南海6300系

 6300系は6100系を改番してできた形式です。6100系はパイオニア台車を装備していましたが、高速域での乗り心地が良くないことや、スピードそのものがあまり出せないことなどから、7100系泉北100系の廃車発生品であるS型ミンデン台車への交換が行われることになりました。1996年から始まった車体更新時に順次交換が進められ、現在では54両が6300系に改番されています。

 台車不足などで6100系のまま更新された編成もあり、6100系から派生した系列は全て更新が終わっています。そのため6300系と6100系の大きな違いは台車程度で、他はほとんど違いがありません。

 管理上の都合のため改番された模様ですが、付番方法が従来のものと異なっているため非常に複雑になっています。一応2000系1000系のように末尾を編成ごとに合わせているのですが、2連、4連、6連(2種)の4タイプがあるため非常に複雑になっています。

改造初年:1996年(平成8年) 制御方式:抵抗制御

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