住宅ローンと職業

旧ブログから編集・転載しています。


職業による審査基準

一時に比べると住宅ローンの審査が緩くなりました。
金融機関は今、企業への優良な貸出先が無くて、
住宅ローンに力を入れだしたと言う事があります。

住宅ローンには通しやすい職業と厳しい職業があります。
通しやすい職業の例として、
医者、公務員、一部上場企業の会社員などは
余程の事が無い限り拒絶されたり減額されるはありません。

逆に厳しいのは、
タクシーの運転手さん、非正規社員、契約社員、自営業、
不動産会社の社長も案外厳しかったりします。
いずれも収入や雇用形態が不安定な職業が厳しい様です。


歯科医に厳しい住宅ローン

先日意外な話しを聞きました。それは歯医者さんです。
歯医者さんは意外にも住宅ローンの審査が厳しいのだそうです。
以前はそんな事はありませんでした。
では何で厳しくなったかと言うと、
数が増えすぎて以前の様な良い収入が得られていないのが原因なのだそうです。
今ではコンビニの数よりも多いとか。
銀行の担当者曰く、
「今歯医者さんの審査は、個人商店と同じなんです。」
との事です。

その時々の景気で融資を通しやすい職業とそうでない職業は変わります。
職業に貴賎はないと言いますが、現実社会では厳しい状況があるのです。

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2018年04月24日