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 スタッファルからサラッティ峠まで、標高差
1300mをゴンドラを乗り継いで一気に登る。
あとはセシア谷のアラーニャまで下るだけ。
 右の写真は、スタッファルのゴンドラ乗場。
左奥にはベタフォルカ峠方面から下ってくる
ゴンドラが見える。

 サラッティ峠(左の写真)からアラーニャまで
の標高差は約1800mもあるが、機械力を
使えばそれほどでもない。
 一番楽なのはプンタインドレン(3260m)まで
1時間ほど登り、リフトとゴンドラで下るもの。
しかし、これではあまりにもあっ気ないので
途中のゴンドラ乗場まで歩くことにする。

 まず、TMRのコースになっているオレン峠へ。
東側の斜面を巻いて行くが、湖が多い。最初の
湖では、ビンセントピラミット(4215m)が湖面に
映って見えた(右の写真)。
 しばらく進むと、湖の向こうに2軒の山小屋が
見えてきた。ここからオレン峠はすぐである。
オレン峠にはTMRの標識もあった。
 あとはアラーニャまで下るだけである。45分
ほど下った所で、道は2つに分かれる。まっすぐ
進めばTMRを忠実に歩くことになるが、標高差
1800mを下る気にはならず、左へ下る。こちら
の方が道もいいし、登山者も多い。
 下の写真は、上が湖の向こうの2軒の山小屋、
下がオレン峠(2881m)。

 分岐から30分も歩くとゴンドラ乗場に着いてしまった。
あまりにも早すぎるので、驚いたが、どうやらこの夏から
従来より標高にして500m近く上まで登れるようゴンドラ
を架け替えたようだ。
 1000m以上下る予定が半分くらいで済んでしまった。
今日は歩いた時間もわずか1時間45分で、午前中に
アラーニャに着くことが出来た。
 イタリア・アルプス3日間り旅を終え、13時のバスで
アラーニャを離れる。今年(2001年)から、イタリア北部の
ローカル線は大幅に廃線となり、バスに切l替えられて
いる。2年前は1時間乗るだけだったバスが、今回は
鉄道の駅まで2時間半も乗る破目になった 前へ 次へ