Mr.Children Tour 2004 シフクノオト
Tour Final Live Report 2004.9.25-26
『沖縄宜野湾市海浜公園野外劇場』
2004年9月 沖縄の旅は
遠いとおい 忘れかけていた 小さいころの記憶を よびさました
幼かったわたしは 真っすぐで 純真で
見えもしない何かをつかもうと いつも遠くをみていた
涙ってどこからくるのかな
渇いていたはずのこころが 不思議と潤っている
それは旅のはじまりの音楽祭がおわった つぎの日のこと
偶然? はたまた必然?
はりつめていた何かが 音をたててプチってきれた
何かにみちびかれるように こんな他愛もない寂れたところで
予想もしないシチュエーションのなか ちっぽけな自分を憂う
汚れたこころ 邪念でいっぱいの心を すこしだけ許してみようか
どこまでも優しくふかく 濃い
あおく澄んだ海のいろに わたしはつつまれる
嫌悪感 罪悪感 後悔とためいきばかりの日々
大きらいだった自分 消しさってしまいたかった
そんなことを ずっとずっとかんがえていた
でも今 私はこうして生きている
はたらいて ご飯をたべて お酒をのんで 寝て 深呼吸して
笑ったり泣いたり めいっぱい虚勢をはりながら
それもいいのかな 価値のあることなのかな
鬱蒼としげる木々も大地も 島の空気も海も 答えてはくれなかった
じぶんのなかにのこった記憶だけが 旅のこたえ
Imagine
この島の空気はとてもつよい つよくて負けそうになる
まばゆい光のたば くりかえし降りそそぐスコール ひとの波
目にみえぬ圧力 得体のしれないプレッシャー
そのなにもかもが わたしを狂わせた
負けたんじゃないと そうおもいたい
きっとほんの少し弱っていて 感傷的になっていて
楽しいときは またたくまに過ぎさってしまった
そんなものがあったことさえ 遠い遠い むかし話みたいに
2001年 ポップザウルスファイナル公演のライブレポを よみかえした
ものすごい熱気が伝わってくる 懐かしい 楽しかったなぁ
あれから3年 あの時と何がちがうんだろう
彼らのせい? 環境のせい? 自分のせい?
かなしいほど俯瞰でみている じぶんがいた
たぶん、時間が過ぎてしまっただけじゃない
書きたいとおもわせるほど 興奮するようなモノではなかったから
嘘もかくしもない それが素直な理由
2週間前の横浜国際でのコンサートはすばらしかった 完成されていた
史上最大規模の会場と人の渦のなか 彼らは完璧なパフォーマンスをみせてくれた
あれこそが伝えるべき内容なのかなって。(といいつつレポ書かなかったけどっ笑)
それと比べちゃいけないって事くらい わかっているけれど・・・
期待ばかりがかってに膨らんで 自分を追いこんで
祭りだってお気楽に楽しんだらいいのに〜っていいきかせてみても もう遅い
忘れちゃった〜って 誤魔化したほうが楽だったかもしれない
25日のライブ終了後、その直後の悲劇・・・
「いったい私の見たものは何だったの?」 状態
ほぼまちがいなく 記憶にインプットされなかった どーしたことだ?!
パニくった私は、Sブロック最前列でみた友の ナマ和寿談義に逃げこんだ
そっか〜ふむふむ、そんな事してたのかぁ〜
彼女は全身全霊で Mr.Childrenを感じとったことだろう
その距離約1,5メートル???
色んなエキスが飛んでくるという (今年和寿くんは飛んでこなかった)
マイクスタンド前で見る その興奮は並大抵ではなく・・・
一生に何度も拝めるもんじゃない!
すーんごい光景を想像しつつ、自分の記憶にくみこんでいった
パクリともいう なんてズルイ方法だ
でも仕方がない、ほとんど残ってないんだもの(涙)
そしてかすかに生きのこった 記憶の糸をつなぎあわせながら
未完成なレポとして 綴るはめとなりました
自分でもひじょーに不本意であります、が
そんないい加減なものを読まされるほうがもっと…ですよね(苦笑)
ティナさんのオリジナル戯曲というか…精密なレポとは程遠い
その割には前編がやったら長いし、なぜかリハの部分が一番詳しいし…
それが答えかも?? まっテキトーに解釈してください(笑)
自分に嘘のつけない私は 「サイコー!」とよべるものは書けませんでした
これは記録の一部として 形跡のひとつとして。
あなたのシフク みつかりましたか
フェンスの向こう側では今ごろ・・・
リハの音を聴きながら…
各ブロックめがけて猛ダッシュ!
遊泳禁止でした(涙)
初めての遭遇
おーまいが〜っっ!