協力・自然体験事業

自然体験型の環境学習

 前橋市から受託して一般親子を対象に自然体験型の環境学習を実施しています。また一般県民向け県委託事業が終了したため、平成28年度から自然体験事業として同様の内容で実施しています。
 主に自然観察会、木工体験教室、水の中の生き物調べ、竹炭焼き、ネイチャーゲームなどを行っています。また敷島公園まつりなど各種団体が主催する事業に協力してネイチャークラフトなども行っています。


自然体験の様子(令和2年度)

 令和2年度自然体験の実施の様子を紹介しています。

10月18日(日)自然体験事業A
「秋の赤城山の自然を観察しよう。」


 赤城山覚満淵から鳥居峠、長七郎山、小沼
 参加者:一般17名(大人16名、子ども1名)、協会員23名。
自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真  関端孝雄、櫻井昭寛講師による一般班は、覚満淵から鳥居峠、長七郎山、小沼を通ってビジターセンター前に戻るコースで秋の赤城山の動植物の観察を実施しました。

 天候にも恵まれ絶好の紅葉狩りの時節で赤城山は大変な賑わいでした。覚満淵の木々の紅葉に眼を見張り、長七郎山に向かう山道には赤や黄色に色づいた樹木の落葉を踏みしめて歩きました。春の青葉と秋の紅葉や実の付き方を比較しながら木々の変化を楽しむことができました。

 「木々のいわれや特徴が分かってよかった。定着は繰り返しでしょうかね。」「観察コースが良く紅葉も素晴らしかった。体力作りも兼ねて素敵なハイキングになった。」「カエデ、ダケカンバ、シラカバなど木の特徴を分かりやすく説明していただいてよかった。」「天候に恵まれ楽しく歩くことができた。一緒に歩いてくださった協会員の方のお話もよかった。」などの声がありました。

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 左上:絶好の紅葉狩り日和。駐車場も満杯。
 右上:指導者による赤城山の樹木の特徴説明。
 左下:長七郎山から小沼への下り道。紅葉が最高!
 右下:覚満淵での湿原の説明。木道も建設中。

10月4日(日)前橋市自然体験活動委託事業B
「森の中でゲームをしよう!思い出のしおりも作ろう!」


 おおさる山乃家
 参加者:一般22名(大人10名子ども12名)、協会員9名。
自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真  午前中は、大畠純子、大澤ひかる講師によるおおさる山乃家周辺の森の中と広場でネーチャーゲーム(カモフラージュ、ネーチャービンゴ、ミクロハイク、落ち葉カルタ)をしました。中でもカモフラージュは自然の中に置かれた人工物を探し当てるゲームで親も子どもも楽しむことができました。また、ミクロハイクは地面に這いつくばって虫眼鏡で小さな生き物の世界を時間が過ぎるのも忘れてじっくり観察しました。

 午後は、五十嵐ルリ子、五十嵐由記夫講師によるおおさる山乃家周辺で拾った落ち葉や草花などをラミネート加工してオリジナルの思い出しおりを作りました。

 「自然が身近にある環境に住んでいるのにこのように森の中で遊ぶことがないのでとても勉強になった。たくさんの発見があり楽しかった。」「ネーチャーゲームは今まで体験した事がなかったが楽しみながら自然と親しむことができた。自然の中で思い切り遊んだり、いろいろな体験をしたりしてよかった。」「思い出のしおりを作るのが楽しくて夢中で取り組んだ。きれいな葉っぱでしおりができて嬉しかった。」「芝生に寝そべって虫眼鏡を使っていろいろな生き物や植物を見て驚いたけど楽しかった。」の声がありました。

*この活動の様子は、令和2年11月15日(日)上毛新聞の週刊「風っこ新聞」に掲載されました。

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 左上:できあがった「思い出しおり」をもって 
 右上:ネーチャービンゴに取り組んでいます。
 左下:ミクロハイク。虫眼鏡を使って小さな生物の世界へ。
 右下:カモフラージュ。人工物はどこだ!

8月2日(日)前橋市自然体験活動委託事業A
「川に入って生き物を調べよう。水鉄砲も作ろう」


 おおさる山乃家
 参加者:一般28名(大人13名、子ども15名)、協会員13名。
自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真  午前中は、須藤友治、田中和夫講師の指導でおおさる川の水生動物を採集し、分類して川の環境について考えました。川の水の冷たさと石の裏にたくさんいる水生生物に大きな歓声があがりました。

 午後は、吉田卓一、五十嵐由記夫、大澤ひかる講師の指導で竹を使った水鉄砲を作成しました。簡単な材料とちょっとした工夫で水が良く飛ぶ水鉄砲で、いろいろな仕掛けのある的を射た時の快感に歓喜の声が上がりました。どうしたら水が勢いよく飛ぶのか一生懸命考えている子どもたちの瞳の輝きが印象的でした。

7月19日(日)前橋市自然体験活動委託事業@
「森を歩いて生き物を見つけよう、クラフトも作ろう」


 おおさる山乃家
 参加者:一般12名(大人7名、子ども5名)、協会員12名。
自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真  午前中は、浦野安孫、前村尚美講師によるおおさる山乃家周辺の森の中の動植物を中心に観察を行いました。植物や動物の「人とのかかわり」に触れながら話が進み自然に対する興味関心が一層深まりました。

 午後は、大澤ひかる、五十嵐ルリ子講師の指導で、流木やドングリ、花等自然素材を用いたクラフトを作成しました。世界にひとつの素敵な芸術作品ができました。

 「コロナで出かける場所も難しいのでイベントをしていただき、山の空気をたくさん吸って自然に触れて楽しかった。」等の声がありました。

7月12日(日)自然体験事業@
「赤城山の自然を観察しよう。」


 参加者:一般7名(大人6名、子ども1名)、協会員19名。
自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真 自然体験の写真  天候に恵まれて実施。
 亀井健一、櫻井昭寛講師による一般班は、覚満淵から鳥居峠、長七郎山、小沼を通ってビジターセンター前に戻るコースで夏の赤城山の動植物の観察を実施しました。

 親子班は、須藤友治講師による覚満淵周辺の動植物の観察、スキー場跡での昆虫採集を行いました。
 コロナウイルス対策を行いながら、自然の美しさや息吹を五感で感じ、どんな小さな生命でも一生懸命に生きていることを感じ取ることができました。

 参加者は、「普段何気なく見ていた植物や動物にさらに興味をもつことができた。」等の声があり、唯一参加した子どもが非常に動植物に好奇心があり、生き物を目の前にして子どもと一緒にじっくり考えるよい機会なったと思います。

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2010年11月1日更新