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平成10年〜16年
皇學館大学国文学科では、高等学校芸術科書道の免許状が取得できます。そのため、実技科目の「書道甲」のほか、専門科目として「書道史1・2」、「書論鑑賞」、教職科目として「書道科教育法」が開かれています。また、総合的な学習の時間のための「総合演習」、教育学科の「国語2(書写)」の授業も担当しています。 このほか、書道部顧問、2年生国文学科のクラス担任、各種委員会委員、教育実習事前指導(板書)も受け持っています。 授業内容 「書道甲」4月〜16年1月 書道実技の時間です 3年生は篆書・隷書・仮名を、4年生は行書・草書・仮名を基調にし、半紙と条幅に各自臨書学習します このほか、硬筆、年賀状、書初め、漢字仮名交じりの創作、色紙、短冊など様々な作品つくりをします 硬筆毛筆検定の資格取得もめざします
「書道史1」4月〜7月 文字(漢字・かな)と書の歴史を講義します 歴史を覚えるのではなく、書の古典を鑑賞し、作品やそれを書いた書家を通して歴史を考える時間にしたいと思います オリジナル年表の製作もしてもらいます
「書道史2」10月〜16年1月 書道全集(平凡社)の書人伝を読みます 中国は 宋代の能書家、日本は平安時代の能書家です
「国語2」4月〜7月 小学校国語科書写の内容を取り扱います 書写の基礎基本を身につけます
「書論鑑賞」10月〜16年1月 澤田東江の書論、『東江先生書話』読みます 行書と仮名文字で書かれた原文を読み、語句の注釈などを発表してもらいます
「書道科教育法」4月〜16年1月 高等学校書道の内容を講義します 学習指導案の作成や模擬授業による実践も体験してもらいます
「総合演習」4月〜16年1月 総合的な学習の時間のための授業です 書道を題材にして各自テーマを設定して調査、研究、発表をしてもらいます シラバスはこちら |