南海9000系4連

  9000系は南海本線初の界磁チョッパ制御車・ステンレス車輌です。旧1000系廃車のための置き換え用として作られましたた。また南海一般車としてはじめて電気指令式空気ブレーキが採用されました。

 4連と6連がありますが、4連は通常2本連結して8両編成で使われています。最近は1C8Mのためなのか、4連で走っている姿はあまり見られなくなってしまいました。6連には通常他の編成と連結することがないので電気連結器は取り付けられていません。T車はかなり静かです。高野線では8200系にあたる車輌ですが、運転台窓が上に長くなっているなど変更点も多いです。旧色時代は緑の帯を巻いて走っていました。塗色変更後も、帯のあったところはそのまま帯を外した状態で残っています。

製造初年:1985年(昭和60年) 制御方式:界磁チョッパ制御
ブレーキ装置:全電気指令式直通空気ブレーキ(応荷重装置付)
         直通予備ブレーキ
台車形式:空気バネ式

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編成表(2003年1月13日現在)

編成 Tc1  M1  M2  Tc2 製造年 製造工場
9501F 9501-9001-9002-9502 1985年(昭和60年) 東急車輛
9503F 9503-9003-9004-9504 1985年(昭和60年) 東急車輛
9505F 9505-9005-9006-9506 1985年(昭和60年) 東急車輛
9507F 9507-9007-9008-9508 1986年(昭和61年) 東急車輛
9509F 9509-9009-9010-9510 ※1 東急車輛
※1…文字=1986年製 文字=1987年製
編成 Tc1  M1  M2  M1  M2  Tc2 製造年 製造工場
9511F 9511-9011-9012-9013-9014-9512 ※2 東急車輛
9513F 9513-9015-9016-9017-9018-9514 1988年(昭和63年) 東急車輛
※2…文字=1987年製 文字=1988年製

9000系運用編成例はこちら

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