庭の芝生の管理は大変

一戸建てのマイホームを取得したらやりたい事と言えば、庭いじりです。
郊外の一戸建てならそれなりの広い庭があります。
そこに気持ちの良い芝生を植えようと思う方が多いと思います。

庭が一面芝生だったら気持ち良いですよね。
庭にデッキチェアとパラソルをだして、日がな一日過ごすなんて
まるでリゾート地に居る様です。

芝生を綺麗に植えるには

ホームセンターに行くと、
一帖分、500円程度で芝生が売られています。
芝生を買って来て自分で敷けば安上がりです。

ゴルフ場や整備された公園の様にきれいに仕上げるには、
芝生を敷く前に、下地を整えなければなりません。

最初に庭の石を拾います。
元々芝生は砂地に生える物ですから、石ころだらけではダメです。

石を拾ったら表面の土を耕します、カチカチではダメです。
できればフルイで振るいます。
そこに芝生用の肥料を適度に混ぜた山砂を
厚さ2~3センチ程敷き、水平にならします。
その上に買って来た芝生を敷いて行きます。

芝生の管理

初夏から夏の時期芝生を敷いたならば、
芝生は敷いてから2~3週間程度で根づいてきます。

水やりの管理もしっかりしましょう。
あまり水をやり過ぎると根が腐ってしまいます。

芝生が育ってきたら、
芝刈り機できれいに切りそろえましょう。

芝が根付くと、雑草も生えてきます。
雑草は一本一本手作業で抜きます。

これを維持してゆかないと、
想像している様な綺麗な一面の芝生の庭にはなりません。

管理放棄

ゴルフ場や整備された公園の芝生をイメージして
庭に芝生を敷いた物の、
大抵は下地がしっかり出来ていない為に、凸凹になっています。
場所によっては芝生が枯れて穴が開いて居たりします。

最初の内はやっていた雑草取りも
その内面倒くさくなって、雑草があちこちに生え、
中には芝生が雑草の勢力に庭が負けてしまている庭もあります。

芝生の管理は大変

ゴルフ場や整備された公園の芝生は、
常に職員の方が整備しています。
だからあれだけ綺麗に整っているのですね。

しかし個人では、面積が少なければいざ知らず、
ある程度の広さになると管理しきれません。

最初の内はやっていた手作業の雑草取りも
夏になると雑草の生育が早く、
暑い事もあって、雑草取りを放棄してしまいます。

その結果、みすぼらしい芝生の庭になってしまう事が多いのです。

芝生の代わりになるもの ヒメイワダレソウ(リッピア)

ヒメイワダレソウの画像

みなさん、どうして庭に芝生を敷かれるのかというと、
芝生を敷いておけばきれいだし、
雑草も生えず、
庭のメンテナンスが楽だろうと考える様です。

しかし芝生を綺麗に保つには、
大変な労力が必要で、
イメージと現実のギャップに管理を放棄して
却って荒れた庭になってしまいます。

メンテナンスフリー

庭の雑草取りなどのメンテナンスをフリーにしたいのなら、
芝生では無く「ヒメイワダレソウ」が優れています。

ヒメイワダレソウは近年、公園や土手などにも植えられている植物で、
繁殖力が強く
根が地面の表面を覆う様に広がるので、
雑草が生えにくく、土の流出も抑えられ、
高さも7~8センチ程度なので刈る必要もなく、
水やりの必要さえありません。

初夏から夏にかけて小さな花が咲く多年草で、
冬場は地表は枯れた様になりますが、
地中の根は越冬して、
春になると再び葉と花を付けます。

ほぼメンテナンスが必要ない事から、
近年、公園や土手などに植えられています。

ヒメイワダレソウはホームセンターやネット通販でも購入できます。
真冬以外はいつでも植えられますから、お薦めです。

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2018年07月05日