南海6100系

 6100系は6000系と違い、南海線用7100系が先に作られました。1970年製増車は冷房準備車として製造され、当初から下枠交差型パンタグラフでした。1971年以降は最初から冷房車となっています。

 登場時は東急製の台車だったため、6000系の台車更新後は他の車種と併結できませんでした。そのため、平成10年から順次台車更新・6300系への改番が行われていて、形式消滅もそう遠くないかもしれません。

南海6100系中間押し込み先頭車

 千代田工場内で検査中の車輌です。この車輌は中間に押し込まれた先頭車で、塗装が中間車と同じになっています。運転設備が撤去され、前照灯、尾灯もふさがれています。

製造初年:1970年(昭和45年)

制御方式:抵抗制御

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