コース | 時間 | 私が歩いた日 | 注 | |
1 | サースフェー・グレッヘン | 7時間 | 1999年8月15日 | ホゥヘンウェグ |
2 | グレッヘン・ヨーロッパヒュッテ | 7時間 | 2001年8月12日 | ヨーロッパウェグ |
3 | ヨーロッパヒュッテ・ツェルマット | 6時間 | 2001年8月13日 | ヨーロッパウェグ |
4 | チェルビニア・サンジャック | 5時間 | 2001年8月22日 | チメビアンケ峠越え |
5 | サンジャック・スタッファル | 3時間 | 2001年8月23日 | ベタフォルカ峠越え |
6 | スタッファル・アラーニャ | 2時間 | 2001年8月24日 | オレン峠越え |
7 | アラーニャ・マクニャーガ | 8時間 | 1999年7月1日 | トゥルロ峠越え |
8 | マクニャーガ・サースフェー | 5時間 | 1999年7月31日 | モロ峠までゴンドラ利用 |
●コースの概要
モンテローザやドムなどの高峰を回るロングコースである。私の場合、ロープウェイなどの機械力をフルに利用したが、
それでも8日かかった。ツェルマット・チェルビニア間やマクニャーガ・モンテモロ間を歩くと10日以上かかる。
なお、グレッヘン・ツェルマット間は、パンフレットや地図では登山電車沿いに1日で歩くことになっているが、1999年から
山腹に『ヨーロッパウェグ』が開通し、2001年に発行された『Walliser Wanderweg』という小冊子でも、ヨーロッパウェグ
がメインルートとして紹介されている。ヨーロッパウェグは日本のガイドブックなどでも見たことが、日本で紹介されるのは
初めてではないかと思われる。
●地図(ここをクリックするとツールモンテローザの地図が見られます)
スイスのKummerly+Frey社から、TMR全域の5万分の地図が発売されており、高低表もついているので、これ一冊で
こと足りる。ただし、『ヨーロッパウェグ』は計画中になっているので、高低表やコースタイムはない。
このヨーロッパウェグにサースフェー・グレッヘン(このコースはサースフェーの地図の裏のガイドに上級向きと紹介されて)を
加えた3つのコースの2万5千分の1の地図が『スイスツールモンテローザ』というタイトルで最近発売された。この3コースは
ツールモンテローザの中では上級向きなので、写真も入っているこの地図は結構重宝する。
●宿泊
スイス側のサースフェー、グレッヘン、ツェルマットは大山岳リゾートなので、宿泊については全く問題ない。イタリア側も
チェルビニア、マクニャーガはホテルもたくさんあるが、問題はモンテローザの南側のサンジャック、スタッファル、アラーニャ
の3つである。これらは小さな村といった感じで、ホテルも1〜2軒しかない。このうちサンジャック、スタッファルは4キロほど
下にもう少し大きなリゾートがあり、バスも通っているので何とかなるが、アラーニャはそういったものもない。1軒のホテルの
他にも宿泊施設はありそうだが、どうにもならない場合1時間ほど上のパストーレ小屋に泊る手もある。
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