ツヴィッチベルゲン-->アントロナピアナ トップへ ハイキングトップへ ツールフレッチホルントップへ
まずこのコースを逆コースにした理由から説明する。 |
![]() ツヴィッチベルゲンの小屋に着いて、驚いた ことに、小屋の前にタクシーが停まっているでは ないか。アントロナピアナでも、シンプロンドルフ でもタクシーを探しても見つからなかったのに、 こんな山の中にタクシーがあるとは。 聞けば、小屋でタクシーの営業もしているとの こと。早速明朝のタクシーを依頼して、少しでも 上に行ってもらうことにする。 ツヴィッチベルゲンの山小屋(上の写真)は、 屋根裏に15人が泊まれるだけの小さなもので、 1泊2食42フラン(約3千円)は、この夏1ケ月の ヨーロッパ旅行中に宿泊した中では1番安い。 ただ車で簡単に入れるためか、ハイカーより 一般客の方が多く、夜遅くまで騒がしくて眠れ なかった。 |
朝6時に食事を取って、すぐタクシーで出発。河原の中の 石まじりの道をどんどん上流へ。パッソ・アンドラ(アンドラ峠) への分岐のすぐ近くまで、タクシーで入ることが出来た。 1時間以上歩く時間が短縮された。 6時45分発。5分も行くと橋を渡って右岸に渡り、アンドラ峠 への登りに取り付く。途中ブシン峠との分岐があるが、標識は なく、岩にあるペンキで、ここが分岐であろうと判断する。ここ はまだスイスなのに、標識のない点ではもうイタリアだ。 アンドラ峠に近づくと雪渓が残っていたが(上の写真)、特に 問題はない。8時50分スイスとイタリア国境のアンドラ峠着。 少し雲が出ているので、正確なことは分からないが、峠から ワイスミースなどの4000m峰は見えないようだ。 ![]() ![]() ![]() |
![]() イタリア側へ下って行くとすぐに、スタインボック の大群に出会う(上の写真)。50匹以上はいたと 思う。なかなか道を空けてくれなくて、登山道を はずれて歩くこともあった。 スタインボックに手間取ったが、10時リフュージ アンドラ(避難小屋)のからは谷沿いに下るだけ。 途中で登ってくるドイツ人の2人に会う。今日歩き 出してから初めて会った人だ。アントロナピアナの 宿泊施設のことを聞いたところ、間違いなく泊る所 はあるとのこと(パンフの情報では宿泊施設なし)。 ダム湖を越すと、左の写真のチェッジオの村に 着く(11時半)。あとは舗装された道をのんびり アントロナピアナまで下る。午後1時着。 タクシーのお陰か、予定より早く着いたので、バス と電車でスイスまで戻ることにする。 |
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