不動産 目に見えない部分に注意!

旧ブログより編集・転載しています。


給排水設備と電柱

不動産を購入しようとする時、大切な事があります。
それは、目に見えない部分。

まず、物理的な事。水道や排水などの施設が、
敷地内に引き込まれているかどうか。
もし引き込まれていなければ、
引き込みの工事が必要となり、
その出費は数十万円から場合によっては数百万円になります。

電柱にも注意しましょう。
現在は電柱が敷地内に無くても、
敷地内に電力を引き込むために、
電柱や支線が必要になる事があります。

それから、
他人の給排水管が買おうとする敷地内を通っているなんて言う事もあります。
これらは後に、
権利関係のトラブルに発展する事がありますから要注意です。  


目に見えない法律

もうひとつは法的な事。
建築基準法や都市計画法などに関する事は、
重要事項の説明書に記載されますから、
良く読んでください。たとえば高さ制限や、
建ペイ容積の関係で、
計画した建物が建てられないと言う事があります。
また、計画道路に掛かっていて、
将来移転を余儀なくされると言う事もあります。

一般の方は、
どうしても見た目の印象に影響されがちですが、
目に見えない部分も検討の大きな材料のひとつにすれば、
後で
「しまった!」
なんて事を防ぐ事ができます。

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2018年04月23日