LYCHGATE

け

　

『激突！キョンシー小僧ＶＳ史上最強のカンフー悪魔軍団』

　テレ朝の作ったテレビ映画。『少林寺ＶＳ霊幻道士』のタイトルでビデオ化されています。

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『ゲロゾイド』
Evil Clutch / il Bosco

　アンドレアス・マルフォーリ監督。これぞトラッシュ。アルプスの風景以外に見るべき点はあるのでしょうか。
　キャンプにアルプスを訪れた男女が、作家を自称する変人に不気味な話を聞かされ、脅される。その男から逃げるようにして、村の女に案内された廃屋に泊まるが、実はその女こそ悪霊で、手下のゾンビが攻撃してくる。

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『献血ラッシュ』

　天原ふおん作の吸血鬼マンガ。阿呆なタイトルですが内容はわりとシリアスです。
　魔物との戦いで弱体化した吸血鬼ヒカトは、女子高生の旭を仮親（人血の供給源、つまり餌）に選ぶ。旭は定期的に血を吸われるのを最初は嫌がっているが、ヒカトが身を挺して魔物から人間を守っているのを知り、自分も（ヒカトの血をもらうことで）吸血鬼と化して彼を助けようかと考えるようになる。
　分量に比して登場人物が多く、設定も非常に複雑で、どうしても説明っぽい記述の割合が高くなっていますが、それが作家性というか味というか、作る側がそれを楽しんでいるのが伝わってくるので、いいんじゃないですか別に、という感じです。
　吸血鬼は不老不死の魔族というだけで、親から生まれる非アンデッドです。吸血鬼から血をもらった人間はアンデッドと呼べるかもしれませんが、長命になっただけで子供もできる者を死者と呼ぶのははばかられます。

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『検証・四谷怪談』

　永久保貴一。マンガですがノンフィクションなので一般書籍に分類しました。
　日本三大幽霊咄「東海道四谷怪談」「番町皿屋敷」「真景累ヶ淵」の背後にある史実を追い、著者自ら全国各地を取材して検証します。四谷怪談についてはモデルとなったと思われるいくつかの実話を紹介。皿屋敷については、「お菊＝ククリヒメ」説に基づく興味深いレポートがあります。累ヶ淵については、あまり詳しいことは書いてありません。

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