きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last modified : Fri Nov 02 01:46:34 +0900 2007

2007年11月01日(木)

『電脳コイル』第12話。ヒゲの話。 すこぶる面白かった。 コミカルかつ深い内容。 ここまで出来の良い作品はなかなか無いと思う。


2007年11月02日(金)

科研費の申請が終わってようやく仕事が回り始めた。 でも今迄溜めていた仕事を吐き出すまでにもう少しかかりそう。 レポートの採点ががが。


2007年11月03日(土)

レポートの採点で一日。 C言語で代入前の値が不定ということを問うのはいいんだけど、設問がまずくて学生が分かってるのか分かってないのかが分かりにくい形式になっている。 おかげで採点に時間がかかる。 テキストの構成も文法を一通り教えてから、みたいな無味乾燥なものになってるし。 やっぱり俺の手で書き直さんとあかんな。

20:30〜26:30 睡眠時間にする予定だったが結局1.5時間しか眠れず。


2007年11月04日(日)

未明出発。 では、鈴鹿に自転車レース、行ってきます。

サーキットを自転車で走るというのがこんなにいいものだとは思わなかった。 信号がない、歩行者や対向車を気にしなくてもいい、ということで純粋に走ることに専念できる。 鈴鹿サーキットは1周約5.6km、私が走ると1周あたり10分強といったところ。 プロ、セミプロクラスは1周あたり8分を切るらしい。 バケモノめ。 4時間耐久を2人で走って相方15周、私10周の合計25周。 最後の出走はピット閉鎖20分前。 そこで19分で2周回って来て、最終周を相方に繋げたことが私なりによく頑張ったと思うこと。


2007年11月05日(月)

『エヴァンゲリヲン新劇場版』(1)見てきた。 絵は綺麗なー。 次回予告が面白かった。 どう変えてくるんだろう。

ミサトさんが日本酒飲むようになってた。 獺祭だった。 しかし、あのころ年上だったミサトさんは今では年下なんだなあ。


2007年11月06日(火)

高校同窓会の連絡。 メールアドレスを To ヘッダで列挙するのは、個人情報保護の観点からあまり好ましくない。 しかし Bcc ヘッダで列挙すると、プロバイダの smtp サバなどでは はじかれるようだ。 ということで自サバで quickml を使ってみようと画策してみたのだが、上手くいかん。 どうも smtp サバの利用回りが少し疑わしいので、とりあえず自前で postfix を導入してみた。 それでも quickml は上手く動かなかったのだが、Bcc ヘッダでの列挙は通してくれた。 とりあえずこれで用は足りるな。 ついでに今迄使っていた imput ではメール送信にかかる時間が数秒かかることもあったのだが、postfix を使うと瞬間になって快適。 しかしセキュリティ的に気を使わんならんというデメリットもある。 もうちょっと設定などの勉強をせんとあかんやろな。


2007年11月07日(水)

みなみけのアニメ。 音楽があった方がいい。 これは漫画よりアニメの方が良い気がする。


2007年11月08日(木)

『すべてがFになる』読了。 ソリッドな文体。 面白い。 もう1冊くらい行ってみてもいいかな。


2007年11月09日(金)

間違いなくアル中予備軍。 やべえ。


2007年11月10日(土)

0:00過ぎまで採点。 1つの授業の分がようやく終わったけど、あまりのしんどさに脳が痺れていて次の採点に手をつける気にならない。 ということで Nature Podcast のテキストを TeX を通して綺麗にするスクリプトを Ruby でさっくり作る。 book スタイルで2段組にして、一回分を chapter にして Jingle を section にして、TeXのシステムで使う文字をエスケープして、発言者を \paragraph で囲う。 ここまでで TeX ソースの生成の手間を大幅に軽減できた。 TeX を通して出来た dvi をプリントアウトするのに、プリンタの製本印刷で「いくつかの束に分けて印刷」で「[1]枚ごとに束にまとめる」設定にすると平綴じにできることが分かった。 このまま綴じるとペラい紙が表紙ですぐ痛みそうなので、A4クリアホルダを半分に切ったものをもう少し切ってサイズを合わせて表紙にして、ゴツいホチキスで綴じる。 我ながらいい仕事だ。 この美しさ、たまらん。


2007年11月11日(日)

テーブルゲームのルールのデザインの話。 テーブル系のゲームにはある特定のプレイヤーが極端に有利にならないようにする仕組みが必要だと思う。 「なんでそんなん必要なんや。どうせ身内だけでプレイするだけだし、そんなに身内を信用できないのか」 とか言われるのだが、それは論理の筋が違う。 そのゲームの特徴を活かした楽しみ方をするために、そのようなルールを仕込むべきだと私は思う。

ゲームにおいてプレイヤーは、勝利条件を満たすことを目指して選択を繰り返す。 例えば麻雀なら牌をツモって捨牌を選択する、 他人の捨牌を哭くか選択する、 リーチをかけるか選択する、 その上がり牌で和了するか選択する。 この部分が麻雀というゲームのコアとなる要素であり、楽しむべきポイントだ。

麻雀というゲームには席順という要素があり、これも勝敗に少なからず影響を与える。 例えば捨牌のヌルい人の下家だと染め手などに有利だし、 強い人の上家だと哭き方に注意する必要もある。 しかし席順は麻雀というゲームの楽しみ方においては本質的ではないと思う。 ……ではあるのだが、物理的に席順が決められなければならないのだから仕方がない。 そこで有利不利が出てしまうとしても、それを回避する有効な手段がないのだから。 例えば1巡目は右回り、2巡目は左回りというようにすれば席順の公平性は格段に上がるだろうが、 そんな複雑なルールは人間の頭では追いつかんし、 哭きが入った時の順番など他への波及も大きくてルールの整備が難しく、 順番を正しく回すことに意識が割かれてゲーム自体に集中して楽しめる度合いが減るだろう。 すなわちこれは「有効な手段」ではない。

もっとシンプルで極端な例を考えよう。 例えば石取りゲーム: 21個石があって、2人のプレイヤーが石を交互に取る、一回に取れる石の数は 1〜4個のいずれかで、最後の石を取らされた方が負け。 このゲームでは後手が必ず勝つ。 なのでこのゲームではどちらが後手かを決めるジャンケンが最大の争点になり、 あとのゲーム本編は言わば消化試合になる。 この整備されていないルールで、果たして石取りゲームの本質を楽しめるだろうか? さすがに石取りゲームは単純すぎて、ルールをどういじっても「石取りゲームの本質を楽しむルール」にすることには無理があるが、 つきつめればどんなゲームも、これに乱数性や不可視性(ダイスの目やカード)を導入して複雑にしただけにすぎない。 そのゲームでしか味わえない、そのゲームの本質を楽しむために、それ以外の部分にはルール側で可能な限りの公平性を確保すべきだろう。 「公平性を確保する有効な手段がないこと」と、 「公平性を無視してルールを策定すること」を同一視するのは あまりに稚拙な見方だと私は思う。

不正を防止する仕掛けをプレイヤーの良心に任せるようなルールは正直好かん。 プレイヤーに悪意がなくとも、人間は誤るものだからだ。 私はある意味他人を信用してないと言えるが、 それは他人の良心を信用していないのではなく人間は誤るものだと捉えているからだ。 誤謬という点に関して自分をすら信用できないのに、まして他人をや。 全く不正をするつもりがないのなら、 ゴルフのスコアも自分で責任を持ってチェックするより 審判がカウントしてくれる方がプレイに専念できて私には楽しそうに思える。 不正をするしない、ではなく、そもそもできないようにするのが ゲームを楽しくプレイするのに有効であると私は思う (工学におけるフールプルーフという概念と同じ)。


2007年11月12日(月)

『げんしけん』アニメの『マダラメ総ウケ』の回。 おもしれえ。 腐女子思考、激おもしれえ。 これはひょっとして知的ゲーム的なのか?

レポート採点で忙殺されている。 今手をつけているのは数学の演習授業。 受講生は30人。 仮に1人分に30分かかっているとすれば、15時間かかる計算になる。 私の担当は隔週だが、これは時間かけすぎだろう。 合計4時間くらいなら(労基法的な)週間労働時間の1割なので、 エフォートの適切量はそんなもんだろう。 もっと少なくてもいいかもしれん。 そこから逆算すれば8分で1人分を見る形。 こうするともう最後の結果が合ってるかどうかしか見れないのだが、 そうしないと他の仕事ができん。 というか、今迄の「何処が間違っているかをチェック」というのがありえないくらい丁寧すぎたということだ。 去年までの、もっと少ない人数の時でももっと労力を節約するべきだったのだろう。

レポート採点の BGV でニコニコ。 ……はっ、いかんいかん。


2007年11月13日(火) 「だって、ほら、今私元気だし、きっと大丈夫ですよ」

母の病状は最悪というところではなく、手術で根治できそうだとのこと。 なお、母は自覚症状がなく元気はいつも通り。 「元気と健康は違うんやな」と母が言っていた。 なかなかいいところをついた言葉だと思った。

土日をフルに使ってもレポート採点が終了せず、 いろいろ負荷が肉体を侵食し始めたニオイを感じたので休暇ということにして 家でレポート採点。 仕事は休めてないが、通勤に消費する時間を節約できるのと、 いつでも布団で昼寝できるので体力回復に有利。 残念ながら、大学教員はこういう形で休暇を使うべきなのかもしれない。 授業期間中はあんま休み取れる日がないからなあ。 ついでに言うと、休業期間中はもっとアグレッシブに休暇を取るべきかもしれん。

ということでお昼寝。 私の場合、寝ている間聞こえている音がそのまま夢に反映される。 テレビやラジオの会話音声は、夢の中でそのまま誰かが喋っている言葉になる。 Nature Podcast を垂れ流しながら寝てるとやっぱり誰かの会話になってるんだけど、 ほとんどは英語ではなく日本語になっている。 たぶん英語としての音が聞き取れず、似た日本語の音に変換されているんだろう。 英語耳がダメダメという一つの証。

最近のヒット文房具は PILOT の FRIXION(フリクション)。 ペン尻についたラバーでこすると摩擦熱で書いた文字やマークが消える。 消せるカラーペンというわけだ。 これをレポート採点で使ってる。 採点してるとあとから「やっぱりこの評価はこうしよう」と思うことが屡々あり、 消せるカラーペンはとても重宝する。 (基本的にレポートは返却するので、採点結果は学生へのメッセージという側面が強い。) 今日使っていて、やっぱり「ここは修正しよう」という状況に出喰わした。 しかしそこは鉛筆で書いた部分と重なっているため、ラバーでこすると鉛筆線がよごれてしまう。 消すためには温度が上がればいいので熱湯を入れた金属カップであたためてもいいんだけど、今日は手元にその手のオブジェクトが見当たらなかった。 ということで、ライターでさっとあぶればいいということを発見。 うんうん、これはなかなか面白いアイテムだ。


2007年11月14日(水)

「π」がバカボンパパの鼻ヒゲに見えてこまる。

「髷」が急にダンディに見えてきた。


2007年11月15日(木)

レポート地獄から抜け出し、仕事がなんとか一段落。


2007年11月16日(金)

レポート採点しなくていい週末が迎えられるこの幸せ。


2007年11月17日(土)

mixi で再会した、小中高と同窓だった人の結婚式二次会。 その他の中学卒業以来な人と会ってきた。 面白かった。 それはそれとして、その配偶者の出身の研究室が私の分野にめちゃくちゃ近くて吃驚した。 同じ学会だし。


2007年11月18日(日)

久々に日曜プログラマをした。 去年作った百人一首クイズプログラムの基幹部分を抽出してクイズプログラムなクラスを作成。 これを使って英単語クイズプログラムを作成する予定。 今回初めて抽象クラスを作成してみたが、サックリと上手くいった。 快感。


2007年11月19日(月)

Ruby の勉強会というのに初めて行ってみた。 レベル高かった。 「初心者の人でも」と示されていたと私が勝手に思い込んでいたところが、実は「初めての人でも」であって本当の初心者は welcome ではなかったようだ。 あぶないあぶない。 まあ私は知らない文法とかは多々あるが、プログラミングのために最低限必要な抽象化とかオブジェクト指向の理解とかができていたから、 そして懇切丁寧な説明をしてもらえたのでなんとか大きな迷惑にならない程度について行けたと思う。 エクストリームリーディングというのはついてけないと全員の足引っぱりかねない。 その辺が結構な重圧。 でもこの勉強会は私にとっては、背伸びするとなんとか着いていけて、分からないことを全部聞ける、まさに私の教育のために素晴らしい場と言える。 数時間程度でこれだけの学習効率はなかなか望めない。 何より他の全員が私より遥かにすごい人だし。 他の人も「いい質問だった」とか言ってくれてた。 口頭だけなら「リップサービスかな」と思わんでもないが、 KPT(後述)で挙げられていたから結構マジにそう思ってもらえてたっぽい。 次からも出来るだけ行こう。

上記、KPT(ケプトとか呼んでいたように思う)という総括方法を初めて知った。 ミーティングの最後5〜10分くらいでミーティングの運営をより良くするために上記3項目について箇条書きに書き出して行く。 基本「よかった探し」を多く挙げるのが楽しくミーティングを続けるコツらしい。 このメソッドはゼミとか研究室ミーティングでも有効かもしれんと思ったが、どうだろうか。

あと「禁止ワード」というシステムが興味深かった。 一般にミーティングしていても脱線は屡々あることだし、 それが本筋に関係なければ会に在席しているみんなの不利益に繋がるので過度な脱線は避けるべきだ。 それを脱線が深まりつつある場面で「それ禁止ワードにしましょうか?」ということでやわらかく、 しかしそれまでの脱線は明には非難せずに本筋に戻せる。 一度指定された禁止ワードも次回のミーティングには持ち越さず、会合ごとにクリアされるというのもよく出来てると思った。 一回のミーティングでなされる脱線の量は有限なのだから。

考えてみれば私はオフ会的な会合自体が初めてで、ハンドルネームで呼び合うのに初めて直面してすこし面くらっていた。 顧みて、俺はどうすべきなんだろう、ネット上の名前と実名のすりあわせができてない。 UNIX 関係の文書は実名で公開してるし。 まあおいおい考えよう。 それが必要な局面はそう多くはない。

一緒にラーメン食ってから帰ったんだけど、拙作スクリプト howm.rb のユーザという人がいてびっくりした。 その上「ウルの人?」とか聞かれた。 心底びっくりした。


2007年11月20日(火)

「ラクするための労力は厭わない」。 これが私の基本方針。 いや厳密に表現するならば「イニシアルコストをかけることでランニングコストを下げ、そのため長期的なトータルコストが減るのならばイニシアルコストをかける」 となるのだが、そんな長い文言は極めてつまらない。

組織A と組織B がある。 B が A と分かれて存在している意味はかつてはあったのだが、今となってはそれは無意味になっている。 それどころか分かれて存在しているがために B の構成員は過分の負担が強いられている。 ならば B は A と統合すべきだ。 こういう議論は前々からなされていたらしいんだけど、まあ構成員にとっては本業じゃないし色々あってまだ統合されていない。 そういう所で、持ち回りで私が B の委員長になった。 私が寮生活で培った根回し力は、こういう場面での実行力に直結する。 私は「ラクするための労力は厭わない」というプログラマ的な資質も持っている。 私は正に、こういう場面での適材であると思う。

「少数意見を多数を以て封殺しない」ときの非対称性。

2つの選択肢は等価なので、人間が真に理性的な生物ならば否定語を逆にしても同じように行動すべきだ。 だから後者は本来は、「変えたくない」多数の人は(統計的にであっていいから)少しは「変える」ように動くべきなのだ。 この辺、ひらしょーが言っていた「人間の精神にはびっくりするくらい強い慣性が働く」という事と同じことなのだが。


2007年11月21日(水)

NF 漫研ブースに 11/24 午後〜20:00くらいでピンポイント襲撃する予定。 風車小屋欲しい。 若武者の作品にあーでもないこーでもないとか言いたいです。 会計がいたらカンパ出すつもりですが、こちらの予定も不確定要素が強いので「居て欲しい」とまでは言えない状況ということでヨロ。

NF襲撃時刻 訂正。


2007年11月22日(木)

小便小僧を最初に作った奴は、芸術の鬼才だと思う。

ヴイックスヴェポラッブを開発した奴は、ロリの天才かもしれない。

研究に激しく閉塞感。


2007年11月23日(金)

高校野球部同期の結婚式二次会で、定番の出し物の女性グループによる歌唱。 常のごとくあまり上手くないのだが、その中に歌の上手そうな人がいた。 心得のない人の多くが歌詞カードを見るために俯きがちなのだが、 その人は一人顎を上げて喉を開いて歌ってた。 マイク持ってなかったので声は分かんなかったけど。 カラオケ行ったら面白そうだ。 声かけるべきだったなあ。

高校同期は私を含めて3名の極めて矮小なグループだったわけだが、 私以外の2名が既婚者で、何かと俺に女の子との接点を持たせようとしてくれるのが 何かいたたまれない。 いや普通にありがたいけど、気恥ずかしさが優先してそのように振舞えない。


2007年11月24日(土)

京都行。 3時間ほど時間が取れたので NF のデジカメ部、美術部、書道部を見てから漫研で風車小屋を接収。 OB連中にはあまり会えず。

ssg とその女友達のお披露目会(?)。 よこちょうはうまい。


2007年11月25日(日)

インテックス大阪にてサイクルモードという自転車の展示会。 メカニカルな物ってやっぱりワクワクする。 機械工学ってのは男の子の心を刺激するものなのだなあ。

ロードレーサーなんかは進化の方向がほぼ固定されており、 どこの会社のものを見てもワクドキ感はそれほど変わらないが、 やっぱりカーボンフレームは持っても試乗しても軽くて素敵。

対して折り畳み系の自転車はロードレーサーのような方向性の同一感はなく、 各社色々工夫の仕方が異なるのが面白い。

マウンテンバイクでは Cannondale の Lefty というのが面白かった。 自転車は通常車輪を左右両側から支えるのだが、 こいつは右側フロントフォークを省いて左だけで支えることで大幅な軽量化を図ったというもの。 見ていて楽しい。 とりあえず試乗してみても不安は感じなかったし、楽しかった。 というかまともなサス付きの自転車ってのはほとんど乗った機会がないし、 その時点で既に新鮮だ。 しかしまあ Lefty はどう考えても機構に無理がかかる。 数百キロとか乗っていてメンテフリーでいけるかどうかはやっぱり不安だ。 誰かがメンテしてくれるものを乗る分には楽しいが、自分では持ちたくねえな。

そういや車体の振動を感知して自動的にサスの硬さを変えるとかいう激しく知的材料な特許な機構とかあった(名前忘れた)。 平地ではサスがなく硬い方がペダルを漕ぐ力が無駄なく前進に使われていいし、 荒地ではサスが柔らかく効いた方が乗り心地が良い (関連: きづき 2006年07月04日)。 うおお、乗ってみてえ。

トライアルという種類の自転車を試乗してみた。 ウィリーとかジャックナイフとかジャンプとか、乗る人が乗ればアクロバティックな動作が面白い感じのやつ。 しかし先月負傷した左手が完治しきってないので思う存分練習できず。 一度病院行ってレントゲン撮ってもらったんだが、そこの医者ではなんとも言えない、とのこと。 ちと整骨院を紹介してもらったので、そこでも見てもらおう。

リカンベントという変な自転車がある。 仰向けに寝そべるような体勢で乗る自転車。 舗装路の高速走行では空気抵抗の面から通常の自転車よりかなり有利だが、どう考えても街乗りには向かねえ。 こないだの鈴鹿エンデューロ耐久レースで見かけて「面白いなあ」と思っていたのだが、 それが試乗できるならばしない理由はない。 最初は上手く乗れなかったけど、すぐに慣れた。 慣れつつある状況では運転が上手くなる快感があり、操作そのものが面白い。 ただホイールベースが長いので、狭い試乗会場のコーナーが曲がり難かった。 やっぱり街乗りには向かんなあ。

あと Deuter のザック。 背面左右脇に土手が設けられていて中央に風が通るようになっていたり、 より軽量のモデルでは土手ではなく背面に接する部分はメッシュになっていて荷物を格納する部分との間に隙間ができるようになっていたりとか。 欲しいいぃぃ。


2007年11月26日(月)

学生が某研究室で鍋パーティをしていたのでご相伴に与る。 話題はニコニコとか、吉野家コピペとか、東方とか、月姫とか。


2007年11月27日(火)

職場関係の人と飲み会。 事務とか技官の人と話する機会を持てるというのは、様々な物の見方を得るためにとてもいい。


2007年11月28日(水)

naturePodcastText.rb。 基本的に手前で使うためだけに作った大雑把スクリプトなんだが、 どうやらそんな状態でもそれなりに需要があるらしいので公開。 次の冊子を作るときまでには改良したいが、それは1年以上先になるかもしれん。


2007年11月29日(木)

来週火曜に講演2本(30分と60分)。 プレゼン資料を前もって入念に準備していても、 あまり時間に余裕がありすぎるとその間に幾分忘却してしまうため 全体的な効率は悪くなる。 ということで今回は敢えて直前に資料作成をしてみた。 まあ全体的な効率は上がるが、やっぱり短期的な負荷がかなり大きくなってしんどい。 この間のどこかに最適解があるんだろな。 それプラス、以前少し書いたように、口頭で言うことの殆どをスライドに書き出して そもそも覚える必要がないようなスライドを作ることだな。


2007年11月30日(金)

プリキュア37話。シュークリームの回。 かれん「ココろココにあらずっていう感じね」。 誰がうま(ry

絵夢氏経由で某ニコニコ。 コメントで「俺、ココのぞと結婚する」は俺的に新しかった。 あと「俺の中の全米が泣いた」も。


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