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5000系は泉北が初めて製造した独自の車輌で、泉北のVVVFインバータ制御車です。全車輌が8両固定編成で、4両目と5両目の間には簡易運転台が存在します。 今までのスタイルを一新して登場しましたが、中でも大型窓で非貫通となった先頭車前面が目立ちます。前面行先方向幕も種別幕と行先幕とに分かれ、種別幕はかなり大型のものが中央に設置されて分かりやすくなっています。また、南海に先駆けてドアチャイムも設置され、内装も一新されています。 登場時は南海の運転士はまだ一部しか電気指令式ブレーキ(当時は30000系と9000系のみが存在)の教育を受けていなかったので、泉北線内限定の運用となっていました。しかしながら、南海にも1992年に本線・高野線の両方に1000系が登場し、電気指令式ブレーキの習熟訓練が行なわれるようになったので、この泉北5000系も南海高野線区間内まで乗り入れるようになりました。 現在は5編成40両が在籍していますが、そのうち5505Fの1編成は大型府立児童館「ビッグバン」のイメージキャラクターである「ベアル」と「メロウ」をデザイン化したペイント編成となっています。 |
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こちらがそのペイント列車です。これらのキャラクターのデザインは、漫画家の松本零士氏によるものとなっています。 |
製造初年:1990年(平成2年) | 制御方式:GTO素子使用VVVFインバータ制御 |
編成表(2005年1月24日現在)
編成 | Tc1 M1 M2 T T´ M2´ M1´ Tc2 | 製造年 | 製造工場 |
5501F | 5501-5001-5101-5601-5602-5102-5002-5502 | 1990年(平成2年) | |
5503F | 5503-5003-5103-5603-5604-5104-5004-5504 | 1992年(平成4年) | |
5505F | 5505-5005-5105-5605-5606-5106-5006-5506 | 1993年(平成5年) | |
5507F | 5507-5007-5107-5607-5608-5108-5008-5508 | 1994年(平成6年) | |
5509F | 5509-5009-5109-5609-5610-5110-5010-5510 | 1995年(平成7年) |