南海30000系

 30000系は3代目こうや号で、高野山まで行くため17メートル級車輌の全車電動車となっています。南海ではじめて電気指令式空気ブレーキが採用されました。りんかん運転開始後はこうやだけでなくりんかんにも充てられていましたが、31000系の登場に合わせて一部のりんかんが8連化されることとなりました。その時この30000系も改造され、先頭車前面に連結器がつけられて併結運転ができるようになりました。自動解結装置も搭載しており、りんかん&こうやの橋本での増解結時に役に立っています。また改造と同時に車体更新も行なわれ、側面行先方向幕の取り付け及び前面種別幕の交換、シートの交換などが行なわれました。

 車体色のは20000系に引き続き赤いラインですが、下地が綺麗な白色になりました。2編成が在籍していますが、31000系が登場するまでは、車体検査の時に運休する「こうや」がありました。

製造初年:1983年(昭和58年) 制御方式:抵抗制御

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編成表(2003年1月13日現在)

編成 Mc1   M2   M1   Mc2 製造年 製造工場
30001F 30001-30100-30101-30002 1983年(昭和58年) 東急車輛
30003F 30003-30102-30103-30004   東急車輛

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