住宅ローンが否決される理由

せっかく良いマイホームが見つかったのに、
住宅ローンを否決されて
マイホームを諦めなければならない事があります。
一体何が原因で住宅ローンを否決されてしまったのでしょうか。

ローンやクレジットの延滞した事がある

かつて何かのローンを借りた時に、
長期に渡って延滞をした事があると、
住宅ローンを否決される事があります。

長期に渡って延滞をすると、
その記録が信用情報に残されます。
貸した側の立場になって考えれば分かるのですが、
貸金の返済を延滞する人は信用が無く、
貸す事に不安があります。
その様な人は、
また延滞をする可能性があるからです。

この様な事から、
過去に延滞をした事があると、
住宅ローンを否決されてしまいます。

ローンやクレジットを踏み倒した事がある

これは言うまでもありませんね。
ローンやクレジットを踏み倒せば、
その記録は信用情報にのこります。
貸したカネをちゃんと返済しない人には、お金は貸せません。

現在、他の借入がある

たとえば、クルマのローンがあって、
その残債が沢山あると言う場合にも、
住宅ローンを否決されたり、
減額されたりする事があります。

この場合、
クルマのローンの残債を一括返済するか、
減額された分、
自己資金を増やす様にします。

持っているクレジットカードに、借入枠が付いている

クレジットカードに、
カードローンの枠が付いているものがあります。
その枠の額はカードによって様々ですが、
長期に同じカードを使用しているとカード会社から信用されて、
借入枠が増えて行きます。

カードローンはATMから枠内であれば、
いつでも借り入れができます。
実際には借りていなくても金融機関は
「借入枠の金額は、既に借りているもの」
とみなすのです。

この事からローンを否決したり、
減額されてしまう事があるのです。
その場合は、
ガード会社に連絡をして、
カードの借入枠を外してもらう様にします。

物件の担保が足りない場合

住宅ローンを組もうとする物件の評価が低く、
十分な担保を金融機関が得られない場合、
否決されたり、減額される事があります。

この場合は、借り入れをする本人には問題はありませんから、
別の物件にしましょう。

近年よくあるケース

最近よくあるのは、
スマホの料金を支払い忘れて、
延滞になってしまっている事です。

スマホの料金をクレジットカード経由で支払っていたり、
料金の中に、
通信機器の料金が分割払いで組み入れられている場合は、
延滞とみなされてしまうのです。
気が付いて慌てて支払っても、
一定期間以上延滞状態にあると信用情報に記載されてしまい、
住宅ローンを否決されてしまいますので、
スマホの支払い口座が残高不足になっていないかどうか、
日ごろから注意が必要です。

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2018年06月23日