安中里山整備
目 的
子供たちの将来のために、里山に自然散策路をつくってあげたいとの思いから始まった整備です。
近隣の方々は、孟宗竹が里山に急激に増えてきてしまったことを嘆いていました。かつては、保育園・幼稚園・小学校で里山探検散策が行われていたようでしたが、それらが行われなくなってしまってから、だれも入れない散策路になり、猪の住処になってしまっていた。少子高齢化のゆえに、里山は、人工林と同様に荒れ放題となり、特に孟宗竹林が藪林となり、隣の田畑に侵入竹林となって、大変な迷惑となってしまっています。
子供たちのための自然散策路のためには、どうしても藪林の間伐整備と伐倒した孟宗竹の有効利用、そして、定期的な散策路整備が必要となるので、そのための整備です。
孟宗竹の有効利用
そこで、竹林を四方９０㎝の間伐、倒した孟宗竹の有効利用を模索しています。
従来の窯焼きによって、竹炭と竹酢を作る方法がありますが、消し炭のような、ポーラス竹炭が慣れれば簡単なようです。
竹林の山では、経済的な理由と、人材、トラックの調達難ゆえに運び出すことができないため、土をかけての竹炭作りとなりますが、消防署からの許可が下りないようです。大きなポリタンク(温泉水や山での水やり用)に充電式の水撒き機が必要となります。そして、その場でできたポーラス竹炭を運び出すという処理法です。
幸いに、私の家には、井戸水もあり、経済的には安上がりの方法で始められています。しかし、将来的には、どこででも可能な処理法が必要となる予定です。
安中里山整備の実施
はじめに 平均年齢７２歳のゆえに、林業労働の５時間ではなく、正味２時間を守って安全に、集中力が持続できる範囲で実施することになりました。
２月までの５ヶ月間実施する予定です。３週連続後は、一週休暇期間を取る予定です。全員が専属ではないので、他のインタープリター奉仕の妨げを防ぐためです。
なお、１２月と１月は年末年始のゆえに、それぞれの月で２回の実施を、予定しています。
文責 吉永 真
安中里山整備の様子（令和元年度）
整備の実施の様子を紹介しています。
安中里山整備12回
2月28日(金)午前9時半～12時
参加者：5名(宇多川・南條・関端・吉永・櫻井）
竹林内の枯れた竹を切り倒し、外に運び出して片付けました。
安中里山整備11回
2月21日(金)午前9時半～12時
参加者：5名(宇多川・南條・佐藤・吉永・櫻井）
安中里山整備10回
2月7日(金)午前9時半～12時
参加者：3名(宇多川・南條・吉永）
安中里山整備9回
1月31日(金)午前9時半～12時
参加者：5名(宇多川・南條・佐藤泰一郎・富澤・吉永）
作業は富沢さんが自前のチェーンソーで、かなり大規模に竹を切りました。
入口の木（クサギらしい）も切り倒しました。
安中里山整備 8回
1月24日(金)午前9時半～12時
参加者4名(宇多川・南條・佐藤良成・吉永）
作業は何本かの間伐と、それを短く切って枝を取り、乾燥のため積み上げました。
終業まじか、竹藪の上部と山の裏をみんなで見に行きました。裏には軽トラ用の舗装道路が来ていて現在作業中の山は小さい独立した山という感じです。山頂（または尾根）には古い石鉾がありました。
安中里山整備 7回
1月17日(金)午前9時半～12時
参加者：4名(宇多川・南條・櫻井・吉永）
伐倒した孟宗竹乾燥のための棚を作り、短く切った竹を整理した。
安中里山整備 ６回
１２月１３日(金)午前９時半～１２時
参加者：３名(宇多川・南條・吉永）
伐倒した孟宗竹乾燥のために、棚作りをした。
安中里山整備 ５回
１１月２８日(木)午前９時半～１２時
参加者：７名(宇多川・南條・佐藤・櫻井・酒井・大松・吉永)
（宇多川）
安中里山整備 ４回
１１月２２日(金)午前９時半～１２時
参加者：５名(宇多川・南條・佐藤・櫻井・吉永)
人数が増えて、一気に広場作りが進んだ。
（吉永）
安中里山整備 ３回
１１月１３日(水)午前９時半～１２時
参加者：３名(宇多川・南條・吉永)
広場の除草と法面にある除草と雑木整理。
安中里山整備 ２回
１０月３１日(木)午前９時半～１２時
参加者：３名(宇多川・南條・吉永)
皆伐した孟宗竹の枝落としと、法面の除草開始。
安中里山整備 １回
１０月２４日(木)午前９時半～１２時
参加者：３名(宇多川・南條・吉永)
広場作りの開始、侵入した孟宗竹の皆伐。