2015
12.31 "The Planets"
 もう土星に夢中。仕事なら「あともう5分!」となるはずが、目覚ましなくシャキーン!真っ先にカーテンを開け、宇宙(そら)を確認する。南側の窓を開け放ち、外にいるのと同じ服装に。
「オハヨウ、サターン。」
 これから数日は、木星、火星、金星、土星の惑星劇場に、ハーフムーンが割って入ってくる。時の流れとユニゾンで変化していく日の出のグラデーション。やはり7月4日の夜を振り返ってしまう。
 訪れなかったかもしれない7月5日の朝。今この部屋にいる自分が、この世に存在していなかったかもしれない大晦日の朝。それとは何の関係もなく"ある"はずの土星。
「いろいろ不思議。」
 いつの間にか、土星をのぞいている自分を見ていた。
「毎日が生きている記念日。」

 夕方日没後わずかな時間が、水星を見るチャンス。

 年間走行距離締め。上半期の半年で12,000kmは、順調なら久しぶりの20,000km超えだったはず。ま、距離と感動は比例しないし、事故に伴う宇宙への傾倒は、元々プラスな人生観をさらに前に押し進めた。それもよし。

12.30 "Saturn"
 休みの日でも自然と5時おきのじいさん生活もまんざらではない。2015年12月30日早朝、新たな感動を届けてくれた。
 入院中毎日空を見上げていたころ、土星は西の空、さそり座のアンタレスのそばに輝いていた。しかし残念なことに、ちょうど望遠鏡を買ったころに合(11/30:地球から見て太陽の反対側にあること。)を向え、見ることができなくなっていた。月や金星、木星の縞やガリレオ衛星にも感動したが、タイミング的に我慢を強いられた土星への期待は最高潮。満を持しての今日。
 明けの明星の左下にすぐ見つけることができた。ファインダーの十字にとらえ、まずは倍率の低い接眼レンズを装着。目を近づける。
「おー!」
 さらに接眼レンズを交換。倍率を上げる。
「ハジメマシテ・・・。」
 太陽系誕生から46億年、自分誕生から約半世紀をかけ、土星、いや土星とその輪に初めて出会った。同じ配置を見上げた"いにしえびと"や、今この瞬間を共有している誰かが必ずいるはず。目の前にある土星も、実は80分前の土星。現在・過去・未来。ありとあらゆる想像が渦巻いて急性混乱に陥りそう。
 あらためて周囲を見渡す。アンタレスがそばにいるはずだがすでに白んでいるため見つけられない。斜め右上に向って金星、火星とスピカ、木星。小学校の理科で習ったあの太陽系の図が、教科書の絵ではなく、自分の頭の中に3Dで構成される。
「輪っかが見えたから、12月30日は土星記念日。」
 もっといい機材が欲しくなる・・・、土星記念日。

 春に伺って以来の大島Uさん宅訪問。建設中の新居はビーチサイド。こころ旅で火野正平が行ったさかえ寿司も通過。

12.29 "Thunder & Lightning"
Lemmy Kilmister
1945.12.24~2015.12.28
 MotorheadのLemmyが亡くなったとのこと。名の知れたミュージシャンが続々とメッセージを発信している。DMだったらしい。
 好んで聴くバンドではなかったが、17のころより知っている彼の存在感は、並ぶ者がない。
"Till The End"

飛行船「スヌーピーJ号」
 メットライフアリコの飛行船が近日中に来広予定。昨年長期の修理でアメリカに行き、実に2年ぶり。おそらく停泊地は出島の貨物船ターミナル前。楽しみ。もちろん自販機とセットで。

12.28 "RAISE MY SWORD"

12.27 "Falling Back to Earth"
 朝からもちを二升つく。

"Soyuz TMA-19M Docking"
 15日のSoyuz。自動操縦でのドッキングに失敗、コマンダー、ユーリ・マレンチェンコの操縦によりリトライする経過を面白く編集した動画を見つけた。
 ドッキングポートとずれて下がり始めたときの不穏なメロディに爆笑。ただその後もマニューバが斜めになったり、画像が乱れたりして素人目に危険。最後は信号途絶するが、もちろんハッピーエンドで終わる。
 こうのとり、Cygnus、Progressと、去年からの悪い流れは落ち着いた?成功が当たり前じゃない世界なので、これからも安全に。

Plan A:種子島 HOPE3
Plan B:北部九州
 おそらく天気の良い年末年始、昨日から種子島プランを練っているが、ハイシーズンはなかなか敷居が高い。もちろんバイクは選択肢から除外のため、車、新幹線、高速バスのどれか。
・バスは年内ほぼ満席。
・車はバイクより疲労が大きいため、鹿児島までが辛い。港に置いた場合、3日分の駐車場代と島でのレンタカー代が発生。車を渡した場合は当然搬送運賃がかかるが、そもそもフェリーは満車だろう。比較検討するのが面倒になった。
・鉄道は東京に行くより高く、フェリーとのアクセスも悪い。プリンセスわかさは8:40鹿児島港発のため前日に鹿児島入りする必要がある。はいびすかすは21:40種子島着。その時間からレンタカーが借りられるのか疑問。トッピーはリッターバイクを載せて渡るのと同額。
 HOPE新館はかなり魅力的だが、やっぱり身体が万全になってからバイクで渡るほうが楽しめる。
 00年代後半は毎年明礬温泉で年を越した。車に望遠鏡とテントを積んで、気のむくまま北部九州。1月4日極大のしぶんぎ座流星群は早めに見られないだろうか。無明橋での天体鑑賞も数年来のプランだし、行橋の地蔵にも会いたいな。現状プランA<プランB

12.26 "Like No Other"
 コンスタントに遠出するのはまだ早いが、年内のライディングを画策していた今日、ZX-10Rのカバーを取った。隙間の大きな整復部分はまだ完全に癒合しておらず、92年のマイケル・ドゥーハンを思い出す。
 動かすのは7/4の事故当日昼間、岡山・新見美術館に行って以来。入院時から外泊のたびに火入れと充電は継続。まずはその他の始業点検から。押して出すとき、粉砕した転子部と創部が当たって痛い。
 エアは前後とも2.0くらいまで下がっていた。新見の帰りに雨が降っていたためチェーンオイルは落ちているが、錆びはあまりない。半年間動いてないため、タイヤにフラットスポットができていないか確認。溝にクモの巣があるものの、肉眼的につぶれた様子はない。最後にETCカードを挿入。
 すでに22:00をまわっているため、広い場所に移動してエンジンスタート。足をついた状態では、今度は内側、砕けた小転子部がシートに当たって痛い。ゆっくりと上がっていく水温計を見ていると、また再び、シートにまたがっている自分が不思議に思えてくる。
 水温60度でクラッチミート。「ガツン」とマシンが震えた。右足をステップに乗せるとき筋力低下を感じ、タンクが当たる内側広筋も痛い。
 しばらくは身体もマシンも慣らし。同じ速度で頻回にギヤを変え、6速すべてにオイルをまわす。そしてインター前の片側2車線になる交差点を右折。
「開ける!」
 交差点の信号待ちで前にいたタクシーは、あっという間にバックミラーに消えた。適切な言葉が見つからない。うれしいとは違う、とにかく帰ってきたという客観的事実。
 ETCゲートを通り、合流まで左カーブのアクセス路。
「開ける!!」
 車では体験できないバンク、合流。
「さらに開ける!!!」
 大気の摩擦、それをくさび形に切り裂いていくあの感覚。すぐにパネルが黄色く点滅。無意識に5速で引っ張っていて、オーバーレブのアラートに苦笑。
 数分で宮島SAに着いた。
「変わらず、それでいて新しい。」
 田平天主堂が表紙のNEXCO広報誌を手に取り、念入りにチェックした。年末年始はとりあえず車で行動予定。種子島、それとも大分あたりで湯治。
 ハイオク121円に驚きつつ、帰路、通ることになる帰り道は必然的に事故現場を。路肩に寄せエンジンストップ。あれから何度も通っているが、車で通過するのとはまったく違う。衝突地点と、倒れていた場所をあらためて見渡した。
「飛んだね〜。」
 ほぼ半年経過、土曜の夜、同じ時間。セーフティライディングでの上書きで次のステージへ。新しい旅が始まる。

12.25
"South of Heaven~Silent Scream"

12.24 "Winter Wonderland"
 朝起きたらまず外を確認するのがルーティーン。望遠鏡は窓際に常設。金星はもちろんその朝の一番星。木星は天頂にあり狙えない。今、最も気持ちのいい場所にあるのがレッドプラネット、火星とそのすぐ西に輝くおとめ座のスピカ。
 出かけるときにはまだ金星が確認でき、根拠のない充足感に満たされ駅に向かう。冬至点を過ぎ、夜の長さが名残惜しかったりする。

12.23
"The Mechanics Of Annihilation"

"ORBCOMM-2 Full Launch Webcast"
 Falcon9。ついにやりました!今朝の地元地方紙にも載っていてびっくり。花火不発(ソフトランディング成功!)後、朝日に映える一段ロケットの映像をTOPに。けっこう焦げてるね。

 昨日冬至点通過。仕事中の14:00頃思い出し、ひとりで感慨に浸る。夜は望年会。520人参加とのこと。

12.22 13:47:53
 "A Winter's Solstice"

12.21 "Middegi"
 ISS船外活動中。

12.20 "On the Way"
 フライデーナイト!復帰後初の連続5勤で心も体もヨレヨレ。木曜日にはこれまでしたことがないミスと、自分自身が丸イスから転げ落ちる(背もたれがあると勘違い。足も少し痛い)という大失態。しかし!英気を養うには休息より活動。
 23:30自宅スタート。目標は能美・陀峯山。目的は市内からは見えない、南の地平線に輝くりゅうこつ座のカノープス。
 深夜1:00山頂駐車場到着。先客あり。ヤンキーか?少し小高い山頂まで車を進めた。
「カノープス。」
 倉橋の山の端に赤くギラギラと瞬いていた。シリウスについで、天球上2番目に明るい星。国内でも北へ行けば物理的に見ることができない。
 コットを出して寝転んでみるが、頂上東屋付近はテレビ送信施設があり、意外と空が狭い。先客の様子をうかがってみると、赤いヘッドランプがちらちらしている。
「仲間だ!」
 白く明るい光を見ると、目が慣れるまで20分程度かかると言われている。そのため天体鑑賞では、写真の暗室のような赤いヘッドランプを使用する。撮影していては邪魔になるので、赤いランプは付けず、足元に気を付けながら駐車場に下りた。驚かさないよう暗がりで早めに声を掛ける。おそらく自分より若い、20cmの反射望遠鏡に赤道儀(自動的に星を追尾する)、双眼鏡、カメラ2台とそれらをPC制御しているすごい先客だった。すぐに打ち解け、機材の話に。このときはオリオンを狙っていた。
「馬頭星雲見えるんですか?」
 設定したインターバルで、自動的に撮影されたばかりの写真を見せてもらう。
「マジですか?やられた!こんなものがここにあるんですか。」みたいな。
 他にも、オリオン大星雲のトラペジウム、M81と82銀河。今日の目的はカタリナ彗星だそうで、双眼鏡で見せてもらったが、それほど明るくなく、尾は周囲がもやっとしている程度。自分では見つけられないだろう。
 さらに、意外にもたくさんの流星が降り注いでいる。ふたご座流星群の名残りだろう。おりしもカストル・ポルックスは天頂。つまり天球全体が放射点の影響下にある。
「メテオシャワー・・・。」
 雲に閉ざされた極大日(12/14~15)を取り戻した。
 あっという間に3時間経ち、気が付くと朝4:00近く。毎日朝5:00には起きるため、完全なオーバーワーク。火星も顔を出し、ちょうど雲も出てきたため礼を言い帰路に着いた。
 が、第二音戸大橋PAで睡魔ダウン。休職のワンチャンスは使い切った。事故は絶対避けなければならない。安全のため車中仮眠。忘れられない星空とともに。
 結論。陀峯は定点ポイントには少し遠い。また、この日のコンディションもあるだろうが、上勝成の方が空気が澄んでいた。よってもう少し山側で距離が近く、雪も降らず、光もなく空が広がる場所を再検索。
 もう一つわかったこと。天文ファンは、週末の夜、人知れず、誰もいない山頂で空を見上げている・・・。圧倒的大宇宙の下では、寒さはネガティブ因子ではなく、空気が澄むというポジティブ因子に他ならない。

 ちなみに昨夜(12/19)23:00ころにも双眼鏡を持ち出し、自宅前駐車場で星を眺めていたが、まだ流星が流れていた。

12.19 "Digital Dream Sequence"

12.18 "It's Just Me"

12.17 "Somewhere in Time"

12.16 "Light This Party Up"
 仕事帰り、ふと目を向けたアフタヌーンティーに懐かしい顔が。恩師二人が茶話会中。(一人は同僚といえば同僚。)迷いなく輪に加わり、近況報告など。
 癒し系O先生、コーヒーごちそうさま。

 NASA Goddardが2016年の"Moon Phases"をアップ。BGMが雄大。南半球版と合わせてプレイリスト"MOON"に追加。

 昨日20時に打ち上がった"Soyuz TMA-19M"。映像でマニューバがずれてるなと思って見ていると、なんと!後退していく。オートマティックでのドッキングに失敗?マニュアルでリトライ?結局無事ISSにドッキングしているが、春のProgressの失敗もあり今後に影響するのでは。止まっているように見えて26,700km/hで移動中の出来事。万一ドッキングできなければそのまま降りてくるんだろうが、ドッキングアダプターに突っ込んだりしたら滞在クルーまで危険。かなり恐ろしい映像。
 わずか4日で再び6人に。Cygnusの丸いパネルがかっこいい。

12.15 "Starry Night"
 12.14~15。ジェミニッド・メテオ・シャワー、雲厚し・・・。

 星ナビを出版しているアストロアーツの天文シュミレーションソフト「ステラナビゲータ10」。1か月前から体験版使用中。発刊15周年ということで、12/7まで製品版を10,000円で購入できた。本当に必要かどうか吟味したあげく、今うちのデスクトップにアイコンが存在している。
 費用をかけただけあり、ネット上にある天文サイトを見る必要がなくなった。おとといからいじり倒しているのがその答え。33のプラネタリウム番組をバンドル。歴史上有名な探査機や主要な恒星へのフライトモードでは気の遠くなるような距離の宇宙旅行が楽しめる。最新の天体イベントや発見された超新星は、オンラインで更新される。中でも感動したのが過去・現在・未来を何百年も行き来できること。
 まず最初にやってしまうのが自分の誕生日の夜空。50年近く前の初夏、深夜1:20。
「なるほど、そういうことか・・・。」
 天頂にはベガ、アルタイル、デネブが作る夏の大三角形。そう、この夏見続けたあの構図。この世に生を受け肺呼吸し始めた瞬間、空にははくちょう座が羽ばたいていた。生きているうちにはもう見ることができないハレー彗星にも出会える。自分がこの世から消え去る日には何が輝いているのだろう。去る7/4が危うくその日になりかけた。
 自分が生きていようが死んでいようが、人類がいようがいまいが、時間は究極の客観性を持って流れ続ける。プラネタリウムのプログラム、「星空自動解説」の説明文注釈に爆笑。
「設定されている日付と場所の、日没から翌朝の日の出までの星空を自動解説します。(自動解説を実行できるのは紀元前5000年から西暦3000年までの範囲です。)」
「8000年間ですか。充分です。」
 時間感覚が理解できずおかしくなりそう。
 ふと気になって気象庁のデータにアクセス。自分の誕生時間の天気を調べてみた。
「小雨。」
 その夜星空は見えなかったというオチ。

12.14 
"The Dream Calls For Blood"

12.13 "長大"
 昨日のトピック。11月オープンの「宮島ボッカ・アル・ケッチャーノ」へ。10年ほど前、かつて同じ場所にあったレストランに行ったことがある。
 イタリアン好きならもはや知らない人はいない山形・奥田シェフの「アル・ケッチャーノ」姉妹店。ただ本家サイトではまったく触れられていない。山形店は去年秋の福島遠征の際、少し足を延ばせば行けたためリサーチ。時間的行動制限が発生するのでスルーした。
 11時過ぎに電話して12時の予約を希望すると、席はあるが3,500円のコースからとのこと。了承して自宅スタート。12時半には到着し、5台分しかない駐車場ラスト1台を確保。少し歩けばコインパーキングはあるが、近隣は世界遺産エリア。ランチに1日分1,000円などとんでもない。予約より30分早かったがすぐに入れた。
 開店直後にもかかわらず何席か埋まっている。大きなガラス窓の外には宮島が遠望できる。観光客にはうけそうだ。地元民にとっては海のきれいな普通の風景。世界遺産のステータスは、近年の乱発や経済効果が前面に出過ぎるため、モンドセレクション金賞並みに消え去った。
 肝心のメニュー。メインの仔牛のカツレツが非常に地味だったのを除けば、来店前かなり高かった期待をぎりぎりクリア。聞くとスタッフのほとんどが山形からの出向というのも好印象。ただ今後リピートするかといえば、新規開拓やいきつけ優先かも。

 おおの自然観察の森から湯来に抜ける山中で20頭近い猿の群れと出会った。

 天体鑑賞は体力を消耗させる。昨夜は夜半前から空がクリアに。ちょうどオリオンが南中するころで、南の窓を全開にして、布団を窓のすぐ下に敷き、上目使いで眺めながらウトウト。ふたご座流星群は狭い視野の中では流れなかった。おそらく寒さで知らないうちに窓を閉め寝ていた。
 仕事のある日と同じ朝5時に目が覚めた。もちろん木星〜火星(横におとめ座のスピカ)〜金星のライン。3次元の太陽系を想像する。レグルスが天頂付近、この夏毎日入りを見送ったアークトゥルスが東の空に。寝る時間がどんどん減っているような気がするが、まだまだこの遊びはやめられない。

12.12 "Birds Of Prey"
種子島 "島宿 HOPE" 新館OPEN

 ん〜、ふたご座流星群、全部曇りじゃないか!

12.11 "Powers of Ten"
22:02JST:Soyuzランディングまであと10分。
22:12JST:カザフスタン・ジェズカズガンの平原にタッチダウン!映像まだ。
22:35JST:音声入ってきた。
22:48JST:油井さん声入った!おかえり!
22:54JST:映像きた!
22:55JST:チェル・リングレン出てきた。
23:00JST:かつがれてATVに乗車。お疲れさま。

12.10 "In Metal We Trust"
 ISSロボットアームがCygnusをピックアップ。クリスマスプレゼント同梱?明日油井さん帰還。

12.9 "Rise"
Dimebag Darrell 1966.8.20~2004.12.8

12.8 "Dying Rose"
 目覚まし30分前、5:00に目が覚める。外を見ると、クレッセントムーンとヴィーナス。すぐに望遠鏡セッティング。
「カタリナ彗星はどれだ?」
 KAGAYAとほしはかせ情報ではその少し左にあるというが・・・、結局見つけられず。うっすらと浮かび上がる影の部分の月が美しすぎる。火星は赤く輝き、木星はかなり高い位置に。部屋からでは軒が邪魔になり、望遠鏡では捉えられない。
 仕事帰りの道でまた空を見上げる。
「明日朝も晴れるかな?」
 目の前の光景何もかもが不思議で素晴らしい。

12.7 "I Am Free"
"Orbital ATK's Cygnus spacecraft"
 6:44JST、Orbital ATK社はくちょう座(Cygnus)宅急便。よそのトラックを借りて、約1年ぶりにケープ・カナベラル配送センターから出荷。ISSへ輸送中。油井さんはあと4日で大地へ帰還。

 定期受診。骨癒合は今一つ。やはり1年かかりそう。県民共済は180日過ぎても抜釘はサポートしてくれるらしい。素晴らしい。
 その足でフジ(駐車)〜酒菜亭〜フジブラのゴールデンルート。周辺はジーンズ「YOUNG」が「徳川」に変わっていたり、「なか卯」富士見町店がなくなったりしていて少し寂しいけど、ホッとするエリア。
 モンキーはエンジン載せたところで日没サスペンデッド。カスタムにはまったく興味なく、壊れたところさえ直ればいいが、26年も経てばさすがに経年劣化が激しい。怪我の状況からしてまだバリバリ乗れるわけではないので、ホイールアルミ軽量化とか、6V~12V化とか、ちょっとだけいじっていこうかと。とりあえずは自室がガソリン臭くなくなったのがうれしい。
 カタリナ彗星見れるかな?

12.6 "Midnight Memories"
12.7 6:44JST NASA Atras V/Cygnus
 今朝も風のため、PCを立ち上げた時点で早々に延期が決定していた。明日も天気40%とのこと。また爆発しちゃいけないから慎重に!
 薄雲の夜明け前、木星と金星の間に薄目を開けた三日月。火星はわからなかった。

12.5 "The Gift of Music"
12.6 7:10JST NASA Atras V/Cygnus
 8:02JST、今日も風で延期。

 レウリでランチのあとダメもとで掛頭に向かうと、積雪は思ったほどではない。さすがに8合目を過ぎてからは雪で覆われていたが、スペーシアでもトラクション問題なし。あれよあれよという間に山頂にたどり着いてしまった。天体鑑賞には最高の場所だが、車でのアタックはもう無理だろう。
 次回は雪の心配のない島しょ部山頂をチェック。来週、ふたご座流星群に期待。

12.4 "The Ride Majestic"
 やった。日本時間明日朝に延期になってる。見られる。

12.3 "The Grand Design"
"What's Up for December 2015"

"Antares Rocket Explosion"
 昨年10月、朝出かける前に見ていて放心状態になったAntares/Cygnus。今回はAtlas Vに搭載。すでに仕事が始まっている時間帯なので見ることはできないが、成功映像を帰宅時に!

12.2 "Liar Liar"

12.1 "Whiplash"

11.30 "Does It Feel Like Love"
 威風堂々クラシック。昨日のRCCニュースに去年よりも大きく出演してしまっていた。

11.29 "Pomp and Circumstance"

11.28 "Does it Feel Like Love"
 今日14時ころMOTOGPのサイトにアクセスすると、ブラックフライデーとかでオフシーズンのビデオパス0.99ユーロ。
「0.99?!」
 すぐにレートを検索すると、今日の為替レートでなんと約129円!!!期限はシーズンの始まる2016/3/31までだが過去のレースが見放題。レースウイークに入った年間パスは日本円約18,000円もすることを考えると驚きのプライス。
 マルチスクリーンには鳥肌が立った。実況、ヘリ空撮、トップグループ数台のオンボードカメラ、ライブタイミング、ライブトラッキング、それぞれを自由に切り替えられ、ドラッグで好みの位置に配置することができる。音声も実況、映像、オンボードを選択、複合もできる。
 例えば事件のあったセパン。メイン画面を本放送にして左下にマルケスのオンボード、下中央にヘリからの映像、右下にロッシのオンボードに設定。音声はマルケスのオンボード。なるほど、トラブルの詳細が浮き彫りになった。またPC奴隷になるネタが増えてしまった。

威風堂々クラシック
 17:10のひろ美を鑑賞。マエストロは足が悪くなったらしく、T字杖に親近感。お大事に。
 やはりライブは素晴らしい。特にチェロ。バイオリンは聴覚のみに訴えるが、チェロは振動で肌の触覚にも訴える。明日はどれに行こう。

11.27 "Let Love Rule"

11.26 "Moonchild"

11.25 "Open Your Heart"
 すごい!17日に送った33年前の「UCCコーヒークーポン」。つい先ほど19時過ぎ、ポイントに相当するペーパーフィルターが送られてきた。

11.24 "Tonight's Sky:Dec 2015"
H-IIAロケット29号機リフトオフ
H-IIAロケット29号機衛星分離
 素晴らしい!!!

11.23 "I HAD A GOOD TIME"
LWH~AiR: 16th Anniversary

"モンキーマジック"
 3年ほど不動だったモンキーがついに原型を取り戻した。こちらは今月20日で26年目に突入。ステップとスタンドがエンジンにじかに付いているため、エンジンを下ろした5/2以降ずっと壁に立てかけてあった。半年かけてやっと自立。なんとなく自分自身に重なる。
 日没のため火入れはまだ。通勤・近場の主力マシンに返り咲く日は近い。

11.22 "Apocalypse 1470 B.C."

11.21 "Cruel"

"Robbie Maddison's Drop In"

 11/21、21:10上映、H列21番の席(たまたま、特に意味無し)。19年前震え上がった「女優霊」の続編とも言うべき「劇場霊」を見てきた。
 時間も経ったしも歳もとった。ツッコミどころ満載だが、人形のあの動きはやはり中田ムービー。嫌いじゃない。

11.20 "Death Of A King"

11.19 "Ethereal"
 深夜1時、どうせ曇っているだろうと外を見た。
「オリオン!」
 窓ガラスが鳴るほど強い風の中、めまぐるしく雲が流れていく。新兵器の投入を迷っていると、一つ星が流れた。
「ソラリラ、シェイクダウン!」
 家のすぐ前の駐車場に天体鑑賞用キャンピングコットと真冬シュラフを持ち出した。今日はしし座流星群の極大日。横になってシュラフを羽織る。かなり風が強い。
 天頂にはぎょしゃ座とカペラ。あいにくその後流れ星は見られなかったが、30分ほど空を眺めた。どうしても比較してしまうのがあの屋上庭園の日々。ベガとアルタイル、はくちょうも飛び去り、まったくの別世界が広がっている。
「新鮮な夜空。」
 楽しもうという意思を持って見る星空は、これまで見てきたどの空とも違う。天体"観測"ではなく天体"鑑賞"。途方もない時間と距離を想像し、混乱する思考を楽しむ。

 予定外の憩の森は、流れはあったものの先日の大雨で崩壊が進んでいた。上下水槽の水を抜いて全清掃。いつもの流れを取り戻した。ずっと安定していたのでこれも新鮮な作業。本来の川は侵食が進んでいる。

11.18 "The Fix"

"First Ever BMX Quad Backflip"

11.17 "好きで好きで好きすぎて"
 長期入院の反動から色々買いまくり。昨日はコット(キャンプ用簡易ベッド)が届いた。このコット、キャンプ使用ではなく天体観賞用。今回買った望遠鏡のメーカーである光学機器のVIXENと、キャンピング用品のユニフレームのコラボレーションによるその名も「ソラリラ」。VIXENのサイトに生産終了とありその限定感にやられた。どこにでもベンチがあるわけではないし、首の持病も考慮すると購入は時間の問題だった。
 室内で試してみたが、ストレッチャーで寝ている気分。アウトドアに期待。それよりトータル20万近い請求が恐ろしい。

11.16 "The Lost Song"
 家の片付けをしていて、母が集めていたUCCのコーヒークーポンが出てきた。大した点数ではないが、丁寧に台紙に貼り付けられ、住所・氏名・年齢まで書き込んである。その母の年令がなんと50歳。今から33年前の1982年。まさかと思いつつ「UCCコーヒークーポン」を検索してみた。
「まだある!(笑)」
 持っている点数でペーパーフィルター50枚入り3パックを貰うことができる。"現代"の貼り付け台紙をダウンロードしてプリントアウト。きれいに貼りなおした。もちろんフィルターを貰うことが目的ではなく、33年前のクーポンが使えるのかという興味。クーポンのデザインもサイトに載っているものと違う。
 古い貼り付け台紙には、当時CMに起用されていた沢田亜矢子の笑顔があった。「沢田亜矢子、UCC」を検索。
「あった!」
 You Tubeの映像には、間違いなく今手元にあるものと同じコーヒークーポンが映っていた。さらに驚いたのは、沢田亜矢子が今も歌手として活動していたこと。ブログもある。そうそう、90年代後半、夫であり担当マネージャーだった「ゴージャス松野」との離婚トラブルが印象深い。まだプロレスをやっているという松野のその後の経歴がすごい。
 さて、時を越えたクーポンの有効性やいかに。結果は三週間後。

11.15 "Fertilization"

"Portrait of Lotte 0 to 16 years."

 いろいろ2016化。サイトマップに5月のSoyuzドッキング映像を追加。Moon、Sunを再生リストに変更。

11.14 "I Worship Chaos"

"Danny MacAskill's Imaginate"

11.13 "心のふるさと"
 佐賀バルーン会場の嘉瀬川対岸土手下に何年も気になっている場所がある。

"千代雀酒造"

 平成14年に廃業した酒蔵の建物群。調べてみると、「男はつらいよ」シリーズ第42作「ぼくの伯父さん」(1989年12月27日公開)のロケ地。マドンナは後藤久美子。同時上映が「釣りバカ日誌2」というのが笑える。
 以前周囲を一周したことがあるが、かなりの郷愁を誘う。見学できないものか・・・。

11.12 "Magnolia Blvd"

11.11 "A Night to Remember"
"Living with a comet"
 ロゼッタとフィラエの最新アニメがアップ。再生リストの最後尾に追加。

"Where is Rosetta?"

11.10 "Jump"
"Red Bull Stratos CGI"
"Supersonic freefall"
"Multi-Angle+Mission Data"
"World Record Freefall"
 以前気球でビデオカメラを飛ばして自由落下させる映像を載せたが、これはスポンサー付きの人間版。アホ過ぎてリスペクト。
 ガス気球で地上約39kmまで上昇してダイブ。最高速は生身で音速超えの1,357.6km/h(マッハ1.25)。無人のゴンドラのその後と、テイクオフから着地点までの距離が気になる。着地と同時にすぐにヘリがやってきたのも驚き。
 高度が下がって空気が濃くなると、スカイダイビングと同じ200km/h程度まで減速し安定。大気ってすごい。しかしRed Bull。あのドリンクでそんなに儲かるの?

11.9 "All Over Again"

11.8 "Kickin Up Dust"
 法政大学トマホークス。早稲田に破れ関東リーグ敗退決定。また来年。
 MOTOGP。セパンでの裁定が残念。また来年。

11.7 "Digital World"

11.6 "Moonlight Shadow"
"Nov. 6 Spacewalk Activities"
 二名のアストロノートが船外作業中。

11.5 "What a wonderful world"
 望遠鏡を屋外へ持ち出す。標高が高くて光が少なく、周囲を木々に囲まれていないところ。真っ先に浮かんだのが掛頭山。すでに人口雪の作業が始まり、雪に閉ざされるのも時間の問題。ただ少し遠い。鬼ヶ城はスペーシアでは無理だし、権現山では明るすぎる。
「上勝成山にしよう。」
 家から一時間足らず、頂上にはテーブルとベンチもある。前回は去年の桜のころ。
 21時前には到着。空を見上げた。
「・・・。」
 これまでにも綺麗だなと感じた星空は数多いが、星を見るためだけに出たのは初めて。明るい星しか見えない病院の屋上庭園を思い出し、ため息をついた。
「すご過ぎる!」
 天の川を見るのは去年の上関キャンプ以来1年ぶり。星座が星の海に溺れる、まさに星の大海。着いてそうそう、星が流れる。
 望遠鏡をセッティングしたが・・・。覗くのがバカらしくなった。圧倒的迫力の天球ドームの下ではレンズを通して見る必然性がない。時間を忘れて眺め続けた。
「あっ!」
 北の空に凄まじい火球が流れた。オリオン座の時と同じく隕石状のコアが砕けながら、青い光跡を残して消えていった。ステンレスを焼き入れしたような透き通るような青。それにしてもやたら流れ星が多い。
 どのくらい時間がたっただろう。オリオンが登ってきた。そろそろ買った望遠鏡の能力を試したい。
 すばる(プレアデス星団)は20mmの接眼レンズでも入りきらない。オリオン大星雲は雲はわかるがピンク色はわからない。アンドロメダ銀河は写真で知ってるからそう見えるがかなりぼやけている。ハッブル宇宙望遠鏡の絵を基準にすると話にならないが、もう少し視野の広い接眼レンズが欲しくなった。
 地上はというと、来る途中に寄ったマックスバリュー、はるか先には宇品のドン・キホーテやプリンスホテルも見える。(帰って調べると直線距離で25km。)
 横になって肉眼で眺めたり、望遠鏡を覗いたりを繰り返し、まったく帰る気がおきない。恒星の海。二次元に見える天球もとてつもない奥行きを持っている。今見えている光には想像できない時間のずれがある。単位が大きすぎてよくわからない。
「急性混乱!」
 西の空が曇ってきた。東には瞼を閉じたような月が昇ってきた。今日はこのあたりで。
 雪が降る前に掛頭山。蒲刈や美星など大きな望遠鏡も体験してみたい。(帰宅後、たくさんの流れ星はおうし座流星群とわかった。)

11.4 "JUPITER"
"What's Up for November 2015"
 到着する日、ワクワクして3時に目が覚めた。結局届いたのは夕方になってから。すぐに開梱!
 一年越し、いや、事故により一年半越しに手に入れた天体望遠鏡は、一見すると白いRPG(対戦車グレネードランチャー)に見えた。ごつさにかけては三脚が鏡筒を上回る。
 説明書に従い組み立て完了。書いてある通り、地上の建物を目印にセッティング。家の窓から最初に覗いたのは数百メートル離れた近所のビル。
「何かの事務所の本棚にある本の背表紙が読める。」
 暗黒面に支配されると違う使い方をしてしまいそうだ。
 我に返り環境を分析。南向き、この時間に目立つのはみなみのうお座のフォーマルハウト。退院直前の屋上庭園では南の一番星だった。
「こんなもんか・・・。」
 25光年も離れた星だけに望遠鏡で覗いてもそれほど変わらない。ただ、肉眼では見えないたくさんの星があるのがわかった。
「やっぱり月かな。」
 早朝には月だけでなく、金星と火星、木星が接近しているはず。目覚ましを4時にセットして寝た。
 布団の中で30分ぐずぐずして4時半にベランダに。
「すごい!」
 木星と金星が輝いていた。もちろん月も。さっそく家の前の駐車場に望遠鏡を持ち出しセッティング。視野が狭く、なかなか捕らえるのが難しい。
「あった!」
 クレーター、海、山脈、明るい部分と暗い部分の境い目が美しい。
 明けの明星は半月、というか半金。地球の内側にある惑星が満ち欠けすることを知った。
 金星のすぐ左にある火星は小さく赤い。この望遠鏡の能力では表面を見るのは難しそうだ。木星はその上。
「うわ〜!」
 縞が見える。大赤班は確認できず。驚いたのは次の瞬間。
「ガリレオ衛星だ!」
 木星には60以上の衛星が見つかっているが、特に大きな4つ(イオ、ガニメデ、カリスト、エウロパ)を発見したのが17世紀のガリレオ・ガリレイ。うちの三つが木星のそばに浮かんでいるのが見える。
「ガリレオがすでに400年も前に見つけていた星に五十前にしてやっと出会った。」
 数十億年前から存在し、自分が生まれてからもずっと空にあった星を初めて見る不思議。自転・公転周期は?地球からの距離は?今見ているのは何分前の?次から次へと疑問がわいてくる。過去の偉人たちが紀元前から考えていることを何を今さら・・・。
「宇宙を手に入れるには遅すぎた!」
 細かいことは気にしない。とりあえず・・・、次は土星だ!

11.3 "Desperado"
"SAGA International Balloon Fiesta"
AFREECATV / You Tube / USTREAM
 午前の競技はローンチサイト外からのフライト。ただしフェスタ部門という40数機の気球がローンチサイトより一斉離陸。そんなのあったっけ?イベントとして素晴らしい試み。
 午後のキーグラブレースも開催。なんと4年ぶりだったらしい。履歴を見ると、12〜13年は種子島に行っていた。
 夜間係留は風のため球皮を膨らませないバーナーバージョンで開催。現地の土手にいると、バーナーの熱が風に乗って伝わってくる。ライブ映像でも感じられる気がした。祭りのあとの寂しさも同じ。来年こそ。

11.2 "Waterfall"
"SAGA International Balloon Fiesta"
 午前の競技はローンチサイト外からのフライト。4タスク。
 午後の競技は風のためキャンセル。夜間係留は球皮を膨らませて開催。

11.1 "Will you ever"
"SAGA International Balloon Fiesta"
 午前の競技は会場からの一斉離陸で5タスク。
 午後はいったん一斉離陸が決定するが、雨が降り出したためキャンセル。

 昨夜は久々にAtlas V ロケット打ち上げライブ。何度見てもすごい。

10.31 "セ・ラ・ヴィ〜女は愛に忙しい〜"
"SAGA International Balloon Fiesta"
 午前はローンチサイト外から4つのタスク。(晴れ)
 午後の競技は風のためキャンセル。

"A Whole New World"
「♪ On a magic carpet ride~」
 ETCゲートまでのアクセス道路。路面の凹凸を避けたバイクでの走行ラインを横目に見る。
「今日のところは車で勘弁してやろう。」
 11:12五日市ICイン。中国道は事故当日7/4に利用した。
「ネガティブイメージをポジティブイメージで上書き中。」
 12:12三次東ICアウト。すぐに山なみ街道に乗り三良坂ICアウト。2回目のベーカリー「mugimugi」に寄る。コーヒーと一緒に食べたかったがすぐに甲奴へ移動。
 「ジミー・カーターシビックセンター」到着。池のほとりに座り、飛びまわる蜂と戯れながらパンを頬張る。クロワッサンのサクサク感がハンパない。
「mugimugi、もうシビックセンターとセット!」
 事故の4日後、7/7七夕の日よりスタートした念願のプラネタリウム番組「オーロラの調べ」。前回の「富士の星暦」と同じく観客は自分たった一人。完全な貸し切り。内容も4ヶ月膨らみきった期待を裏切らない幻想的な世界!
 入院中あれほど星空を見上げ知ってる気分だったが、おまけと思っていた秋の星座解説がとても面白かった。屋上では見えなかった星座や神話を絡めたエピソード。
「人間ってほんと面白い。」
 究極の偶然である星の配列に怪しい名前をつけ、勝手なストーリーさえ生み出す。それも神話の神々なのに人間より人間くさい・・・。
 ファンタジックな気分のまま、センター脇から車で登れる弘法山に向け走り出した。
 「mugimugi」のクロワッサン、「オーロラの調べ」、カサカサと音を立てる落ち葉、真っ赤な紅葉、キラキラ光る木漏れ日、頬を撫でる風、青い空、流れる白い雲・・・。
「♪ Unbelievable sights~ ♪ Indescribable feeling~」
 4ヶ月間病院の敷地内だけだった世界。こんな当たり前の景色が、言葉で表せない、信じられない光景に!もはやギフト!
「自分にしか感じることのできない特別な世界!」
 弘法山山頂も、いつかテントを張りたい素晴らしい場所だった。
 帰りに立ち寄った本屋で手に取った「秋の星座」を購入。そのまま事故現場を通過。
「あの日と同じ経路。」
 激痛にもだえ苦しんで横たわった路面も、元気で通過すれば他人事。
「上書き完了!」
 不運を取り込み昇華。新しい世界、新しいステージがスタート。

10.30 "All Along"
"SAGA International Balloon Fiesta"
 初日一発目のタスクはパイロット・デクレアド・ゴール、フライ・イン。(曇り)
 午後はローンチサイトより一斉離陸。(曇り)

 入院中読んだ本は実に50冊以上。人生でも初めての出来事だろう。
 何度も面会に来てくれた友人ハリーからは、「死体は語る」シリーズをメインに信長周辺の戦国小説など。実は「死体〜」は事故の検証に一役買っている。
 歩行者や自転車、二輪で交通事故に遭うと、直接衝撃を受けた側と、飛ばされて接地した側の2箇所にダメージを負う。実際廃車となったカブの左側は、その象徴のレグシールドはおろか、キャブやクランクケースまで壊れていた。ところが左半身に怪我はまったくなし。相手の車のボンネットには、カブのハンドルの痕が残っているにもかかわらず・・・。無意識に何らかの回避行動を取ったのだろう。もし左側上下肢いずれかに骨折があったなら早期の杖使用は不可能となり、その間に筋力低下や関節拘縮は進み、さらに長い期間のリハビリが必要になったはず。
 イッチー夫婦からは解剖学。「運動器」もかなり役立った。リハビリの際、痛みのある筋を的確に伝えることができた。
 他にも彩子からは伊良部先生シリーズ。この夏映画も公開されていた「あん」、何かと話題の「大放言」。ワッキーから緑の廃墟写真集。外泊時には自分で所有している本も持ち出した。
 その中の一冊、1959年アルフレッド・ランシング著「エンデュアランス号漂流」の話をしよう。
 この本は、2008年にかなり入れ込んだノンフィクション。1914年、ナイトの称号を持つイギリスの探検家、サー・アーネスト・シャクルトンは、蒸気船「エンデュアランス号」に乗り犬ぞりでの南極大陸横断を計画する。しかし、船は陸地にたどり着く前に厚い氷に閉じ込められ漂流。ついにはその圧迫により破壊され沈んでしまう。極地の極寒の中、乗組員たちの生存を賭けた苦難の物語である。
 再読にもかかわらず感涙のエンディング。しばらくして気が付いた。
「1914~1916」
 エンデュアランス号が漂流していた期間。慌ててページをめくった。
「1915年9月30日・・・。」
 船は氷に圧迫されながらもまだ存在していた。そう、ちょうど100年前のこの日!
 墓に持って入りたい一冊「無人島に生きる十六人」もそうだったが、この時代の船乗りのサバイバル能力には舌を巻く。個人の能力を最大限に活かし、組織し、生き残るために一丸となる。圧倒的な自然の脅威の中でも希望を失わない。さらに、「無人島〜」が裸でも過ごせる暖かい場所だったのに対し、南極という極限の世界。
 数日後、自宅に訓練外泊した際、真っ先にグーグルマップを開いた。
サウスジョージア島
 エンデュアランス号が南極に向かう前に立ち寄った最後の陸地であり、遭難後小船ジェイムズ・ケアード号で目指したはるか彼方の島だ。シャクルトンたち6人が漂着したのはサウスジョージア島南岸のKing Haakon Bay。そのほぼ真東、人がいる北岸の港までは直線距離でも30kmを超える山脈と氷河が続く。生き残るためには、何の装備も持たずに乗り越えなければならなかった。当時ストロームネス港にはノルウェーの捕鯨基地があった。
「あ〜、なんという光景!」
 錆び付き、赤茶けたタンクが立ち並ぶゴーストタウン。周辺には同じように廃墟となったリースユスヴィックグリトビケンの港があった。グーグルマップにはそれぞれの港に何枚かの写真があがっていて、まるでウサギや鹿のようにアザラシやペンギンがいるのに笑ってしまう。さらに驚いたのはグリトビケンにストリートビューがあること。撮影は2013年。港には大きな客船が停泊し、赤いジャケットを着た集団が辺りを散策している。港の南の丘にはこの地で亡くなった船乗りの墓が並んでいた。その中の一つがなんと!
サー・アーネスト・シャクルトンの墓
 シャクルトンは、エンデュアランス号漂流から生還した8年後、再び南極探検のためこの島を訪れ、心臓発作で急死したという。
 残りの22人が救助を待ったエレファント島はサウスジョージア島の1,500km南西、ほぼ南極、完全な氷の世界。
「この環境で人間は生き延びられるのか?」
 何度読み返しても信じがたい。ちなみに1915年10月27日には氷に押しつぶされたエンデュアランス号を放棄。
「十月三十日はどんよりと曇った天候で、時折みぞれが降った。気温は華氏15度(摂氏-9.44度)と不快に高く、氷の表面がゆるくなっていた。」とあり、犬ぞりで氷上を移動し始めた日。
 来年まで「100年前の今日」が追体験できる"タイムリー"な一冊。

10.29 "Oblivion"
SAGA International Balloon Fiesta
 無意識に行くためのタイムスケジュールを計算している・・・。自粛!

10.28 "Dangerous"
"Oct. 28 Spacewalk Activities"
 船外活動実施中。

 救急搬送された急性期病院での外来受診。お世話になった女子セラピストと再会。今月オープンした新棟の偵察とランチも。
 本来7月の予定だった現美「モカパス(年間パス)」更新!特別展も見ごたえあり。通い慣れた道が何もかも新鮮。
 初めて母を連れ津和野へ。こちらも実に7ヶ月ぶり。満月を眺めながら「朧月夜」を歌う母は、後日の回想シーンとなるだろう。大谷屋の自販機は無事稼動していたが確認のみ、満腹でスルー。

10.27 "髪を切る8の理由。"
 昨夜22:00過ぎ4ヶ月ぶりの憩の森。今回は視察のみ。途中変な看板ができていたり、桜ヶ峠手前で危うくイノシシを轢きそうになったり。ルーティーンながら飽きないイベント。
 注目の流れは・・・、あった!ただ最近2週間晴天が続いているため水量はか細い。上に登ってみると、砂防ダムはなくなっていて上部貯水槽には土砂が流入、吐き出し口もほぼ詰まっていてオーバーフローしていた。周辺の川の流れにも浸食の痕跡がうかがえる。土管内もそこそこの土砂堆積。下の滝つぼは左が浅くなり流れが途絶、右にすべてが流れ出していた。入院中読んだスウェン・ヘディンの「さまよえる湖」におけるタリム川を思い出した。流れは生きている。貪欲に低い場所を探していく意思のようなものを感じた。
 なにはともあれ4ヶ月保全なしで上出来。実際のところ、昨年後半よりほぼ完成形の治水が行えていたため、本格的手直しが必要になったのは逆にうれしい。リハビリプログラム「治水」は回復状況と相談しながら。
 そのまま前日朝まで3ヶ月間入院していたリハビリ病院に寄った。本当のリハビリで回った敷地内の外周は、闇の中に静まり返っている。昨日までの日常が、今侵入すれば不審者。「塀の外」だった北公園にたたずむ不思議。禁断の22:00消灯後の星空は、残念ながら雲にさえぎられていた。
 帰路、家の近所の峠にもイノシシ登場。車で轢いてもかなりのダメージがあるし、バイクなら転倒してしまう。注意が必要。

 油井宇宙飛行士がサポートしている船外活動の詳細。
"Oct. 28 Spacewalk Activities"
"Nov. 6 Spacewalk Activities"

 10R、Tricker久しぶりのエンジン始動と補充電。

10.26 "星に願いを"
 晴れた日の夜は必ず屋上に出た。病棟の夕食は、ガラガラと音を立てながら、18時ちょうどにやってくる。歯磨きを済ませたあと、必要物品の入った福砂屋の紙袋を手にエレベーターに。押すのは「R」。
 屋上庭園には、日焼けで白くなった樹脂製のベンチが三つ。安全のためか、外周を植え込みで囲んであり、その中に一辺が1.5mほどの半透明の四角錘が点在している。この四角錘は、昼間明るいときには下の階の明かり取りになっているが、暗くなるにしたがい階下の照明が透過し、ぼんやりとした光を放ち始める。その縁幅約50cmの平坦な部分が定位置。新聞紙を二枚敷き、その上にバスタオル。メガネをかけ空のケースを頭に、Tシャツを丸めて枕にする。最後はFMラジオ。18時50分にはその日の出来事が流れてくる。
 横になると、頭は南西、足は北東に。真正面に当たる天頂に輝くのが一番星のベガ。天の川の対岸にはアルタイル。一秒ごとに変化する濃紺のグラデーション。暗さに比例し、デネブと巨大な白鳥が羽ばたく。
 左を向くと、北極星を中心に北斗七星とカシオペヤ。見上げると、アークトゥルスが西の厚い大気を通して、赤く、激しく瞬いている。
 8/13ペルセウス座流星群の日、凄まじい火球を見た。真っ赤な尾を引いたコアが肉眼で確認でき、バラバラと砕けながら消えていった。
 闇夜の「V」も忘れられない。ある夜鳥の声を聞き、漆黒の空間に目を凝らしていると、はるか上空にV字編隊の鳥が横切っていく。巣に帰るのか、南に渡るのか、のべ四度目撃した。うち一度は「/(スラッシュ)」の陣形。
 最も熱中したのが人工天体探しだ。肉眼で初めて人工衛星を見たのは今から四半世紀前、91年の北海道・開陽台でのこと。
「あれが人工衛星。」
 近くにテントを張っていた旅人が教えてくれた。以来ずっと、空気のきれいな場所でしか見られないと思っていた。
 ところが屋上に出始めてすぐ。
「ん?飛行機じゃない!」
 開陽台がフラッシュバック。よく見るとあっちからもこっちからも。一時間も眺めていると7〜8機は通過する。そのうち数えるのをやめた。家から30分程度のこの場所で、目からウロコの素晴らしい発見。
 通り過ぎていく衛星を見ていると、時折強く輝く一瞬がある。
「入射角と反射角。」
 沈んだ太陽からの光を受け、数百キロ離れた地上の自分にピンポイントで届く反射衛星砲。窓際のデスラー総統に、鏡でいたずらされたような錯覚に陥る。
 やはりISS・国際宇宙ステーションは別格だった。天球にあるどの星より明るく輝き、日本人1人を含む6人の宇宙飛行士が乗っている。
 いつしか季節は移ろい、ヒグラシはコオロギと入れ替わった。入道雲はうろこ雲になり、ツバメはいなくなった。何より大きな変化は、メガネの下の縁に見えていたベガが、上の縁からはみ出そうとしている。持っている服を着込んでいくようになった。
 退院前10/21オリオン座流星群。出会えた流れ星はきっと一郎さん。あのショートメイルに答えてくれたのだろう。
 3ヶ月もの間、毎日1時間と少し、決まった時間に決まった方角を見上げ、星と対話する。事故がなければ経験できなかった面白い日々。以前よりリサーチしていた天体望遠鏡を購入予定。さあ、宇宙を手に入れよう!

10.25 "My Destination"
 114日間の旅より帰還。

 一郎さん・光子さんと出会ったのは、2006年5月、鹿児島の硫黄島。オレンジ色の海に囲まれた火山島でのこと。
 テントも持ち出したが、珍しく民宿を予約した。そのときとなりの部屋に宿泊していたのが、犬のロコちゃんを連れた二人だった。やはり同じ宿に泊まっていた鹿児島女子三人組とも意気投合し、昼に夜に、南海のロストワールドを走り回った。
 ハイライトは硫黄岳登山。一郎さんと朝早く民宿を出て登山口へ。硫黄岳はこの島の主峰であり、今なお噴煙を噴き上げる活火山だ。かつて鉱物の採取が行われた山頂まで道はついているが、それも昔の話。標高が上がるにつれ路面は落石に覆われ、崩落し分断されている箇所もあった・・・。

 一郎さんはその数年前、経営していた計器関連の社長職を退き、夫婦と一匹で全国各地を旅していた。移動は意外にもくたびれた赤いワゴン。車中泊もするという。
 奥さんの光子さんは若いときモデルをしており、当時の収入は一郎さんを上回っていたらしい。なによりその豪快な人柄は、背の高い光子さんをより大きく見せた。

 硫黄島から帰った夜、錦江湾に面した国分キャンプ場にテントを張った。島で一緒だった鹿児島女子も加わった記憶に残る野外空間。一郎さんたちにとっても新鮮な体験だったのかもしれない。後日、この日の楽しかった思い出を何度か聞いた。
 その夏、軽井沢に二人の別荘を訪ねると、今度はこちらが別世界を見せてもらうことになった。
 集っていたのは誰もが知る政治家の親族や財閥系企業の幹部、モデル事務所社長など、野宿やテントの旅では絶対出会うことのない人たち。ほぼ居候状態で、夢のような一週間を過ごした。
 2008年、直島に渡った二人を宇野港で待伏せた。走り出した赤いワゴンにバイクで並びかけ、手を振ったときの二人の驚いた顔が忘れられない。そのまま西への行き帰りに広島を訪ねてきてくれた。かれこれ7年通っている津和野のレストランは、このとき教えてもらったお店。
 その後何年かは電話とメイルだけの期間が続いたが、いつも言われていたのが、「武ちゃん、渋谷の家に来てよ!」。
 数年前、一郎さんが透析を始めたと聞き、早く行かなくてはいけないと感じた。そして昨年秋実現。渋谷駅より徒歩3分、ガラス張りの最高にかっこいいお宅。無事帰宅を伝えたとき、「次回は広島で会いましょう。」との返信があった。

 7月、光子さんに事故のことをメイルしたとき、一郎さんは、「ばっかだなぁ。」と言って出かけていったという。
 お盆に一郎さんのスマートフォンに電話したときは、光子さんが出て一郎さんとは話さなかった。

 10/17土曜日朝、光子さんより電話。妙な時間だとは感じたが・・・。
「一郎ちゃん、亡くなったのよ。」
 10/9金曜日、透析に行った先の病院で急変。朝出ていくときはまったく普段どおりだったと。
 訃報を聞いた午後、一郎さんのアドレスにメイルしてみたが、すぐに宛先不明で戻ってきた。亡くなってまだ一週間なのにもう解約。
「光子さんらしい。」
 今度は電話番号にショートメイル。
「一郎さん、素晴らしい出会いをありがとうございました。」
 返ってこない。番号存在の有無はもはや問題ではない。

 落ち着いたら渋谷に"二人"を訪ねよう。光子さんは元気だが、何しろこちらがこの世から消え去る可能性すらあった。
 日常は日常にあらず、薄氷の上に存在している。「次回」は実現してこそ意味がある。

10.5 "Fatal Illusion"

10.4 "Speed Of Light"
"What's Up for October 2015"

9.21 "こころたび"
にっぽん縦断こころ旅
 2015秋の旅スタート。広島も3年ぶりに通過。放送は10/12~10/16。ロケはその前の週。来てくれないかな、「こころ(今いる分譲住宅地)」に。

9.20 "WHY DO I?"
山幸窯
 本日より豊栄・牛尾邸にて三人展開催中。前向きに検討したがここは身体が優先。来年は久しぶりに工房を訪ねよう。

9.16 "ProtoMech"
 2ヵ月半ぶりにカブと再会。ショップの奥さんがつぶやく。
「守ってくれたのね。」
 人間で言えば無言の帰宅ながら、悲壮感はない。何かしらパーツを取り、現役マシンの一部となる。10R、トリッカーもバッテリーチャージ完了。

9.15 "Raining Blood"
"Repentless"

9.5 "真夏の太陽"
 Soyuz44ドッキング成功。ISS9人滞在中!

 ちょうど2ヶ月ぶりになる自宅での夕食。ひとつ面白いことが。
 食後のコーヒーのとき母、
「あんたこれがあるで。」
 冷蔵庫の野菜室から取り出してきたのは食べかけの亀田「カレーせんべい」。一瞬わけがわからず記憶をたどると・・・。
「!」
 7/4のあの夜、友人宅から持ち帰り、唯一バッグに入っていたもの。もちろん一緒に夏の夜の宙を舞った。救急搬送後なぜか家に持って帰ってもらい忘れていた。
「意外に割れてない。(笑)」
 賞味期限は10月、一枚食べてみたが、せんべいなので特に問題はない。なんとなく生還した仲間と再会した気分。破砕した大腿骨からすれば、少しばかりジェラシーを感じなくもないが、人格発生、「持ってる」カレーせん。一緒に病棟に「帰宅」しよう。

9.4 "Dielectric"
"What's Up for August 2015 "
"What's Up for September 2015 "

8.21 "Hard Luck"
 出島の出汁が心にしみわたる・・・。

7.26 "WALK ON"
 父のカブと引き換えに、次のステージを得る。

7.4 "Ultra seven"
 FB、Stryper発信の近況より、大好きなドラマーの一人であるDeen Castronovoが、薬物過剰摂取を要因とする性的虐待で審議中らしい。
 Wild Dogsで知って以来もう四半世紀、この2月にも彼をメインヴォーカルとする"Revolution Saints"の曲をあげたばかり。唯一無二の才能を葬る薬物の存在が残念でならない。
 気を取り直して、新見美術館「ウルトラセブン展」今日スタート。1年の折り返し、誕生週、そして初回放送から数えて同い年のウルトラセブン。未来を先取りした社会背景と問題提起、突出したストーリー。今日訪ねることがこれ以上ないシンクロニシティ。

 10:33五日市ICイン。中国道はホント久しぶり。ノンストップで新見ICアウト。最高速更新。
 リサーチ済み自販機は「ベンダーショップ阿新」。きつねうどん売り切れ、きつねそばはランプ付いておらず購入不可。となりの汎用機は商品入っててもお金が入らない。ガム自販機は電源は入っているのにすべて売り切れ。極めつけは張り紙。
 「さわるな!阿新」
 ある意味楽しんで、缶コーヒーでもとたくさんある自販機を探すがホットは一本もなし。(カップのはあり。)帰って「懐かし自販機」を詳しく見てみると、なるほど納得。もう一軒の「もみぢ」はやや距離があるため諦める。
 食べるところはそこそこあるがフィーリング合わず、いつものAコープ惣菜パターン。やっぱりこれがいちばん!地元民の日常会話に耳を傾ける。
 外のベンチで惣菜をほおばっていると、目の前の駐車場が斎場と一緒になっていて、喪服を着た親族一同。生と死が地域に密着している様子に感心。
 「ウルトラセブン展」は期待以上だった。金城哲夫にもう少しスポットを当ててほしかったが、それでも見ごたえ十分。ミュージアムショップでウルトラアイのレプリカに悩む。自宅で一人で「デュワッ!」ってしないという結論に行き着き、実用的なめがねケースに落ち着いた。
 帰りは七塚原から強雨。レインウェアを持っているにもかかわらずびしょ濡れで帰宅。たまには雨に濡れるのもいい。

7.2 "What's Up for July 2015 "
 さ〜て、島旅日程に週間天気が入ってきたぞ!今のところ全部雨。この時点での予報は統計。まだまだ!

7.1 "天体観測"
 初めて明るい時間のパスタフレンドは庭がきれい。福王寺は展望台より上が工事通行止め。ananasはハズレなしのケーキ、コーヒー、景色。目の前にはたわわに実ったとうもろこし畑と、まだ見ごろのアジサイを中心としたこれまたきれいな庭。
 締めは2週連続の憩の森。降水後で水量豊富。軽度梗塞フラッシュのあと、水が階段をどう流れていくかの実験。最後は小さな伏流水となり地面に消えていった。
 さて、今夜の天体ショーは?
 21:00、素晴らしい天体観測。宵の明星は光が強いため、多少の雲は透過。必然的に木星がとなりに。逆に瞬いてきれい。天球全体では雲が多く、天頂付近にアークトゥルス、南にスピカ、東のベガ(織姫)がさっき少しだけ見えた。Tシャツ短パンで暑くもなく寒くもなく、宇宙の片隅を感じる夜。もう1回見に行こ。
 21:20、金星木星は西の山に沈んだ。明日満月の月がとんでもない。また明日。

6.30 "Roundabout"
 見づらいので星空は迷走ページに移動。
 7月上旬、"HOPE3"発動。行きたいところは、HOPE1、レッカーの杉自動車、HOPE2、鉄砲館のメカニカルジオラマ。あとノープラン。天候不良の代替案も検討中。
 今読み返してみたが、HOPE1の、いつバイクが動かなくなるかわからない雨天、無灯火での帰路600km。すごい!

6.29 "Our Song"
Chris Squire
1948.3.4~2015.6.28

SPACEX Falcon 9 / Dragon
 現在爆発から1時間。正式な発表を待つしかないが、打ち上げ後1分13秒あたりで一段の先端、つまり2段との接合部付近から何かが漏れたような。爆発自体もそのあたりから。それにしても気持ちのいいくらい消えてなくなった。もし一段の姿勢制御系統の問題であれば、回収計画そのものを考えなおした方がいいのかも。
 去年のアンタレス/シグナス、5月のソユーズ/プログレスに続き、ファルコン9/ドラゴンも失敗。今回の目玉、IDA(新しい国際ドッキングアダプター)が大気に拡散。ISSの補給物資は大丈夫か?来週のプログレス、8月のこうのとり(HTV5)の重みが増した。JAXAの安定感を見せ付けるチャンス。
 現在進行中の1年滞在ミッションや火星への道に大きく影響しそうだが、とにかく宇宙開発は失敗から学ぶ。早期の原因究明を願う。人が乗ってなくてよかった。

6.28 "We are the sleep"
 新県美展。高名なアーティストの個展にも引けを取らない面白さ。
 もう3度目になるおまけのコレクション展は、魑魅魍魎に対峙するガリガリの仏陀の前でいつも釘付けになる。作者を見ずして、立ち止まってしまうのが児玉希望。
 ぽっちゃりした神仏が持つ説得力の限界=偶像崇拝の限界。うがった見方なのはわかるが、例え痩せこけていたとしても、それが仏陀自身の個人的欲求を追求した結果ではないかと。そういった意味で神仏は「ひとがた」ではいけない。あるとしたら、究極の偶然と客観性を持ち合わせた宇宙と考えるが、もちろん神とは違う。なぜなら、人類が滅亡しても存在するから。

 東京のクロダから、山形の宝石(さくらんぼ)が届く。ありがとう。

 土星は南の空、月のそば。双眼鏡では輪まで見えないけどなんとなく楕円なのはわかる。ちなみに南斗六星の左あたりに冥王星もあるらしい。

6.27 "The Journey / It's Easy"
 梅雨に入っても意外に夜の雨は少なく、久々の憩の森。晴れ間もあり、天体観測を希望していた2人を誘って4月以降はじめての三世代ヒツジ会。
 夕方から雨は上がっていたが、これまでの降水量からそこそこの流量を予想・・・。
 「ビンゴ!」
 上部貯水槽があふれているのを見るのは何ヶ月ぶりだろう。軽度梗塞が認められたため水を抜いてフラッシュ。塩ビ径と等しい怒涛の水量が戻った。おじさんの意味不明な作業を飽きもせず眺めている2人に笑ってしまう。
 迎えが発生したため距離が伸び、「こころ」の下りでついに月到達。
 「おめでとうございます。」
 時すでに日が変わり、やはり意味不明なアニバーサリーを祝ってくれる2人。結局星が見える状況ではなく、「こころ」探検後ココスでカンファレンス。

 明日のFalcon9/Dragonも、引き続き一段ロケットのドローンシップソフトランディングに注目。
"2015.4.14 : CRS-6 First Stage"

 23日の「滝平二郎展」の追記。初めてのゾーナ徳山は広島店と同じく繁盛している。古田台より気持ちリーズナブル。
 「滝平展」はアマゾン欲しいものリストに入れていた「モチモチの木」を購入。通販サイトより個展で買うことに意味がある。思い入れとしては「モチモチの木」が突出しているが、ストーリー的にいちばんグッとくるのは「花さき山」のため再訪も検討。
 ここのカフェが素晴らしい。R2に面していながら目の前の池と噴水を眺めるリラクゼーション空間。今回はスルーしたが、挑発的なカバのいる徳山動物園も良いプラン。ハリーと行ったばかりの欽明館。夕飯時通過のため立ち寄らずにはいられない。

 今夜のSA。NEXCOの情報誌「遊・悠・WesT 7・8月号」で目にとまったのが「宮島コーラ」。発売はここ、宮島SA下り。地味に置いてありレジで聞いて入手。味は「ふ〜ん」。製造も福山。

6.26 "Back In The Day"
 月まであと42km。

6.25 "Drifter"
 月まであと50km。

6.24 "My Heart Will Go On"
James Horner
1953.8.14~2015.6.22

 月まであと57km。

6.23 "Soul Hacker"
 月まであと65km。

6.22
"Midnight Driver Of A Love Machine"
1:37:33 Summer Solstice

6.21 "The Best of Times"
 久しぶりの周回コースは湯来の石ヶ谷で"KTM/X-BOW"とすれ違ってビックリ。とてつもなく実用性がないのにかっこいい。
 吉和で通り雨に降られたが、クールダウンと輝く路面のプレゼント。すぐに晴れ渡り、今夜のISSや、月、金星、木星の競演に期待。
 秋のSoyuz打ち上げからSarah Brightmanの名前が消えた。サイト(5/13アナウンス)には家族的な理由とか書いてあったが、Progressの失敗も影響しているのかも。どちらにしても残念。
 ISS観測は映画上映ぎりぎりまで粘って草津の河口で。家から見るより空が広い。なにより今日のトピックは月、金星、木星が至近距離に並ぶコラボレーション。素晴らしい。
 「愛を積む人」は、大きくなっていた期待を上回る秀作。美瑛は旅したポイントの中でも特に思い出深い場所。来月の島旅に向け旅心を刺激された。今年観た映画は今のところハズレなし。

6.20 "One Life My Life"

6.19 "Repentless"

6.18 "The Science Of Noise"

6.17 "Save Me"
 週一の酒菜亭から旧日本銀行広島支店で行われている現美の企画展。実は初めて足を踏み入れるこの建物。被爆70年に導かれたのかも。(入場無料 〜6/28 会期中無休 10:00〜17:00 ※6/18〜27は〜19:00 )
 なんという重厚なつくり。特に印象に残ったのは地下大金庫がある手前の部屋。一階中庭の地面が地下の天井と一体になっており、レトロなガラスブロックで明かりを取ってあった。閉鎖的な空間に降り注ぐ光を見上げたとき、端島の記憶がよみがえった。潮降り街の地下。浴場だったか、購買所だったか、やはりガラスブロックの天井・・・。
 「人がいるということ。」
 光の質が違う。イベント会場として管理されているこの場所と、何が降ってくるか、どこに穴があるかわからないあの場所。安心を生む光は色温度が低く、視覚的にも暖かい。それとは逆に、白、青は不安を助長する。冬のキャンプで必ずキャンドルを持ち歩くのは、もちろん燃焼による暖もあるが、真っ白なLEDは、視覚的にも寒さを増強させる。
 一階に展示されている作品の方は、音の出るものが特に面白かった。現代アートは、現在進行形の時間を取り込めるという点で、絵画、写真を凌駕する。
 車を置いていたフジへの帰り道。長崎堂が開いていたので久しぶりにバターケーキなど。

 ※ガラスブロックの場所がどのあたりだったか端島を歩いてみた。
 「そう、ここ!」Google Street View
 検索して裏を取ると、この地下に生協や共同浴場があった。玄関入ってすぐ、エントランスホールの床がガラスブロック。そのあと地下にも降りたが、昼でもヘッドランプ必携。危険回避のため周囲の観察に気を取られていた記憶あり。まわりを取り巻くすべての空間がグレー。今日見上げた暖かな天井とは正反対の世界。

6.16 "Caravan"

6.15 "The Last Tears"
 Comet 67P/Churyumov-Gerasimenko(チュリュモフ "アヒルちゃん" ゲラシメンコ彗星)の微妙な岩陰にランディングし、お休みしていたPhilaeが、太陽光を受け目を覚ましたらしい。「おはようフィラエ!」

"Once upon a time... cometlanding"

 「海街ダイアリー」。序盤に出てくる温泉旅館に見覚えがありエンドロールに注目していると、案の定2回行ったことのある秋田・鉛温泉藤三旅館。うれしい。
 "WHIPLASH"(邦題「セッション」)は予測できない展開に脱帽。リピートの可能性大。劇場でサウンドトラックを買ったのは初めてかも。

6.14 "Jupiter"
 大植さんの「Jupiter」。

"Amazing Sunset Sky Show"

6.13 "Edge Of A Broken Heart"
 戻ってきたラパイドSRのかぶりごこちが素晴らしい。Vクロスのときもそうだったが、頬に当たるシステムパッドが新品でホールド感抜群。さらに目の前のシールドを交換したため、触れている部分、見えている部分はまったくの新品。いつもの道の景色がポジティブに違う。
 21:00よりSAに。ステアウェイに向かう途中、話題のゆめタウン廿日市が今日オープン。せっかくなので、どれだけ縁がない施設か確認に。この時間帯でも大盛況。もちろん今日大盛況じゃないと今後が厳しい。
 3階吹き抜けのフロアは府中のソレイユと似た感じ。それ以外にもう一本通りがあるので規模としては1.5倍くらい。今は22:00までだが数年のうちに21:00に変わるだろう。
 商工センターのゆめタウン計画は?五月のイオンと合わせて、限られた市場を食い合う共倒れの図が想像できる。以上。よっぽどタイミングが合わない限り来ること無し。
 そのままステアウェイに寄ると、こちらも大繁盛。出島に計画変更しバイパスへ。すると観音のウォンツ前で大事故に遭遇した。2台のバイクと数台の車がめちゃめちゃに。まだ緊急車両は来ていなかったが、人はたくさんいたので通過。倒れたライダーとバイクの距離がそれほどじゃなくスピードは低いと考えられるが、かなりの壊れ方。ドラッグストア入口のためサンキュー事故のようにも見えた。安否確認は明日の新聞に載りそうなレベル。脊損なし五体満足を祈る。
 ライダーなら感じてる人も多いと思うが、視野の狭いドライバーが明らかに増えてきている。ありえないタイミングで右左折してくると予測しておいた方がいい。もちろんバイク側のスピードにも問題があることを前提として、気を付けましょう。

6.12 "True Survivor"

6.11 "Just Breathe"
 Expedition43の3人、残業お疲れ様!

6.10 "Run To You"
 所用のついでに酒菜亭からフジ。帰りに区役所で一枚の紙切れを受け取った。それぞれ独立していたと思っていた立ち寄り場所が、紙を手に取った瞬間、一つの線だったことに気付く。
 「この紙切れのために膨大な時間と費用が・・・。運転免許証のようなカードサイズにしてくれたほうがまだ実感が持てる?」
 ネガティブに感慨深い。時間とともに意味を持ち始めた4月以降の酒菜亭と周辺の風景に、累計訪問回数追加。

 修理に2-3週間かかると聞いていたアライのヘルメット、ラパイドSRが、わずか1週間で帰ってきた。前回と同じく、希望した交換パーツ以外、送料を含めすべて無償。驚きで言葉にならない。
 意味のある偶然も。昼間フジでバイク雑誌を立ち読みしていると、アライの特集記事が掲載されており、とても興味深く読ませてもらった。大規模な製造ラインではなく、手作業による町工場。
 世界のアライ。バイクに乗り続ける限りお世話になります。
 取れかかっていたカブの右リヤウインカーも修復。通勤心機一転。

6.9 "512"

6.8 "No Hope In Sight"

6.7 "River Flows In You"
 「しばらく来なかったわね。」
 久しぶりの「花みずき」は実に2年ぶり。変わらない笑顔と緑の中、ゆったりとした時間を過ごした。
 吉水園のモリアオガエルも変わらず。「森の中の哲学者」は、もみじの枝に乗り、生きるとは何かを考えていたのだろう。

6.6 "The Number of the Beast"

6.5 "Glory"

6.4 "The Raven"

6.3 "Eigengrau"
 つい先ほど20:03のISS。木星と金星の間を横切る素晴らしいタイミングだが、広島よりかなり北側を通過のため距離が遠く輝き控えめ。写真はこれでおしまい。次回からはまた6分間、お願い事をしまくろう。

6.2 "What's Up for June 2015"

6.1 "All The Nights"

5.31 "Atlantis Rising"
 日月と連休のためISS観測はこころへ。先日修理したオフロードヘルメットシェイクダウン。最も肌に接する頬パッドが新品のため心地よいホールド感。素晴らしい。通勤用のRAPIDEも今日修理に出した。
 ISSの光跡を撮ろうと初めてカメラを持ち出したが、天体撮影のデータなどまったく持っておらず、とりあえずシャッタースピードを最長の15秒に設定して1段アンダーで3枚ほど撮った。
 撮影時間に加え、SD書き込みにかなりの時間がかかる。また、この前後は雲が多く、実質この一枚だけ。
 「良くない?北斗七星を横切る感じ。」
 今日に限っては明るく邪魔な月も背後でラッキー。残念ながら入りきらなかった金星がすぐ近くに。プログレスの失敗で滞在延長中の3人はいつ降りてくるのだろう。地上で足止めの油井さんも待ちくたびれているのでは。
 ついでの憩の森は雨少なく枯れぎみ。状況は変わらず。
 帰宅後すぐ乗り換えてSA。年間走行距離9,000km超は例年より早いペース。生涯走行距離は月まで(384,400km)あとわずか。

5.30 "Faster"
Isle of Man 2015
 誰も死にませんように。

5.29 "Among The Living"
 口永良部は、いつも島旅計画の最上位に挙げていた島。ネックは屋久島経由が不可欠なこと(フェリー代がかかる)。行けるときに行かないと行けなくなる例。

5.28 "Brain Dead"

5.27 "W.F.Bach Viola Duets"
 実は一度も歩いたことのない竹原町並み保存地区。まだ「マッサン」で盛り上がっている。
 10年は入っていない竹原のレストラン「らんぷ」と、初めて入った喫茶「プリンス」は、けっして意図したわけではなく昭和レトロ。この間の「紫苑」もそうだったが、純喫茶の象徴とも言うべき赤いベルベット(革もあり)とデコレーションの椅子。薄暗い照明に一貫性のないオブジェ。パーテーションには手入れの行き届いていない観葉植物とか、楽しいツッコミどころ満載。モダンなカフェもいいけど、自販機からつながるレトロ喫茶めぐりは禁断の世界。ケーキセットをオーダーすると、メインのアップルパイに加え、ホイップクリームの乗ったコーヒーゼリー付き。もちろんホットコーヒーも。
 海の駅「たけはら」に生まれ変わった竹原港。高速千円のあおりで廃止となった旧中四国フェリーが乗り入れていた。この港から何度も波方(今治)に渡った。写真は05年、大学の後輩を訪ねた高知行きの往路。伊野でおばちゃんの魔法にかけられ、夏祭りと花火に出会った旅。フェリーの額縁に彩られた瀬戸内海は、コマ送りの静止画記憶あり。これも10年前。

5.26 "Til The End"
 修理に出していたヘルメットが帰ってきた。感覚的にはほぼ新品。とても11年使っているものとは思えない。劣化で剥がれた縁ゴム、取り外せない前後のクロス部分の再接着、壊れた頭頂部のデルタダクト、行き帰りの送料まで無償。かかった費用はこちらが希望したノーズディフレクターと劣化の激しかった頬パッドの4,000円のみ。
 梱包も非の打ちどころがない。外箱の中に新品のヘルメット専用ダンボール。開けると2つの緩衝材で固定され、ヘルメット自体は柔らかい不織布でくるんである。バイクショップでも売っている交換パーツ用のきれいなビニールには、古い頬パッドが丁寧に入れられていた。もう一つ。交換を依頼していないバイザー取り付けネジが新品になっており、こちらも使い古したものが小さなビニールに。納品書には記載すらない。
 ARAI HELMETから浮気したのはBELL MOTO 6の一度だけ。今回の修理がなくてもARAIをかぶり続けるつもりでいたが、もはや神格化。アフターサービスを追求すればするほど新品が売れなくなるというジレンマがもどかしい。いつか走れなくなるその時までよろしく。

ARAI HELMET

5.25 "Far Beyond The Sun"

5.24 "Autograph"
 出島に一ヶ月近く行ってなかったとは・・・。すずめ兄弟、というか軽く10数羽を超えるすずめグループは、先客の右系カップルにうつつを抜かしていた。
 そういえば昨日は秋吉台の帰りに長沢ガーデンに立ち寄った。あいにく満腹で自販機をハグしたのみ。欽明館通過は自販機横目にあてもなく仲良くすることを誓う。
 もう一日戻っておととい。小学校からの同級生、ステアウェイのマスターに自販機のことを話すと、サイトのことを知っていて、USKという言葉まで飛び出すほど。爆笑!
 10年着まくったBATESの3シーズンジャケットが裂けた。今見てきたがしっくりくるものが一つもない。季節柄メッシュばかりなので、秋冬モデルが出揃う夏ごろ考えるとして、すでに人格を持つジャケットだけに、費用をかけてのお直しも検討中。
 さらに、KalitaコーヒーミルKH-3が金属部分の破断により荒目。シャフトの軸がずれて挽きにくい。こちらも調べてみると、2006年5月22日アマゾンで購入のジャスト9年。このあとKH-5を発注予定。

5.23 "Animal"
 確か2-3年前、奥田元宋で開催され行きそびれた写真力。10年ぶりのサファリランドからカルスト台地。最後は岩国のTAJ。充実の一日。Spaciaが行き帰りとも平均燃費27.5km/L(最高値)カタログ越えを記録。次のステージに到達。

5.22 "Trashed, Lost & Strungout"

5.21 "Back For More"
 今日ISSからDragonリリース。前回それを運んだ一段ソフトランディングの様子。ドローンシップに設置されたカメラからのド迫力映像。もう倒れるとわかっていても、姿勢制御を頑張ってる姿に拍手。失敗から学ぶ。
"SpaceX CRS6 BARGE LANDING"

5.20 "Superhero"

5.19 "Madalaine"
 久しぶりの酒菜亭から現美。モカパス(現美フリーパス)の期限は今日まで。6/1~7/17まで改修工事による休館のため、7/18以降に「一般」のパス購入予定。比治山をぐるっと一周。暑い。
 続けて半券(大学生区分)が残っていた県美コレクション展。3F喫茶でのカタラーナも最後になりそう。これですべての学生特権が満了した。もうないね。お昼のあと、3年過ごした街を少し歩いてみたが、すでによそ者。

5.18 "Dying For Love"

5.17 "Dreams"
 昨日のヘルメットの話。オレンジカラーリングのルーツとなるのが大学時代に所属していたフットボールチーム「TOMAHAWKS」。当時主流だったのがアメリカ"BIKE"社のプロエアーというモデル。額には"AIR"のエンブレム。一日経って、色々なことがつながっていたことに気付く。
 3年ぶりのキティツーリング。3月にモッチーと訪れたばかりの岡村島ナガタニ展望台は、これまで見たことがない海霧に覆われ、絶景の雲海。行って良かった。御手洗の「ばこ」は寄らず。また次回。
 Lamb of Godの新曲がすごい。アートワークも秀逸。

"Still Echoes"

5.16 "Lick It Up"
 ずっと愛用しているヘルメットがARAI。初めて北海道を放浪したMX-Enduroは、自分でトマホークスカラー(オレンジ)にペイント。その後10年近くBELL MOTO6(これもトマホークスオレンジ)を使っていたが、2004年にグラフィックモデルのV-Cross2 Narita(オレンジ)。オンでは2005年Rapaide SR(今も通勤用)、2012年左右に世界地図の入ったRX7-RR HARADA TOURで今に至る。
 購入後11年が経過したV-Cross2は、5年前の骨折事故の際かぶっていたもの。事故発生時ヘルメット自体はまったくヒットしておらず、帽体は問題ない。しかし、開口部や内装の接着部分の劣化が激しく、一度自分で修理。それも剥がれ始めた。現行最新モデルも視野に入れつつ、ARAIの相談窓口に問い合わせてみたところ、返信には驚きの内容が。
 通常使用による剥がれは無償、それも着払いで送れという。11年も使用した商品にこれほどのアフターサービスがあるだろうか。補修だけなら送料含めまったくの無償だが、それではあまりにも申し訳なく、弾力の失われた内装も交換するようお願いした。
 事故を経験した道具は強い。なぜなら、それを身に付けるとき安全への意識が生まれるから。2004年製ヘルメットは、これからも風を切り続ける。

5.15 "Whole Lotta Rosie"
 予定していた日程がすべて雨のため種子島は断念。日曜はショップのマス。どびしまらしい。実は近々訪ねようと思っていた「(た)ばこ」。あのおばあさんに会えるかも。
 明日あさってにはモンキーのパーツが揃うぞ!雨なら憩の森!

5.14 "Back In The Day"
 端島の動画に使われる音楽は、おどろおどろしかったり、寂しげだったり。おれならこれだな。真っ青な空と海の中、島内最高所職員住宅屋上から360度を見渡すイメージ。早くもなく遅くもなく、1秒が1秒として感じられる至福のとき。そう、漂う時間。

5.13 "Whenever u sleep"
 目覚ましなしで眼が覚めた4:21、台風通過であきらめていたISSが通る時間。南西の雲が流れ、出始めから天頂を過ぎるあたりまではっきりと見えた。今回は特別。この半年間素晴らしい映像を見せてくれたTerry Virts、Samantha Cristoforetti、Anton Shkaplerovが乗っている最後の観測日と思っていたが・・・。
 今NASAで確認してみると、Progress59P失敗の影響により帰還が6月上旬になるとのこと。天候に恵まれればもう一回チャンスありか?

5.12 "Beneath Broken Earth"

5.11 "Her Only Lie"

5.10 "Empire in the Sky"
 再アップのこの人形は話題のここ(端島65号棟)。焦げているのはマーケット跡の火災の時だと思うので、このストリートビュー右側の棟のさらに反対側南向きの部屋。遺構での「ひとがた」は移動するので今はどこにいることやら。
 大昔にも書いたけど、貝の首飾りが人間の臼歯に見えて首狩り族を連想する。チャッキーのように今にも動き出しそう。目のくぼみ方、よどんだ瞳がリアルに死人の目。持ち主を探してみたい。

 Cubオイル交換。これでパーツ待ちのモンキーを除く3台の春のオイル交換完了。
 父の認知機能低下に伴い、Cubと免許を取り上げたのが2009年10月11日。あれから今日まで5,502km走行し、初めてチェーンオイルをさした。エアクリーナーボックス付近をみてみると、2次エアーこそ吸ってなさそうだが、ゴムのひび割れが激しい。もちろん開けたことはない。フィルターは朽ちずに存在しているだろうか。
 87年式、40,208km走行。おそらく中古で買ったはず。父がいなくなった今、いつ、どのくらいから乗り始めたのかは神のみぞ知る。大きなバイクのメインテナンスに目が行きがちだが、実は毎日お世話になっているのがCub。
 「何があっても壊れない。」
 世界最強たる所以がここにある。モンキーが動くようになったら吸気系整備しよう。

5.9 "In the Rim"
 広島のローカル紙「中国新聞」にも掲載。5/27に予定されていたSoyuz有人打ち上げは延期。7月のProgressの状況を確認して以降らしい。月曜にはJAXAからも発表があるはず。おそらくSarah Brightmanの宇宙旅行も延期になるね。
 安全第一!59Pも大気圏再突入で燃え尽きたとのこと。来週14日、3人の帰還はどうなるのだろう。

5.8 "Accident Prone"
 結局ドッキングできなかったProgress59Pが11:00過ぎリエントリー。燃え尽きるか何か回収できるかは不明。油井さん含むSoyuzの打ち上げは今のことろ予定通り。ISS後方カメラでは、本来Progressが付く予定だったポートが空いたまま。

5.7 "Stolen Life"
"SpaceX Crew Dragon Flies in Pad Abort Test"

5.6 "Planet Earth"
"What's Up for May 2015"

軍艦島アーカイブス
 肯定的にとらえるなら、地球上にあるすべてが後世の世界遺産となるが、皮肉を込めてとらえるなら、いずれ世界のすべてが"世界遺産登録"されるかもしれない。乱発するモンドセレクション金賞のように、そのステータスを失わなければいいが。
 軍艦島という呼び方は好きじゃない。色んな意味で端島は遠くに行ってしまった。ただ、人間が作ったものでありながら、人知を超越した高みに昇華している。時間らしい時間とともに。
 個人的に驚いたのは萩反射炉・・・。

 ピストン・シリンダー写真。傷を活かしたくて2枚を一緒にしたが、ピントが二つある違和感はいかんともしがたい。

5.5 "サンキュー。"

5.4 "I Will Build You a Rome"
 免許を取ったのは遅く、二十二のとき。それまで車やバイクには何の興味もなかった。すぐにジムニーに出会い、未舗装路の虜に。取り憑かれたように関東甲信越の林道を走破。以後20年以上にわたり、2台のジムニーを乗り継ぐことになる。
 山中のピストン林道の行き止まりにいつも細い道が続いていた。
 「この先には何があるのだろう?」
 ちょうどその頃、アルバイト先でモンキーに乗る機会が。
 「これだ!」
 ジムニーにモンキーを積み、車で行けないその先へ。子どものころ憧れたサンダーバード2号のように・・・。ネットなどない時代、バイク雑誌で探すと、中目黒にあるバイクショップにあることがわかった。当時住んでいた東横線学芸大学駅から渋谷方面に2駅。
 「HONDA MONKEY 1990 SPECIAL EDITION SINCE 1967」
 モンキーが発売されたのは1967年。
 「同い年!」
 真っ黒いボディの1990限定モデルに一瞬でやられた。当時の売買契約の書類が今も残っている。新車車体価格99,900円、諸経費込み12,000円ジャスト。インジェクションの現行モデルを購入するにはこの3倍かかる。
 納車の日、夕方もう暗くなっていた。初めて乗るギヤ付きバイクに、最初のスタートでスロットルをあおり過ぎウイリー。今でもはっきりと覚えている。
 実際は、モンキーを載せていると思うようなドライビングはできないし、モンキー自体の悪路走破能力も低く、実現はしていない。ジムニーに載せたのはパンクの回収で数回だけ。しかし、市街地では無敵の機動性を誇り、4桁のODOメーターが2回転する28,279kmを走行、05年には75ccにボアアップし黄色ナンバーとなっている。
 12年エンジン不調。忙しさに加え、カブもあることから放置、3年が経過していた。5月に入ってすぐ、自動車税の通知が届く。
 「原付2種、1,200円。乗らないと損。」
 ふと気付いた。
 「ウイリーしたあの年から25年・・・。」
 まだ生まれていない友人も少なくない。昨日エンジンをバラしてみると、ピストンが溶け、シリンダには深い傷が。ただ幸いにも他に異常はない。
 「いったい何回ストロークしたのだろう?」
 傷を眺めながら、キットを組み込んでからの10年を振り返った。ジムニーはスペーシアに、RMXがTrickerに変わり、ZZ-Rが10Rに変わった。父はいなくなったが、父のカブは元気に走っている。
 「いつまでも変わらない相棒。」
 不具合箇所を確認し、同じキットをオーダーした。息を吹き返す日は近い。

 県美・磯江展の半券を使ってコレクション展を観に行くと、みどりの日で無料とのこと。半券は使用せず残ってしまった。もう一度カタラーナを食べに来いということか。同じく縮景園も無料開放のため甲羅干しの亀を観察する。

5.3 "When The Stillness Comes"
 岩国ベースのフレンドシップデーを検討していたが、雨ということでモンキーエンジンばらし。HONDAの4ストミニは、Monkey(モンキー=猿)〜Ape(エイプ=類人猿)と、いまだ進化の途中。エンジンを猿人と表記するケースも。
 クランクケース内に無用な異物を落とさないよう、とりあえずはまわりのクリーニングから。ドリブンスプロケットあたりは砂とチェーンオイルのペースト。手ごわい。
 午後は気分しだいで県美か現美、夜はずっと気になっていた憩の森と、とても合理的なプランニング。うまくできているというか、状況を肯定的にとらえられるというか、晴れでも雨でも遊びの引き出しが多いのはとても素晴らしい。
 雜賀さんが久々の更新。1/31、これまで当たり前だった景色の40%が失われた。いや、失われたという表現は適切ではなく、新たな景色に置き換えられたというべきかもしれない。ただ、少なくとも自分が生きている間に元に戻る可能性は低く、喪失感が勝る。左民家の立ち木の四季を知るためには、一歩外へ足を踏み出さなければならなくなった。
 すごい!岩国の轟音が家まで聞こえてくる。

 モンキー。ベランダにシート広げて、掃除しながら腰上(シリンダ)まで分解。ピストン、シリンダがかなりとんでもないことに。ピストンピン周囲が溶け、短いピンクリップがぽろっと落ちてきた。反対側のピンクリップはとけたピストンで塗り込められた状態。
 「まさかクランクケース内に!?」
 長さを合わせてみると、折れた方が1mm程度短い。破断部が溶けて丸くなっており、溶けしろと考えたい・・・。あるかないかわからない1mmのためにクランクケースを割る必要があるか検討中。磁石作戦?シリンダ内壁はもちろんガタガタ。ただヘッドやコンロッドは問題ない。
 75ccライトボアアップキットは05年2月、16,071kmで組み込み。実質約8年、12,208km走行。8,000円そこそこのパーツで十分元は取れてると考えていい。
 磁石突っ込んで何も拾えなければよしとしよう。
 いい感じで雨が降っていて憩の森日和。MOTOGP決勝後に。
 20:00すぎ、前回(10年前)と同じキタコ75ccライトボアアップキットをオーダー。完成後に自賠責更新。自動車税も来たことだし久しぶりの4台フルラインナップに期待。

 憩の森23:00前スタート。これまでになく間が開いてしまい、霧に煙る県71が新鮮。40日以上経過しても状況に変わりなし。朝からの雨に、豊かな水量が流れ落ちている。
 特に手を入れる必要はなかったが、滝つぼを軽くさらい、久しぶりに吐き出し口の水を抜き底を掃除。けっこう汚れがたまっていた。

5.2 "South Of Heaven"
Jeff Hanneman 1964.1.31~2013.5.2

 トリッカーのオイル/フィルター/前後ブレーキフールド交換。偶然にもジャスト1年経過。もちろん引っぱり過ぎ。
 4月末時点の年間走行距離8,000km弱とかなりのハイペース。生涯走行距離も月到着まであと2,000kmあまり。
 オイル交換で工具を出した勢いでモンキーばらし。12年に圧縮が抜けそのまま3年経過。今年が乗り出してから25年目のアニバーサリーということに気付き、重い腰を上げた。
 今エンジンは自室に。とりあえず不具合箇所を確認してからパーツ注文。ガスケットはがしが大変なので、時間を見つけてゆっくり進めよう。

5.1 "Trial By Fire"
 28日に打ち上げられたISSへの補給船Progressが制御不能に陥り、ドッキングを断念したとのこと。マダガスカルの南海上に落とすらしい。

 5.16~19、Shima-Tabi2015 HOPE3計画中。
PlanB 甑島
PlanC 隠岐・西ノ島再訪

4.30 "Lay Down Stay Down"
 "Triple Backflip Josh Sheehan"
 ついにTripleの時代に!死ぬなよ!

4.29 "Rockstar"
 また県美でカタラーナ。その後別件で緑井の天満屋に行ったところ、食品特設売り場で廣島カタラーナなるものと遭遇。1個購入し、家の冷蔵庫で再冷凍中。またまた面白いめぐり合わせ。>完食、美味!

4.28 "Numb"
 今朝のFalcon9/TurkmenAlem 52Eは出勤ぎりぎりまで粘ったが、悪天候ホールドとの字幕が出たので出発。無事リフトオフした模様。
 夕方のSoyuz/Progress59Pはどうやっても見れない16時台。こちらも無事打ち上げ成功。

4.27
"Circus Maximus - Live In Japan"

4.26 ""
 USTREAMでJSB/AP観戦。先日ODO/50,000kmを超えたばかりのZX-10Rが今日で丸6年経過。7年目初日は封印していた宮島SAでスタート。エンジンはまだまだ元気、これからもよろしく。

 以前チャオチャオでいただいたスペインのデザート「カタラーナ」。なかなか出会うことがなかったが、今広島県立美術館で行われている「磯江毅展」にちなみ、3階ティールーム「徒夢創家(トムソーヤ)」にて特別展メニュー「カタラーナWソース添え」提供中。半券が残っているコレクション展と合わせて行ってみた。
 「濃厚!」
 固くて一口サイズに分けるのが難しく、スプーンで皿をカチャカチャやってしまう。向かいの客も同様に苦労しているよう。反面、味のほうは期待を裏切らない。窓の外に広がる夕方の縮景園も美しく、16:30の入場時間を過ぎてしまった。カタラーナは会期中限定のため再訪確定。(作品を観なくても喫茶は利用可能。)
 ロビーで磯江のPR映像を眺める。周囲では閉館の準備が着々と進められているが、とても落ち着く空間。作品を観ない美術館での過ごし方は目からうろこ。
 ホールに置いてある色々なミュージアムの紹介で、絶対行きたい展覧会に出会った。
 「滝平二郎たきだいらじろうの世界展
 6.12~7.26 周南市美術博物館。これはかなり楽しみ!

 長らく修理中だったメットライフアリコ飛行船が北海道で修理完了の模様。

4.25 "きみが住む星"
 前日からの続き。仕事から帰り、先週の失敗をふまえて最低限の情報を整理しているとハリーから。
 「(18:48)帰りました。ダルマまで私の家から約400キロ。約5時間。」
 すぐに返信。
 「時間と距離を考えるな!行きたいか?そうでないかだ。(笑)」
 「今日は一日頭の中は、自販機でいっぱいでしたよ。」
 「それが答えだ!」
 「どう段取りしたらいいですか?」
 4/24 22:00、ガソリン満タンSpaciaでスタート!22:44、広島ICイン。最初の目的地は、ハンバーガー、川崎製鉄製自販機がある京都舞鶴の「ドライブインダルマ 」。朝6:00の開店を目指す。新しい環境にお互い疲れ果てているが、それを上回る期待にわずかな休憩のみ。4/25 5:20舞鶴西ICアウト。6:45、ダルマの前に到着した。気持ちのいい空気の中、若ツバメが飛びまわる。
 6:00を過ぎ、今か今かと待ち構えていると、布団から出てきたままのおばちゃん2名がパジャマ姿で開店!のっけからツカミはオッケー。足を踏み入れた店内には、期待を裏切らない異次元空間が広がっていた。
 何年もコインが入れられたことがなさそうな景品キャッチャー。(いわゆるUFOキャッチャーではない。)回転する円盤の上に置かれたカプセルを、金属棒を動かして落とす構造だが、回っているのはゲットしても即ゴミになりそうな怪しいものばかり。「戦車コレックション」は(ッ)がツボ。手書きの紙が入っているだけで、どんなコレックションかは不明。中央には、物理的にゲット不可能な北極星のように小さく回っているライター。「何とかバイブレーター」って下ネタ系?これも文字が書いてある紙が入っているだけ。
 「この円盤を回転させる電力消費しか発生しないのでは?なぜこのマシンが入口正面のセンターに?」
 そうかと思えば、お店全体を通してほとんどのゲーム機の電源が入っていない。何もかもが無造作に存在している。壁に貼ってあるポスターも年代不明。紀元前どのくらいのものか?炭素分析したいくらい。
 もう一度確認。自販機を含むドライブイン巡りで綴るすべての否定的表現は、最大限のリスペクトを有する。今いる異空間が、完全なるカオスなのか?実は計算しつくされた、混沌の中の秩序なのか・・・?主体的に楽しんでると思っている自分が、実は釈迦の手のひらに乗った孫悟空ではないかと錯覚する。
 我に返り、目的の一つであるハンバーガー自販機にコインを入れた。メニューは3種類でサンプルは6個。2個ずつ同じもの。
 「レタスバーガー、ホットドッグロースハム、ホットドッグハンバーグ。」

 忘れないうちにとりあえず。

 ジュークボックス1曲30円、6曲100円。最初に1曲だけ由紀さおりの夜明けのスキャット。次は100円で「ヤングマン」、「ひなげしの花」、「木枯らしに吹かれて」にしたはずが「アカシアの雨がやむとき」。「帰ってきたヨッパライ」、「キッスは目にして」、最後は「別れの予感」。
 麺類自販機はきつねうどんとラーメンを食べた。ラーメンは欽明館とか観音茶屋のほうが美味しいが、最果て感と川鉄製自販機で十分カバー。客は絶えず、一番右の天ぷらうどん一杯を残してすべて売り切れとなっていた。
 小浜に向かっている途中、ハリーがコンビニに寄って欲しいと。旅先で買った地元新聞をコレクションしているらしい。左側に最初に現れたローソン高浜東三松店。何気なく目に入った一面見出しは、ドローン、小浜・・・。この旅でもっとも驚いたいつものシンクロニシティ。ここ数日の国内トップニュースがなぜここ小浜!さらにR27からR162に入ってすぐの小浜警察がにぎやか。「報道スタッフですか?!」ラジオからの情報に、なるほどそういうことですか。
 エンゼルラインは後ろを走っていたGSが左折して行ったのと、案内標識を見て思いつきで行った見晴らしの良い場所。すぐ向かいが大飯原発だった。
 三方五湖レインボーラインの料金所でハリーと運転を交代した。Spaciaを自分以外の人間が運転するのは初めてのこと。助手席が新鮮。
 3年前レインボーライン時間切れのあと赤い夕日の写真を撮った場所。以前と変わらず。
 実は琵琶湖西岸を走るのは今回が初めて。やっぱり大きい。島も湖も小さいのが面白い。海にしか見えない。道の駅が混雑しているため平和堂というスーパーで各自好きなものを買い、フードコートで食べた。周囲の会話が聞こえてきて楽しい。
 「きみが住む星」。涙が乾く暇がなし。挿入歌はすべて素晴らしい曲。次のアルバムに入れて欲しい。
 大学時代にたくさん通ったデニーズ湊川店は、広島から行けるもっとも近い店舗。今後神戸に行く際にはぜひ寄りたい。カレーハンバーグドリアとブラウニーパフェ。
 大改修後の姫路城。ライトアップされ真っ白。

4.24 "The Mirrors Truth"
 先週末涙をのんだ神戸リトライ。大まかな計画として、夜のうちにバイクで淡路に渡り、世界平和台観音近くで野宿。午前中は明石でプラネタリウムを観て、午後は体力回復。夕方の「きみが住む星」に備えるつもりだった。ところが金曜の夜、ハリーからLINEが入った。
 「元気が残っていれば、この土曜日にジミー・カーターに行こうと思っています。」
 カーターとは吉舎のプラネタリウムで、こちらの計画もプラネタリウム二つ。
 「それならおれのプランにのるか?」
 プラネタリウムに熱中し始めたきっかけは、ハリーと行った倉敷科学センター。そうなると近くの自販機は?
 「バイクで行くつもりだったが来るなら車。2人なら京都のダルマも視野に。明日夜出発。」
 「仕事で疲れているので少し考えてもいいですか?」
 「返事は明日でもOK。」
 プラン決定は明日へ持ち越し。

4.23 "Stand Ablaze"

4.22 "Feel no shame"
 バイクメインテナンス作業消耗品購入と、オーダーしていたトリッカーフィルターエレメントの引き取りついでに出島。
 いつものネコ、しばらくして久しぶりのスズメ兄弟が現れた。なんとなく違う距離感のため前とは違う個体?ただ1cmうどんにはもちろん反応。
 食べ終わってコーヒーを飲んでいると、見慣れたシェイプの一羽が。スズメらしくない細長い姿はたぶん顔見知り。
 「遅い!もうないよ。」
 先ほどに2羽とは明らかに違う距離感。投げ出した足先の30cm程度まで近づいてきて行ったり来たり、うどんを催促しているよう。
 「次回はもう少し早く来てね。また今度。」

 20:07、ISSの夜はオールスターキャスト。三日月と宵の明星のやや北側から現れた人工天体は、ふたご座のカストル・ポルックス、まだ頑張ってる冬の大三角形のそばを通り、さらには北斗七星と木星の間を抜ける。天頂を過ぎたあたりから光が減弱し、闇に消えていった。天球を横切っていくのも素晴らしいが、途中で消えていくのもまたいい。

4.21 "Honor Killings"

4.20 "UNDERTOW"
 MOTOGP。え〜!!!

4.19 "いつかきっと微笑みへ"
 JSBが開幕。世代交代の予感。
 三刀屋の御衣黄が満開。市内のハナミズキもいい感じ。

4.18 "Summer Darling"
 自分が子どものころ第一線で活躍していた人たちが次々といなくなっていく。

 調べたのは「はな・はる・フェスタ2015」と「きみが住む星」のタイムスケジュール、バンドー神戸青少年科学館のアクセスだけ。毎日1回は見ているPR動画でいつも涙目。今日はどんな出会いがあるのだろう。9:00スタート。

 10:30志和ICイン~12:53板野ICアウト。自販機「御所24」も考えたが会場で徳島ラーメン博覧会というイベントがあるようなのでスルー。
 行きの瀬戸大橋上で、前の車のルーフから赤い回転灯が!一瞬ビックリしたが、その前にいた車が路肩に寄せられた。それほどスピードは出ていなかったのにお気の毒。覆面パトカーや、いわゆるネズミ捕りの取締法にはいつも疑問が残る。抑止しなければならないはずなのに、違反を犯させてからつかまえるという矛盾。この出来事、結果的にその後の伏線となる。
 もう一つ驚いたのが津田の松原SAの給油所。長い間旅をしてきたが、「ヘルメットを拭いてください。」とタオルを渡されたのは初めて。それも「虫が大変でしょう。」と。実際本土側鴻ノ池SAではすでに一度ヘルメットを拭いていた。従業員にライダーがいたのだろう。
 13:30、阿波銀の駐輪場にバイクを置いて藍場浜へ。ちょうど午後の部が始まったばかり。すぐに水玉連が踊りこんできた。出演順は、水玉連~無双連~のんき連~阿呆連~ほんま連~みやび連~菊水連~娯茶平。大好きな連にヒットするめぐり合わせ。
 無双連の個性あふれる三人、阿呆連と娯茶平は待機中からオーラを放っている。ただ、このイベントに出演するのはすべて有名連。どの連もそれぞれ特徴があり、優劣は付けられない。何度も鳥肌が立った。
 中でも娯茶平の女ハッピ踊りの太ももに目を奪われた。阿波おどりのすごさは、今目の前にあるパフォーマンスもさることながら、性差をふまえた人間のライフステージが垣間見られること。
 男性はやらされ感漂う未熟な幼少期に笑顔を誘い、躍動する青年期へ。歳をとると、ただ踊るだけで説得力のある円熟期に入る。女性は女踊りと男踊りで違う魅力が。女踊りでは、コミカルな幼児期から色気さえ漂う少女へ。成熟期には指先まで神経が行き届いた無段階のしなやかさ。
 そして男踊り。競輪選手とは言いすぎだが、太く美しい太ももは、子どもの頃から中腰姿勢を維持してきた証し。一朝一夕では成しえない、徳島に生まれないと習得できない能力。後半出口付近で観ていたが、はけてきたとき息が上がっている踊り子も少なくなかった。体力勝負。
 15:00過ぎ、会場内イベントのラーメン博覧会。見た目にも人気がはっきりしていて、もちろんだれも並んでいない店に。即席屋台の店はどこもこんなものだろう。麺類自販機も負けてないかも。
 16:00前、念のため、目当ての神戸・バンドー青少年科学館のプラネタリウム「きみの住む星」へ問い合わせ。「おそらく」という微妙な副詞付きながら満席はないとのこと。開演まで3時間、かなり余裕がある。
 淡路はこれまで高速での通過のみで、一度も地表に降り立ったことがない。単体のマップルガイドも持っているのに、いつでも行けると今日まで先延ばしになっていた。思いついたのが知る人ぞ知る世界平和大観音像。何度も検索したことがあるが、この時点で島の東岸だという記憶しかなかったため、鳴門大橋を渡ってすぐ高速を降り、北上するルートを取った。この選択にミスと不運が重なり、スイスチーズモデルを展開するバッドエンディングの始まりとなる。
 16:33鳴門北ICイン~16:39淡路南ICアウト。県76で島の南西から東海岸をたどるルート。これが第一のミス。
 ツーリングマップル中四国版では、この淡路南東部だけ関西版領域となり欠け落ちていた。海岸線をたどれば自然に北上するため、時間を見ながら高速にアクセスしようと考えていたが、あとで確認すると予想以上に距離があり、島の幹線道に戻るには険しい山越えが必要だった。さらに県76の路面はところどころコンクリート簡易舗装。バンピーで見通しの悪い狭い道が続き、距離を稼げない。少しあせりつつやっとのことで洲本に。高速入口の赤信号で止まった。この時点ではまだ時間に余裕はあった。右から来たパトカーが右折して先に高速に入っていった。これが最大の不運!
 17:57洲本ICイン。パトカーを先頭に制限速度で大名行列になった。「いつ降りるんだ!?」とイライラしながら、結局本土垂水まで50km弱、約10分を無駄にすることに。結果から考えれば、微妙に速度を上げ逃げてもよかったが、島内のどこかで降りていくだろうとの推測と、走行車線が詰まっていてパトカーの前でスピードを上げていくしか方法がなかった。行きの覆面取締りが印象に残っていたのも大きい。当然世界平和大観音像はスルー。
 次のミスは都市高速を降りるICを把握していなかったこと。行き過ぎては困るので早めに降り、R2の信号待ちで貴重な時間を失った。慌てているためミスがミスを呼び、目的地のポートアイランドとポートタワーを勘違いする。右折レーンがなく左折してロータリーを回り、また信号待ち。メリケンパークの華やかさで間違いに気付き、R2に戻るためにまた長い信号待ち。5分を失う。
 やっとのことでポートアイランドに渡るが、バンドー科学館の地図がわかりにくい。ついにポートピアホテルの裏で19:00タイムオーバー。実はこの場所、直進すれば500mで科学館の入口だったというオチ。
 建物のそばで30分ほど放心状態。電話がかかってきたりして1時間以上この場所で迷った。観るはずだったプログラムも終わり、館内の電気が消える。
 (明日の上映は16:00・・・。無理。)
 (今この瞬間に目的地にたたずんでいながら、また日を変えて片道300kmを走ってこなければならないのか。)
 (どこかで野宿する手もあるが、夜から雨。月曜日までさすがにやっておかないといけないことがある。)
 周辺で考えられる自販機とか、また淡路に戻るとか、代替案は思いつくが現実的ではない。なかなか切り替えができず、ネガティブな状態から抜け出せないでいた。最大のミスは淡路に降りたこと。科学館はどこも見ごたえのある展示物が盛りだくさん。直行し、館内で過ごすべきだった。返す返すも不運なのが洲本IC入口の信号待ち。あそこが青信号でパトカーの前で高速に入れていたなら、ハッピーエンディングだったはず。いや、ネガティブ因子の何か一つでも回避できていたら、たった5分稼げていたら・・・。
 (どう考えても消去法で出直し。とりあえず場所は確認できた。)
 リスタート後、しばらく一般道を走る。神戸には問題を抱えている同級生が住んでいる。もう2-3年連絡にも応答がなく、今回もメイルしたが返信はない。どうしているだろう。気になる。
 明石天文台通過。言わずと知れた日本標準時、子午線の街。ここにもプラネタリウムがありブックマーク済み。二つの宇宙に世界平和大観音像を合わせて近々リトライ。
 23:02龍野西ICイン。仮眠含めて2:13志和ICアウト。ベールを脱いだ姫路城に寄ればよかった。最後は少し雨に降られたが想定内。
 教訓:「もう少し調べておけ!」

4.17 "World's Crazy Now"
 Dragonが無事ISSにドッキング。

4.16
"Eruption~You Really Got Me"
 毎年夏前、阿波おどりをチェックする際必ずヒットする「はな・はるフェスタ」発動中。日曜日から天気が下り坂。土曜日メインとして、迷走ページを眺めていると。
 「あっ!」
 「日曜日の神戸の天気は?」
 「曇り。」
 淡路を抜けて、「きみが住む星」につながる。天候しだいでは車に変更もあり。

"CRS-6 First Stage Landing"
 やっぱり!派手な水上花火が上がってる。(笑)

 FBで後輩の友人があげていた明治の吉村。1986年11月9日、駒沢陸上競技場で行われたこの試合。スタンドで観ていた。
 今色々教えてもらってる女の子たち。生まれてない・・・。

"Isle Of Man 2015"
 「激励と賞賛を込めて!」
 2015年6月13日、この世に存在しないかもしれない男たち。

4.15 "If It Takes All Night"
5:11 JST Falcon 9/Dragon spacecraft
 今朝よりさらに早起きが必要だが、歴史的瞬間を見るためにはやむなし。
 5:30、一段ロケットはどうなった?

 久しぶりに明るい晴れた夕方帰宅できたので、10Rのオイル/エレメント交換とチェーングリスアップ。これでいつでも徳島にスタートできる。
 作業が終わったところでお待ちかね、Falcon 9一段ロケットの行方。今朝のライブ映像でのセパレーション後、プシュプシュと姿勢制御しながら画面から外れていくところまでは見た。とても微妙な感じ。このあと倒れたのではなかろうか。
 同じページの右上には前にもリンクした前回。轟音とともにド派手に墜落するあれ。確かにこんなに小さな台船に戻ってくること自体すごいのだが・・・。再利用の技術開発と使い捨て。どちらが費用がかかるのか。

4.14 "Carrying You"
5:33 JST Falcon 9/Dragon spacecraft
 雲の状況により3分前にカウントダウン中止。

4.13 "First Orbit - the movie"
"HUDDLE BOWL 2015"
 法政大学トマホークス、レギュラートーナメント優勝!シニアトーナメント準優勝!!お疲れさま!!!

4.12 "Foreplay"
"Tommy DeCarlo Jr"
 トミー・デカルロの息子。画面下にさりげなくROCKMANのロゴ。"Foreplay"は弾いてるけど、ギターはPRSバードインレイ、Mark Tremonti Signature。本当に好きな音楽は?(笑)将来が楽しみ。
"HUDDLE BOWL 2015"
 フラッグフットボール。プロテクターを装着せず、腰につけたタスキを取ることでタックルとみなすアメリカンフットボール。3回目の今年、川崎で開催中。各大学とも同世代が主力となっており、元気にプレイしている姿がうれしい。怪我のないように!
 MOTOGP 02 AustinのポールはM. Marquez、SBK 03 AragonはL. Haslam。
 あさってのFalcon 9は、一段ロケットが海上の浮島にソフトランディング予定。成功を祈る。
 母の83回目の誕生日は宮島口のオソレミオでランチ。
 3年使用した中四国ツーリングマップル更新。残念ながら視力低下と老眼スタートで、ひとまわり大きなリングタイプに変更。夜走ることが多く、視力低下以前から小さい字が見にくかったので、視認性アップを期待。「くたばれナビ」、「くたばれスマートフォン」継続、地図は一生紙で!

4.11 "Heart Of Gold"
 岩国で髪を切ったあと連日の自販機。昨夜ハリーが言ったひとこと、「うどんは欽明館の方がおいしい。」が気になり、うどんとラーメン一杯ずつ。もちろん唐揚げも。
 食べ終わって、目の前を通る県道15号線「欽明路」をぼーっと眺め続けた。かつては有料道路だったこの道は、90年代に無料化された。R2をショートカットするバイパスとなっているため、かなりの交通量。東西へ行きかう車を見ているだけで、ちょっとした旅気分が味わえる。バイク、軽、大型トラックまで、大小さまざまな車両が停車し、麺類自販機も繁盛している。空腹を満たした旅人たちは、来た方向とは逆に走り去っていく。
 時折車が途絶えると、ロードノイズにマスクされていた鳥のさえずりが聞こえ始める。向かいの山の斜面には、鮮やかに咲くピンクの花。
 「いつもの漂う時間・・・。」
 1時間ほどたったころ、一人のライダーが現れ、自販機うどんを写真に撮り始めた。これから一泊で秋吉台へ。同じバイクに乗るオーナーズミーティングに参加するとのこと。さらにもう一時間、自販機や車・バイクの話で盛り上がり、連絡先を交換した。ソロライダーは確固たる「個」を持っている。話はするが一期一会。こういう形で連絡先を教え合うことは珍しい。これも自販機の縁か。
 「さて、どうする。」
 上関「鳩子の湯」あたりを考えていた。暑くも寒くもないちょうどいい温度。久しぶりに大星山に登ってみることに。
 山頂からの眺めは瀬戸内の景色の中でもトップクラス。左手には皇座山から上盛山、正面には祝島、遠く国東半島も見える。着いてすぐは数台の車で賑わっていたが、しばらくして誰もいなくなり、海を見下ろす斜面の草地に寝転がった。
 間近でうぐいすが鳴き、心地よい風が頬を撫でる。目を閉じると、ジリジリとした日差しを感じる。1億5千万km離れた場所から発せられた8分前の光が肌を焼く。
 「なんというパワー!」
 徐々に意識が遠のいていく。おそらく、最上級のうたた寝。足には蝶がとまり、手にはアリが這いまわる。もはや自然の一部、ラピュタのロボット兵。
 どのくらいの時間がたっただろう。静けさを破り、2台のバイクが登ってきた。
 「満足!こんな休日もあり!」
 帰りの欽明館では、行きとは違う旅人たちを横目に我が家を目指す。

 夕焼けの写真を探していたら出てきたのがトップ。場所は2012 10 18 17:20。記憶だけで見つけたと自画自賛したが、何のことはない写真にGPSデータが記録されていた。

4.10 "Stars"

4.9 "DJENT JAZZ FUNK"
 3月中に漂流郵便局の再訪を考えた。サイトには事前連絡により開局とあるが、島の祭りの際、局長不在とのアナウンスあり。毎週末は開いているのか知りたくて、3/3に問い合わせメイルを出してみた。広島からは瀬戸大橋を通り、詫間からは船。行ったら閉まっていたというのは絶対回避したい。残念ながら返信メイルなく3月は見送り。
 最近サイトを見てみると、第二第四土曜日開局に変わっている。空振りは丸一日を無駄にするロス。4/11土曜日が確実に開いているか、今度はフェイスブックに問い合わせメッセージを出してみたが・・・。3日経過した今現在まだ開封されていない。
 「問い合わせまで漂流・・・。」
 やや冷めた感あり。前回の訪問で、「四谷シモン人形館」という強力な場所も獲得。瀬戸大橋での四国入りの際にはぜひ寄りたい。また、夏の阿波おどりに行けるかは先行き不透明。代わりの目標を、4/18・19の「はな・はるフェスタ」にシフトし、実現したいところ。

4.8 "Lay It Down"

4.7 "Living In Me"
 去年出会い、何度もロケ地めぐりをした映画「天然コケッコー」。ブルーレイをずっとアマゾンの「ほしい物リスト」にストックしていたが、おととい1,800円になっていたため即オーダー。今日届いた。
 本編はすでにストーリーを覚えているくらいで、それでも買ったお楽しみはメイキング。9年前の後野小学校を見ることができる。確かこの春から東京のコンピューター会社が校舎を事務所として利用しているはず。そろそろ来いってことかも。

 BSB 01 Donington。清成龍一の2015年は苦しい立ち上がり。

4.6 "Bullet ride"
21:30JST、BSB 01 Donington、シグナルブラックアウト!
清成ポール〜ホールショットから一気に7位に。まだまだ!
2Laps、セーフティカー入った・・・。
4Laps、セーフティカーアウト!
ギャップ3secオーバー、トップについていけてない。
9Laps、先頭2台が速過ぎ。3位狙え!
12Laps、トップとのギャップ9.275。何か問題を抱えているよう。
13Laps、9位にポジションダウン。
16Laps、11位。
19Laps、14位。
14位フィニッシュ。Kawasakiワンツーはうれしいが・・・。Race2は0:30JSTですか・・・。観れないけどセッティング改善祈る!

4.5 "Samurai Spirit"
 この曲。日本語字幕、短ラン、鎧でのヒップホップなど、非常に残念な日本解釈。他のPVもそんな感じ。
 家の前の細い道路に、日曜の朝8:20から大音量名前連呼。その議員=非常識とインプットされた。逆効果では?
 昨夜の月食はもちろんまったく見えず。しっかりと雨が降れば憩の森にも行こうと思ったが、小雨のためやめた。
 BSB。清成僅差でトップタイム維持。転倒するな!シーズン序盤はポイントを積み重ねることが重要。

 端島のサイトが公開とのこと。「軍艦島(端島)

18:00、青空あり。ISS見えるかも。
19:02、シンガポール上空。
19:08、台湾の南西、南シナ海海上、外へ。
19:20、行ってしまった。ちょうど南西から北東の軌道上に雲があり、まったく確認できず。来週にはDragon宅急便が打ち上げ予定。また次回。

4.4 "Love's On The Line"
 長らく外していた写真を再アップ中。トップ写真左側半分をクリックすれば日々の記録、右側をクリックすれば写真インデックスに。個別写真ページは左右なくどこをクリックしても写真インデックスに戻る。
 錆びた歯車は沖縄県北大東島。ストリートビューがあったのにはびっくり。おそらく船陸揚げ用のウインチ。
 リンクの細い部分は愛媛県大三島(12年8月)。ストリートビューに写っている丸善石油のタンクは、写真の時期に取り壊され更地(15年1月)に。ハムのようにグニャグニャになった鉄板は、ダリの時計を彷彿させ、路上観察、現代アートには最高のリアル時限モチーフ。

 これ最高(笑)「株式会社 闇

4.3 "Black Tears"

4.2 "Private eyes"
"What's Up for April 2015"
 4日は残念ながら雨でしょう。

4.1 "Little Fighter"

3.31 "The Unknowing"
 5:26、再び6人になったISS観測は自宅より。船内時間は寝る前の20:26。こちらを眺めてるかも。南西の雲厚く見えたのは始めの1-2分程度。朝の空気が暖かい。

 雜賀さんの写真が良いペースで更新中。自分が東京に滞在していた9月29日から10月1日のも。
 「"near near east"はどの辺りだろう?」
 雜賀さんのお宅がどこだったか、思い当たる可能性を探してみたが見つからず。二つの区が思いつくので、近くを通過している可能性は高い。
 左一軒家の木が茶色に。やたらと長い地中工事がもどかしい。11月に入った一番新しいものには、アクセス道路の路肩L字側溝が出来ている。
 「区画に対して斜めに?!」
 どうなる?!

 初日に急ぎ足で観た県美特別展。2回目ということでその哲学にまで踏み込んでみた。館内で流れていたビデオに非常に共感するフレーズがあったが忘れてしまった。もう一度来いということか。
 いつもはさらりと流すコレクション展。古き良き広島を描いた堀尾貞治さんの作品群がすごかった。大昔、皆実町にあったミカド会館というパチンコ屋が懐かしい。
 あと帰ってから調べた3階喫茶のメニューに、大好きなカタラーナがあることを知った。磯江さんが過ごしたスペインにちなんだもの。チケットなくても入れるので会期中に絶対!
 続けて桜のこの時期に20:00まで時間延長するという名勝・縮景園に入ってみた。前回は本当に子どものころ。写真も残っているが、それこそ40年近く前だと思う。
 全国たくさんの日本庭園を訪ねたが、灯台下暗し。こんなに近くて素晴らしい場所をおろそかにしていたとは・・・。入園料も安いので、休みの日に本持って過ごすのもあり。履歴に通し番号をつけた。
 特権も今日で終わり。ついに無防備な状態で野に放たれる。

3.30 "こころたび"
 ついに「にっぽん縦断こころ旅」2015春の旅スタート。
 オフィシャルサイトによると、「これまで4年で8,188kmを走破し、404日間旅してきました。5年目の春は和歌山をスタートし、東海、そして関東へ。東北の太平洋側を通って北海道を目指す14週間の旅です。」とのこと。
 404日(!)とか、14週とか、好きな数字が連発!思えば正平さんも"not Found"。前の週撮影のため、どこを走っているかわからない。5年目を迎える旅は再訪ポイントも増加中。岩手だったか宮城だったか、あの「ふかひれラーメン」のお店へは?実際の撮影はもう2週目の三重。良い旅を!

 MOTOGPカタール、驚きのリザルト!

 録画していた「こころ旅直前スペシャル」を観た。平井真美子・池田綾子が生み出すメロディと歌は、小川のせせらぎのよう。番組を見ることでスポンジになった心が、あっという間に水浸しに。吸いきれない水が、すぐに目からあふれてくる。映像に出てくる風景だけでなく、見る人それぞれの「こころの風景」にシンクロするのだろう。
 今の「こころの風景」は御手洗のあばあさん。あの場所を思い浮かべながら、お店で買った110円の板チョコをひと欠片。
 さて、毎日日曜日もあと二日。家にいては人生の無駄使い。オオカンバ(神原シダレザクラ)から掛頭山頂へ。毎年この時期に出かけるが、おそらく積雪断念。帰りに千代田でDVDを渡せるといいが・・・。

 残雪の中のトリッカーは16:34の掛頭山山頂
 神原のシダレザクラはまだ3分咲き、周辺のソメイヨシノも2分咲き。花見しているも3人ほど。憩の森から吉山へ抜ける桜ヶ峠(さくらがたお)はまったくのつぼみ。
 今日一日走ってみて、桜の開花には日照時間がもっとも重要だと感じた。というのも、割りと街に近い桜ヶ峠がつぼみ。「標高が上がると気温も下がるのでやっぱり。」と思っていると、広島県北ではそこそこ咲いている。標高が高くても、日に当たっている時間が長いと温度も上がる。桜ヶ峠は道路わきの谷に植えられていて、日陰になる時間が多いのだろう。
 それにしても路肩の残雪が多いこと!ずっとやりたかった悲願。3月の掛頭山山頂(芸北国際スキー場最上部)にバイクで登り、スキーヤー・ボーダーを驚かす計画は今年も実現しなかった。(営業は22日で終了。)
 いつもの二又からどのくらいで積雪断念か、トリップメーターを記憶。意外に行けると思っているうちに頂上台地に出てしまった!ここまで路面に雪はなく、作業者らしき軽1BOX1台が停まっている。
 「すごい!」
 スキー場でもっとも高い場所にある掛頭リフト付近にはまだ十分な雪が残っていて、ゲレンデにはボーダーのシュプールもくっきり。絶景!
 この場所にはいつも長居してしまう。静かなときは、クマザサが擦れる音と鳥の声だけ。しかし実は爆音。騒音問題で地元新聞に頻繁に掲載される戦闘機の低空飛行訓練中。FA-18が急旋回を繰り返しているのが肉眼でも確認できる。確かにすごい騒音。ただ、空への憧れも隠せない。
 ゲレンデに出て下界を見下ろす。
 「バイクで下りる?」
 これは冗談じゃない。昔、雪のない時期だが、ヒルクライム、ダウンヒルそれぞれ1回ずつ、このゲレンデを昇り降りしたことがある。オフロードでの鉄則は「知らない下りは下るな!」。周囲は雪に覆われているが、下で一般道に出られることはわかっている。万有引力の法則、自由落下。何度転倒しようが下るだけ、登れなくなって置いて帰ることはない。
 「(笑)」
 営業終了して日が経っておらず、下でまだ片付けをしている可能性もある。いい大人が非常識行動は慎もう。
 帰りは千代田をまわり、最後の一枚となった記念DVDを手渡した。
 「この子とはもう一生会うことはないかも。いつまでも元気で!」
 DVD配布ミッション、3月中にコンプリート。

3.29 "Jenna"
 4月5日のISS軌道がものすごいので迷走ページに画像追加。まるで全国すべて晴れのよう。日曜夕方で絶好の観測日和だが、残念ながら広島は雨予報。4日の月食も怪しい。

 午後から広島市現代美術館。桜がかなり咲いていていつもとは別世界。お弁当を広げている人も。比治山猫もごちそうにありつけたのでは。
 特別展。前半はちんぷんかんぷん。後半、トマソン・路上観察になり一気に面白くなった。今で言う「ナニコレ珍百景」に近い。
 2000年ころ、インターネットがまだ飽和状態になってない時代。うちのサイトはヤフーの路上観察のカテゴリーに登録され、けっこうアクセスがあった。(ヤフーのカテゴリーに登録されるためには厳しい審査があり、コンテンツが充実している必要があった。)トマソンという言葉を知ったのはちょうどそのころ。名前の由来は知っていたが、名付けたのが赤瀬川さんだったとは。
 とにかくすごい情報量なので再訪確定。前半はたぶん何度観てもわからないかも。観覧し放題のモカパスの期限は5月19日まで。もちろん更新予定。なぜかフランス人がたくさん観に来ていた。
 母が足を痛めていたため、やっとお彼岸の墓参りに。生まれてからずっと変わらない家の墓だが、すぐ裏で桜が咲いているのに気付いた。この時期来ることがないし、藪に隠れて木自体は見えづらい。半世紀来ている母でさえ初めて見たと。桜の花の自己主張は強力
 日曜美術館40年記念特別アンコール「アトリエ訪問 岡本太郎」いろんな意味ですごい。

 モッチー無事帰宅との連絡あり。

 ケーブルテレビをザッピングしていて、大好きな映画「ショーシャンクの空に」をやっていた。何度も観た映画でストーリーも覚えているが、最後のシーンに出る「IN MEMORY OF ALLEN GREENE(アレン・グリーンを偲んで)」が気になり、"Allen Greene"を検索すると、普通に日本語ウィキがヒット。無事疑問は解決。別のエピソードでGPSの座標が。
"40°39′14″N 82°23′31″W"
 なんと!Andy(ティム・ロビンス)が、Red(モーガン・フリーマン)宛ての手紙を埋めたあの木。すごい。
 ちなみに"Field Of Dreams"の球場はアイオワ州に

3.28 "Dreams in the dark"
3:42 JST T-60min,Soyuz TMA-16M Launch
4:42 GO!
 無事軌道へ。ISSドッキングは10:36 JST。今日も世界で3機のロケット打ち上げ。寝る!

 今日はこのあと、数年おきに現れる静岡のモッチーを大久野島に迎撃。
 ドッキングライブスタート。Soyuzは現在、噴射を繰り返しながら徐々に地球から離れ、ISS軌道へ。家のモニター(1280*1024:Firefox)最適化した4分割はこちら。CAM2、NASATVどちらかの音声を切ると聞きやすい。ドッキングフェイズ進行中。
"Soyuz rendezvous and docking"
10:06、油井さん、今はツイートするな。(笑)月がきれい。
10:10、500mまで接近。
10:12、LOS。
10:19、信号中断長すぎ。
10:23、きた!ISSより目視!190mに接近。
10:28、ISS夜側に。Soyuzと月が重なる。かっこいい!50m!
10:32、14m、ターゲットロック。
10:34、ドッキング!誤差-2min、日本人並みに正確!
00:15 JST ハッチオープン予定。新旧クルーがハグする最も感動するシーンが見たいが、残念ながら外出準備開始。帰宅後リプレイで。

 静岡より来広のモッチーお接待ツアー。Soyuzドッキング確認後、高速に乗る可能性を考慮し10Rでスタート。移動状況に合わせてランデブーポイントを変更し、13:00過ぎ安芸灘大橋料金所到着。3年ぶりの再会を果たす。バイクがW650からVストロームに変わっていた。
 お昼も過ぎているため前にも入ったことのある「寿司の勇光」でとりあえずの昼食を済ませる。そのまま白雪楼へ。観覧料400円で抹茶と小さなお菓子がつく庭園。いつ来てもゆっくりできる。ここで受付のおばちゃんより耳寄り情報。以前は3つの観光施設をセットでまわることで貰えていた帰りの安芸灘大橋チケット(自動二輪560円)。ややお得になり、提携店のどこでも一人1,000円落とせば貰えるとのこと。行きの領収書、利用したお店のレシートが必要。白雪楼2階から見える景色は何もかも鮮やかなブルー。
 全国区になりつつあるとびしま海道をクルーズ。お約束。というより数少ない観光地の「御手洗(みたらい)」に案内したが・・・。
 「目からうろこ。」
 街並みだけでなくとても面白い場所がたくさん。中でも度肝を抜かれたのが中村春吉
 『中村春吉自転車世界無銭旅行
 自転車世界旅行はともかく「無銭」って・・・。放浪旅人の神?
 ※以下『』内、現地で入手したパンフレットより引用。
 『インドでは、ハイエナとジャッカルを素手で生け捕った。』
 『夜中に狼の群れに襲われ、油をしみこませた高野豆腐に火をつけたものを一晩中振り回して難を逃れた。』
 『食料を失って餓死寸前のところ、襲ってきたクロヒョウを撲殺し、その肉で飢えをしのいだ。』
 『数多くの語られているが、本人の証言以外に証拠はない。』
 餓死寸前の状態でクロヒョウを殴り殺す?嘘かホントかわからない豪快さに吹き出し、数々の武勇伝(?)を誇る大学時代のAコーチ(現監督)を思い出した。
 モッチーの案内というより自分が堪能し、通りの自販機で水分補給。前にベンチが置いてあり、座って初めて目の前によろず屋があるのに気が付いた。
 「しまった、お店で買えばよかった。」
 そこへ手押し車を押したおばあさんが通りかかり・・・。
 「どっから来ちゃった?」
 「静岡と広島。」
 「そりゃまた遠くから。」
 どうやらよろず屋の店主のよう。なんと御歳88歳!三原から嫁いできたこと、娘(といっても60代後半)が広島市内におり、土砂災害で職場が被害にあったこと、若き日を過ごした満州のことなど、口の動きより思いが先走り、口角に泡を溜めながら熱く語る。
 「おばちゃんポッキーいくら?」
 「214円。」
 「高いよ!」
 「奥のを取りんさい。」
 「古いいうことね。」
 「どれも新しいけ。」
 「やめた!(笑)」
 「じゃあこれは?(明治板チョコ)」
 「110円。」
 「これは普通じゃん!(笑)じゃあこれ!」
 「(失礼もはばからず)お客さん来る?」
 「全然。パンとか置かんけぇね。」
 「なるほど、スーパーに行くよね。日持ちのしないものもきつい。」
 「ほうよ。」
 たばこブースの看板を兼ねた取り外す戸板。「たばこ」の「た」の部分だけ外して開店。見た目「ばこ」になっている。(帰宅してストリートビューを見ても同じ状態。)それでも話し中、地元の人がたばこを買いに来た。
 「まだやめれんの?」
 「やめれんね〜。」
 おばあさん、たばこやめさせたら売り上げが・・・。(笑)
 中村春吉について聞いてみたが、
 「ここの生まれじゃないけ知らん。」
 「(笑)」
 「気をつけて行きんさい。」
 また手押し車を押しながらどこかへ行こうとしている。ほんとに88か?!店は?
 バイクに戻り、岡村島へ向けリスタート。すると少し離れた建物の前を掃除しているおばあさん。
 「昔ここで働きよったけ。」
 楽しい時間をありがとう。もっとゆっくり話を聞きたいね。申し訳ないがいくら元気でも88歳。なにがあるかわからないのでなるべく近いうちに。目的地「おばあさん」、座標「ばこ」。
 橋の真ん中に県境がある岡村大橋。去年秋にも今治からの帰りに通過。アスファルトに反射する逆光がきれい。続けて5年ぶり3度目の岡村島・ナガタニ展望台。
 「いいですね〜。島があるのが新鮮ですよ。」
 面白い!静岡・湖西に住むモッチーは、太平洋の水平線が日常。こちらは逆に水平線に憧れる。
 彼も放浪旅人お約束のノープラン。ここでルート再検討。明日午前中の雨をふまえ、これ以上西には進まず、帰り方向へ行くことになった。
 「じゃあまた(とびしまを)クルーズ。橋の料金所を出たところで止まるので貰ったチケット用意しておいて。」
 夕暮れのとびしまを流す。徐々に大きくなり、山の端に見え隠れする夕日は、現れるたびに海にオレンジの道を作る。それを眺め、防波堤にたそがれている鳶が一羽。何を想う?
 安芸灘大橋料金所。モッチーが、意外にもプライベートな話をし始めてまた立ち話。
 「おれが見送るよ。」
 彼の後ろ姿はすぐに闇の中へ消えていった。こちらも走り出し、R185の分岐。右へ向かった旅人の残像を思い浮かべながら、左折。
 「気をつけて、またいつか・・・。」
 モッチー、御手洗、おばあさん。関わるものをすべてが面白い。おそらく自分は今、人生の円熟期を迎えている。

3.27 "Hocus Pocus"
 資料焼却第四夜。残っていたのは小出しに返却されてきた試験解答、国家試験問題、分厚い2015版問題集程度。結局3年前に買った2013版問題集は手付かず、2015版も一度も一周することなく終わった。気休めに「覚えておきたい重要事項(2015版)」だけ残し、すべて灰に。2冊で約12,000円。全4日間に燃やした資料を金額に換算すると、数万円になるのでは。
 前に目を付けていた直径40cm程度の切り株を割って焚き木にした。かなり湿っていたためあぶりながら乾燥、多少の燃え残りはあったが、最終的にほぼなくなった。
 人生レベルで大きな意味を持つ試験問題と問題集が昇天し、物理的、思考的に過去を清算。あとは前に進むのみ。
 行きにはタヌキ、車にも逃げない鹿。立派な角をもった雄も。以前と同じく、焼却中も周囲に数頭おり、また安眠妨害してしまった。クマも出てくる季節。春を迎え、深夜の山の中は思ったより賑やか。これにて資料焼却は完了。ありがとうハリー、次回は仕事じゃない焚き火、麺類自販機で!

3.26 "Action"
 おとといのSTAIRWAYでSWEETがかかっていたので、家に帰って探すとレコードだった。プレイヤーも針もあるが配線してない。カセットテープも出すのが大変。
 今日は7時間の間に世界で3機のロケットがリフトオフ。トリはこのあと10:21、種子島H-IIA。
 昨日観た広島県立美術館「磯江毅展 ~広島への遺言~」。50分あれば大丈夫と16:08入館。大失敗!時間が足りず急ぎ足に。観る側にもエネルギーを要求する作品群。できれば再訪したい。
 見始めて最初に感じたのは、「リアリズムを追求すればするほど、個性が失われていくのではないか。」ということ。同じレベルのアーティストが、同じモチーフを描けば同じものになる。
 足を進め、写実性が高まっていくにしたがい、今度は技術に目を奪われる。紙、布、金属、そして肌。それに光と角度が加わり、「すごい!」の一言。どうのこうのと批評する余裕を与えてくれない。一枚の絵で何度も近づいたり離れたり。これに時間がかかってしまった。似たような構図の作品では距離をおき、現在更新中の雜賀さんの写真のように、微細な変化を探したくなる。どこまで同じで、どこが違うのか。
 そして最終段階。写実で失う個性(注:リアリズムの追求も強力な個性。)と引き換えに、選んだモチーフとその切り取り方が、圧倒的な個性として浮かび上がってくる。複数の作品で登場する古いワインの瓶には愛着すら感じた。特に晩年は、若くして亡くなったアーティストの、ライフステージにおける心の変化が伝わってくる。
 絵と写真の最大の違いは、前者の描く世界が空想も含めて無限であるのに対し、後者は唯一、最大の制約として、現実に存在するものしか切り取れない。(CG、合成は除く。)結局、要らないものを排除することに支配される。どうしても写ってしまうものには、それが写らない位置に移動(=妥協)するか、「これも作品の一部。」と合理化するしかない。
 絵心のない、たまに写真を撮る程度の凡人には、突拍子もない空想ではなく、ぎりぎりで現実の域にとどまった非現実な写実に憧れるが、もし磯江さんにそんな暴言を吐いたなら、「それは写実じゃない!」と激怒されるかも。
 「新聞」というキーワードで、おととい観た「吉村芳生展 ~鉛筆で刻む生命のキセキ~」とリンクする。「星・映画・アート。」この春は、すごい作品を観過ぎて自分の感性を使い果たした。

 いった〜!10:21、H-IIAロケット種子島よりリフトオフ!ひいき目?軌跡が海外のロケットより美しい。

 12:30、こちらも新天地へ向けリフトオフ!

3.25 "Glosoli"
 昨日ウッドワンで出会ったニュージーランドのカウリの木。「パン工房カウリ」で初めて知ったのかと思っていたら、隣接する宿泊施設「クヴェーレ吉和」にこの木をくりぬいたお風呂が。18年も前にすでに出会っていたとは・・・。
 ンドゥングはもう旅立ったかな?

3.24
"Shudder Before The Beautiful"
 昨夜観た2回目の「風に立つライオン」。その感動も覚めやらぬ今日14:30、吉和に行くためエンジンを暖めていると・・・。
 「ンドゥング!?」(映画のキーパーソンとなるアフリカの少年兵。)
 近所では普段見かけることのない黒人のバックパッカーが一人。
 (またあれだ!)※2013年12月22日
 すぐに声を掛けた。
こちら:「Guest house?」
ンドゥング:「Yes.」
こちら:「Follow Me!」
 ありえないタイミングでの黒人青年との出会い。足は悪くないのでンドゥングじゃない。(笑)
 心の中で(すっげっ、やっべっ!)とつぶやいた。※映画の中で印象的なセリフ。
ンドゥング:「Live in Hiroshima?」
こちら:「There!」(と家を指差す。)
ンドゥング:「Nice motorbike.」
こちら:「(笑)Where do you come from?」
ンドゥング:「England!」
 ゲストハウスの入口は、日本人、いや広島に住んでいても見付けにくい。
こちら:「Very narrow...」
 建物の玄関まで案内し、右手を差し出すとすぐに反応。掌が白い。
こちら:「Have a nice trip! 」
ンドゥング:「You too!」
 名前聞いておけばよかった。旅した気分。

 そのままの穏やかな気分で訪れたのは、18年ぶりのウッドワン美術館。先日新聞に載っていた「吉村芳生展~鉛筆で刻む生命のキセキ~」にかなり興味をひかれたため。前回訪問時あまり興味のなかったマイセン磁器の記憶が強く、何度も近くを通っているにもかかわらず再訪に時間がかかってしまった。
 「色鉛筆!」は久々の衝撃!自画像の洪水は今にも動き出し、声が聞こえてきそう。一方、普段興味のない花の絵もすごい。モチーフがケシというのも意味深。コスモスや藤も大作。
 グリッドを用いた下絵。あまりにも緻密すぎる作業に呆れる。好き勝手に言わせて貰うと、社会的適応能力を犠牲にしていそう。どんな人だったんだろう?
 未完成の絶筆も心に残った。空白の書きかけ部分がもはや作品の一部。最後が暗示的な映画のように、想像力をかきたてる。
 意外だったのがマイセン。いまだ器には興味ないが、多くの展示物が、神話や聖書が元になっている人形のため、彫刻を見るのと同じ。そうなると器の絵柄にも目が行き始める。18年のブランクが、これまで見てきたたくさんの芸術品とリンクし、プラスに作用したよう。黒ベースの展示スペースもセンスあり。照明も効果的で、作品が浮き立つ。会期中もう一度来たい。
 閉館時間ぎりぎりまで滞在し、外へ出た。小さな庭園にある大きな切り株が目に留まる。そのまま行こうかと迷ったが、前に札が立っているのに気付いて近寄ってみると。
 「ニュージーランド原産、カウリの木。」
 本当なら「へ〜」で通り過ぎただろうただの切り株のはず。なるほど、何もかもがつながっていく。
 「2000年大雪山、岩間温泉、大島の親子、パン工房カウリ。」
 マスターがお店の名前にするほど感動した巨木。現地のはもっと大きいのだろう。
 気温2度、もちろん完全真冬装備。メリハリのある青空と白い雲のコントラストに粉雪が舞っている。目の前には紅梅。日本画の世界・・・。
 「いや、日本画に青空はないな。」
 しばらくの間ボーっと眺めた。
 帰りは久しぶりにステアウェイに寄った。おととい見た薄目の月は、少し目を開き、宵の明星と位置が入れ替わっていた。
 さて、いよいよ明日!

 地上メンテしていたISSライブが復活。たった3日でも寂しい宇宙離脱症状。
"MotoGP is back for 2015!"
 ついにMOTOGPレースウィーク突入!2015スタート!
"MotoGP 2014 Best Super Slow Motion"
"MotoGP 2014 Best OnBoard"

3.23 "Shining Future"
"The Face Of Love"
 見終わったあと苦しくなる結末。ストーリーは別物だが、韓国映画「シュリ」を思い出した。悪い映画じゃない。

 3.22、最高のデイトリップ。キーワードは宇宙>プラネタリウム>倉敷>ハリー>甲奴。
 本格的に宇宙に興味を持ち始めた去年、意図せず三組のアーティストを観ることができた。
 池田綾子、Sarah Brightman、BOSTON。共通するのが宇宙。倉敷のプラネタリウムをブックマークしていたのは、池田綾子が山梨のプラネタリウムの音楽を担当すると知り、近くで観られる場所はないかと探した結果だった。
 先日ハリーと倉敷科学センターが実現したのも、天気が悪くても楽しめようプランニングした言わば「おまけ」。そこでプラネタリウムがただ星座を映すだけでなく、巨大ドームを想定した専用の番組があることを知った。そのハリーから質問が。
 「ジミー・カーターシビックセンターに行ったことありますか?」
 カーター元大統領が上下町(正確には旧甲奴町。)と関わりがあることは知っていたが、センターには行ったことがない。
 「ここのプラネタリウムで上映している"DREAM TO FLY"が少し気になったので聞いてみました。」
 そんな田舎にプラネタリウムがあるんだ。どうやらハリーも倉敷で見た「富士の星暦」(トレーラーにやられたらしい。
 「ジミー・カーターシビックセンター
 調べてみると、築21年の施設。ドームも10mと倉敷の半分。どうしても壮大な21mドームと比較してしまうのではないか。"Dream To Fly"は確かに面白そうだが、全編嫌いなCGっぽい。映像酔いしそうな雰囲気もある。
 「保留!」
 22日朝、昨日始まったばかりの広島市現代美術館特別展に出かけようと思っていたが、徐々にシビックセンターが気になり始める。
 11:00、行こう!準備し11:30、Trickerでスタート。13:00の上映には間に合わないかも。先に始まるのがどっちの番組だったか覚えてない。取締りの厳しい折、無駄な危険と注意力を使い、快走路を東へ。志和では、久しぶりに通る宝積飲料の工場に顔がほころぶ。島根周辺の麺類自販機コーナーでしか見ることのないレアな清涼飲料水を製造している。
 13:15、ほぼ到着!残念。あと30分早く出ていれば・・・。「お金は地元資本還元」の原則に基づき、現地スーパーでお昼買出し。店主から、尾道〜松江を結ぶ中国やまなみ街道最後の未開通区間、吉舎IC〜世羅ICが今日17:00に開通することを聞いた。この時点でまだ興味なく、広島市内の大学に通っている娘の話など。
 シビックセンター着。自分と同じく13:00の上演開始を過ぎていたという尾道の家族を言葉を交わす。高速開通の話題にもなった。
 すでに始まっていたプログラムは"DREAM TO FLY"。かなり残念。とりあえず14:00からの「富士の星暦」の料金を支払うが、このとき感じたものがあった。
 空き時間に展示室へ。
 「アメリカ合衆国第39代大統領、ジミー・カーター。」
 自分が小学校から中学校だった頃在任していたため、よく覚えている。もちろんその人となりまで知る由もなく、面白く見学した。良い事しか書いてないので話半分。「きみが住む星」のパンフレットを入手。
 14:00、「富士の星暦」スタート。担当の職員さんから、歌っているORIGAというシンガーが、この1月に亡くなったと説明があった。(帰って調べてみると、攻殻機動隊やファイナルファンタジーなど、超メジャーなアニメやゲームで歌っている。)もう一つはうれしい情報。上演後、希望者に番組のフォトブックをくれるとのこと。
 大きさ、明るさ、シャープネス。どうしても倉敷と比較してしまうが、最も近い広島市内のこども文化科学館に良い番組がなければここもあり。片道100km、里山の季節の移ろいを感じられる最高の日帰りコース。朝の池田綾子の「おはよう、おやすみ。」がよみがえり、おじさん暗闇でほろり。
 受付にフォトブックを貰いに行き、さっき感じた何かを確認してみる。
 「("DREAM TO FLY"のパンフレットを指差し。)これが観たかったんですよ。」
 「どこから来られたんですか?」
 「広島市内からです。」
 「もしよかったら・・・、」
 「(言い終わらないうちに、)いいんですか!?」
 一人だけの貸切観覧ゲット!非常に残念なことだが、プラネタリウムはどこも閑散としており、この場所もしかり。最初に感じた何かとは、「融通が利くのでは?」という推測。実際、人が少ないときなど、時間にとらわれない上映も行うとのこと。さらに。
 「KAGAYAさんの次回作の予告編観ますか?今石川県でやってます。ここでも近いうち上映予定です。」
 「観ます観ます!」
 KAGAYAさんというのは「富士の星暦」のプロデューサーで、固定ファンもいるらしい。もちろん知らなかったが、ただ者ではないのは映像を観ればわかる。全天周映像『オーロラの調べ』予告編。ORIGAさんの話も聞いた。
 「じゃあ始まったら私は下に降りるので、終わる頃また来ますね。」
 "DREAM TO FLY"。CG嫌いは杞憂に終わった。人類が空に憧れ、翼を得ていく過程を描いた壮大なファンタジー。ダ・ヴィンチ、モンゴルフィエ兄弟、ライト兄弟など、おなじみの空の偉人たちも登場する。やはり少し映像酔いしたが。
 「来ないな。」と思っていた職員さん。エンドロールが終わった途端入ってきた。光が入るのを避け、外で待っていたに違いない。素晴らしい二つのプログラムもさることながら、この流れとシビックセンター、職員さんに脱帽。
 「次回作、サイトチェックしてまた来ますね。」
 「オーロラの調べ」の観覧は必ずここで!
 時計は15:30。なんとなく高速開通が気になり始めていた。職員さんに吉舎ICまでの道を聞きリスタート。
 分岐の交差点で地図を開いた。せっかく道を教わったが時間がありすぎる。灰塚ダムをまわってみることにした。00年代中盤、蛍の季節に何度か訪れた。湖畔ではバイクトライアルの練習を眺めた。
 16:30、三良坂中心部で給油。ICへは5分で行けるという。すぐ裏にパン屋さんがあるのを見付け、入ってみた。
"Boulangerie mugimugi"
 時間的にパンはほとんどなくなっていたが、コーヒーを注文し、外のテーブルでいただく。漂う時間・・・。
 コーヒー注文時に道を確認したかわいい店員さんが、わざわざ出てきて高速のことを教えてくれた。次回訪問時はもうシビックセンターとセット。
 三良坂IC前で時間調整して16:45リスタート。この時点でもそれほど期待しているわけではなかった。
 既開通区間の三良坂IC〜吉舎IC間を走り終えると、路肩に12-13台の車が路駐している。バイクなので先頭に出ることもできたが、ここは空気を読むべき。入り場所を見つけてビッグスクーターが自分の前に割り込み。許してやろう。遠くに黄色の公団パトカーと警察のパトカーが見える。数分待った後、その2台を先導にゆっくりと動き始めた。
 「なんだこれ?!」
 たくさんのヘリコプターが飛び、沿道には工事関係者が写真撮影。左下に見える吉舎ICからの合流組は、やはり公団・警察パトカーを先頭に足止め中。この集団の後ろに入るよう。三良坂IC入りが正解!
 「これは楽しい!なんかの凱旋パレード?!」
 「あっ!」
 高速道路上に現れる、その後は誰も通らないであろう跨道橋には、たくさんの地域の人が並び、通り過ぎていく車両に手を振っている。もちろんこちらも振り返す。三脚を立てて写真を撮っている人も少なくない。
 今度は対向車線。同じくゲートオープンとなった世羅ICから高速に乗った大名行列とすれ違う。ライダー同士は挨拶を交わし、ヘルメット頭頂部にカメラをつけて動画撮影しているライダーも。
 「楽しい!このイベントを甘く見ていた。」
 冒頭のキーワードを背景に、ハリーのたった一つの情報から広がった素晴らしい出来事。調べるな、情報に溺れるな、モバイル機器は捨て、現地人に聞け!そうすれば、旅はいつもサプライズに満ち溢れている。
 あっという間に2区間を走り、世羅ICアウト。帰りは少し回り道を。
 07年初夏、世羅の牧場で1か月ほど働いたことがある。まず当時買い物していた下徳良の地元スーパー三谷屋へ。変わらず。
 細い道に入り、牧場の前。何も変わらず。寝泊りした離れの一軒家もそのまま。桜がたくさんあるので満開時はきれいだろう。
 豊栄から志和へ。ちょうど真正面、西の空には、薄目を開けたような三日月。その上に輝く宵の明星。左を振り返ればシリウスに木星。
おやすみ。
 家に帰るまで何が起こるかわからない。このまま無事にたどり着けたならまた明日・・・。

3.22 "Wait For Me"
 短いトレーラー、池田綾子の「きみが住む星♪」をループ再生して朝から何度も涙目。次のアルバムに必ず入れて欲しい。
 というのも雜賀雄二さんの"near near east"が更新されたから。
「ほら、明日の音がする。」
「ねぇ、今日の朝焼けは、心の中を染めてゆく。」
「まるできみに包まれるように、温かい。」
「そんな毎日を、繰り返している。」
「おはよう、おやすみ。」
 2014年8月20日水曜日4:48:18、雜賀さん宅東側の空き地には、予想通り、というか当たり前に、淡い朝焼けの夜が明けた。同じ頃広島では、明日の音を聞くことなく土砂に包まれた人々が。
 明日がくることが素晴らしいとかそうでないとか、そんな主観的な感覚を一切排除した、恐ろしく客観的な朝。
おはよう、おやすみ。
 すごいことなんだ・・・。

 SBK。意外な形でサインはK。T.Sykesは結果出してないしマシンとの相性だね。L.Haslamも想定外。

3.21 "Nessun Dorma"
 アメリカ人アストロノート、Terry Virtsが撮影した地球に映る月の影。
 ヲルガン座・廃虚ギャラリー「再考の汚れ」。殺した30匹のゴキブリの羽で花を作るアーティストは、普通の明るい女の子でした。

3.20 "Luoto~New Dynamic"
"The Total Solar Eclipse of 2015"
 皆既日食ライブ17:30JSTスタート!ISSライブからの地球がどのように変化するかも面白い。
 完全に隠れるまであと16分。そのときISSはまだ地球の裏側。どうなる?いつもよりアクセス数多し。
 19:12、コロナ!
 19:14、ダイヤモンドリング!大事なところで中継ロスオブシグナル・・・。ISSサンライズまで9分。
 19:30、ISSが太陽側に出てきたが、ライブ中継地の北極圏スヴァールバル諸島よりかなり南、ニューファンドランドからモロッコに抜けるため固定カメラはいつもと変わりなし。Sam & Terryの写真に期待。
 19:56、ISSクルー、Samantha CristoforettiがもうFBにアップ。国際宇宙ステーションから撮った写真をこんなに短時間で見られる時代。
 21:00、来た!見たかった写真は、地表で皆既日食が観測できる地域をISSから撮ったもの。つまり地球に映る月の影。世界人口72億人の中で、今日現在ISS滞在中の3人にしか見られない光景。ありがとうSam!持ってる!

 雜賀雄二さんが、サイトに新たな写真を掲載。これはうれしい。NewsかGalleryから。
"near near east"
 1枚目からプロファイルしてみる。光の反射でわかりづらいが、グレーか薄い青のサイディングのお宅から。北側壁面には1階にベンドキャップと給湯器、2階に換気扇と出窓。1階に浴室、2階に台所があるお宅と推測できる。長い窓は階段?生活圏が2階では高齢になった際の介護に支障が出るかもしれない。
6/3
 更地が駐車場に。この時点では単なる記録?それともすでにコンセプトに基づくもの?2階から?
8/19 9:08
 重機の騒音で記録開始?木や雑草が6月より成長。右のアパート駐車場側は伸びた雑草、もしくは生け垣により向こう側のバイクが見えにくくなっている。左真ん中一軒家2階に洗濯物。1階柵に何か一枚ものが干してある。ユニックのヘルメットは人がかぶっているのではなく掛けてあるだけのよう。
16:27
 撮影再開。空き地の重機作業は終了している。左一軒家1階柵の一枚ものはすでに取り込んである。
17:09
 カメラ固定。影の形からこのお宅の2階南側にベランダがあり、工場のような尖った屋根になっている。ロフトがあって、南側に明かり取りの窓でもありそう。左一軒家の洗濯物が日陰に。
17:26
 同アングル。
17:35
 画面わずかにずれる。ここから本格的定点観測を開始したか、動いてしまったか。9分の間に左一軒家の洗濯物取り込み完了。ご近所のため意図して人を入れなかったかも。
17:41
 ここでも画面微動。
17:42
 太陽が雲に隠れる。
17:44
 再び夕日。
17:46
 日が傾いていく。
17:47
 また雲に。ユンボ越し奥の通りに人影。
17:51
 日が傾く。左一軒家の1階網戸が移動。中央左ブルーシートの小屋の間に歩行者。
17:57
 日が傾く。右アパートの奥の一軒家2階のカーテンが開く。
18:00
 日が傾く。
18:06
 奥の通りに、自転車とすれ違う人。
18:09
 日が傾く。
18:13
 日が傾く。左一軒家、動いた網戸の窓にかすかな動き。
18:20
 日が傾く。動くのは木々だけ。
18:32
 日没。街灯や遠くのマンションの廊下の明かりが点灯。
18:42
 家々に明かりがつき始める。右アパート奥の一軒家、2階窓のカーテンが全開。
18:44
 暗くなる。
18:51
 左アパート2階のカーテンが閉まる。
18:53
 左アパート2階の電気が消える。外出?
18:59
 奥の道に車両ヘッドライトの光跡。
19:15
 露出、色温度変わる。左側に強い光があるのが確認できる。この空き地にアクセスする路地に面する通りに、明るい街灯があると推測される。右アパート3階の出窓に明かりがともる。
19:29
 各所に明かり。
19:58
 画面中央遠くにある店舗らしきお店の照明が落ちる。
21:19
 ひとひらの雲が。左奥の通りに車が通過。左一軒家の住人がみな2階へ移動。19:00前に外出した左アパート2階の住人が帰ってくる。右のアパート駐車場に車が帰ってくる。
22:30
 雲がやや成長。左一軒家2階屋根のTVアンテナ、左奥の5階建てマンション壁面が暗くなる。画面左側にあった強い照明が消えたと推測される。
23:58:40
 ユンボ越しに見える奥の通りの照明が消える。あと1分20秒で2014年8月20日に。
 ちょうどこの写真が撮られたころ、広島では多くの人が天気予報を注視していた。1時間後の1:00、母を起こし、避難を考えた。あの70数名もまだこの世に。
 夜が明ける頃、当たり前の日常を生きていたたくさんの命が失われた。ただ寝ていただけで。
 翌朝、この写真の中に生活するほとんどの人には、普段と変わりない8月20日水曜日の朝が訪れたのだろう。
 たった数時間の出来事。不思議ですらある。偶然にも今日でちょうど7ヶ月。そして地下鉄サリンから20年。
 今現在この場所に何が建っているか?更新が楽しみ。



 ついでに寄った憩の森には変化なし。上駐車場にたくさんの車が。

3.19 "Raining"
 5年ぶりにマナーモード設定のバイブをONに。

Sarah Brightman "Mission To The ISS"
 着々と進行中。
"Test Flight for Mars Landing Technology"
 すごい姿勢制御。
"Evolution of the Moon"
 これをふまえて。
"New Craters on the Moon"
 ちょうど2年前にできたクレーター。いつ地球に衝突しても不思議じゃない。
"THE HISTORY OF VOICE"
 WORLD ORDERの新作に須藤元気がいなくてびっくり。抜けたわけではないらしい。

3.18 "Whatever The Reason"
 ハリーと去年から計画にあがっていた現代医学教育博物館を決行。雨予報ということで、最寄の自販機「ドライブイン古城」と、別でブックマークしていた倉敷科学センターを結ぶときれいにつながった。
 3年ぶり2度目の川崎医大は、時を経てまた感じ方が違う。まるで話しかけてくるような、ハリーとほぼ同い年の胎児が特に印象に残った。
 「いったいここに何人の人がいるのだろう?」
 全摘しても生命維持可能な病変はともかく、脳や心臓、肝臓など、死後の献体によるサンプルは別物。前者は「組織片」だが、後者はまぎれもなく「人」。ただ、誤解を恐れずに書くと、過度な感情移入は冷静さを欠く。今の心境では、心3仕事7。思いは違えど、着地点が近ければベター。
 もう一つ感じたのは、今は傍観者である自分が希望すればこのコミュニティに参加できるということ。明日元気に生きている保障は何もない。一部四肢や生殖器はあったが、ここには感覚器がない。眼がいいね。ホルマリン越しに、自分を見る傍観者を傍観する。
 「年齢47歳、男性、○○ ○様。ありかも。」
 個人情報保護が暴走する今、ぜひ名前も載せてほしい。それで「組織片」は「人」になる。医療従事者必見 #2。
 「ドライブイン古城」。お昼時、川崎医大と科学センターの間に位置する理想的なライン。ゲームセンターと自販機コーナーが一緒になった場末なタイプ。麺類自販機がこれまで見た中で最もきれいだった。
 倉敷科学センタープラネタリウム。開演2時間前に到着したが、たくさんの展示物でまったく退屈しなかった。
 前半の天文技師による星空の解説は、星が好きなら誰もが知っているものだったが、後半の季節プログラム「富士の星暦、日本最高峰を知る」は圧巻。21mの巨大ドームに映し出される富士五湖のきらめき、揺れる草木。本当にその場にいるようだった。やはり夜は美しい。

3.17 "Edgecrusher"
土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム
 19年ぶりに頭蓋骨の楽園へ。
 始業点検。この時期、空気圧はチェックのみ。これも春。10:20、エンジンスタート。
・11:45、欽明館ラーメンと唐揚げ。隣りのお弁当屋さんも開いていた。
・土井ヶ浜遺跡。19年経つと見方も感じ方も違う。撮影禁止に変わっていたのが痛い。
・小月にある曾祖母の墓に報告。
・長沢ガーデン、帰りの欽明館はさすがにスルー。

3.16 "Seed of Green"
 いつも後ろにいて、いつも前を歩いていたM。5年間ありがとう!

風に立つライオン」八丁座
特別映像(主題歌フルバージョン)
 正直、さだまさしやこの歌は好きじゃない。理想論を英雄視するのも問題あり。泣かそうとする演出も見え見え。
 エンドロールが終わり、照明が付いても、しばらく立ち上がることができなかった。歩き始めても涙があふれ続けた。泣きながら歩くおじさんは、さぞ怪しかったことだろう。
 いくら批判を並べても、感じることはコントロールできない。世界各地で多発する紛争と、目の前にある平穏な雑踏。ISSから届く青い地球。どれが現実?倫理観のセットポイントは?医療従事者必見。もう一回行くかも。

 自販機本立ち読みしたら、自販機行かないなんて無理でしょう?

3.15 "DEAD"
"PATCHWORK OXIDE" 2015.3.13

3.14 "Untouchable Part 1~2"

3.13 "Black 13"
Atlas V / MMS (Magnetospheric Multiscale)
11:44 JST [22:44 EDT]
Cape Canaveral Air Force Station Complex 41
 今日は見られないので明日に延期にならないかな?

 松ノ木峠はまだ5-6箇所で凍結。路肩や日陰の吹き溜まりには大きな残雪が残っている。
 11:44 Atlas V / MMS リフトオフ。津和野に行く途中スマートフォンで見ることができた。こういうのは便利だが、トータルではやはり不要。
 ピノ・ロッソは変わらず美味しい。
 ランチのあと、ターンテーブル(転車台)が見たくなり津和野駅へ。ここに来るのは久しぶり。
 5年ぶりに安野光雅美術館に入った。その間広島での個展を2回見たが、ピンとこなかった。やはり津和野で観る安野さんが最高。プラネタリウムの催眠効果は抜群。
 図書室で必ず手に取る5冊がある。「天動説の絵本」、「モチモチの木」、「花さき山」、「半日村」、「おしいれのぼうけん」。特に斎藤 隆介と滝平 二郎の3冊は、出会ってから40年経った今観ても目が潤む。余裕ができたら揃えたい。気付けばあっという間の2時間半。
 ルーティーンコース、なごみの里「あさぎりの湯」。
 陽は落ち、タイミングよく柿木の自販機、大谷屋に寄ると故障中。以前から壊れていたもう一台に加え、使用できない2台が並ぶ店内は寂しいかぎり。裸の七味、胡椒の瓶が、相方なくぶら下がっていた。
 帰りの松ノ木峠。行きにあった凍結路面のすべてが融けてなくなっていた。これも春。

3.12 "I Need Your Love"
 Soyuz TMA-14M。今回帰還の3人は、宇宙に興味を持ち始めて、打ち上げ前からチェックした初めてのクルー。安全は当たり前じゃない。必ず無事に帰ってきて欲しい。
7:44、アンドッキング。月をバックに離れていった。
10:53、パラシュート展開。
11:10、もう下りてるはず。現地映像視界悪い。
11:21、映像入った!霧と雪の平原、船体黒焦げ。
11:30、Alexander Samokutyaev出てきた。
11:33、Barry Wilmore。
11:36、Elena Serova。3人そろった!お帰り!!!
 予定がすべて1時間早いので調べてみると、3月第2日曜日、つまり3月8日から東部夏時間(EDT=Eastern Daylight Time)になっていた。日本標準時より-13h、11月の第1日曜日2:00まで。

3.11
」 「あはがり 真庭・醍醐桜 2011.4.17
 3.11に思いを込めて。かの日の「老婦人と夏空」を思い出した。やっぱり、心臓をギュッとつかまれた。やっぱり、涙があふれた。おばあさん、元気だろうか?

ISS Sighting 5:25 5min 87 19 SW 10 NE
 5:10起き。極寒、クリアな空の下、光り輝きながら天球を横切っていった。今日夜には宇宙側についているSoyuzが下りてくるため思い入れが違う。通りには通勤を急ぐ人が歩いていて、ISSが頭上を通り過ぎているなど知る由もない。日常と宇宙の対比がとても面白い。
 NASATVでは久しぶりに6人そろった映像が流れ、コマンダーが交代。いろいろ人間関係もあるんだろうが、地上での争いがある中、見た目平和なのが素晴らしい。
 JAXAでは船外環境に適応する実験設備の広報動画があがっていた。巨大な試験設備と、背景に見える経費に驚く。
 ISSが地球を1周する90分の間、太陽が当たっている時間とそうでない時間の温度差なんと200度。目に見えない放射線への対応もあり、宇宙服や、常時さらされている船体はとても苛酷な環境にある。ケーブルや各種装置の材質と耐久性は、凡人の想像の域を超えている。
Space Navi@Kibo 船外環境って、どんなとこ?

3.10 "桜の栞"
 ISS。Expedition 41-42(Barry Wilmore、Alexander Samokutyaev、Elena Serova)の3名がいよいよ帰還準備中。

 おじさん何回卒業するんだ?みたいな・・・。
 ずっと感じていた34は広島県の都道府県コード。ごくパーソナルに、自販機と憩の森の通算回数が意図せず34回。Kevin Schwantzも外せない。さらに広島市西区の市区町村コードが104。今年じゃなきゃダメだったんだ。

 寒いけど青空になごり雪。34回生、人生で6回目の卒業式が終了。午後から自販機35で新たなステージへ。

3.9 "A Man I'll Never Be"
Brad Delp 1951.6.2~2007.3.9

 関連記録を整理。
2000.10.2Re:Tour2000 大雪・岩間温泉
2014.6.23:14年ぶりの再会
2015.1.26:再会、はじめまして!

 大竹ICイン~15:00玖珂ICアウト。橋を渡ってからはオレンジロードをセーフティライド。パトカー1台とすれ違う。
 「こんにちは!以前来たバイクの〜。」
 「今帰ってきたとこ。あがりんさい!あなたが書いたのには間違いがあるんよ!」
 いきなりダメ出しからの再会。岩国と近くの河津桜を見てきたとのことで、この時間に来なければ空振りだった。これもタイミング。すぐにノンアルコールビールが。
 で?
 「あなたは私らが(露天風呂に)入ってるときに来たと書いてたけど違うんよ。」
 「私らが着いたときもうあなたらが入っていて、しばらく待ったけど上がる気配もないので娘が行った。」
 「母として一人で行かすわけにはいかないので追いかけた。水着は着てたのよ。」
 水着だったことも覚えてない。
 「あと息子は学生じゃなく糠平で働いていた。」
 15年前の1シーンを今解明できる面白さ。確かに書いている記録はほぼ記憶に頼っている。2000年の旅はメモを取っていたが、それでも単語の羅列のみ。同じ空間を過ごした相手がどう感じていたかはわからない。そこを埋めるのが人を訪ねる旅。
 お父さんとは去年6月が初対面で軽く挨拶した程度。iPadを操り、去年行った祝島やついさっき撮った河津桜の写真を見せてくれる。奥さんもスマートフォンを使いこなす。iPadでフェイスブックを開き、自分に対して友達リクエストする。(笑)1月に娘さん御夫婦に会いに行ったときの報告も。
 「先週娘(福岡)のとこ行ってね。」と手に取ったクリアファイルが、なんと上記リンクに載せたこのエピソードをプリントアウトしたもの。爆笑!突然来たのにこの家のリビングのテーブルに普通に置いてある不思議。
 「日のあるうちに桜見てきなさい。帰ってきたらもずくと・・・。」
 (帰ってきたら・・・?)
 「今日泊めるつもりでおるよ。」と奥さん。
 「いやいや!(笑)」
 「今度は事前に連絡するのでそのときにお願いします。」
 小積の河津桜はすぐにわかった。島の東側のため残念ながらもう日陰になっていたが、15年前、北海道の秘湯での出会いを発端とする、今年最初の桜。親類が何年もかかって植えたそう。
 まだ日があるため大島の最東端両源田の集落へ。大昔来たことがあるはずだがまったく覚えてない。灯台などのランドマークがあるより、ただの民家に突き当たるほうが面白い。振り返れば夕暮れの海。
 家を14:00過ぎに出てわずか数時間。旅は時間でも距離でもなく、何を感じたか。岩間温泉、安下庄、カウリ、そして今日。頭の中でスライドショーが始まった。
 帰りは欽明館。NHKの番組で高まった自販機の欲求を満たす。
 帰宅して携帯を見ると、九州よりメイルあり。用事で長崎に行っていた娘さんが、友人に、今日この話をしたばかりとのこと。「秘湯での出会い」は、続く・・・。

 八丁座18:50の"Boyhood"(「6歳のボクが、大人になるまで。」)へ。
 メンズデー・マンデーナイトムービー3週連続ハズレなし。当時7歳だったEllar Coltraneの実際の成長を通して、12年間に渡って撮影された映画。
 行きのエレベーターで一緒になった初老の夫婦。なんとなく東京のちのさんに雰囲気が似てるなと思っていたら、席が隣りになった。自然と会話になり、やはり東京から来たという。開演前に八丁座の人がわざわざ席に来て話していたので映画業界に関連した人?
 帰りのエレベーターでも一緒になり、観たばかりの映画評など。こういうちょっとした出会いがとてもうれしい。
 実は「くちびるに歌を」をまた観ようと思っていたが、15日に長崎の映画館で主要キャストが舞台挨拶するというので見送った。15日に長崎・・・。現時点でもう後ろの席しか空いてない。

3.8 "Photograph"
 宇宙もいいけどやっぱり自分の写真。一方通行は面倒なので、写真右半分が「Next/次」、左が「Previous/戻る」に設定。最初の左と最後の右だけここへ。

 午前中行きつけのカワサキショップKittyさんに空の20Lオイル缶を貰いに。焚き火の定期化をふまえ、椅子やゴミ箱、消火用水バケツ、さらに缶の中で燃やすことも考慮。高級グレード「牙強」と普段使っている「R-4」の二つで、「牙強」の缶はかっこいい。
 15年来のエピソード、大雪山・岩間温泉~周防大島~福岡のパン屋さんカウリ。そして報告のため大島再訪。昨日くらいからの思い付き計画が、また素晴らしい再会につながった。
 あの番組見たあと欽明館スルーは無理。20:00前でも唐揚げ屋が開いていた。

"Onboard Tanak CRASH!"
 昨日の水没クラッシュのオンボード映像があがっていた。ロールバーびくともしてない。やっぱり浸水脱出早っ!無事だから爆笑。
 Tanakのツイッターにアクセスしてみると、10時間後に引き上げられるがその後のSSはリタイヤ。2時間前のツイートではリスタート準備中とのこと。スマートフォンやペースノートをホテルの床一面に並べて乾かしている写真があり、さらに笑いを誘う。

3.7 "Ghost Love Score"
 開催中の"WRC Rally Guanajuato Mexico"から朝FBにあがっていた豪快クラッシュ。
 ロールは水面への1回転だけで安全性については驚かないが、着水後脱出までの時間と、車体が沈む早さにびっくり。リヤの気密性ゼロ。さすがラリーカー。

 これまでの旅の中でもトップクラスのロケーションを誇る隠岐・西ノ島。2011年、もしかしたらあの子とすれ違っていたかもしれない。
 けっして都会が悪いわけじゃない。タイミングと、本来人間に備わっているはずの無意識下の危険回避能力。
 もう起こってしまった。せめて1度だけ赤信号で立ち止まっていたなら、何もかもがずれていたかもしれないが・・・。もう起こってしまった。
 恐ろしいのは、映画「誰も守ってくれない」に酷似した現在進行形の現実。

 昨夜リアルタイムでも見た「ドキュメント72時間・真冬の自販機の前で」を録画再生。出島には今週2回も行ってるのにまた行きたくなるマジック。弘兼憲史のリアル「人間交差点」だね。

3.6 "ラーメンたべたい"
 4:00過ぎからの上原ひろみが圧巻!1900か、Jelly Roll Mortonか、まさにFinger Breaker。たばこに火がつきそう。
 残像と化した手の動きに目を奪われるが、目を閉じ、音だけに集中することで違う何かが見えてくる。矢野顕子の大きさも。

ドキュメント72時間
「秋田・真冬の自販機の前で」

NHK総合:3月6日(金) 22:55〜23:20
 突風が吹き荒れる1月の秋田港。その片隅に、古びた1台の自販機がある。お金を入れて待つこと25秒、出てくるのは熱々のそば・うどんだ。設置は40年前。元祖ファストフードとして大人気だったが、最近は老朽化で機械が故障し味は薄めに。しかし、そのぬくもりを求めて24時間客が絶えない。吹雪の中で麺をすする謎の親子。深夜に星空を見上げる運転代行業の男性。極寒の中で食べるうどんから、数々の人生が浮かび上がる。【語り】鈴木杏

 自販機の友、ハリーからの情報提供による番組。観てもらいたいため早めに告知。自販機の素晴らしさをぜひ!

 深夜の自販機の魅力を存分に引き出している。ストリートビューでは、「懐かし自販機」マップを見ないで探してもすぐにわかった。

3.5 "Please Don`t Leave Me"
 自分でもうっとおしいドットリンク羅列がすっきり。新たにイントロページを作って他のリンクへのアクセスは維持。
 12年ぶりくらいにサイト上にメイルアドレスを載せた。誰からもメイル来ず、代わりに変なメイルは来るんだろうね。理由は右下の空間が寂しかったから。

"What's Up for March 2015"
 カレンダーよりも、天体の動きで感じる季節の移り変わり。

 今日はまず昨日駆け足で観た現美コレクション展再訪から。「現代アート批判」という動画を見たため逆に面白い見方ができた。現代美術に限らずアート全般において、純粋な創作意欲に基づいたものか、利益を生み出すものか。さらに利益追求を意図したものか、そうでないものか。これらを組み合わせた4通りの答えに行き着いた。
 作りたくて作ったままなら趣味の世界。ただ、それに勝手に価値が付く場合もある。
 お金を生み出す目的なら買う側が必要になり、仕事ならクライアントの意に沿わなければならないという制約が発生する。投資もあるかもしれない。その評価には、センス、技術、労力、時間がどれだけ加えられているか、アーティストの知名度なども影響し、批判により価値が上がる可能性もある。
 一方では、単なる河原の石をアートと称して売り出しても、お金を出して欲しいという人がいれば売買は成立する。現代アートの是非を議論するとき、その議論そのものもアートの一部なのかもしれない。
 個人的には恋愛と同じと考える。好きになるのに理由はいらない。今日観た作品の中にも、「面白い!」と感じたもの、「すごい!」と感じたものが数点。先日の言い方を再使用するなら、また新しくニューロンの接合部が増えた。
 結局のところ、個人の感性に依存する。他人がどういっていたとか、金銭的価値が高いとかは問題外。なぜなら、個人的には、ゴッホの「ひまわり」とか、モネの「睡蓮」とか、それほどでもない。low-keyで、絶望や温度(寒さ)が伝わってくるものが好きなのは、パラドックスとしての「生」があるから。
 午前中とあってやんちゃ系女子高生、小学生、幼稚園児の団体と鉢合わせ。自分が観るだけでなく、作品を鑑賞する彼ら彼女らを傍観することを含めたアートが楽しめた。特に小さい子たちには現代美術がどう写っているのだろう。仮に何も残らないとしても、観る行為そのものが重要。

 出島自販機はお昼時で繁盛中。食べ終わったころ、セグロセキレイとすずめ一羽。ちょっと遅かったね。

 一度帰宅して車のオイル交換。例年年間走行距離3,000km程度が去年10,000km超え。燃費倍は大きい。ベストリザルトはカタログ燃費に肉薄。すごい!

 最後は入浴時代の利用者宅を4軒ほど。うち3軒は留守だったのでまたチャンスがあれば。
 たぶん空から見てくれている。四十にして惑い、五十前にしていまだ進化の途中。元気です!

3.4 "Angel"
 Sarah BrightmanのFacebookやTwitterでは、訓練の様子が少しずつアップされている。あと半年。ISSからの歌声に期待が高まる。

 先週から始まった広島市現代美術館「記録(ドキュメント)というカタチ」は、なかなかの面白さとわからなさ。これぞ現美。コレクション展のためいくつか見たような展示あり。今日は時間がなかったため再訪予定。
 先週「記録」を焼却して、今日は記録を観に行き、それを記録しているという面白いカタチ。
 ついでに8日で終了の「現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展」の2回目。最後の作品のコンセプトは漂流郵便局と似ている。
 6月東京で開催のPR動画がかなりサイケ。リンクに「現代アート批判」という音声動画があり笑ってしまった。これは言い方の問題だが、どう興味がないかを見つける興味もある。そりゃ李禹煥わからんさ。ただ、その作品がどこまで計算されたものなのか?それとも究極の適当なのか?探るだけでも面白い。自分の中からは絶対生まれてこないものを見ることは、それがどんなに微小であってもマイナスにはならない。普通に生活していては交わることがないニューロンが、それをきっかけにつながる可能性を秘めている。
 自販機番組告知を書いていて我慢できなくなり出島へ。セキレイがいたのでうどん1cm投げるも見向きもせず。いつものすずめ兄弟はおらず。

雜賀雄二
 先日、キャンプ場での資料焼却で見つけた生首(ウィッグ)。その出どころが雑賀健治という美容師が立ち上げたヘアサロン。この苗字を聞いて思い出さない訳がない。端島(軍艦島)を世に送り出したフォトグラファー、雜賀雄二さんだ。
 それまで持っていた写真集は、Michael Kennaの"A Twenty Year Retrospective"のみ。ただこれも貰ったもの。厳密に初めて自分のお金を出して買った写真集が、雜賀さんの「軍艦島~眠りの中の覚醒~」と、「天主堂~光の建築~」の2冊。
 雜賀さんとは、2002~2004年頃、復刊リクエストを通じてメイルをやり取りしたことがあった。5年後の2009年9月、再び何通かのメイルを交わし、その時のことが雜賀さんのオフィシャルサイトでも触れられている。(上記オフィシャルサイトよりカテゴリーリンク>Note>2009>8月27日(木)「幸福の街」。)
 こちらも2年前のPC買い替え時ブックマークをゼロスタートしたため、今回検索し、久々にアクセスしてみた。もう長い間積極的な更新はされておらず、昨年春頃、雑誌の連載終了の告知が最終。どうされているのだろう。
 真夜中のウィッグから美容室〜雑賀姓。偶然はこれだけではない。先週色々なことが落ち着き、月曜日のメンズデーに「アメリカン・スナイパー」を観た。今週も何か面白い映画はないかと劇場のサイトを見ていると、目に留まったのが「くちびるに歌を」。この映画のことはまったく知らなかった。
 いまだ興奮冷めやらず、今日も映画のモチーフとなっているアンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」をリピートし、何度涙したことか。舞台は、2002年に天主堂を巡ったことのある長崎・五島列島。
 最近、やたらとシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が起こると感じていたが、実はそうではないことに気付いた。発生した事象に対して、それに関連した項目が、自分の中にあふれているのだ。けっして偶然ではなく、新しい体験と、記憶がつながった瞬間。
 雜賀さんの写真集2冊を久しぶりに手に取った。映画で観た新しいシーンとどう結びつくだろう。6年ぶりにメイルもしてみよう。

 雜賀さんからの返信に色々納得。お元気であったことにも安心した。ランタンフェスティバル期間中の長崎は断念したが、2年ぶりに訪ねてみたい。

3.3 "手紙 〜拝啓 十五の君へ〜"
くちびるに歌を」、素晴らしい映画だった!
『くちびるに歌を』番外編 可愛すぎる合唱部 "Lips"

 広島の地方紙「中国新聞」の今朝の朝刊社説に、レナード "ミスター スポック" ニモイと漂流郵便局に関連したテキストが書かれていた。粟島(香川)の知名度は全国区になってきており、自分のハガキが本当に見つけにくくなる。四谷シモンと合わせて今月中に再訪。

3.2 "Sky Overture"
"SpaceX ABS/Eutelsat-1 Mission"
 日本時間12:30ライブスタート。12:50リフトオフ。今回は十分な燃料がないためソフトランディングはないらしい。通信衛星を二つ搭載していて重いのかも。
 T-2min。NASAはノータッチ。放送すらない。
 T+11min。無事リフトオフして軌道へ。やけに中途半端な中継終了。

 こころ旅火野正平の続投が決定。そうでないと!
"にっぽん縦断こころ旅"

 夕方のニュースで浜田の後野小学校(映画「天然コケッコー」ロケ地)が出ていたので聞き耳を立ててみると、二つの教室を、東京のソフトウェア会社の事務所として無料で貸し出すらしい。過疎地の活性化はうれしいが、少し複雑。

 今日はこの後、「くちびるに歌を」、21:40のレイトショーに。

3.1 "Rain"
"Expedition 42 : US EVA #31"
 3回目のSpacewalkは日本時間21:10から。
 20:30。今日は早いね。すでにエアロック内減圧中。こちらも最後の焼却作業に出発。

 明日昼にFalcon9が打ちあがるらしい。1段ソフトランディングするのかな?

 9年間の資料焼却ナイト最終日第三夜。21:00前、今日は一人でスタート。現地での選別は効率が悪いため、事前に自宅で実施。あとは何も考えず火に投げ込めばよいだけ。
 話は前後するが、初日の作業の帰り、道端にある石碑をヘッドライトが照らした瞬間!
「あっ!」
 その声に驚くハリー。行きにはなかったウィッグ(ヘアカット・メイク練習用の頭部マネキン)が5-6個並べてある。不法投棄には違いないが、深夜3:00に浮かび上がる首はあまりにもシュール。生首については懐かしい記憶(91年ごろの丹沢。MOTELにエピソードあり。)もよみがえり、個人的には6:4であり。
 3日後の第二夜。行きには首の撤去済みを確認。やはり作業を終えての帰路。石碑の裏側に後頭部を発見!死角で撤去を逃れたか、再度置いたか。車を降りて近づいてみると、ちょうど喉の辺りに"TONI & GUY"というステッカーが貼ってある。帰って調べてみると、雑賀健治という美容師が立ち上げた全国展開のヘアサロン。
 そして3日目。車は降りなかったが、石碑の裏に後頭部を確認。
 キャンプ場に到着し、ランタンを点灯、種火を起こした。ついこの間書いたばかりの記録は、評価表と指導者コメントだけ抜いて全焼却。資料は選別済みのため焼却ペースは早い。ただ、今日は隣にハリーはいない。自然と思考は内向きになる。それぞれの資料に関連した業務、関わった人々、亡くなった父親、一緒に旅した人たち。目に留まったワードに、いちいち記憶が反応する。特に2008-2010に関わった方々は、その多くがすでに亡くなっている。
 1:30、最後の紙を投入し、中途半端に残った薪をすべて焚きつけた。20年以上熟成して乾ききったそれは、すぐに炭になり、炎のグラデーションがユラユラと揺らめく。無段階の変化に、海中で見るイカを思い出した。そのうち思考が停止し、時間も止まる・・・。

 2:30、燃え尽きてしまった炭を消火、清掃を終えたが、今日は一人のため強迫行為が増強。何度見回っても、「まだ火がくすぶっているとか」、「個人情報が焼け残っているとか」、不安が解消しない。気分転換に周囲を散策してみた。気温2度、辺りを包むもやと、自分の吐く息で白い世界。
「!」 
 4箇所でヘッドランプに反応した光る目が。
「観察されている!」
 とはいえ、今日の作業中ずっと、30メートル離れた場所に2頭の鹿がいたのは知っていた。近づいてみると、木立の中に座っており、逃げる様子はない。川の対岸には、立派な角を持ったオスがうろうろしている。急斜面には、明らかに鹿とは違う目の配置。タヌキ?
 さて、彼らのテリトリーに侵入しているのはこちら。「安眠妨害はこの辺にしておこう。」という条件付けが成立し、強迫性の確認作業は終了。石碑の裏に後ろ頭があるのを横目に家路へついた。
 3日間、のべ15時間。資料焼却で発生した熱と煙は、気温一ケタ台の大気へ霧散。灰は土壌へ還元。断片化された記憶は4月以降の上書き用に。さあ、楽しんでいこう!

2.28
"Old Castle, by the river,
    in the middle of a forest
"


Leonard Nimoy 1931-2015
 NASAより飛び込んできたのが"Mr.Spock"が亡くなったというニュース。BOSTON生まれのバルカン星人も83歳。冥福を祈る。
 父をはじめ、最近亡くなった有名人もみな80代前半。時は来ている。介護量の増加に伴い、今何かあれば後悔する状況。考え方を変えねば。

"Spock of "Star Trek", Dies at 83"

 上の最初のテキストを書いたのが咳で目覚めた深夜。今再びPCを立ち上げると、”ミスター・スポック”への追悼であふれかえっている。どうやら発表されてすぐだったよう。そのリツイートがすごい。
 登録しているFacebook、Twitterの宇宙関係はもちろんのこと、新旧のアストロノーツ、映画・音楽・メディア業界、インテル、そしてオフィシャルなバラク・オバマとホワイトハウスまでも。良質な医療アニメーションを提供しているNucleus Medical Mediaは、末期のCOPDであったことを伝えている。
 2月23日に発せられた本人最後のツイート。
"A life is like a garden. Perfect moments can be had, but not preserved, except in memory. LLAP"
 宇宙ではなく庭というのが面白い。思えば小学生のころ、今と違って土曜日は半ドンで、学校から帰って昼食を済ませて見た番組が「宇宙大作戦(=Star Trek)」だった。(広島地区。それが終わったら大江戸捜査網。)
 カーク船長やドクター・マッコイ、ミスター・カトウなど、日本語吹き替え版の声まで浮かんでくる個性的なキャストの中、ミスター・スポックは一人飛び抜けていた。とがった耳とあのサイン、人を気絶させることができる特殊技能に論理的思考。その後ピカード艦長やデータなどネクストジェネレーションに継承される。おそらく、今第一線で宇宙開発に携わる関係者で、このストーリーに影響を受けていない人間はいないだろう。
 髪を切って前髪がそろってしまったとき、同世代の誰かが言う。「スポックみたい。」と・・・。
 くしくも今土曜13:00過ぎ。40年前のこの時間、ワクワクしながらテレビの前に座っていた自分がいた。NASAのORION計画は火星への有人探検を具体化しつつある。U.S.S.エンタープライズならぬ、JPN.きぼうが、バルカン星に立ち寄る日もそう遠くない。
"Live long and prosper..."

 資料焼却第二夜は、18:00前からスタートして23:00過ぎまで。すでに仕事。ただ座って焼くだけなのにけっこう疲れる。あと3分の1。

2.27 "Stay on me"

2.26 "Mind As Universe"

2.25 "BURN"
 名曲中の名曲であるこの曲あげたのはじめてかも。燃やすぞ〜!

 何もかもが一段落し、ハリーと2ヶ月ぶりの自販機。今回はから揚げ店が開いているという欽明館にお昼時に。
 出島の選択肢はそばとうどんだけのため、久しぶりのラーメンは格別。明らかに「懐かし自販機」めぐりと思われるレンタカーの2名と一緒。
 荷物整理後再びハリーと合流して郊外のキャンプ場へ。2006-2008、2008-2010、2010-2012、2012-2015、過去9年間に渡って関わった膨大な資料の焼却イベント。用意した薪と合わせて、後部座席がいっぱいになった。薪は90年代前半、焚き火に熱中していたとき山から切り出し割っていたもの。四半世紀近く乾燥させた最高級品。
 何も考えず火中に投じられるもの、選別を要するもの。一枚一枚懐かしみながら、色々な思いが現れては消える。この一ヶ月集中的に振り返ったワードが、5年前に学んだ資料のそこかしこに存在し、無駄ではなかったことに気付く。特に2011年には、凄まじい量の手書きレポートがあり、それを作成するために要した時間と労力は想像を絶する。朝日を迎えながら書き上げた2項目が、熱と煙になって大気中へ拡散。後にはただ、真っ白な灰だけが残った・・・。
 6時間が経過し、3:00の時点でまだ半分も処理できず。第2回開催決定。「ヴァッカリ」はよく燃えた。

 3:00過ぎ、帰宅後PCを立ち上げると、ISSの船外作業は終了していた。無事で何より。

2.24 "I Don't Wanna Say I'm Sorry"
18:44 6min 81 10 NW 10 SE
 久しぶりに見れそうな感じ。

 ISS。18:44、北西の空より現れ、天球を横断、南東のショッピングセンター屋上にある貯水タンクに隠れた。
 約2ヶ月ぶり。あれからたくさんのイベントがあり、明日も2度目の船外活動。うちの双眼鏡ではやはり点にしか見えなかったが、あの形、それも下から見た全体像がイメージできる。また次回。
 今日はご近所天体も素晴らしい。西の空、宵の明星のすぐそばに火星。天頂の三日月をはさんで反対の南東には今天球上で最も明るい木星。それを横切っていくISS。最高の夕暮れ。
 CAM2では、明日グリスアップされるCANADA ARM2の先端がエアロック近くで待機している様子が映っている。2名別れての作業?
"Expedition 42 : US EVA #30"

 あれ〜。たぶん1月後半に出島行ったはず。タクシードライバーと話した。あれが年末?覚えてない・・・。

2.23 "Naked Eyes"
"American Sniper"心臓とメンタルに良くない映画。

2.22 "Collateral Damage"
 4:30、ちょうどCable Guysが帰ってきたところ。お疲れさま。

 5年間の集大成が意外にも楽しめた。そもそも記憶した過去問を転記する行為自体がさせられ体験。少しは考えることができるあれぐらいが程良い。
 大きく引いて考えれば、わずかばかりでも命に関わる仕事にあの選考方法は緩すぎる。カリキュラムにしても、ずっと逃げ続けて逃げ切れた。倫理観にいたっては、普通の社会生活で自然と身に付き、思春期の動揺が落ち着いた時点で獲得しているもの。それが今日、学ばなければ学べない。学んでも学べていないというのが現実。

 憩の森はやはり安定しすぎて面白くない。しっかりした雨にも何事もなく流れている。滝つぼの土手が崩壊していたが緊急性はなし。
 帰り、県71のヘアピンに合流したポイントが素晴らしい。桜ヶ峠の暖色系街灯が、雨に濡れた路面に反射。周囲全体を霧がソフトフォーカスする。やわらかく、しっとり、それでいて暖かい感じ。

2.21 "Shape Of My Heart"
 スクロールバー〜リンク間の動線を最小限にしたレイアウトに変更。2002年あたりの雰囲気。

 ISS。日本時間21:00過ぎより船外作業開始。今日の作業内容は下記リンク。この微小重力空間というのがわかっているようでわかってない。もちろん体験したことがないので当然だが・・・。
"Expedition 42 : US EVA #29"
 以前ワシントンポストの記事で見つけてブックマークしていたのが"Deconstructing the ISS"。(マウス操作でISSの建設過程がわかる。)
 時間の経過とともに、「ここはああしとけばよかった。」とか、「もっと良い技術ができた。」とかたくさんあるはずだが、そうそう交換できるユニットではなく大変。
 一方では、宇宙開発が、人類の存続にとって必ずしも不可欠とは言えない事実がある。
「何のために、途方もないお金とエリートの命をかけて配線作業?」
 よっていつもの無駄理論に行き着くが、やっぱりいつもの、最上級のリスペクトをこめた無駄に夢中なのは間違いない。
 ウクライナ情勢について、ISS内で話題になるのか気になる。
 準備段階からかなり面白い。Sam一人が忙しくしてて、手順書見ながら意外に試行錯誤。Anton Shkaplerovもフォロー程度。他のロシア人2名は姿なし。狭いしね。
 21:10、エアロック閉鎖。あんな状況だったのに時間通りでびっくり。減圧開始!
 21:45、ハッチオープン!
 21:53、出てきた!
 22:10、ハーモニーモジュールまで移動開始。引き続き視聴しながら明日の準備。朝方調整がパー。
 Butchがハーモニーに到着し、ケーブルバッグを固定中。「きぼう」からの映像で、目の前に大きな日の丸が誇らしい。


2.20 "Painkiller"
 今朝、「いいね」しているIron MaidenのFBに、やたらとBRUCE DICKINSONが出ていたのは気付いていたが、My Yahooの国際ニュースでその報道内容を知るとは・・・。あえてこのバンドのこの曲でエールを!

2.19 "Way To The Sun"
 今週朝型への最終調整中。今日は特に早く3:00に目が覚めると、NASATVでは今週から始まる3回の船外活動のブリーフィングをやっていた。それぞれのミッション担当者がわかりやすいCGを使ってのプレゼンテーション。
 最初のミッションは二つのドッキングアダプターの配線。船外を移動するルートまで詳細に決められている。一つは以前シャトルがドッキングしていたハーモニー前部、ISSの進行方向最先端部分。
 配線はデブリシールドを外しての細かい作業。バイクの冬仕様より厚そうなグローブでの繊細な作業は、その苦労がわかる。手を滑らせて部品を飛ばしたりしたら、当然取りに行けずそれがデブリになってしまう。背負っているランドセルも大きいし、どこかに引っ掛けたりしたら生命に関わる。もう一つはキューポラのあるモジュール。
 2つ目のミッションは来週24日。配線の続き、ロボティックアーム先端治具のグリスアップ、カメラの移設作業。油さすだけで命がけ。カメラはドッキング・アンドッキング時のモニター?ライブ映像にも関係するものだとうれしい。また違ったアングルの映像を期待。
 最後のミッションは3月1日。新しいアンテナの設置と配線。これがかなりの距離で、蛇腹のラジエーターとあの回転する巨大ソーラーパネルの間まで。ケーブルも長い。
 CGとはいえあらためてISSの大きさを実感。よく作ったと驚きを隠せない。
 続けて見ていると、Terry Virtsによる宇宙服の説明あり。4つの命綱(一つは作業者同士)は、たるまないようテンションが掛かる。さらにがっちりしたフックが付いていて、いたる所にある手すりに固定するようになっている。地表での登山や、建築における高所作業に近い。
 体幹に付いているダイヤルの数字が反転文字になっているのが面白かった。下向いて直視できないからミラーに映して見るんだろうね。

2.18 "Yankee Rose"

2.17
"Bullet In The Gun" / "Bullet In The Gun"
 20:00、Soyuz/Prgress58がカザフスタン・バイコヌールコスモドームよりリフトオフ。家のモニターサイズに合わせて作った専用4分割マルチ画面で見ていたが・・・。
「コスモドーム殺風景過ぎ!」。
 見渡す限りの土の荒野に雪がちらほら。現地映像は一切の飾り気なし。NASATVではロケットの行方に切り替わった後も、音声含めた発射台の様子垂れ流し。
 驚いたのは打ち上げ後わずか3分程度で作業員がぞろぞろと歩いてきて、おもむろに片付け開始。気温は相当低そうだがまだ熱いのでは?それとも水浸し?欧米とあまりにも対照的で笑ってしまう。
 これまた驚きの自動ドッキングは日本時間深夜2:00頃のため明日のリプレイで確認。
 荷物は酸素、水、推進剤、食料・生活用品に修理・実験機材。これでSoyuz TMA-14M/15M、Progress57/58とISSに4つもあの「カタチ」がくっつく。全景が見れないのが残念。

2.16 "Evening Star"
 毎日顔を合わせる4-5人の守衛さん。この3年間、一人を除いて挨拶だけの関係。その挨拶だけの一人に、EV待ちで突然声を掛けられた。
「今年で終わりでしょ?頑張ってね。」
 出会いと別れ。期限のある生活が終わろうとしている。

 あまりにも強大すぎて、自分の環境が無意味に思えてしまう。"Solar Dynamics Observatory"

 ATVは、搭載された廃棄物とともに太平洋上で燃え尽きた。欠片も残らないならその灰はどこへ拡散?怪しい。
 先日無事着水したDragon。もう1ヶ月以上前になる1段目ソフトランディングの話。計画ではこうなる。将来的には2段目も含めたこれ。で、実際にはこうなってしまった。それも失敗原因はガス欠(燃料不足)らしい。
 ただ、ロケット打ち上げだけでも、これまで何千何百の失敗を繰り返して今がある。爆発映像でも実際に台船まで戻ってきているのは事実。今回のDSCOVRでは天候不良のため計画は見送られたが、1段目セパレーション後、噴射で姿勢制御している様子が映っていた。海上にはソフトランディングしたらしい。3月以降の成功映像が楽しみ。
 明日はバイコヌールよりSoyuz/Progress58打ち上げ。ATVがドッキングしていたロシアモジュール「ズヴェズダ」、ISS最後尾にドッキング予定。
 ISSでの1年の長期滞在を前に、微小重力が人体に与える悪影響を特集している。地表においては重力により下肢に停滞する血液が、宇宙では体幹や頭部に移動する。それが長期に渡ると、緩やかな頭蓋内圧上昇によりうっ血乳頭を生じ、視神経障害をもたらすらしい。果たして人類は火星まで行けるのか?

 さて、ついにSBK Rd.1 Phillip Islandレースウィーク突入。今9:25現在プラクティスセッション中。今年が始まる感じ。
 初日午前Kawasakiワンツー、Rea>Sykes>Giugliano。午後はなんとSuzukiのA Lowes。今年は面白くなりそう。

2.15 "Three Hammers"
 長らくリンク切れにしていた硫黄島、トカラ〜大東島の挿入写真を元通りに。

 宇宙ページの一区画に打ち上げ関係のツィッターを埋め込み。これで別ウィンドウをいちいちリロードしなくてもリアルタイム情報が得られる。
 Falconのリフトオフは背後に利害関係が見えてとても面白い。商業打ち上げのSpaceX社はローンチサイト正面から派手なライトアップ。NASATVはいつも地味に裏側から。当然それぞれ見えるほうにロゴやエンブレムが付いている。先週のDSCOVRなんて間違いなく日の入りに合わせてドラマティックな場面を演出してる。
 爆発事故後静かなOrbital ATK、Antares/Cygnusにも期待!

2.14 "Elan"
HOPE 3
コスモライン/プリンセスわかさ
2015.2.21より値下げ 750cc未満 ¥6,370
法定検査ドック入り 2.25~3.6

22:15、ISS最後尾のesaカーゴシップ、"ATV-5"アンドック&リエントリーミッションスタート。NASATV、cam2より。

2.13 "Orphan"
2.12 "Thunderstruck"
2.11 "Coma Of Souls"
2.10 "Look At Me Now"
2.9 "Actio Surrealismo"
2.8 "Garden of Eden"

2.7 "Back on My Trail"
 前夜、ストックしていた「こころ旅」を再生すると、偶然にも「蔵出しスペシャル香川」。もちろん善通寺も登場。いつものシンクロニシティ。
 前回の粟島をFBに書いたところ、強い反応を示した友人あり。前過程で2年間をともに過ごしたが、もう1-2年会ってないような・・・。声を掛けると「とてつもなく行きたい。」とのことで、今日のパートナー。
 7:00、彼女を拾い、7:59志和ICイン。
 10:06坂出IC北アウト。四谷シモン人形館。ここはもう7-8年になるだろうか。何で知ったのかは覚えていないが、ブラウザのお気に入りにずっとストックしていた場所。毎年のように徳島に行き、昨年秋には2度も三豊を訪ねたのにもかかわらず、初めて行ってみようと思った。
 結論から言って、近年トップランクに位置付けされる強力なアートスペース。かつて皇族も迎えた迎賓館である建物と合わせて、時代、ジェンダーを超越した異空間。
 雰囲気もさることながら、作品の並んだ大広間でコーヒーが飲めるのにはとても驚いた。出し方にセンスも感じる。帰り際、一人で応対している受付の女性が、まるで「昼はうどんかな。」と思っていた心を見透かすように、近所のお店の手書きの地図をくれた。
 2時間以上滞在し貸し切り。車に戻るときに1組のカップルと入れ違いになっただけ。リピート確定。次回の漂流開局に合わせてもいいね。
 人形館は隣接する鎌田醤油の施設で直売所あり。用途に合わせたたくさんの商品があり、目移りする。めんつゆとぽん酢醤油購入。(自宅で開封済み。どちらも美味しい!)
 おすすめの釜揚げうどん店「香の香」へ。そこそこの行列だが回転は早い。たこ飯と釜揚げ(大)をオーダー。出汁が美味しい。
 12:30リスタート。船の時間を見てびっくり。本土の須田港発が12:35、現在位置から30分は掛かる。次便はなんと15:05。漂流開局は13:00-16:00。短すぎる。海上タクシーがあるのは知っていたが、臨時便の淡い期待を抱きながら港へ。残念ながら時刻表どおりで仕方なく2000円頭割りの船を呼んだ。
 無事粟島上陸。海洋記念館をさらっと見て漂流郵便局へ。12:35の便でかなり混雑していたらしいが、遅れたことで落ち着いており結果よかったかも。FBで告知されていた通り看板が変わっていた。「ゆうちょ」から物言いが付いたのかも。
 今回の目的は、先日自分宛に出したハガキ2枚を見つけること。テレビでの紹介も増え、認知度も上がってきたことによりハガキの数が多い。30分も探しただろうか?ついに2枚重なっているハガキを探し当てた。見つけやすいよう次回はインデックスかなんかを検討してみよう。
 やはり2枚投函したパートナーのハガキは、残念ながら見つけられず。「あまり読まれたくない発言」もあったので実は見つけていたかも。それが漂流郵便局のコンセプトでもある。またテレビのインタビューを受けた。KSB瀬戸内放送で、岡山・香川のローカルでのみ放送とのこと。
 単行本出版記念も兼ねているため、閉局ぎりぎりに購入、中田局長と久保田局員に目の前でサインしてもらった。
 昭和50年代ハガキが残っているのでまた出してみよう。
 17:05の便で本土へ。18:15坂出北ICイン、21:18志和ICアウト。
 漂流郵便局に加え、それに匹敵するどころか、食う勢いの人形館。彼ら(人形)との再会と、濃いエスプレッソをいただくため、旅履歴に通し番号をつけた。もはやルーティーン。

"鎌田醤油・四谷シモン人形館"

2.6 "Faith"
"What's Up for February 2015"
 毎月けっこう楽しみにしているこの動画。

2.5 "Hopes and Dreams"

2.4 "Hexachordum Apollinis"
 明日は久々に夕方のISSが見られるのに雨予報。Dragonがロボットアームにつかまれているのでリリースが近い?今後の予定を調べてみると・・・。
2.17 Progress58Pリフトオフ。
3.12 41-42の3人がSoyuz TMA-14Mで帰還。
3.27 TMA-16Mがリフトオフ。2人が長期滞在1年。
5.14 今いる42-43の3名が帰還。
5.26 44-45でJAXAの油井さんがISSへ。11月まで。
9.1 Sarah Brightmanが宇宙へ!
9.11 短期滞在者帰還。10日間一時的に9名。
 ということは、JAXAの油井さんがSarahと一つ屋根の下。それどころか宇宙で歌う彼女を目の前で見られる。とんでもないヤツだ。(笑)
 何歌うんだろうね。やっぱり帰還時に"Time To Say Goodbye"?

2.3 "No Way Out"

2.2 "We Are The Champions"
 震えた!オフェンスで見せて、ディフェンスで勝つ歴史的試合。SUPERBOWLがSUPERBOWLたる所以。

2.1 "You Can Make It"
"TWO EAGLES":現在位置
 「2人の鷲」たちが元気に地上に立っている写真を確認。非常に残念な報道が駆け巡る中、これはこれ。無事でよかった。おめでとう!
 種子島からH-IIAロケットも無事飛び立った模様。JAXAはもう少しリアルタイムな情報を!
 宮古と伊良部島を結ぶ橋がつながった。これで船を気にせずいつでもタッチ&ゴーが見れる。いつか行ってみたい。
 国枝、セリーナもすごい!

1.31 "Cinema Paradiso"
 ガス気球。ついに世界最長飛行時間記録も更新。距離も1万キロ超え。それでもまだ地球の直径の4分の1。最近、宇宙的見地から「地球も小さいな。」と感じていたが、自分の年間走行距離の半分を1週間で移動したと考えると、その凄さがわかる。地に足が着くまで気を付けて。
 日本時間20:00現在、陸地まで130km余り。先週のこの時間、佐賀を目指して山口あたりを走っていた。速度が50km/hを切っているので残り3-4時間程度?ゴールは近い!

 Delta II。21:00のNASAツィート。「 Liftoff is set for 9:20am ET. Weather is 100% 'go'」
 21:30、液体酸素注入開始。ガス気球も陸地まであと50km。忙しいぞ。
 22:07、液体酸素充填完了。
 22:40、ガス気球、陸地まであと10km、急激に降下中。進路にはLa Paza Grandeという集落あり。海岸線から8kmに53号線。どこでピックアップする?もうすぐ日の出。
 ロケットはまた風がどうとか言い始めた。カウントダウン-15分でブリーフィング中。
 23:00、ガス気球、高度100mを切って進路は陸地と平行な南向きに。どこ行く?高度20m!
 着水?陸地より8kmで高度が-になった!どうなる!?
 23:14、打ち上げ決行!それより気球は?
 23:16、気球は微妙に動いてる。海面すれすれ?日の出!
 23:18、23:22リフトオフ!
 23:22、Delta II / SMAP Go!
 23:27、ガス気球。ステータスはFlyingのままだが速度0km/h。落ちたね。もちろん対策してるだろうが、時間・距離はともかく「太平洋横断」の定義がどうなのか?
 高度計が-6m、カプセルが沈んでいる?とにかく無事が最優先!
 23:33、フェイスブックによると、メキシコ沿岸警備隊のサポートがあるらしい。安心していいのか?
 23:45、お祝いのコメント多数。大丈夫そう。お疲れさまでした。Delta II打ち上げのオンボードリプレイが見たい。

Nuovo Cinema Paradiso
 何度見てもすごい映画。人生レベルで影響を受けているといっても過言ではなく、時間が経つほど重みを増してくる。視点が変わる完全版も同じ。
 アルフレード役のPhilippe Noiretが亡くなったのは知っていたが、エレナ役のAgnese Nanoについて初めて調べてみようと思った。2つも年上だったとは!映画のシーンと同じく、30年ぶりに8mmフィルムを見たときの気持ちが判る気がした。
 成就しない恋は、一番美しい時の相手を神格化し、くすぶり続ける。たぶん、一生。

1.30 "Crossfire"
 種子島のH-IIAロケットに続き、Delta II/SMAPも天候により明日に延期。(種子島は2/1)
 Delta IIが飛び立つヴァンデンバーグ空軍基地は、LAの西北西200kmくらいにある。ガス気球は速度を20km/h台まで落として停滞中。このまま行くとサンフランシスコの北に上陸。早くしないとDelta IIに打ち落とされるかも。
 ついに飛行距離世界記録を更新した模様。ただ、進路を急激に南東に変え、バハに向かうとのこと。時速50km/hで計算すると、日本時間23:00過ぎにはヴァンデンバーグ空軍基地沖に。確か気球も航空機のような登録が必要で、侵入禁止空域があれば把握していると思うが・・・。少し心配になってきた。
 Delta II打ち上げが明日土曜同時刻に順延。ひと安心。

 リストバンド式電子血圧計。ついに3年前の父親のデータを上書きしそうなので、忘れないように特徴的な三つをもう一度ここに記録。
2012.7.12 18:37
81/46 190 ヴァルサルヴァ法をやってみた記憶が。亡くなった往診の先生が行く前のワソランを針刺し。
2012.7.14 5:09
99/59 120 最後の頻拍が始まる。
2012.7.14 8:30
119/73 80 15分後に心停止。浮き上がった頸動脈が拍動しなくなったのが視診でわかった。

1.29 "気球に乗ってどこまでも"
 熱はないが、鼻のどの痛みをワルダイエルが踏ん張っている。今後のためここで免疫をつくっておくのもいいかも。

 今日はトピックがたくさん。中学生のとき合唱コンクールで歌ったこの曲でスタート。
 まず太平洋横断ガス気球は今朝8:00の時点で時速50km、離陸から7,800km、98時間。平行緯度的にはサンフランシスコの北120kmあたり。やや速度が落ちているのが気になるが、これは風しだい。
 最長距離世界記録まで600km弱。飛行時間世界記録まで視野に入れているならあと40時間。何より無事に飛んでいるのがうれしい。
 フェイスブックにあがっていたabc NEWSでは、後ろに一番大きく載っていたスポンサーが「BENIHANA」と「JVC(ビクター)」。昨日調べたばかり、紅花とは故ロッキー青木のレストランチェーン。やっぱりつながっていたんだね。

 種子島では天候不良によりH-IIAロケット打ち上げ中止。次回未定。>2月1日10:21に。
 NASAは、日本時間今日23:20、Vandenberg Air Force BaseよりDelta II /SMAPリフトオフ。
 この時期集中する事故の追悼企画。(1967年1月27日Apollo 1、1986年1月28日Challenger、2003年2月1日Columbia。)
 ISSでは船外活動の準備中。

 昨夜ザッピング中、Giuseppe Tornatore監督の「Nuovo Cinema Paradiso」のドキュメンタリー番組がヒットした。サウンドトラックも持っているフェイバリット映画トップランクに反応しないわけがない。
 35歳になった現在のトト(Salvatore Cascio)を見ることができたのには感動した。

 最後はMOTOGP、MOVISTAR YAMAHA 2015 YZR-M1プレスカンファレンス。今年のレースシーズンスタート。

1.28 "Eagle Fly Free"
 順調に飛行中の太平洋横断ガス気球。彼らが破ろうとしている最長飛行距離記録が、1981年、日本人が打ち立てたものと知り調べてみた。
ロッキー青木
 ものすげー人じゃん!レストラン経営、レスリング、バックギャモン、パワーボート、それぞれの世界ですべて成功している。晩年のトラブルは残念な感じだね。
 そして1981年、彼を含む4人で初の太平洋横断に成功。そのときの気球の名前が「ダブルイーグルV」。今回の「TWO EAGLES」はそれをリスペクトしたものなんだろうね。
 気球の年表を読むと、1991年(ガス気球)と2008年(熱気球)にも日本人が太平洋横断に挑戦し、亡くなっている。やっぱり危険なんだよ。
 脱線するが、無人気球にカメラを付け、人形や缶ビール、椅子!などを画面に入れ、成層圏到達から自由落下する様子を写した映像が上がっていた。絵的にはロケット打ち上げ、大気圏突入に酷似。
 確かに面白いよ。面白いが!落下点をコントロールできんだろ!人に当たったらどうすんだ!(YouTubeで検索ワード"Balloon Space"でヒット。)

 7:50現在ホノルルの北1,200km。速度120km/h、高度5,300mとスピードアップして飛行中。半分は来たはず。
 写真を見ていて気付いたのが球皮の形状。テイクオフ時は下側がたるんでいて、ガスが足りていない感じだった。なるほど、高度が上がり気圧が低くなると、外気が陰圧になりしっかり膨らむんだろうね。
 下から球皮を見上げた写真は、Orion Spacecraftが、大気圏突入後にパラシュートを開いている絵に似ている。

"Falcon Heavy:Flight Animation"
 SpaceXから通知が来ていた動画を見てびっくり。開発中のFalcon Heavyは、メイン・サブブースター切り離し後、自分で姿勢制御してソフトランディングするらしい。こんなすごいことが本当にできるのか。
 以前載せたFalcon9R Test Flight。下降時に鳥の尾羽みたいなのが出てきて微妙にバランスを取っている。
 9Rの"R"は"Reusable(再利用)"。実用化されると打ち上げコストもデブリ(宇宙ゴミ)も削減できる。そういえば、今ISSにドッキング中のDragonが来月上旬に帰還するが、太平洋上の浮きサイトにソフトランディングの予定。
 Sarah Brightmanの訓練写真もアップされ始めた。いろいろ楽しみすぎる。

1.27 "Eagle Fly Free"
 漂流投函用の古いお年玉切手シート探し。見つかるには見つかったが・・・。
 1969年7円切手、1973年10円切手、1974年10円切手。肝心の1975年はなかった。それにしても7円切手、今から46年前、60年代とはびっくり!どう貼ろうかな。

"TWO EAGLES":太平洋横断ガス気球
 今朝の現在位置ミッドウェイまで600km。マップの距離計で佐賀~ロス間直線距離9,700km。調べていて大きな勘違いをしていることに気付いた。速くたどり着くのではなく、長く遠くへ飛ぶことが目標のよう。
 佐賀バルーンオフィシャルサイトによると、「1981年、ロッキー青木氏ほか2名搭乗のガス気球が、日本・三重県(長島温泉)からアメリカ合衆国カリフォルニアまで飛行し、気球による初めての太平洋横断を達成。ガス気球による最長飛行距離世界記録8382.54kmを樹立。飛行時間84時間31分(なお、飛行時間世界記録は1978年、Ben L. ABRUZZO氏(米国)が樹立した137時間5分50秒)。」
 風船おじさんに加えて避けては通れないのが風船爆弾。大昔調べたことがあり、平和な現在とても残念な成果として、アメリカ本土で子どもが死んだという記憶があった。あらためて調べてみると、細菌兵器を積載予定だったとんでもない非人道的兵器だったことがわかる。記事の中には毒ガスの島、大久野島の記載も確認できる。
 ウィキによると、「風船爆弾によるアメリカ側の人的被害は、すでに作戦が終了していた1945年5月5日、オレゴン州ブライで不発弾に触れたピクニック中の民間人6人(女性1人と子供5人)が爆死した例が確認されている唯一のものである。」とある。
 三つの側面が見えた。まず9,300個飛ばしてアメリカ到達は1割程度。戦果も民間人6人というとても効率の悪いものだったこと。二つ目はその6人が何の罪もない女性と子どもだったこと。三つ目は日本史上もっとも暗い時期である1945年5月、オレゴンではピクニックが行われていたという歴史の一端を垣間見ることができる。
 なんにしても平和じゃないとできない試み。実際現地で離陸を見守る際大いなるリスペクトをこめて、「命を懸けて気球で太平洋を渡ることに何の意味が?」と自問自答した。結局のところ、「人生とは無駄であり、それをいかに合理化し楽しめるか。」という持論に行くつく。「2羽の鷲」さんたち、「今」を楽しんで!

 日本時間1/29(木)23:20、Vandenberg Air Force BaseよりDelta II /SMAPリフトオフ。SMAPは詳しく調べてないが、ソイルとかモイスチャーとか言ってるので気象に関するものと推測。まさか雨を降らせるとか。

1.26 "Closer To The Sun"
 ISS。6:15に目覚ましセットして外に出てみたが、すでに小雨。今日は久しぶりに天頂付近の通過だったが残念。次は29日。ロケット打ち上げもある。

 さて、土日の北部九州は2000年北海道、昨年6.23を発端とするエピソードの続き。
2000.10.2Re:Tour2000 大雪・岩間温泉
2014.6.23:14年ぶりの再会
 まず去年夏にでも集まろうと言ってたかつての岩国での同僚。こちら都合で引き伸ばし、7ヶ月を要してやっと開催となった。60代から80代まで人生の大先輩、みんな加齢によるネガティブな変化を感じ、いろいろ大変そう。会えるときに会っておかないといけない。
 17:00岩国スタート。当初の目的地は古賀にあるパン工房「カウリ」と行橋の地蔵だったが、出発直前の情報により太平洋横断気球が離陸予定とのこと。2回の中止を経て実際飛ぶかは怪しいが、タイミングは申し分ない。とりあえずR2を西へ。
 以前パンク修理した長府のローソン&マックで夕食。もはやルーティーン。車で通る関門トンネルはあまり記憶にない。R200に入って友人ハリーに現地情報収集依頼。飛ばないのに行ってもね。
 22:30頃ヘリウムガス充填開始との情報を受け再スタート。冷水峠は2000年の旅の初日を思い出す。
 嘉瀬川に近づくと、ライトアップされた巨大な白い球皮が見え始めた。1:00過ぎ河川敷着。普通の競技気球よりかなり大きい。ゴンドラは金属製。熱気球と違い空気を温めて飛ぶわけではないので、ツインテールのようなサイドの筒からガスを充填している。会場ではマイクによる説明がされているが、当てにならないため1時間後にアラームをセットして仮眠。
 4:00くらいかな、球皮に異常が見つかり、なんと消防はしご車で点検するらしい。確かに球皮頂点までは高さ40m近くある。まさかのサイレン鳴らして到着。どんだけのバックアップ!すごい。歳をとっても特殊車両の動きには血が騒ぐ。ブームをいっぱいに伸ばすと、わずかな動きでバケットが揺れまくり。楽しそう!
 一方、会場には微妙な空気が漂っている。ただ今回はガス充填済み。命の危険が伴う冒険だし、トラブルがわかっていてテイクオフするわけにもいかない。難しい判断。
 5:00すぎ、ついに飛ぶという発表があり、ガス追加充填再開。会場から拍手が上がる。ここで普通の競技気球が一機立ち上がり始めた。それも2-3mと離れていない目の前。何度もバルーンフェスタに来たが、こんなに近くでインフレ(最初に気球を扇風機で膨らませる。)から立ち上げまで見れたのは初めて。ここにいちばん感動した。厳寒の中、付加価値としてバーナーで暖を取りたかったのもあり、とても暖かい。
 挑戦する2人が家族や関係者と記念撮影やハグしている。もちろんトラブルにより海上に落ちることは想定しているだろうが、決して安全な冒険ではないため心配になる。そして・・・。
 6:30テイクオフ!正直あっけないが、世界記録より無事到着が優先。バラストの砂を撒きながらゆっくりと闇夜に消えていく。点滅するライトが付いておりしばらく行方を見守った。気を付けて!
 さあどうする。パン屋さんに向かうのはまだ早い。
「愛宕神社へ御守を返しにいこう。」
 節分大祭らしくとても賑わっている。5年間守ってくれた御守を返し、新たに合格祈願御守購入!
 東向きのよかトピア通りは、おびただしい数の機動隊と右翼バスで閉鎖中。意図せず海側に抜けると、那の津に寄ってしまった・・・。埠頭で博多湾を見ながら気付いた。忘れる努力ではなく、忘れられないことを受容する努力が必要だと。
 ここで福島のネモトくんよりメイル。頻繁にやり取りしているわけではないのでなんだろうと見てみると、そこには驚きの内容が記されていた!
「先日ガクさんから電話があり、北海道の事が読みたいのでURLを教えてください。」
「マジで!?」
 このエピソードの始まり、北海道大雪山の山奥にある岩間温泉。そこで周防大島の母娘と出会ったとき一緒にいたのがガクだった。そしてこのとき別れて以来15年間、再会はおろか話したことさえない。ただ、また会うことがあるなら、まるで昨日別れたばかりのように話すことができるだろう。それが放浪で出会った旅人たち。
 しかしこんなタイミングってあるのか?去年大島を訪ねたとき14年ぶりにお母さんと再会。そのときの情報から娘さんとそのご主人がやっているパン屋さんを目指し、今まさに向かっている途中。
 R3~県504~県536を経て、さらに住宅地に入り、とても静かな場所にあるパン屋さん「カウリ」に到着した。さらに驚きがたたみかけてくる。
 去年お母さんから、娘さんたちの自宅はかなり離れたところにあると聞いていた。そのためお店にはご主人だけだと思っていたが、なんと今日、娘さんも来ているという。月に一度あるかないかという機会に当たったらしい。お互い顔も覚えてないが・・・。
 良い意味であまりにも普通すぎる再会だった。北海道山中の混浴露天に母娘で入っていた彼女も自由人であると確信。ご主人も昔バイクで全国を旅したライダー。手伝いに来ていた妹さんとお母さん、広島出身のママ友とも話した。15年前存在していなかった娘さんの娘さんも。出会いの素晴らしさをこれ以上言葉で表現することができない。
 これからイチゴ狩りに行くという彼女が「一緒に行きます?」とジョーク。初対面で「今日は泊まってくの?」と聞いてきた大島のお父さんを思い出した。
 大島への報告ツアーと、福岡で寄る場所がまた一つ増えた。
 行橋に向かう途中にある犀川の松木果樹園「えふ」で、いちごミニパフェとマイナリスト落書き帳記入。
 17:30、あの地蔵さんとも再会。3年前、ルートミスしたときに出会ったとてつもなく穏やかな表情のお地蔵さん。安政六年未年、うちのじいさんと同じ年に建立された年男。なぜか毎年会いたくなり3年目。今自分が置かれている状況をテレパシーで伝えた。
 それでは一般道を安全運転で帰りましょう。また次回!

 おそらく、普段はコアな(笑)友人しか見てないだろうこのサイト。実際に会ったことがないと検索ではヒットしないだろうし、フィーリングが合わないとチンプンカンプンで二度と来ないはず。
 ところが、妙なジンクスというか、裏更新に入るたびにURLを伝える必要が発生する。説明も面倒なので元通りに。またいつもと違うと感じたら、あそこに半角であれ入れてね。いや、それも気分しだいで変わるのであれっと思ったらメイルください。(笑)

1.25 "Crashing Down"
 とりあえず帰宅。岩国会食に間に合いそうになかったため、廿日市から大竹まで高速2区間使った以外すべて一般道の740km。よく走った。
 ガス気球。とにかく無事たどりついて欲しい。というか広島上空通過してるし。ただ高度5,700mの白い球皮は見つけられないはず。

 明日朝のISS観測は曇り〜雨でダメっぽい。6:30過ぎなので起きるだけ起きてみよう。

 こころ旅春の旅決定。しかし今のところ火野正平が走るとはどこにも書いてない。

1.24 "Long Gone"
 2月7日漂流郵便局開局のアナウンス。今回は自分で出したハガキを探すというイベントを付け加えたく、前回現地で買った特製ハガキを使用して一枚作った。おりしもお年玉付き年賀ハガキ抽選の週。面白いアイデアが・・・。すぐに1階に下り探すことわずか2-3分。
「あった!」
 見つけたのは書き損じや余った年賀状。今はもう亡くなった人たちや、小学校低学年当時のクラスメイトから貰ったハガキで、頭の中はタイムワープ。記憶に残る顔が次々に浮かんでは消える。
 使用可能ないちばん古いものは、今からちょうど40年前の1975年(昭和50年)うさぎ年!茶色に焼けたハガキは10円、古葉カープ初優勝、Gメン'75・・・。こんなものが瞬時に出てくる家は素晴らしすぎる!
「まだ仕事はあるぞ!」
 昭和50年の切手シート探し。もっと古いものもあるかも。もちろん保管場所もわかっていて、アクセスは数秒。
「Once upon a time...」
 40年後に初めて旅する年賀状。漂流具合がハンパじゃない。

1.23 "誰よりも遠くへ"
 レギュラーガソリンがついに120円台に。旅に出よう!

 さて、明日はこちら都合で1年近くのびのびになっていた岩国時代の集まり。二つの案件で見通しがたったためそのまま九州へ。考えているのは、同じ年男、安政六年未年生まれの行橋地蔵と、15年前の北海道岩間温泉〜周防大島つながりの福岡のパン屋さん。あとゆっくりできる硫黄泉。

1.22 "Higher"
 昨年12月から修理のため運休していたメットライフアリコ飛行船が、アメリカでの修理が必要になったらしい。当分お別れ。

1.21 "Skyline"
 現在時刻8:51。この後日本時間9:43、アメリカ海軍通信衛星(MUOS-3=The Navy’s third Mobile User Objective System satellite)を搭載したAtlas Vロケットがリフトオフ。
 Cape Canaveral Air Force Stationというのがとんでもない発射場。
 順延中。
 9:49に。
 10:04に。
 10:04リフトオフ!軍事衛星のため手放しでは喜べないが、打ち上げは何度見てもすごい。
"Atlas V MUOS-3 Launch Highlights"

 久しぶりの雨予報に朝から決めていた憩の森は23:00スタート。さすがに車が少ない。
 霧に煙る流れはまったく変わりなくノーメンテ。滝の打たせの取水口に20cmほどの塩ビが継ぎ足してあった。みんなに守られている憩の森。また次回。

1.20 "大きな古時計"
 腕時計が嫌いなため普段持ち歩かないが、必要時使っているのが92-93年ごろ誕生日にもらった懐中時計。駆動のロスが大きいのか、1年くらいで電池交換になる。量販店ではなく、昔からある近所の時計屋さんでお願いしており、前回の交換のとき油をさしてもらうと2年動いた。
 昨年暮れに電池が切れたが、今年に入ってお店のシャッターがずっと閉まったまま。できればいつものところでと思い様子を見ていたが、開く気配がない。今日電話して問い合わせてみると、店主が亡くなり、店は閉じるとのこと。昨年夏以降にもGショックの電池交換をしてもらったし、12月にはまだ開いていたと思う。
 母にそのことを話すと、うちのじいさんの弟筋にあたる親戚らしい。店主は60代くらいだっただろうか。まだ若い。事故や突然の病気、それとも病気でもぎりぎりまで頑張っていたのか。
 流れのままに、家から近くて古くからありそうな時計店を探して行ってみた。人通りの少ない、大通りから少し入った場所。中に入ると、初老のおばちゃんが作業するようだ。値段は1,000円と安い。
「大丈夫か?」
 案の定何かトラブったようで、かなり時間がかかっている。実は古くなったパッキンが切れ、新しいものに交換してくれていた。費用を聞くと1,000円でいいと言う。次回もまたお願いしよう。

山梨県立科学館スペースシアタープラネタリウム
きみが住む星
 マイフェイバリット、池田綾子と宇宙がシンクロ。山梨は学生時代のホームコース。実現したくなってきた。

"Destination : Moon"
 これを見ていて思ったのがエベレストに投棄された回収できない酸素ボンベ。人類はMOON BASE実現の前に自滅、もしくは気象の変動により絶滅するのでは。どちらにしろ立ち会えないが・・・。

1.19 "Moonchild"
「月まで行く!」
 今年中に達成できそうな通過点。仕事上の運転を除く、自分が所有した車・バイクで走った総走行距離が、今日現在で374,836km。地球から月までの距離がおよそ38万キロ超と言われているため、あと1万キロも走れば月に到達できる。かかった時間は四半世紀。帰りは・・・、今回の人生では無理かな。来年には地球10周(40万キロ)というイベントも控えている。
 ちなみに、Spaciaでどうでもいい計算などしてみる。月までの距離384,400km、80km/hで1日5時間走行、燃費25km/L、レギュラー140円で換算すると、961日、ガソリン15,376リットル、215万円かかる。アポロは4日で行ったらしい。
 ガソリンといえば、ハイオクがついに130円台突入。調べてみると、2012.8.8に1回だけ139円、安定して130円台だったのは2010年上半期にまでさかのぼる。なにはともあれ安いのはうれしい。
 そのSA帰りの給油で、「バイクから降りて給油してください。」と注意された。同じことをしていてバイクが倒れるトラブルがあったとのこと。ありがたい体格は、両足ベッタリ着いて膝を曲げられる。意識消失しない限り倒れるなどありえないが・・・。
 確かに給油中昏睡に陥ったとしても、スタンドを立てていればバイクが倒れることはない。残念な規則を作ってくれたライダーに苦笑。

 JAXAによると、1/14から1/15にかけてISS内でアンモニア漏れトラブルがあったらしい。すべて6人で解決しないといけないのが大変。
 若田さんのISS内部の紹介中編がアップされていたので前編と合わせてこちらに。
"若田宇宙飛行士のISSツアー 前編"
"若田宇宙飛行士のISSツアー 中編"

 SUPERBOWLの対戦カードが決定!

1.18 "The Killer Instinct"

1.17 "Start Again"
 久しぶりに履いたジーンズのウォッチポケットから、2011.8.8の西ノ島ツアー復路「隠岐〜本土(島根・七類)」の乗船切符が出てきた。島が呼んでる?

 昨夜は4ヶ月ぶりの津和野。県境の松ノ木峠には雪が残っていたものの路面凍結は無し。前菜とデザートは、たぶん値段と合わないほどの豪華さ。帰りの満たされた感覚といったら・・・。いつもありがとうございます。次回はシェフおまかせコースで。

 ISS。たった今久しぶりにフロントカメラからのサンライズが見れた。何度見ても神々しい。
 先週宇宙ゴミ(スペースデブリ)について調べたとき、映画「Gravity」(邦題:ゼロ・グラビティ)の存在を知った。13年の公開当時タイトルを聞いたことはあったが、その時はまだ興味はなく忘れていた。今は"ど"ストライクな宇宙ゴミによるSFパニックムービー。
 凄かった!わずかな知識を得た今ツッコミどころは満載だが、本物のISSクルーと重なってとても親近感がある。最近は、いつも髪が爆発しているSamantha のヘアカットシーンや、ドッキングしたDragonハッチオープンの際の「匂い」についての映像が。Samanthaは、「it's a mix Burned an stale...」と表現。"stale"を調べてみると・・・。「カビ臭い、陳腐、古臭い、古くさい、古いなど。」ここでは前に"Burned"とあるため焦げ臭いということ?たぶんDragonの噴射によるものと勝手に推測。
"Samantha’s haircut at Terry’s space salon"
"Samantha and the smell of outer space"

1.16 "The Mission"
 安全で楽しい旅が続きますように・・・。

1.15 "Salt The Wound"

1.14 "Time Well Wasted"
 esaが「Rozetta Suite」なるシンフォニーを発信していたので表トップに。2004.3.2リフトオフ。打ち上げ当時の管制室のCRTモニターが印象的。11年という歳月もさることながら、64億キロという移動距離が理解不能。全曲聴いてみたいな。"The Rosetta Suite"

1.13 "Only Love"
"TWO EAGLES" Channel 1 / Channel 2
 ヘリウムガス気球太平洋横断。いつも見る競技気球とは反対に、強い東風の高度に乗りいかに速く移動するかが成功のカギなんだろうね。見た感じ球皮の構造も違うっぽい。熱気球でもないため、気密性を高めてヘリウムが逃げないようにし、ツインテールのような2本から追加充填するのでは?インフレ(=インフレータブル:膨らませること)が楽しみ。
 21:22、今日も中止決定。飛び立ったら思い通りにはいかない気球。行方不明になった「風船おじさん」(検索したら出てきた。23年も経っていたのにびっくり!)になっては困るので、賢明な判断はとても現実的だが、主催者サイドがキャンセルをすぐ伝えなかったためサポートスタッフともめている。問題解決して次回に期待。

 ISSはDragonで運ばれた荷物を開封中。ドッキング部分の「Harmony」は、日本実験棟「きぼう」と欧州実験棟「Columbus」の連結部分で、入口に日の丸がたくさん貼ってあるのが映っていてうれしい。

 子どもの頃、地球のまわりには3,000もの人工衛星が回っていると聞いた。あれから40年、今はどのくらいの数なのだろう。
 切り離していくブースターやフェアリングが気になり、宇宙ごみ(=スペースデブリ)について調べると、桁違いの数に恐ろしくなった。人間は地球上だけでは飽き足らず、衛星軌道上にもごみを放棄しまくっている。
 もう一つ。Will Smith主演の映画に「Enemy Of The State(邦題エネミー・オブ・アメリカ)」がある。普通の弁護士が、殺人事件の証拠を預かってしまったために国家安全保障局(=NSA)に追われる話。印象的だったのがどこに行ってもカメラで監視されているというシーン。
 熱中している宇宙開発に関しても、健全な実験・観測目的以外に軍事・偵察に大きな予算が割かれているのは明らか。実際に目的が公表されていないミッションもある。監視カメラ、ドライブレコーダー、GPS、さらに宇宙から。常に誰かに見られていると考えていた方がいいかも。

1.12 "Caught In A Mosh"
"NFL.com / NFL.JAPAN.COM"
 NFL Divisional Playoff。アップセットとは言わないが、初めてドロー通りにならない結果。4強出揃う。

 サッカーアジアカップを見ていても、「ISSの大きさはピッチくらい。」と考えてしまう今日この頃。
 18:00(以下日本時間)、すごい!CAM2の映像にDragonが近づいてきた。
 19:00、ニュージーランドの南を通過中。30mくらい?かなり近い。Canada Arm2(ロボティックアーム)はキューポラ(地球側に7つの窓がある場所)から操作。Harmony Module(進行方向一番前、「きぼう」の付け根)にドッキングするらしい。これから夜区間に。
 19:37、五大湖上空。映像LOS。いいところが見れないじゃないか!黄色のシャツの人がヒューストンの地上管制か。
 19:41、サンライズ。
 19:51、フランス、スペイン国境上空。
 19:54、つかんだ!これで時速27,600kmで飛行中。すご過ぎる!管制官が到着が遅くなって謝っている。ほんとは先月打ち上げ予定のためクリスマスプレゼントが入っているらしい。メリークリスマス!ドッキングは2時間後?
 22:00、LOS(Loss of Signal=ISSからの信号途絶)が長い。若田さんの話にあったように、ISSはグリニッジ標準時で動いていて、日本時間より-9時間、管制しているヒューストンからも+5時間。つまり地上管制側がISSクルーの午前中の作業時間に合わせるとかなりの早朝になる。出勤、準備、待機を考えると夜勤確実。長時間のデスクワークでモニター凝視。大変な仕事。
 22:45、カナダのサスカッチェワン上空でサンライズ。NASATVの実況では、ドッキングプロセスにバースィング(=Berthing)という言葉を使っていて、調べると「接岸」。なるほど、1万トンバースのバースね。
 22:54、ドッキング完了。16本?のボルトを締めるとかどうとか。今回Dragonが運んでいる荷物の総重量は2,317kg(MAX6,000kg、自重は不明。)だが、微小重力空間にいる。固定にどこまでの強度が必要なのか想像もつかない。つかんだCanada Arm2もフラミンゴの足みたいな感じ。時間かかるね。4週間後帰還予定。お疲れさま!とても面白かった!

"TWO EAGLES"
 ヘリウムガス気球太平洋横断。1/14早朝リトライ。

1.11 "Can't Let Go"
"Journey to ISS"
 esa(European Space Agency)がアップしているSoyuz打ち上げからドッキング、ランディングまでのシークエンス。どの瞬間も驚きの連続。特に帰還時は本当に死と隣り合わせ。数ヶ月ぶりにのしかかる重力や、ソフトランディングが実はソフトじゃないとか、面白いエピソードも。見れば見るほど興味は広がるばかり。

"NFL.com"
 NFL Divisional Playoff。Patriots vs Ravensはすごかった。2試合目のSeahawks vs Panthersは日テレG+のため見ることができない。NFL.comを覗いてみると、とてもわかりやすい速報がありびっくり。もちろん実際の映像にはかなわないが、試合の流れは自動更新でほぼリアルタイムに楽しめる。

1.10 "Canon"
 1/9に行われた新しいエンジンの燃焼実験。怒涛のエネルギー。下にいたら生体は蒸発しそう。
"SLS RS-25 Testing Heats Up"

"Falcon 9 / Dragon Spacecraft"
 18:47、会社は違うが前回爆発したのでドキドキ。モニター見ながら拍手した。キラキラ光るスライムのような液体燃料がきれい。ISSドッキングは日本時間月曜の19:00以降。ドラゴン、いってらっしゃ〜い。
"Launch from Kennedy Space Center"

1.9 "Good Time"

1.8 "Watch What Happens"
 地球上での冒険が旅立ち前夜。
"TWO EAGLES"
~Across the pacific by balloon~

 ヘリウムガス気球太平洋横断。絶対死なないでね。

 風が弱いため中止に。2月20日にもう一度トライするとのこと。

1.7 "HEXACORDUM APOLLNIS"

1.6 "ぼくのミシシッピー"
 Falcon 9/Dragon Spacecraftは、確率70%で6:20EST打ち上げ予定。EST(アメリカ東部時間)は日本標準時より-14時間のため20:20。佐賀バルーンの競技開催を待ってる気分。どうなる?
 表トップにスペシャルページ作成。カウントダウンでフルスクリーン!
 リフトオフ1"21前で延期。安全がいちばん。金曜に期待。

 木星について昨日アップされていた動画を発見。タイムリー。What's Up for January 2015

1.5 "Ride the Lightning"
 0:30、すごい月が天頂に。正確な満月は今日昼間の14:00らしい。
 1:56、南で一番光ってるの木星よね。
 ボーっとISS映像を見ていたら見覚えのある地形が。南北逆になった礼文、利尻、稚内。そのまま東へ知床、野付、根室。ほっこりするひととき。

1.4 "Wishes"
 北の空雲厚し・・・。ただ、真冬の早朝、空を見上げる機会を作ってくれることがうれしい。
 さて、NFL/WILDCARD観戦。

「若田宇宙飛行士 ISS長期滞在ミッション報告会」Part1/Part2/Part3

 「お母さんお母さん、味噌カツどこだな〜?」めちゃくちゃ面白いISSクルー。宇宙日本食紹介

1.3 "To Be Your Man"
 午前中突然の来客。聞くと父の小さな頃からの知り合いで、亡くなったことを知りずっと気になっていたとのこと。一つ上だそうで、大正14年生まれの90歳。驚いたのは6kmの道を電動自転車に乗ってやってきたこと。すご過ぎる。近いうちこちらから訪ねて父の話を聞きたい。先に延ばすと一生その機会を失う。
 午後から母を連れての県美「ジャパン・ビューティー 描かれた日本美人」。新春ロビーコンサートとして篠笛の演奏があった。奏者は福原一閨iふくはらいっかん)さんという父の知り合い。明治、大正、昭和の美人画、父と和を結ぶ不思議な一日だった。
 深夜はしぶんぎ座流星群!

1.2 "月とお話し"
 この曲は、88年発売の村松健のアルバム「おいしいお茶の入れ方」に収録されている一曲。探せばカセットテープが出てくるはず。
 高校卒業と同時に東京へ出た86年(昭和61年)はまだレコードの時代だった。その後数年の移行期間を経て、徐々にCDの時代へ。これによりレコードジャケットの持つ芸術性と、A面/B面の概念が失われた。
 ネットなどなかった時代。情報はタイムラグのある月刊誌が頼り。お店(渋谷のタワーレコードが行きつけ)で直接レコードをあさりながら、まったく情報のないそそられるジャケットと出会うことがあった。試聴などできないいわゆる「ジャケ買い」。当たれば自分の感性を自画自賛し、ハズレれば「金返せ!」と一喜一憂したあの日。A面最後の曲には一つの終わりがあり、レコードやカセットの反転によるインターミッションのあと、後半のB面が幕を開ける。
 古き良き時代を懐かしみ、そっと月に語りかけてみる。

"春の野をゆく"

1.1 "We Can Make It"
 元旦はBOSTONの明るい曲が毎年の傾向。The Launch~Cool The Enginesか、Partyあたりを考えていたが・・・。年男、今年の一大イベントに向け思いついたのはこの曲。
"We can make it."
 2月22日、「おれたちなら出来るさ!」

 ISSは今、昼と夜の境界線あたりを周回していて、いつも太陽が当たっている状態。これってホワイトナイツ?宇宙での沈まぬ太陽。どんなんだろう。

 憩の森31。起床時より元旦の積雪にワクワク。16:00前にやっと家を出ることができた。神原ではシダレザクラのつぼみを確認。この厳寒の中、人知れず、それでいて着々と、春の準備を始めている。
 県71は和楽荘を過ぎて所々バーン。
(これこれ!)
 一瞬の気の緩みが即転倒につながる緊張感。これこそがスノーライドの醍醐味。林道基点より路面は雪で覆われるている。数台の車轍あり。路肩の新雪にトラクションを求め、低速で登っていく。
 下駐車場には車が1台いた。父親が車内に、外で子どもが一人で遊んでいる。その先へ進むと、轍は明らかに一台だけ。割と新しい。上駐車場には誰もいない。周囲を観察して頬が緩んだ。轍を残したドライバーが、車から歩いて散策した動線、切り返して帰るタイヤ痕が手に取るようにわかった。
 階段にはまったく足跡なし。流れは・・・?変わりなし。人間が勝手に決めた年号の更新とは無縁に、まったく変わりなく、とうとうと流れ続けている。流体における位置エネルギーの変化とは何だろう?落ち葉を流す運動エネルギーはわかりやすい変化。流れ表面のおうとつが不思議で、答えの見つからない疑問がループする。
 メンテナンスは必要なし。というか何もしていなくても指先が痛いくらいなのに、雪解け水につけられるわけがない。意外に水の方が暖かいかも。
 さらさらのパウダースノーはどこを歩いても皮下気腫。頭上にはもの凄い風が吹き、ごうごうと木立を揺らしている。時折、枝に積もった雪を吹き飛ばし、横殴りの吹雪が。
(今年も楽しいことがありそうだ。)
 滝つぼにはたくさんのつららが下がっている。四季折々の表情を見せる憩の森。プラン継続する。