目覚ましが鳴る前に寝室のドアが開いた場合、 大抵そこには早起きしたムスメがいる。 しかし今日はムスコだった。 いつも起きるべき時間より1.5時間早い。 なんとなくまだ眠い感じがしたので、 ダッコしたり、ポンポンしたりしてなんとかもう一度寝かしつけた。
五月晴れ。 ムスメとは、なかなか見たい夢が見られない、という話。
蓮コラに生理的嫌悪感を感じる人が少なからずいる。 たぶんこの感覚は、鳥が目玉のパターンを忌避するのと同様だと思う。
公園で遊ぶ。 ムスコに帽子を被せるミッション。 既成の帽子はぶかぶかで動くのが気持ち悪いようだ。 ハンカチを頭に巻く方式だと 大きさを自在に調節できるので、まだマシになると思われる。 ただしムスコは大人しく巻かせてくれないので、その手順も難しい。 最初に手元でハンカチの対角を結んでおき、 それを頭にはめ、 残りの対角を結んで頭に沿った形にする。 この形式だと帰宅まで数十分保ってくれた。
昼食は冷麺。 胡瓜、卵焼き、ハム、カニカマ、トマトを付け合わせに。 卵焼きは適当に作って切っても美味いが、 薄く焼いたのを細切りするのが綺麗。 2ロット目はそこそこ上手くいった。 巻くのではなく、シート状で完成とすれば良い。
ムスコはあまり食べなかった。 眠かったのかもしれない。
カミサンの帰宅直前にムスコが昼寝に入ってしまったので、 カミサンの帰省は少し遅れた。 でも遅くなりすぎると向こうの到着も遅れるし、 ということである程度で仕方なく起こして出発していった。
ヨット旅。 同僚の奥さんが船好きということで2人を誘って3人で行く。 カミサンと義父母も誘ってみたが、行程的にややしんどいので今回はなし。 また機会があるさ。 ムスメに海と船を体験させたいということもあるが、 これは夏が好適だろう。
姫路の近くの大塩駅まで電車で2時間。 奥村ボートというヨット製造の会社までタクシー10分。 そこから出港。 船を出して1分後にまた戻った。 スクリューの調子が悪いらしい。 「電車で来て電車で帰るのか」とヒヤヒヤしたが、 一人水に漬かって泳ぎながら藻を取ってくれた。 有り難い。 無事出港。
大半がエンジンで走ったが、少しはエンジンを切って風だけで走ることができた。 天気が崩れる予報だったが、雨は降らず。 しかし風で波しぶきがひどく、寒かった。 当初の予定では淡路島の南に浮かぶ沼島まで行き、 そこで泊めてもらう予定だったが、 そこでいつもお世話になっているおかみさんが腰を痛めたそうで無理になった。 予定変更で和歌山まで一気に行くつもりだったが、 船が思ったほどには走らず、結局 南淡 の福良で降りて陸路で帰った。 バスで三ノ宮まで 2250円、電車が410円くらい。 船長はそこで一泊して、明日母港まで船で行くらしい。
同行の2人と三ノ宮の王将で夕食とし、帰宅。 楽しかったと言ってくれたが、まあそうであるなら良し。 また船に持っていた幻想はある程度打ち砕けたのなら、それもまた良し。 また声をかけてみて、乗ってくるかどうかだな。
実家の母の本の片付け。 専門書が多く、ブックオフはちょっと鑑定が弱そう。 寮で誰か欲しい人がいればあげても良いが、 募集して仕分けして送るという手間が大変。 今の寮生に直接の知り合いはほとんどいないし。 母校の大学で本で募金というのがあり、 なんぼか学術書に強いのではなかろうか。 金に替えたいというよりも、 早く片付けてスペースを空けたい気持ちが強いので、 寄付の方向で作業を進め、本をダンボールに梱包。 23箱になった。
元寮生の友人に誘われて琵琶湖サイクリング。 姉夫婦の車の鍵を借りたと思い込んでいたが、借りていなかった。 別の鍵と見間違えていたようだ。 姉夫婦はもう寝てる時間で、如何ともしがたい。 起きるのを待って鍵を借りて出発。 6:00 に出る予定だったのが、1.5時間ほど遅れて 7:30 出発。 グーグル先生によれば 1.5時間くらいで到着見込みだったが、 連休で車が多くて3時間かかった。 朝出るのが早かったら車の量ももっと少なかったんだろうな。 電車も混んでるんだろうなあ。 でもまあ、次の機会があれば電車を試そう。
京都組と合流して自転車で西岸を北上。 気温も天候も最高。 古い家や寺社が沢山あって非常に良かった。 バイクを持っていた学生時代にもっと行くべきだったなあ。
50km くらいで膝裏が痛みだす。 残念だが 4時間 60km 程度走った 湖北の道の駅でリタイア。 他の二人はもっと踏みたそうな感じで、 別れたあとバビュンと走り去って行った。 私に合わせて走ってもらってたが、 彼らの走力は私より格段に高く、それでは物足りなかったのだろう。 私はたぶん輪行袋を持っていって、部分参加すべきなんだろうな。 輪行袋の重量が走るのには負担だが、 ツアー全体での総合的な満足度ではそちらの方が良さそうだ。 ピックアップしてもらうことを前提にするのはやはり不健全だ。
福井在住の友人の車に拾ってもらい、 湖西をドライブがてら、と自転車スタート地点まで送ってもらう。
自動車の合流路線の問題。 高速道路が渋滞している時に左の合流車線からはいってくる車がいる。 合流帯は長いが、大抵先の方で合流するため、 本線にいる人からは先の方に行って合流するのがよく見られる。 さて、何故横の車線の方が速いのだろう、という話。 合流側は入る区間が長くあって入れる箇所が多数、すなわち選択肢が多数あるのに対し、 本線側は受け入れるだけなので選択ができない。 その結果、対等な一対一合流なら交互になるべきところが、 実質的には本線の1台に対して2台以上が入ることもある、 という感じでとりあえず与太話的には解決がついた。 でもどうだろうな。 本線と合流車線の密度差や、 抜かれている方が印象に残り易い、とかもあるかもしれない。
あとから思い付いたが、 本線からわざと合流車線に抜けて、先で合流することで前に行くことが 可能だな。 倫理的に問題があって不快なので私は当然やらないが。
対等な合流を誘発するためには 合流先端が1点であるべきだ。 合流帯が長くなるほど本線車線が不利になる。 では何故 合流帯が長く取られるかというと、 大抵の時間では渋滞が発生しておらず普通に流れていて、 高速走行している状況では 合流にそれくらいの区間が必要だからだ。 速度によって最適な合流形状が異なるので そのようなことになっている。
今迄私は、合流車線にいても譲る気持ちが先に立ち、 手前で合流しようとしていた。 でもこれは結局対等な関係を乱すだけの行為であり、 先頭まで行って合流すべきだと朝の渋滞で気付いたところだった。 そのようにタイムリーな話題だったのだが、 話相手の明快な論理によってもう一段正確な視点を得られた。
SIM カードの仕組みを教えてもらったり、そんな風に 学生時代のようなたわいもない話をダラダラとする。 堅田で夕食を一緒にして、それから別れた。
車に辿り着いてとりあえず着替えた。 眠れるなら寝ようかとちょっと目を瞑ったが、 まだちょっと眠れる感じではない。 とりあえず5分ほど瞑目して疲れを癒し、 気合いを入れて出発した。
カーナビで経路予想をすると、 下道で3時間、高速道路を使うと 2500円使って 1時間短縮。 時給換算するとちょっと尻込みするが、 今回は使うことにした。 学生時代のバイトなら時給1000円程度だったが、 今の私の労働はもうちょい単価が高かろう。 2500円で浮かせた1時間で論文を書くべき、とも言える。 また、1時間運転する時間が短くなれば事故に遭う確率も減る。 事故は1発で数千万円以上の損失や人生そのものを台無しにしうるので この確率を減らすことは大きい。 今は体力的に消耗しているので、事故を起こす確率も相対的に高く、 また帰って休める1時間の価値が高い。 私の支払った金は社会から失われるのではなく、 消費として社会に還元される。 といったことを勘案した。
23:00 過ぎに到着。 風呂入り、洗濯を仕掛けて寝た。
とにかく寝る。
膝裏の痛みは、 筋肉が弱いことと 柔軟性が低いことに起因するらしい。 最近ムスメが寝る前に柔軟体操をするのに付き合って 少しやることがあるが、 私の柔軟性は学生時代に比べてめっきり落ちてる。 もうちょい真面目に柔軟するかな。
LINE を入れてみる。 PC 版をインストールしてみたが、 先にスマホなどのアプリ版で利用登録が必要らしい。 手持ちの iPod touch は LINE で要求される iOS 7.0 に アップデートできないため、 LINE を 使用できない。 iPad には Line for iPad というアプリがあるが、 利用登録とは別らしく、 スマホ版アプリは見当たらなかったのでダメだった。 Nexus 7 で LINE をインストールできた。 Facebook アカウントで新規利用登録できた。
ムスメの下の前歯の裏側に永久歯が頭を出しはじめた。
ムスメとダジャレ開発。
ムスメと言葉遊び。 「いっぺいがいっぱいっぽい」、 「ぴいっぴいっと小鳥が鳴く」。 「いっぷい」で文を作るのは、その場ではちょっと無理だった。 「ホイップいる?」とか後で思い付いた。
一番好きな歌は何か、とムスメに聞かれた。 好きな歌は沢山あるが、一番と言われると難しい。 ムスメに聞き返したら、地上の星、中島みゆき と答えた。 渋い5歳児だなあ。 中島みゆきは義母の車でよく聞いているらしい。
縦糸と横糸では縦糸の方が重要。 横糸が切れていてもその部分だけの問題で済むが、 縦糸はずっと続いているのでそのバッチ全部がダメになるらしい。 中島みゆきの『糸』という歌で、「縦の糸はあなた、横の糸は私」と歌っているのは、 「より重要なのはあなたですよ」という謙譲の意識の表現と見做せる、 というようなことを カラオケで歌った姉が言っていた。
住民票を取りに区役所に行ったら ゴミ分別の相談窓口があったので、 書類待ちの間に話を聞いてみた。 認識を新たにしたのは、 タッパー容器などのプラスチック製品はリサイクル不可だということ。 リサイクルの「プラ」マークがついている包装材は PE(ポリエチレン), PP(ポリプロピレン) が多い。 タッパー容器などの製品でも PE, PP を使っているものがあるが、 これらは「プラ」のリサイクルマークがついていない。 こういうものは実際にリサイクルできないので、 燃えるゴミに出すべきらしい。 CD-ROM がダメなのは知っていたし、 それを知ったときにも「製品はダメ」と確か書いてあったのだが PC(ポリカーボネート)がダメなんだと勝手に脳内解釈していた。 素材では決まらないんだな。 将来的には変わる可能性がある、ということも言ってた。 ひょっとしたら、薄さ(=比表面積)の問題かもしれんな。 現行の設備では分厚い素材が溶けるだけの時間が 取れないのかもしれない。
分別をしっかりしたら それまでプラスチックの燃焼で発せられていた分の熱量が不足して、 結局ゴミに石油をかけて燃やすようになった、 というドイツのある都市の話を聞いたことがある。 完全に分別する意味はないのかもしれない。
リサイクルマークを確認する手順や PE, PP の意味などを含めて、 私はそれなりに正しく理解し、正確に分別できているようだ。 一戸建てに住んでいるのか、と聞かれたが、 マンション住みだという答えは意外だったらしい。 マンション住みだと管理人が分別するからと 真面目にやらない人が多いそうだ。 私は信条により普段から結構真面目に分別している為 これだけ出来ているが、どうやらこれは普通ではないらしい。 他人のゴミ分別が甘いな、と思う事もあったが、 なるほど私のレベルを当然だと思ってはいけないということか。
辞書引きには Emacs 上の lookup を使っている。 エディタに vim を使っている身としては、 辞書引きのために Emacs を起動するのが面倒で、 ターミナルのまま引ける方が便利。 また、複数の辞書引きをスクリプト上で自動化したいという要求がある。 その目的のためには 電子辞書である必要はなく、 ウェブ上のサービスでも良いのだが、 どうも自動化できる感じのものがない。 EPWING を解釈するプログラムを作るべきなのかなあ。
同僚の一人が80年代の有名ゲームのプログラマだった ということを知った。
天気がはっきりしないのでキッズルームで遊ぶ。
返すべき車の鍵を、鍵束から「持って行く物をまとめた箱」に 移してしまっていたためにトラブルが生じた。 「忘れずに返すこと」 よりも 「借りた物を紛失しないこと」が優先される。 肝に銘じよう。
カミサン帰宅後に家族揃って外出。 カミサンが一人で買い物している間、 私と子供達が公園で遊ぶ。 子供はボール蹴りが楽しいようだ。
私はインステップキックが苦手だった。 立ったまま足の甲を立てても鉛直より上の角度になってしまい、 ちょっと左右にずれたら敏感に方向がずれる。 そんなイメージに引き摺られて、あまり上手に蹴れる気がしなかった。 ちょっと工夫してみた。 体を前傾させて、 足先を少し内側に曲げて、 中指と薬指の骨がある甲の領域をボールに当てて蹴れば 低い弾道で安定して蹴れるイメージを持てた。 私は直立した姿勢で行うイメージが強すぎて工夫していなかったのだ。 私はスポーツをするのに頭を使っていなかったのだと、 またしても痛感した。
夜はいつものようにタコヤキ。
午前、 カミサンがスーパーに行くのと一緒に子供と公園に。
セルフレジでお金を払い忘れても、 ポイントカードを通していたら 連絡が来るそうだ。 意図せぬ万引きとなるよりも ミスを正してくれる方が良い。
母の職場の片付けのために、姉と一緒に横浜へ。 横浜あたりは東京のベッドタウンであり、 町の雰囲気が面白かった。
義兄のご両親と一緒に夕食。 そのあと、そちらの別宅に泊めて頂く。 最近睡眠不足気味だったこともあり、すぐに寝た。
9時間ばかり寝て出発。 宿から現場までは1時間半。
母の職場の片付け。 去年の11月のカレンダーがかかっていた。 母の私物かつ我々が使えそうなものを梱包し、送る作業。 姉は昼頃に本業の仕事に出ていったので、午後は一人で黙々と作業。 母の本も興味がないわけではないのだが、 読みたくなるまで置いておく場所にも難渋するので仕方ない。
本は嵩あたりの重量が高いので小さめの箱でとか考えてしまうが、 体積あたりの送料はやはり大きな箱の方が有利だった。
何かの業者から営業電話がかかってきた。 ここには教員はいない、と言っても、この番号は研究室のはずだ、教員だろう、 と引かない。 仕方なく正確に、ここの教員は3月に死亡して、 今電話で応対しているのは片付けしている家族の者だ、と言ったらすぐに引いてくれた。
夕暮れに片が付き、母が働いていた部屋を出た。 出掛け、何度か振り返った。
新横浜から新大阪までの切符はチケット屋で既に買ってあった。 新横浜に向かう JR 駅のみどりの窓口で聞いてみたら、 その駅では PiTaPa で入り、 新横浜の新幹線改札で新幹線切符を通したあとに PiTaPa を タッチしたら自動的に清算されるとのこと。 すごい時代になっているな。 新横浜近辺は 初めてに近い状態なのでちょっと余裕を見た指定席予約に してもらったが、 私程度に若いくてテキパキ動ける人は駅員さんの第一オススメでも ほとんど問題なさそうだ。
トラックボールの意外な弱点。 ボールがなくなると使えない。 普通は気にする事ではないのだが、 幼児のいる家庭では別だ。 ムスコがボールを気に入ったようで、掴んでどっかにやる。 帰宅したら床に転がっていることもしばしば。 大抵は近くに落ちているのだが、 すぐには見つからないこともたまにある。
ムスメに地上の星を歌ってくれと頼まれる。 一通り歌ってみてから、ムスメの知らなさそうな単語を解説する。 昴、銀河、草原、ペガサス、水底、ビーナス (正確な歌詞は「街角のビーナス」)。 歌詞では星や星座の列挙から、「地上の星」へと話題が転換する。 「地上の星」と言っているが、 通常 星は天空にあり、地上にはない。 地上にはない筈の星を「地上の」と修飾しているのは、 主題が普通の星ではないからだ。 地上に輝いているのは天体の星ではなく、人間の暗喩だ。 「人は空ばかり見てる」 人は、自分と同じ高さにある地上の星に気付かず、 空の星を見上げてる。 「燕よ」で、視点を変え、地上を俯瞰する。 高さの違うその視点からならば地上の星である輝いている人達が よく見えるのではないか。 うん、すごい詩だな。 これらをムスメに説明してみたが、5歳児に暗喩は厳しいと思う。
ボタンを押してもモバイルルータが反応しない。 職場の USB AC アダプタに繋いだが、何の反応もない。 壊れたか、と思ったが、帰宅して家の充電器だと充電できた。 電池切れで充電できなかったということで、 結局 職場のUSB AC アダプタの問題だったようだ。
EMobile のサポート体制がイマイチっぽくて萎える。 取説に書かれていたサポセン電話番号にかけたら移転先を案内されて、 その移転先番号にかけたら「現在使われておりません」。 窓口くらいはちゃんと辿れるようになっていて欲しいなあ。
ムスメと登園。 太陽と月が同時に出ていたので月の欠ける方向とか説明。 ツバキの花が落ちていた。 受粉して種を作る準備ができた後は花は不要で、 役目を終えたので落ちているのだと教えた。
タンポポの綿毛を吹いて飛ばす。 繁殖するのに広く種を撒くのが効果的であり、 これがタンポポの生存戦略であることを教えた。 他に、鳥が果実を食べて糞と一緒に種が落ちるのも繁殖のためによくある仕組みである と教えた。
歯医者に行く時間調整で図書館へ。 論文英語の本をいくつか借りた。 また、ムスメのために星と星座の本。 『地上の星』で幾つか知っている単語があるので 今が教え時だ。
論文を進める。 学者やってる友人と、今年度書く論文の数をお互いに約束した。 締切ドリブンで進めるぜ。
昨日に引き続き、今日も晴天。 地平線近くが白く霞んでいることにムスメが気付いた。 地上の埃が舞い上がったもので、 雨上がりの時だとあまり白くなく、 晴れの日が続くと白みが強くなるよ、と教えた。
ムスメ「最初の人間って誰なん?」。 聖書と北欧と日本の神話で知っている話をして、 実際にはお猿さんから進化したので「どこから人間」という 明確な人はいないということを説明した。
「戸」で「へ」と読む地名が青森付近に多い。 てっきりその辺の方言だと思い込んでいが、 関西にも「神戸」があった。 広辞苑によると、 (「へ(竈)」の転という) と括弧付きで書いてあった。 普遍的な日本語の古語なんだな。
以前、人口という言葉で何故「口」を使うのかを考えた。 (きづき 2007年01月13日 ) 助数詞も一般にこの考えが使える。
大元としてはそのものを助数詞にするような数え方をするという 考えがあったのだろう。 たとえば馬は「1馬、2馬」と数えるような感じで。 それから表現として助数詞をある程度まとめた方がやり易いとかで、 「匹」という表現が生まれたのかもしれん。 また、「馬が2馬いる」だと同義反復っぽく感じるので、 これを嫌ったのかもしれない。
ハンガーの向きがバラバラになっていると 干す前に一度物干し竿にかけてから チマチマ向きを揃えないといけないので手間がかかる。 洗濯物を取り込むときにはハンガーを1つずつ操作するので、 そのときにハンガーの向きを揃えておくと全体的な手間が減る。 しかし強敵はムスコで、揃えておいたハンガーをちらかして遊ぶ。 ハンガーを物干し竿にかけておくのが一番ラクで ムスコ対策も兼ねられるのだが、 まあ仕方ないね。
ムスメのために借りてきた星座の本を、 実はカミサンが楽しんだという話。 よきかなよきかな。
いわゆる大阪都構想の住民投票の期日前投票。
賛成の気持ち。 政治家としての橋下は結構好き。 無駄をなくす抜本的改革とか基本的には好き。
反対の気持ち。 市をなくして市民税をなくすなら、 かわりに区民税として区で使える財源にすべきだと思う。 単純に府に吸い上げられるだけに見える。 府全体のために市民が我慢せえという理屈もわかるが、 当の市民としては反対したい気持ちがある。 メリットがあるなら市民を含めた府民全体で享受できる形にし、 コストも府民全体で負担する形を目指すべきじゃないだろうか。
疑問。 なぜ5区に再編するのかが不明瞭。 24区のままにすれば適切な地域サービスとか 役所の問題とか軽減されるんじゃないのか。 人口で分類される 地方自治体としての格の問題だと想像するが、よく分からん。 住民投票で決めるというプロセスが不可解。 市民の代表である議員で議論を重ねて最善の方策を模索するのが 本来あるべき方法ではないのか。 議会の承認が得られないからかわりに住民投票という手法を 取ったように見える。 この形でしか都構想はありえないのか? 都構想自体に反発するわけではないのだが、 この形で提案したものを住民投票で決めるってどうなんだろうな。 性急に過ぎ、焦っているように見える。
個人的にはどうでも良い論点。 大阪市という名前、 大阪府という名前。 名前などどうでもいい。 住所がかわるので変更手続きを住民がやらなならん、というのは これらは一度やったら終いなので大したコストではない。
もやっと感。 市長が都構想が通らなかったら政治家をやめると発言したらしい。 個人への応援的な票が入ることが予想される。 今回の投票は信任投票じゃない。 市民の意志の投影を濁らせるなよ。
論文書いてるけど、速度が全然足らん。
キッズルームではムスメと卓球をよくするが、 備え付けの卓球設備のピンポン玉の幾つかが凹んでいるので 持ち帰って戻すことにした。 どうやったら戻せるか、まずムスメに問い掛け、少し考えさせる。 カミサンはやはり知っていた。 湯を沸かしてそこにピンポン玉を入れると、 空気の膨張によって内圧が上がり、凹みが戻る。 ムスメの実体験とするために、ムスメの見ている前で実験した。 凹んでいる部分を湯に浸けると効果的っぽい。 その部分の素材が熱で軟化するからだろう。
カミサンが帰宅の後、パンを買いに行く。 子供らがついて行きたがり、 特にムスコをマンツーマンでマークするために私もついて行った。 ムスコが歩くのに任せて皆でついて行ったら、 2駅先まで歩くことになった。 折角の機会なので夕食は外食。 卵アレルギー気味のムスコがいるが、オムライス屋。 ムスコには卵をはがしたライス部分とか ポテトとかナゲットを与える。
荷物受取のため実家で留守番。
カミサンが買い物に行くついでに、私と子供2人が公園に遊びに行く。 しかし、ムスメが足が痛いと言ってすぐに帰宅することに。 どうやら家の玄関を出てすぐの廊下で足を挫いていたらしい。
ムスメの捻挫が結構重く、保育園に行けず。 ムスメが保育園に行ってから ムスコと幼稚園の見学に行く予定だったカミサンが それを断念しつつあり、それを私も残念に思った。 そこで私の出勤を遅らせてムスメと留守番し、 その間にカミサンとムスコに行ってもらうことにした。
ムスメとドラゼミ。 ちゃんと採点すると間違いが幾つか見つかった。 消しゴムで綺麗に消せていないために余計な線が残っている。 9 の○の部分が縦に潰れて 7 に見える。 2 の上端が尖っていて 1 に見える。 このあたりが頻出事項。
ドラゼミにあった計算ドリル(約40問)のタイムアタック。 ムスメの足し算における正確性は申し分ないのだが、 目標タイム 2分に対して 15分かかった。 これはいかんと私が全力で手本を見せて、 45秒で仕上げた。 たぶんこれが今日のファインプレイ。 手本を見せるとムスメのモチベーションもだだ上がりで、 2回目 6分、3回目3分、4回目は 2分30秒くらいまで持っていけた。 とりあえず実用上十分なレベルまで上がっただろう。 ここから「時間のかかる問題を重点的に鍛える」 という手順を教えられると もっと良いかもしれない。
朗読が恥ずかしくてできない、というのもムスメらしい弱点。 でも小学校に入ったらできないと困るので鍛えなければならない。
昼食を取ってから出勤。 カミサンへの冗談で「この子連れて行くよ」とムスコを抱き抱えて 玄関に行ったら、 ムスコが外に行く気になってしまった。 仕方ない。 さらに15分ほど出勤を遅らせて散歩に連れていった。
大阪都構想の住民投票は否決の結果となった。 非対称性というのか、 都構想そのものに賛成する人でも 提案された形に賛成でないと反対に投票することになる。 だけれども「この都構想提案」に賛成か否かという形の投票にしなければならず、 そこでは具体的な一つの形を提示しなければならない。 維新は形の上でそもそも不利な戦いを強いられている。 ここまで急いで勝負をしなければ また違った未来があったかもしれないが、 橋下氏は長く政治家をするつもりがそもそもなかったのかもしれない。 だからこそ急いで結果を出したのかもしれない。 彼はそもそも政治家をしなくても生きていける人だ。 だからこそ清廉であったとも言える。 個人的には引退が惜しいと思う。 しかしまあ、疲れたんだろうなあ。
平松氏が喜んでいるのを見た。 彼は前々回の市長選では橋下氏のネガキャンばかりで 自身の政策をほとんど出していなかった。 そういうこともあり、底の浅さが透けて見えるようだ。 あそこまで熱意を持って改革に望んだ人を、 同じ政治家の彼が何故笑えるのだろう。 反対票には都構想そのものに反対する人と 都構想そのものには賛成だが総合区など提案された 各論には反対という人が含まれているため、 改革を望む人の数としては過半数となっていたと見るべきだ。 その声を汲み取らずに 「市民は改革を望んでいない」と浅はかに主張しそうだ。
ムスメの捻挫が良くならず、今日も休み。 朝、細々とした作業をしていたのもあり、 ちょっとゆっくりめに家を出る。 その出掛けにムスコに見つかった。 ムスコが自分でバギーに乗り込んで、外に連れて行け、と主張した。 仕方ない。 10分少々マンションの周りを散歩してから出発。
自分でも意外だが、 橋下氏が政治の世界から引退するというのにショックを受けている。 何だかんだ言って政治家を続けるのだと思っていた。 稀有な人材を失った。 引退会見の記事を見た。 国政に出る気は全くなかったと言っていた。 国政に出たいというようなことを以前言っていたような気がするが、 これは私の勘違いだったのだろうか。 (きづき 2012年11月21日 ) 引退すると明言しているので、 本当に国政に出る気がなかったと見做すべきだと思う。 何がしかのメディアに私が踊らされていたのかもしれない。
今日もムスメは休み。 明日くらいには保育園に行けるんじゃないかな。 歩けないついでというか、 せっかくなので足の疣を診てもらいに病院に行くらしい。
私があれだけ歌って聞かせた『いっぽんでもにんじん』 をムスメは忘れてしまったらしい。 たしかに、ここ2年ほど歌ってなかったような気がする。
触覚って面白い。 脳がそのように作用しているだけなのだが、 直接的な感覚としてはその部位自体で感じてるようにしか思えない。 元々多細胞生物は群体のようなもんなので、 手先が別の生物でそこの細胞が実際に感じているという風に 捉えられなくもない。 あくまで妄想だが。
顔の近くで手をつねると、 反射的に手を顔から離そうとする。 頭を中心とした空間で刺激を捉えているような気がする。
交配は血が偏らない方がよい。 大抵の場合 近親婚はほとんどなく、 ほどよくバランスがとれた遺伝子になっている筈。 しかしそういうバランスのとれた遺伝子でも、 同じ親から生まれた子は血が濃くなりすぎる。 考えてみればおもしろい。 液体を混ぜるような感覚だとほどよく混ざったもの同士をまぜても よく混ざっているのだが、それと異なっている。 同一遺伝子の重複に対して発動する仕組みがあるのかもしれない。
論文がようやっと、形になってきた。 今週中に英文校正に出せそう。
ムスメの疣はウィルス性で、 やはり液体窒素で灼く処置だったそうだ。 近所の小児科・皮膚科の町医者は母からは評判だと聞いたのだが、 カミサンによれば後から皮膚科を追加したようで専門性が高くない らしい。 高度な専門医に診てもらいたいという希望からは、 この町医者はイマイチということになる。 町医者は経営の問題もあるので余計なことをする、 という懸念もありうる。 だがこの懸念については、 皮膚科の専門性が高くない医者の方がむしろ 液体窒素で灼く以外の処置をしなさそうで良いような気もする。
ムスメはまだ爪先立ちができないもののぼちぼち回復してきたようだ。 とりあえず保育園に行かせることが出来た。
瓢箪を栽培して容器を作ってみたいが、 中身を腐らせて空にするのに悪臭が出るそうな。 マンションのベランダでは問題があるかもしれない。 酵素を使えば悪臭は抑えられるらしいが。 日当たりとかも含めて、ちょっと向いてないかもな。
今日も頑張った。 明日中に英文校正に出せそう。
ムスメの参観日。 大人の参加者は1名だけ許可されている。 ムスコを見ながら参観するのはムリがあるので、 私がムスコを見てカミサンに行ってもらうことにする。 登園から参観時間までは間があるので、 私が子供2人をつれて保育園に行ってムスメを送った後、 公園でムスコを遊ばせる。 しかしムスコは少し歩いたあとすぐにまたバギーに乗った。 眠くて遊ぶ気にならないのだろう。 結局すぐに帰って寝た。
参観では親がドッジボールに参加したらしい。 ムスメは捻挫の影響もあって外野だったが、 カミサンは内野。 他の子に手を繋がれてあたかもその子の親のような形に なっていたそうな。
今日の参観の後は子供も帰宅。 家族揃っての昼食のあと、出勤。
論文仕上がらなかった。 ぐぬぬ。
春になってローズマリーがぐんぐん大きくなる。 ローズマリーは風通しが悪くなって蒸れると良くないので 適宜カットする。 カットした葉をどうすべきか。 とりあえず乾燥させてドライハーブとか安易に考えていたが、 カミサンによると生ハーブのままハーブティにするという手がある らしい。 やってみたらなかなかよかった。 いい感じに消費できるな。 お茶は一度乾燥させた方が味が出るとかあるのかな。 一度試してみよう。
来年の夏は瓢箪をやってみよう。 腐らせるプロセスの悪臭問題も最悪トイレに流すとか 隣家のない方の外周部でやるとかすれば何とかなるだろ。 蔦の支柱など、一年かけてゆっくり準備していこう。
コスモス播種。 私自身は食えるものしか興味はなく、花を育てる気がないが、 ムスメがコスモスに興味を持った。 種を蒔いて水やりして成長を観察するのは ムスメの教育としても有益だろう。 プランターに余裕がないので 1つのプランターでバジルと半分ずつにしてみた。 コスモスは根が強いらしいが、 バジルと上手く共存してくれるだろうか。 まあダメだったらダメで仕方ない。 我が家のプランターは発泡スチロール箱3つ。 現在、このコスモスバジル箱、 ローズマリー箱、ニンニク箱の3つが稼動中。
ムスコはオムツに手をつっこんで股をかく。 おしっこが出たあとに特にやる感じ。 たまに、まさにおしっこが出ている最中っぽいこともある。 ムスコはお尻を触る癖がある。 特にウンチが出たあと触って確認するので手が汚れる。 早くトイレを覚えてもらわねばマズい。 ムスコはトイレが気に入ったようで、 結構長い時間座っていることができた。 あとはタイミングの問題だろう。 ムスメのときはカーテンの陰に隠れるという分かり易い行動が サインだったが、 今のところ ムスコの事前サインが分からない。
義父母と太秦映画村。 ムスコのオムツセットを忘れたので 西松屋で購入。 ムスコが三輪車のことを「ぶーぶー」と行った。 その他にもムスコは単語を覚えはじめた。 「はい/いやーや」 で肯定・否定ができるようになった。 「美味しい」を「おいちー」。 しっこのことを 「ちっちー」。
おばけ屋敷はよく出来ていたが、よく出来すぎていてムスメには怖すぎたようだ。 晒し首や貧民窟の死体なんかは5歳児には刺激が強すぎたかもしれん。 出たところに修学旅行なのか、制服姿の中学生がいたが、 抱っこして出てきたムスメが注目を浴びていた。 出口と入口を同じ場所にしている、というのも戦略だろう。 出てきた客が怖かったような表情を見せると これから入るのを待っている人達の期待が高まる。
「おばけ屋敷のおばけの数は99体にしているけれど、 たまに100体目がいることがある」 という怪談を思い出した。 出てから言ってやろうと思っていたが、 ムスメの怖がり方からすればこれは言うべきではない。 もうちょっと大きくなってからだな。
ムスコは喜んで歩きまくり。 主に名前入りお守りを売っている回転吊り具を回して遊んでいた。 忍者スペースに遊具としての屋根が置いてあり、 滑り台的に機能していてよく遊んだ。 金もかからんし実に良い。 これはムスメも楽しんでいた。
2つあった迷路が、ムスメにとっては特に楽しかったようだ。 1つはカミサンと行き、もう1つは特設の立体迷路で私と行った。
ムスメは普段、ねえす・ねえし・ねえこ、などと呼ばれる。 玩具の小判を買ってもらって喜んでいるムスメを見て、 「ねえこに小判」とダジャレ。 義母にも感心された。
東映のシンボルマークのあの猫が 『80日間世界一周』だった記憶があったが、 あのデザインは長靴を履いた猫だろう、 とちょっとはっきりしなかった。 どうやら長靴猫というキャラクターで3作作られた一つが 80日間世界一周だったらしい。
映画村から広隆寺へ向かう途中の大酒神社。 看板には秦の始皇帝が祀られているとあって吃驚した。 日本人何でもありだな。
このあたりからムスメの捻挫した方の足が痛みだし、 おんぶして行った。
「太秦」でなぜ「うずまさ」と読むのか。 諸説あるらしいが、「秦氏」との関係に由来するというのが一説。 太秦の一帯は秦氏の領地。 秦氏が絹織物を天皇に貢いでうずたかく積み上げたので 「うずまさ」の姓を下賜され、それに漢字を当てたというのが 「太秦」の由来という。
「秦」で「はた」と呼ぶのは 機織り(はたおり)と関係があり、 織物の技術を持つ渡来人をその技術の名前で「はた」と呼んだからだと、 かつて母から聞いたことがある。 七夕(たなばた)も織姫の「はたおり」に由来する名前だった筈。 服部で「はっとり」と読むのは、「はたおり」が訛ったからという。
広隆寺に参拝し、 霊宝殿で弥勒菩薩像を拝む。 半跏思惟像の「はんかしい」を何か形容詞と思ったらしい。 可愛い。 ちなみにカミサンの話。
竜安寺の石庭。 あの風情を感じるのには幼児ではちょっと早かろうなあ。 紅葉の小径を歩いていったら、 ムスメが帽子を失くしていることに気付いた。 石庭の縁側に忘れてしまっていたのを無事に見つけられた。 私が引き返して探している間に、 その辺で玩具の小判を失くしてしまっていたようだ。
「紅葉を国旗に使っている国はどこでしょう?」 とムスメに問うが、ムスメは答えられなかった。 カナダだよと教えてあげると、 カミサンは「カナダはカエデでしょう?」。 私「うん、サトウカエデだよね」。 噛み合わないと思ったら、 紅葉とカエデを別の物と思っていたらしい。 たぶんシャケとサケの違いみたいなもので、 葉っぱを鑑賞して楽しむときは「モミジ」、 生物種の名前としては「カエデ」なんだと思う。
カエデの種を落としてムスメに観察させた。 タンポポの種と絡めて話をしたかったが、その余裕がなかった。
くら寿司。 めっちゃ美味いとまでは私は思わないが、 よく営業努力していて値段の割には十分に美味いと思う。 ムスコに着せていた「甘えん坊将軍」の法被が 店員さんの間で好評。
保育園のママ友さんから、 私はどうやら上手に遊ばせていて 「育児という感じがする」というように評価されている、 とカミサンから聞いた。 たぶん「育児」は「お世話している」より一段階上っぽいニュアンスが 込められているのだろう。 嬉しいね。 稀にムスメの迎えに行くことがあり、 そのときに公園で一緒に遊ばせた時の感じなのかな。 たぶん葉っぱを舞わせる遊びで一緒になって落ちた花弁を舞わせたり、 花壇で花の話をしたり、 時計を見せて何分までと約束したり、 そういうところを見ての評価なのだと想像する。
帰りの車では私以外全員沈没。 私はコーヒーで何とか保たせた。
子供が 7:00 前に起きたので、 今日の始動は少し早かった。
昔のムスメの話で マンションの階段を降りていた話になったのを受けて、 ムスメと階段を降りる。 しかし半分くらい降りたところで 捻挫した足の痛みがぶり返したようで、 そこからエレベータにした。 ムスメは歩きたがったが、 歩きではなく電車を使うことにした。
ムスコが英語保育園の体験入園。
英語にはトピックセンテンスという概念があって、 その段落で一番強調したいことを言う文らしい。 まあタイトルみたいなもんだが、 タイトルとして別に用意するのではなく 一文目に埋めこむのが慣例らしい。 私が日記でよくやる段落頭の体言止めと同様な感じと言えなくもない (cf. きづき2012年08月12日(日) )。 執筆中はまずトピックセンテンスを書き出して骨格を作ってから 本文を書いていくべきなんだろうな。 漫画を描いていた頃の習性か、 私の書く日本語文章は段落の最後に次の段落への引きを 入れてしまう癖がある。 しかしその引きを次の段落のトピックセンテンスにすると おさまりが良いことに気付いた。
論文の読み方として、 単純に前から順に精読していくのは愚策。 タイトル、 図表、 Abstract、 本文の順で読んでいく。 タイトルは究極の要約。 これは1語ずつ噛み締めるように読むだけの価値がある。 図は研究で出たデータがまとめられている。 百聞は一見に如かずという言葉があるように情報密度が高いし、 グラフを見るだけでどういう実験か分かる事も多い。 表は図ほどには視認性が高くないので図ほどは重視せずとも良い。 図キャプションは 図そのものを見るだけでは理解できない場合に読む程度で良い。 Abstract はタイトルに準じる要約。 ここまでを読んで内容を想像し 必要性を感じたら、そこでようやく本文の精読に入る。 必要性がなければここまでの理解でも十分なことが多い。 上記が今迄の私の論文の読み方に対する理解。 しかし、トピックセンテンスという作文上のテクニックがあることを 考えれば、 さらに本文で第1文だけ繋げて読んでいく、 という段階があるべきだと考えられる。
日本語で書く日記でも トピックセンテンスを意識してみよう。 最初の一文を体言止めにしてタイトルっぽくすることはよくあるが、 ちゃんと文にしてその段落で言うことをまとめる感じで。
明日、あと一度だけ通して読んで、 それで校正に出そう。 論文を良い所に出したい欲が強いので、 ちょっとおっかなびっくりになっている。
コスモスの種が、播種3日目にしてもう発芽した。 ハーブは大抵もっと時間がかかる。 バジルは10日、ローズマリーなら1ヶ月程度。
ニンニクの成長が止まった。 この時期にはトウが立ってくるはずなんだがな。 暖かくなってからこっち、 ちょっと水をやりすぎたかもしれん。 根が腐ったかなあ。
Windows PC がログインできなくなった。 何かおかしくなったか、と思って調べてみたら 追加していた キーボードの Enter キーに物が 乗って押されていたからだった。
英文校正を業者に投げた。 あとは返事を待って投稿するだけ。 Physical Review Letters の価値はたぶんあると思う。 こんな変なことを正面から取り組んでやってるのは 世界で俺くらいだろうし、 ちゃんと物理学として役立つことをやってると思う。 しかしさてどうだろうな。
母のことをムスメが思い出して泣いたらしい。 まあ正常なことだろう。 泣くから、悲しいから思い出したらあかん、 というのも忘却の彼方に消え去るだけなので、悲しい。
同僚と酒屋。 そのあと環状線福島駅周辺で飲み。
小学校の理科で、一日の最高気温は正午ではなく 14:00 頃になると習う。 それはまず地面が温められ、それから 空気が温まるのに時間がかかるからだ。 一年の気温の最高は、夏至頃ではなく 1〜2ヶ月ほど遅れて 8 月くらいになる。 これも温まるのに時間がかかるから、と習った記憶がある。 しかし日中に温まった地面は夜には冷え、 これが何度も繰り返される。 全体としての昇温もこの幅の中に入るので、そんなに時間がかかるものかと 私は疑問を持っていた。 同僚によればこれはウソで、気団の影響だと言う。 その方がよほど信憑性がある。
「英語で 100 ってどういうの?」とムスメ。 過去に話をした記憶があったので、 知っているはずだろう、と水を向けようと思ったが、 カミサンがさっさと答えてしまった。 さて、 one hundred は既知のもとして、 200 はどう表現されるか。 ムスメに考えさせて、答えさせた。 やっぱりおっかなびっくり。 間違いを恥ずかしがる習性は克服したいなあ。 この性質をうまく使えば、予習するようになるかもしれないが、 難しそうな気もする。 ともあれせっかくなので hundred, thousand, million, billion くらいまで 英語の数体系を教えていった。 「一番大きな数は何?」 というムスメの質問。 答え方の難しい質問だ。 まず一番大きい数という物はない。 日本語では無量大数が普通に名前のついている一番大きな数である。 だが英語ではどうなんかよく分からん。 bi-llion, tri-llion のように数を表す接頭辞で 体系化されていることは おぼろげに知っているが、 どのくらいまで普通に使われるのか私は知らない。
ムスメにコスモスの間引きを体験させる。 苗が可哀想、などと言うと予想していたが、外れた。
母の持ち物だった Dynabook を引き取った。 データを退避して Ubuntu をクリーンインストールしてしまった後で、 カミサン PC として使うことを思い付いた。 今カミサンが使っている PC よりもスペックが高く、 コア数が倍なのでこちらを使う方が良いだろう。 ということで改めて Windows を再インストール。 最近のノート PC は HDD 上にリカバリ領域とか確保していて、 OS のインストール CD-ROM がついてこない。 手持ちの純正 Windows 7 の CD-ROM でインストールしても ドライバが入らない。 Dynabook のページでは情報がまとまっておらず、 ドライバの探し方が分からない。 載っているネットワークインターフェイス(NIC)の 情報はそれっぽいのがヒットしたので、 これの Windows 7 用ドライバを NIC メーカーから 持って来てみるのかな。 せめてネットワークだけでも動けばドライバの自動検索とか効くはず。 今迄私はマザーボードなどのオンボードチップは マザボメーカーから提供されるものを探すという意識しかなかったが、 チップメーカーからもダウンロードできる筈だよな。
USB で使えるドライバ不要の NIC とかないかな。 あってもおかしくないし、あったら色々便利かもしれない。
文脈にあまり関係なくてもムスコが「ハイ」と返事をする。 朝私が食卓についたとき、 先に食卓についていたムスメが既に 食べはじめているのかどうか分からなかったので 「いただきます言って食べ始めてる?」と聞いた。 ムスメは答えなかった。 たぶん、言い忘れて食べ始めてしまって、 それをいけないことだと思ってしまい、 答えるのに躊躇していたのだろう。 「うっかりしてしまったことは怒らないけれど、 答えないことは意図の問題なので怒るよ」とムスメに少し叱ったら、 横からムスコが「ハイ」と相槌を打った。 ムスコを無視するのも良くないので 「うん、そうだね」と私も返す。 そのようにムスメを叱っている要所要所でムスコが口を挟む。 おかしい。
gridengine の発行ホストの追加に成功。 サーバとクライアントの両方が 2つのネットワークに接続していて、 その通信経路を意識してホスト名を記述する必要があった。
計算機クラスタの情報取得を賢くするプログラミング。 過去に作った奴はその場で ping や ssh で情報取得をする作りになって おり、遅い。 手元のマシンに情報をストックしておいて、 update と fetch を分けることにした。 とりあえず ping の機能を実装した。
ムスコが噛み付くという手段を覚えた。 噛み付かれたムスメが泣く。 ムスコの持っている物をムスメが力技で取り上げようとして、その反撃だったりする。 こういう場合はムスメの自業自得という側面もあり、 両方叱ることになる。 ムスコはまだ叱られるということが理解できないだろうけれど、 ムスメの前で形を作っておくことが必要だ。
万博公園に蛍を見に行く。 春はあけぼの、夏は夜。 蛍は沢山飛んでてもいいよね、 でも一匹二匹がふわっと飛んでるのもいいよね。 ……と昔の人も言ってた、と教えておいた。
ムスコが私の指を引いて DVD プレイヤーの前に連れて行く。 私が「DVD を交換する?」と問うと、 訴えかけるようにじっと見つめて来る。 抱っこして DVD プレイヤーの前にムスコの体を持ち上げると、 取り出しボタンを押した。 私は彼に DVD のケースを見せて選ばせた。 言葉ではないが、はっきりと意思疎通に成功した感覚。
ムスメがすべきことを中途半端にしていて カミサンに叱られることが増えてきた。 私が叱れていないことを叱ってくれるカミサンに感謝。
ムスメの隙間に私がピアノの練習。 ムスメの発表曲を目を瞑って弾いてみる。 この練習法は私に良く効く。 普段、いかに視覚に頼っているかがよく分かる。
計算機監視のプログラミング。 メソッドのコードを書き換えるだけで全体がそれに合わせて動作する感じ。 我ながら設計がよくできている。
定植して余ったバジルの苗を2週間ばかり放置していたが、 その後水をやるとまた伸び始めた。 このくらいの乾燥には耐えるんだな。 すごいもんだ。
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