南海1521系

 南海電鉄で最後まで残った吊掛式駆動車です。片開き扉の20メートル級車輌で、両運転台車もありました。この車輌のスタイルが6000系6100系・7000系列(7000系7100系)で用いられるなど南海の車輌の基礎を築きました。さよなら運転は和歌山港線で行われました。登場時は本線を走っていましたが、非冷房車ということもあり、1500ボルトに昇圧後は支線専門に走っていました。1995年までに弘南鉄道に譲渡された車輌を除き全て廃車になってしまいました。

製造初年度:1956年(昭和31年)

制御方式:抵抗制御

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