。
大きさは様々あり、洗濯物も干せます。
屋根材はポリカーボネートで軽くて耐久性があり、
紫外線をカットする物もあります。
日本家屋の庇に代わるものです。
オーニング
南ヨーロッパの家にある、洋風の簡易的な庇です。
必要な時だけ引き出し、不要な時は収納しておけます。
素材は丈夫なテント地や、軽やかなキャンバス地などがあります。
タープ
庇の様に、窓に掛ける布です。
サッシの枠に金具を取り付けて、
金具にタープをひっかけて取り付けます。
比較的安価で、数千円で取り付ける事ができ、
ホームセンターで販売されています。
※写真はカインズホームのサイトより
葦簀(よしず)
日本に昔からある日よけです。日本版タープとも言えます。
掃き出し窓には立てかけたり、
腰窓には、窓の上から吊って取り付けます。
日よけ、目隠しと共に、程よく風を通す優れものです。
とにかく直射を防ぐ事
室温が上がってしまう大きな原因は直射です。
室内に直射が無くても、
窓に直射が当たり温められると、
その熱が室内に伝わり暑くなります。
テラス、オーニング、タープ、葦簀(よしず)とも
それぞれ特徴があり、金額も様々です。
状況に併せて、使い分けるのが良いと思います。