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      常磐炭田 内郷抗(うちごうこう)  (1/1)   
福島県いわき市内郷内町      photo:2009年


JR「内郷駅」から北西方向に県道66号線を車で数分走ると常磐炭坑内郷坑に着く。操業当時は恐らくどこを見ても石炭一色だったろう景色が今は当然のことながら”どこに石炭の名残があるの?”と探さないと分からない程である。周りは古い家、新しい家が混在し高台には大きな新興住宅街が広がっていた。位置関係からすると恐らくこの住宅街の足元が内郷坑の採炭場所、切羽ではなかろうか。当然ながらこれも時代の波と考えざるを得ない。  


分かりやすいと思いいわき市考古資料館のパンフレットから一部お借りしました。(地図は上が北方向)


L写真:陸橋上から北東方向、内郷駅方向を見る。白い駅舎がわずかだが見える。
R写真:国道6号線から県道66号線(上写真の黄色い道)に入りJR線をまたぐ陸橋の上から撮影。標識では内郷抗方面は右方向、弥勒沢炭鉱方面は左方向(すぐ下にも弥勒沢の標識が見える)。


L写真:陸橋上から南西方向を撮影。山の上に見える煙突は三星炭鉱の竪抗掘削用蒸気機関の煙突。この煙突、実は煉瓦部分は
     山の上だけ。蒸気機関からは山の斜面のコンクリート煙道に沿ってこの煉瓦煙突に来ている。住宅と山の間には常磐製作
     所の工場の屋根が見える。
写真:煉瓦煙突の(ちょっと)UP写真。
R写真:内郷抗の坑口・選炭場へ行こうと走っていると右手に面白そうな橋が。なんとなく渡りたいと思いついでにカシャ
     宮金坂橋というらしい。  


L写真:県道66号線から見た内郷抗選炭場。坑口は選炭場の写真右側あたりか。
R写真:その拡大写真。ここでも周囲は住宅街にどんどん変化していっている。どこも同じだ。これができるまでは婦人達による手
     選鉱だったらしいがそれでは効率が悪くどんどん近代化・機械化を進めたという。


L写真:当然ながら入れない。中央選炭場の丸い部分が見える。
R写真:その右側の何かわからないコンクリート構造物の拡大写真。


三枚とも石炭積み込み場。今はちょうどいい具合に駐車場になっている。


L写真:石炭積込場のコーナー。この裏側が選炭場。
写真:すぐ前には現場事務所か炭鉱住宅らしき廃屋が残っていた。
R写真:すぐとなりにはこんな会社も。


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