LYCHGATE

や

　

山本迪夫
やまもと　みちお

　映画監督。「血を吸う」シリーズ（『血を吸う人形』、『血を吸う眼』、『血を吸う薔薇』）で「日本のテレンス･フィッシャー」と呼ばれました。ハマープロ風のゴシックな作品を撮るからということらしいです。その後劇場映画はやめて、テレビドラマの演出などをやっています。

top　　index

『ヤング・シャーロック　ピラミッドの謎』
Young Sherlock Holmes and the Pyramid of Fear

　バリー・レビンソン監督、クリス・コロンバス脚本。ホームズものといえば同人小説の元祖みたいなもの。どんなに出来が良くても原作ファンの評価は賛否両論という風になるのですが、この映画はファンにもそうでない人にも「どうでもいい映画」と映ったようです。
　高校（パブリックスクール）生のホームズとワトソンが、吹き矢による連続殺人事件（被害者の一人は恩師）を捜査する。犯人はエジプトの邪神ラー・メテップを奉ずるカルト集団だった。
　犯人が使う吹き矢には毒が塗られ、被害者に幻覚を見せます。当時のＣＧ技術を駆使したモンスターがいろいろ登場するのですが、エリザベス（ホームズの彼女）が見る幻覚には骸骨だのゾンビだのといったアンデッドが出てきます。

top　　index