きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last-modified: 2012/12/06 00:36:44.

2012年11月01日(木)

キッチンでカミサンが料理している間、 ムスメは玩具の包丁セットを持ってキッチンに行き、 一緒に料理する風にしていたという。 私がやる洗濯物を一緒に畳んでみたり、 お手伝いしてみるという遊びを覚えつつあるのかもしれん。

最近またムスメが母親を恋しがる程度が強くなってきた。 朝保育園に行くのに家を出てからも泣いていた。 なだめたり歌ったりして歩くがなかなか泣き止まない。 電車に乗ったくらいで泣き止んだが、 保育園で私と別れるタイミングでまた泣く。

Ubuntu 12.10 で icewm を使うと画面の再描画されないという問題があった。 ログイン画面が壁紙のように残り、 消した筈のターミナルが画像としてそこに残るとか。 1度目のログインではそうなるが 2度目のログインでは その現象が起こらないようだ。


2012年11月02日(金)

保育園に着くのが遅れ気味で定刻の 9:20 に間に合わないことが 増えてきた。 もうちょい頑張って急がさんとあかんのかもなあ。

古いノートの HDD を SDD に換装し、 Ubuntu 12.10 をインストールした。

のじりのモンゴル土産として貰った粉末バター茶を カミサンと一緒に頂いた。 私は過去にチベット旅行したときに本場物を飲んだことがあるので 懐しい感じ。 今味わうと塩味というか、カロリーの味が疲れてるときに効く感じ。


2012年11月03日(土)

義実家に行こうとしたらムスメが寝た。 仕方ないので私も昼寝。 運転のための体力を蓄える。

先日カミサンがバイクに追突されたので、 その修理を依頼した整備屋に寄って代車に乗り換え。 今の車のグレード上のものらしく、 確かに良い感触。 中が広く、足まわりが固い。


2012年11月04日(日)

カミサン実家の檀家寺で 住職が代替わりするということで ムスメがそのお稚児さんというので参加した。 綺麗なおべべを着せてもらって行列する。 ムスメはやっぱりカミサンにべったり。 写真を撮るときに顔はカミサンの胸元に伏せていたが、 手だけピースサインになっていた。 それを見たカミサンとひとしきり笑った。

餅撒き。 撒き手が手前の撒き易いところだけ撒くのはどうかと思うなあ。 なるたけ均等に行き渡るようにした方が 全体の満足度の総和が大きくなるように思う。

餅撒きで我々は帰ったが、 そのあとお寺としてやる行事がリストにしてあった。 「首座法戦式(しゅそほっせんしき)」とか、 『ファンシィダンス』でしか見たことない単語があった。

私の体は男女合わせた標準体型よりも随分座高と足の長さがあり、 ハンドルの角度を変えないと運転の快適性を損ったり 緊急回避に手間取る可能性がある。 車のハンドルの角度を変えられないと思い込んでいる人は結構多く、 「自分の車はそういうことができない」と言い切る人も多い。 でも実際は変更できるものの方が多そうだ。


2012年11月05日(月)

ムスメが痒がっている。 過去にもこの時期に痒がっていることがあったので、 何か季節性のもののアレルギーかもしれん。 かきすぎてミミズ腫れのようになっている。

研究室泊するときによく行く美味い中華料理店の店主が病気で 倒れて閉店した。 身近な教員・学生にもファンが多く、みんなで残念がっている。

カミサンがしっかりしていて非常に頼りになるので いつも通りに遅くまで研究室に残って仕事してしまっていたが、 「子供の調子が悪いときには早く帰ってあげなさい」と 母に嗜められた。 全くその通りだ。 反省。


2012年11月06日(火)

授業テキストは大体仕上がった。 あとはレポート採点。 文章がウェブに存在するかどうかを ざっくり調べるプログラムとか作れないかなあ。 Word document からテキストを抜き出し、 句点単位で文を抽出し、 google の I'm feeling lucky で出てきたページに 一致する文があるかを調べるとか。 まあ受講生がそんなに多くないので そこまでする必要はないが。

ちょっと調べてみたが、 そういうプログラムも売り物であるようだ。 でもなあ、頑張ってもイタチゴッコになるだけかもしれん。 これからの時代そうやって文章をでっちあげることもあって良いかもしれん。 見つけて読むだけでも知識になる題材を選ぶとか、 グーグル&コピペを折り込んだ上で教育効果を狙って行くべきかもしれん。

文章作成でセクション切りに意識を払わない人が多い。 一度書いた後に目次を作ってみろ、と言いたい。 私が書いた文章でも 初稿で目次を作ってみると酷いことになっていることが多い。 LaTeX で目次の自動生成ができるので、 それで確認してマシな構成に変えていくのが私のいつもの手順。

ターミナルの背景色を白にした。 過去日記によると 白から黒にしたのは 2006年06月。 今回の理由は▲と△がどっちが黒三角と言うべきか悩ましいから。 黒背景ターミナルでは前者が白塗り潰し後者が黒抜きになるが、 白背景ターミナルでは前者が黒塗り潰し後者が白抜きになる。 LaTeX 編集時のターミナルでの色と dvi にして紙媒体にプリントアウトする 形式にしたときとで色が違うと脳内変換が面倒。 この三角記号は将棋の棋譜なんかで結構使う。 白背景で眩しいというのはたぶん LCD の輝度を下げれば良いだろう。 コンソールで作業するときに色に難渋するというのは、 そんときに対処しよう。 頻度はそれほど高くない筈。

カミサンが保育園で面談してきた。 色々有益な話があったようで、私もカミサンから聞いて勉強になった。 iPad が子供の遊びを覚えるのを阻害する要因となりうるので、 家では封印することにする。

保育園の先生が公園でどんぐりを拾って遊ぶということをさせようとするものの、 ムスメは「なぜそれをするのか」が腑に落ちないとできない感じらしい。 「持って帰っておままごとしようね」と言うと納得して楽しくどんぐり拾いができるとか。 世界と自分の距離や回転がよく分かってないんだろう。 実に私の子だと思う。 普通の親だったらたぶん「この子は大丈夫か」と心配になるところだろうが、 私は最も身近で詳しく知っている私というサンプルがあるのであまり心配していない。


2012年11月07日(水)

ムスメの薬が尽きそうだったので病院へ。 採血とかがあってムスメの機嫌がナナメ。 カミサンは薬局で薬を処方してもらってから直接職場へ。 ムスメは病院から保育園の 20分ほどの車中でぐっすり。 保育園に連れて行ってはみたもののムスメは疲れ、 眠さ、雰囲気のストレスなどからギャン泣き。 これは連れて帰って私がもう2時間ほど見た方が良かっただろうなあ。 ムスメの為、というのが私にとってもカミサンにとっても最優先 の筈だ。

早めに帰ってムスメの相手をするか、 走って帰るかしたかったが無理だった。

レポート採点に手間取った。 こんだけ手間がかかるということは何かを間違っているということだ。 教育効果を確保しつつ手間がかからない方法を考えなければならない。 文章の校正なんかしたって再提出させなきゃ 学生の身には付かねえだろうしなあ。 再提出させるとまた教員の手間が増える。

A, B という2つのことを言ったときに、 並立する事として言っているのか、 B で A を上書きしているのかは、 発言者が思うほどには自明ではない。 また、自分がどういうつもりで言ったかよりも、 相手にどう伝わったかの方が大事だと私は思う。


2012年11月08日(木)

アトピーとよく聞きはするが、どういうものか詳しくは知らなかった。 どうやらムスメはそれっぽい症状がすこしあるようだ。

プリキュアの女児への浸透力に驚愕。 我が家はプリキュアを見ていなかったし、 義実家でも同様。 なのにどこからかプリキュアを知って来て、弁当箱、水筒などに プリキュアアイテムが増殖中。

古い方のノート PC を使えるようにした。 以前 1時間も保たないくらい電池が劣化していた筈だが、 今は満充電すると 3時間くらい保つ感じ。 数ヶ月放置して完全に放電させたのが良かったのだろうか。 gnome classic (no effect) でとりあえず使っているが、 どうもウィンドウフォーカスの認識がおかしい時があり、 キーが効かないタイミングがあるようだ。 fluxbox もなかなか良さそうだが、 beep, フタ閉じサスペンド&ロック、電池残量の常時表示 あたりを実現できん。 頑張れば気持ち良く使えるのかもしれんが。

レポート採点何とか終了。


2012年11月09日(金)

授業。 1.5 時間で伝えられることには限りがあるので、 もっと間引かなければ。 「〜ということは前提として」というのは避けたいが、 難しい。 最終的にはパウリの排他律のような原理に辿り着いてしまい、 これが何故なのかは説明できない。 どこをラインにするのが一番分かり易いか。

ムスメのお迎えをして一度帰宅して、夕食をとってからランニング。 調子が出ず、結構歩いた。 大阪城の南あたりがなんか不思議な感触の空間だった。 ビルと住宅が混在しているからだろうか。 ビジネス街として開発されて建築基準がそうなっているが、 実際には住宅が残っているとか、そんな感じの経緯があったのかな。


2012年11月10日(土)

beep はサウンドチップを介さずに鳴らすピーッという音。 bell とも言う。 beep が生きている環境では echo "\a" で鳴る筈だが、 最近の環境ではシステムから殺されていることが多いようだ。 Ubuntu では modprobe pcspkr すると鳴るかもしれない。 OS で生かされていても Window Manager で殺されることもある。 gnome ではかなり深いところで殺されているようで、生かす方法が分からない。 icewm は beep を使える。 beep を使うと何が便利かというと、何らかの作業が終了したのを通知するために 「make install; echo "\a"」 みたいにしたり、 簡易的なタイマーとして 「sleep 180; echo "a"」みたいなことをしたりできる。 mpg123 とかで普通に音を鳴らす方法もあるが、 職場なんかではヘッドホンと別系統で音が鳴る手段があると 便利なことがある。 また、ssh 接続でネットワーク越しの作業が終わったことを こっちで鳴らすことができる。 まあノートでは重要性がそれほど高くないので beep の鳴らない gnome で我慢できる。


2012年11月11日(日)

ムスメがプリキュアを初視聴。 食い入るように見ていた。 キュアビューティが一番好きというが、 キュアハッピーの話題が一番頻度が高い。 キュアマーチ、キュアピースはたまに。 キュアサニーは残念な事だ。

プリキュアの人数は 5人で安定ということか。 戦隊シリーズと同じく、チームとしてキャラ付けするのに バランスが良いのだろうか。

午前 8:30 開始というのが小憎い時間設定。 「夜更しするとプリキュア見れないよ」と親が言って 夜更しを嗜める口実に使い易い。

カミサンは医療器具の展覧会的なものに参加。 その間ムスメを私が見る予定だったのだが、 ムスメがカミサンについて行きたがったのでそのように。 ということでぽっかり時間が空いたので Vim勉強会#11 に行ってきた。 neocomplcace と neosnippet というものを知った。 これらは試してみよう。 snippet は YaTeX 的なアプローチをより汎用化させたものと言える。 すごい。 t-code 入力はチャレンジしてみたいが、覚えらえるかなあ。


2012年11月12日(月)

プリキュアのおしぼり&ケース、ジグソーパズルが導入された。

PiTaPa マイスタイルの割引。 子供の送迎でガンガン乗るので上限額を必ず越えて、 それ以上はどんなに使っても実質タダになる。 そういうことで積極的に使っているのもあるが、先月は 7千円ほど割引になった。 スゲー。 マイスタイル前提で考えれば、 帰宅走りも異なった道を走れる。 今迄は家の方向から大きく外れない方向に走っていたが、 マイスタイル適用範囲内では適当に走るのやめて 電車に乗ることができるので、色んな方向に走り出せる。

neobundle をインストール。 なんか仕組み的にすごい。 作った人賢いなあ。 neobundle を使って neocomplcace とか neosnippet とかをインストール。 ちょっとずつ使っていこう。

生物にとって消化できず、 栄養を吸収できない物体は食い物と言えない。 その意味で、炊いたご飯を冷蔵庫に入れると 食い物ではなくなる。 味がどうのという次元ではない。 炊くことによって糊化したデンプンが低温保持によって老化する。 老化したデンプンは人間が消化できない。 消化できないものは美味く感じないので味も悪くなるし、 無理矢理食うと胃腸に負担をかける。 老化してしまったデンプンは電子レンジで1〜2分加熱したくらいでは 再度糊化してくれない。 かといってこの季節、室温に置いておいても冷蔵庫と環境はあまり変わらない。 結局、食い切れなかったご飯は捨てるしかない。 デンプンの老化が最もよく進むのが 4〜5℃ 程度とのこと。 相変態の駆動力と化学反応の速度論とのバランスの良い点と いうことだろう。 この温度は冷蔵庫の温度とほぼ一致する。 私は一度寿司を冷蔵して食えなくしたことがある。 その時は刺身として食ったが。 冷凍すると老化が進行しやすい温度は一気に通過してしまうので ほとんど老化しない。 料理学校はこういうことをまず教えるべきだと思う。 細かい理屈は省いても良いが、冷蔵すべき食品、冷凍すべき食品の区別くらいは。 私は料理学校に通おうと思ったこともなく幾つかビラを見ただけだが、 少し凝ったオカズの作り方を教える所が多くて、 こういう基本の基本をすっとばしている所が多い気がする。

帰宅ランニング。 いつも北に走り始めるところを西に向かって走り始めた。 またも迷った。 大阪の町は大枠としては東西南北の碁盤目に道が走っているが、 微妙にナナメになったり曲がっている道も多く、 いつの間には方向感覚が 90 度以上ずれていた、 ということもしばしば。 私は細い路地に入りたがる癖があるので特に迷い易い。 方位磁針があると捗りそうだ。 同僚が腕時計バンドへのアタッチメントみたいなので持っていたのを見たことがある。 あれがいいな。 今度モンベルあたりで探してみよう。

国道 26 号線の傾き具合は昔の海岸線に由来するんだろう。


2012年11月13日(火)

親は早めに起きているが、ぐっすり眠っているムスメを起こすのが忍びない。 ということでムスメお寝坊。 8:15 に起きた。 機嫌が悪く食事の量が少なめだったということもあるが、 いつも通り 8:55 に出ることができた。 間に合うもんだなあ。 保育園に着いた時点ではムスメの機嫌も良く、 保母さんにだっこしてもらってた。 ムスメは皆が何かをやっている輪に入って行くのが苦手。 朝、遅刻してしまうと、みんなが何かをしているところに入って行くことになる。 保母さんによると、そうなると暫くひっこみがちで調子が出ないということだ。 早起きや急かすことで多少ストレスをかけることになっても、 保育園にいる比較的長い時間を快適に過ごしてもらった方が ムスメにとっての総ストレス量は減るかもしれない。

授業準備。 適当にやっつけようと思っていたのだが、良い感じに没頭した。 授業の本来の目的とは多少ずれるが必要な基礎理論をしっかり 教えることにした。 基礎的なことを省略して先端的なことを教えたという事にしても、 学生の頭に残らなければ何の意味もない。 学生に納得できない思いを抱えさせながらではその危険性が高い。

前回の授業で「前提だから受け入れろ」としてしまって不評だった部分を 学生にも分かるように説明するために、 情報を整理したり自分の勉強として調べたり。 自分の理解が浅かった部分や新しい理解の仕方、 今迄バラバラに理解していた知識の統合など、 自分の学習として素晴らしい効果があった。 初学者にとって理解し易い形に情報を加工し、 アナロジーを探す。 これは対象を深く理解していなければできず、 適度に頭を使い、 また良いアナロジーが見つかれば自分の記憶の強化にも役立つ。 ファインマンが「授業も有益だ」と言ったのは、 きっとこういう事だろう。

研究・教育・計算機関係の情報をまとめるために Wiki は作らんとなあ。 大学の公的なサーバに作るので外から書き込めるように すべきではないが、 自分が簡単に情報をまとめるのに便利だろう。

指輪物語以降のファンタジーのエルフの設定って 高度に発達した文明を持っていながらも 子供が産まれず高齢化して衰退してく、 というのが共通的な設定なんだけど、 これすごいよな。 現代の日本じゃん。


2012年11月14日(水)

ムスメ「おとうさんかっこいいね」。 珍しく着て帰った、仕事着にしている黒いフリースを着ているのを見て。 そうか。 なら暫くこれで通勤するかな。

エスカレーターに乗るとき、 ムスメには左側をあけて右側に乗るように教えている。 そうやって乗ってから調子が良い時は歩いて上がる。 今日、右側に乗ったあと、前に人がいなくても まず左側にいってから上がり始めた。 歩いて上がる人は左側を歩いているというのをよく見ているのだろう。

PiTaPa マイスタイルのルールは 乗降駅の1つ以上が登録駅になっていること。 A, B, C 駅が路線上に並んでいるとする。 今 A駅から C 駅に行き、路線上の B 駅が登録駅だとする。 この場合、A → C に直接行くと乗降駅のいずれも 登録駅でないので料金が発生する。 しかし一度 B 駅で改札を出て A → B, B → C という2回乗降にすると両方ともの乗車が マイスタイル適用になる。 利用上限額を越える月には後者の分割乗りの方が安上がりだ。

帰宅ランニング 11 km 90 分。 体調があまり良くなかったし途中で電車乗る気満々だったが、 何か走れた。

ウドンは煮汁に漬けておくと伸びるから、食う直前に煮た方が良い。


2012年11月15日(木)

YouTube やら iPad やらが教育上良くない面があることに納得したから といって、 全面的に封印するのも極端すぎる。 英語教材なんかを DVD で見せるのと本質的には変わらん。 英語の音に慣れさせるのは今やるべきことだろうしな。 ただ YouTube に比べて iPad はよくない気がする。 操作できすぎるし、アプリケーションによっては 挨拶しなくても大事に扱わなくても何時でもフレンドリーな 反応が返ってくるとか。

ムスメの挨拶力が弱い。 ムスメと同じクラスの子は結構ムスメに挨拶し、 さらに私にも元気よく挨拶をしてくれる。 ムスメは挨拶されても挨拶を返すことができない。 挨拶力が弱いのは私を始めとする周囲の大人の鏡かもしれない。 私はできるだけ挨拶するようにしているが、 どこかでキチンとできていないことがあるのかもしれない。

授業準備して、学生の研究プログラミング指針を文章にした。

さあ、論文だ。

投資信託の更新でもらった景品を地下鉄で忘れて来てしまったので なんばの忘れ物センターへ。 安いものだが、あってよかった。

Bluetooth ヘッドセット紛失。 先日家から出るときに充電器から外したところまでは覚えているのだが、 そのあと家を出たときには持っていなかった。 ということで多分家の中にあるとは思うのだが、 1週間してもまだ出てこない。 2000円くらいなら買おうかと思ったが、 どうもコレというものがない。 ソフマップにあったが、7000円とかありえん。 アマゾンに頼らざるを得ないか。 たしか 3000円くらいからあっただろう。

有線のものでは片耳イヤホンがなかった。 あるのは無線ヘッドセットといってマイクもついているもの。 コンパクトな形状におさめるために仕方なしに片耳にした、 という感じだ。 私の要求はかなりはっきりしているが、 どうもあまり一般的ではないようだ。 両耳でなく片耳の方が良い、という人はあまりないのだろう。 語学の勉強には両耳で聞く必要がない。 移動しながら聴くという使用状況においては、 片耳をフリーにしておいた方が外界の音を聞き易い。 まあ普通の両耳イヤホンを買って片方だけ装着する、というようにすべきか。 安物イヤホンは 1000円以下からあるので、 こいつら試してみてもいいな。 耳が痛いというのは丁度フィットするものがあるかもしれないし、 あるいは慣れるかもしれない。

ワイヤレス生活はバラ色というわけでもなく、 有線が便利な局面がある。 ワイヤレスは有線に比べて 充電の手間があり、 イヤホンの電源を入れる必要があり、 混信などのノイズが入ることがある。 それでも総合的にはワイヤレスの方が 便利だとは思うが、 紛失のリスクとモノの値段が両方とも高めであることまで考慮すると 有線の方が良いように思える。

電機屋がもうほとんどない。 15年前はニノミヤとかジョーシンとか 白物家電を売っている量販店で溢れていた。 何号館もあったな。 そういう店に行っていた客層はビックカメラとかヨドバシカメラといった 大型量販店に取られたのだろう。 電機といえば日本橋、という感じではなく ハード、ソフト、オタクサービスの専門店街になっている。


2012年11月16日(金)

みっちり予定で詰まった一日だった。 授業タスクも一段落。 来週から本気出す。

デジカメ写真はフィルムと違って沢山撮っても金がかからんので、 1つの対象を2〜3枚撮っておいてその中から一番良いものを選ぶという手をよく使う。 iPod touch はデジイチに比べると手ブレし易いので気持ち多めに 撮っておく。 さて、写真は撮ったあとに整理したりレタッチする必要がある。 その第一段階が不要な写真を捨てることであり、 これは適当なビューワで行う。 この段階では他の画像と比較しながらざっくり見て、 レタッチして残す価値がないと判断すればそのファイルを削除する。 勿論 Photoshop のような高級なソフトウェアを使っても 用は足せるが、 効率的に進めるには機能よりも軽快性が重要。 今迄は UNIX 上で qiv でやっていたのだが、 ipod touch を使い始めてから qiv は jpeg 画像内の Exif 情報を読んで カメラの向きに合わせた表示をしてくれないことが分かった。 何か適当なビューワがないか探してみたが、 UNIX では GNOME 同梱だったり妙に大きくて鈍重なソフトウェア だったりでしっくり来なかった。 ふと、Windows 上で Picasa を使ってみた。 久々に使ってみたらその桁違いの速度に改めて驚愕した。 Picasa はウェブにアップロードする機能があるのが気になって 忌避していたのだが、 操作ミスしてアップロードを選んでしまっても アカウント認証で止められるようだ。 問題ないな。

プリキュアのコスチュームを トイザラスの広告冊子で見つけたムスメが 「キュアハッピーになりたい」と言う。 5000円。 価格そのものはまあいいんだけど、 コスチュームなんて着て外に遊びに行くものでもないし、 家の中でもそう何度も着るものではないだろう。 できればもっと簡単にゴッコ遊びができるようなものに誘導したい。 でも今は誘導しようと言葉をかければかけるほど 意思を固めてしまう段階だ。 暫くそっと冷ましておいた方が良いだろう。 ……と私は思うんだが、 カミサンとか義父母が半分説得、 半分本当に買ってやるべきか探るようにムスメに話し掛けている。 まあしゃあないか。 もし買ってやることになるのだとしたら、 カミサン達がやっているように何度も話題に出して ムスメの意思を固めさせた方が効果的で、 ムスメの喜びが大きくなる。 与えた物が「本当に欲しかったものだ」と思い込ませることが できるし、 「いい子にしてないとサンタさんが本当に欲しいものをくれないよ」 と躾けのエサにすることができる。


2012年11月17日(土)

ムスメは外で遊びたがったが、 残念ながら雨。 将棋倒し、お絵描き、紙ボール投げといった室内遊びを一通りした。 実家に行って昼食。 ムスメはうどんを1杯。

マンションの集会室で遊ぶ。 ここには持ち寄った玩具が置いてある。 ハムスターの家みたいなのを置いた人は何を考えているんだろう。 ハムスターがいなければ無意味な玩具で邪魔なだけだ。

プログラミングの世界はオープンソースソフトウェアという 文化があるので完成したコードを見る機会はそれなりに溢れているが、 今まさに書いている場面を見る機会はそれほど多くない。 自分以外のプログラマがどのような手順で コーディングを行っているのか。 ということで LiveCoding#11 at 京都。 20 分という限られた時間で物を 1つ作るというのがまず凄い。 javascript とか私が慣れていない言語だったので理解できなかったこともあるが、 凄い人の技術を垣間見れた。 ライブ感が楽しかった。 どうせ参加するならコーダーとして参加したいが、 私は見栄えのする適切な課題をあまり持っていないし、 そもそも私の技術はあのレベルにない。

参加者との話で「東龍でラーメン食う予定だ」と私が言ったら 「東龍の 2号店が近くにあるし、その隣にある一神というラーメン屋も 同じ系統の味で美味い」と勧めてくれた。 美味かった。

歩いて寮に向かう途中、昔住んでた下宿の前を通った。 建物の 8室、どの部屋にも電気が点いていなかった。

1997年、2回生、寮のクリスマスパーティ。 「ビジュアル系バンドしようぜ」 という呼び掛けに応じてドラムを叩いた。 元々技術がない上に練習しない、単純な 8 ビートしか刻めない 酷いドラマーだった。 ビジュアル勝負なのでモヒカンにした。 それまで半年くらい散髪せずに伸ばしておいて、 直前に剃って化粧した。 あまり写真撮ってなかったから 当時の写真は残ってないものだと思っていたが、 寮の某所から誰かが撮ったものが発掘された。 スキャンするために借りた。


2012年11月18日(日)

ビィヤントのカツカレー中辛大盛りを食った。 阿部総裁のカツカレー報道以来、幾つか食ってみたカツカレーでは 解消されなかった欲求が、ようやく充足。

キュアビューティーの変身セットを義父母が買ってくれたらしい。 クリスマスプレゼントということにした方が教育上は良いとは思うが、 それはそれで良しで何より有り難い。 4月に新しいプリキュアに切り替わる可能性もあり、 楽しめる期間が長くなるように、という観点もある。


2012年11月19日(月)

耳栓式イヤホンとして iPod touch 付属のイヤホンを試してみたところ、 耳が痛くならなかった。 成程、モノによるんだな。 装着部のサイズが重要なのだと思われる。 耳栓式イヤホンは耳かけ式よりも小さいので、 使わないときにポシェットに収納し易いのが良い。

会議が長引いてムスメのキュアビューティ姿を見損ねた。 残念。 明日からカミサンの検査入院もあり、 暫くチャンスがないと思われる。 まあ週末だな。 それまでにムスメが飽きていないことを祈る。

「Vimでカッコ系言語のカッコを色分けして見やすくする」を参考に、 vim で括弧の色をカラフルにして対応する括弧が同じ色になるようにした。 LISP 系の言語で最も力を発揮するだろうが、 Ruby でもそれなりに有効だろう。 角波丸括弧全てが対象かと思ったが、丸括弧だけだった。 まあそれでも助けになるだろう。 たぶん。 ということで最近なんか ~/.vimrc が肥大化する傾向。 ~/.emacs と比べて ~/.vimrc はシンプルという感覚があったが、 時代は変わるものだなあ。

top のかわりになる htop というコマンドを知った。 見易い。

X-Window system では キルバッファにある文字列を中クリックでペーストできる。 このペーストを Shift+Insert でできることを探し当てた。 (俺様Linux備忘録) 何年間も、どういうキーワードで検索したものか探し続けていたが、 結局「キーボードショートカット ペースト Linux」で見付かった。

リマインダ管理ツールを改善した。 日付を曜日ごとにカラー表示するようになって凄く気持ち良い。


2012年11月20日(火)

保育園の保護者間ネットワーク計画はゆっくり進行中。 今日は 2人同時に、アドレスゲットだぜ! 1対1よりも、複数人の場の方がこういう話をしやすいことに気付いた。


2012年11月21日(水)

「騙される奴が悪い」 というのは漫画なんかで悪党がよく言う言葉。 それに対して「騙す奴の方が悪い」という返しもよくある。

「公約を破るような人であると見破れなかった有権者が悪い」 という言い方もできるだろうか。 やはり「そのような公約を掲げる方が悪い」と私は思う。 しかしやはり有権者にも責任はあるだろう。 できもしない理想を謳いつつ現実として最悪の選択をするような者は どこにでもいるもので、 選挙というシステムを採っている社会では 有権者がそういう輩を振るい落とす責任を担っている。 有権者は公約で提示される目標地点がどれだけ美しいかではなく、 そこに至るために実現可能な手段が提示されているかで 判断しなければならない。

埋蔵金とやらが出てくれば全て上手く行くとか 素人目に見てもおかしい理屈ではあったが、 まあ悪意がなかったであろうことは分かる。 無能ではあるが。 冷静に見れば実現不可能なものを、 状況認識能力不足のために実現可能だと思っちゃったわけで、 彼らがそのことを信じ込んでしまっていたら もう仕方ないことだ。 そのような人が立候補することのないよう切に願うが、 「立候補するな」とは言えない。 言ってしまうと完璧な能力を持つ存在のみが立候補の資格を持てるが、 世界中の誰も不適格になってしまう。 あるいはまあ信教の自由みたいなもんとも言える。

地方自治体首長選挙のときに「国政に出るつもりはない」と言って いた人が、当選後その任期中に 「国政に出たい」とか発言することはどうだろうか。 キチンとした公約にはリストアップされていないかもしれないが、 候補者としての公的な発言だったと思う。 能力や現実で可能性が決まる埋蔵金云々と違って、 これは自分の意志だけで決まるものだろう。 表明した意志を覆すような輩であると 見破れなかった有権者が悪いのだろうか。 無茶言うなよ。 誠実そうに見えて嘘吐きなんて世の中にはゴマンといるし、 表面的にしかやりとりできない有権者と候補者という関係で 完全に見破れるわけがない。 この手の掌返しが平然と行われる世界であることを前提とすると、 有権者は裏切られることを折り込んでその上で 投票するということになる。 すると誰に投票しても同じになり、選挙の意味が失われる。 能力不足による反故よりも酷い事に私には思える。


2012年11月22日(木)

iPod touch で撮った写真はそんなに品質高くないので レタッチせず、選別のみ行うという方針で割り切った。 デジイチでレタッチ前後に行うディレクトリ分けとリネームする 手順をまとめたスクリプトを整備したらとても捗った。


2012年11月23日(金)

多数が、たとえば1万人が立候補することは制度上はありうる事だ。 もしそうなると候補者が多すぎて、 現状の公示・公報・投票といったシステムでは対応できず、 選挙を行うことが不可能になる。 その回の選挙は特例措置か何かで適当に乗り越えるとして、 その次の選挙くらいからは、 何らかの方法で立候補者を制限することになるだろう。 その方法がペーパーテストか何かは分からんが、 政党の流行で当選するような阿呆議員が減るかもしれん。 まあ同時に別の形の阿呆議員が生産されるんだろうけれど。


2012年11月24日(土)

例によって土曜日はカミサンが出勤。 ムスメへの娯楽提供として海遊館に連れていくという母の提案に乗った。 ムスメは熱帯魚のように小さくて綺麗な魚よりは 回遊魚のような大型の魚の方に興味があるようだ。 人混みに疲れてきたムスメはだんだん抱っこをねだるようになり、 さっさと出よう、という感じに。 疲れているだろうから最後の海月コーナーをさっさと過ぎたら、 どうやらムスメはクラゲが楽しかったらしい。 もうちょいゆっくり見せてやればよかったな。 何故クラゲが興味深いかというと、 ポニョでよく見て親しんでいたからではないかというのが母の推測。 なるほど。 ペンギンにあまり興味がなかったのも 絵本やアニメでペンギンに親しんでいなかったからかもしれない。

天保山の観覧車。 3歳から一人前で 700円かかる。 一人前の料金を課されたのはムスメにとって初めて、だろうか。


2012年11月25日(日)

大阪マラソンに出走する姉夫婦の応援。 合計 4箇所で会合に成功した。 最初の2箇所はムスメと母と行き、 そこでムスメは母に連れて帰ってもらった。 3箇所目は私一人で徒歩で。 4箇所目は 41 km地点まで電車で。 ランナーズ・アイというランナー追跡サービスが 非常に役立った。 義兄から借りたポケット Wifi の回線が切れ易いのか、 サイトアクセスが集中しているからか、 情報の再読込みに 10 回中 9 回以上失敗したが、 成功すればその地点をどれくらいで通過しそうな時刻がかなり の精度で把握できるので嬉しい。

人によって色々なやり方がある。 コミュニティにおいては 自分以外の人がどのような考え方をしているかを探るのが大事。 話し合いをして決めるのが一番精度が高いが、 全ての事項を前もって話しておくのは無理だ。 個人個人が普段どのように行動するかで推し量る というのがまあ妥当な線だろう。 基本は他人よりも自分に対して厳しくし、 自分が他人に対してやっている以上の事を他人に要求すべきではない。


2012年11月26日(月)

あ、供託金か。 忘れてた。 現状でもこれが数への抑制力として働いているし、 コスト増加を補填できるわけだな。 指摘感謝。

査読やっつけ。 内容はありそうだが、英語が酷い。 逆にいえば、あのレベルの英語でも投稿する人はいる。 私が書く論文も割り切ろう。

一日履いた靴を直後に靴箱に仕舞うと靴箱の中で乾かすことになり、 靴箱全体が湿けたり、他の靴も臭くなったりしそうな気がする。 しかしカミサンがそれを気にしないということなのでそうすることにした。 まあ靴がカビるほどのことにはなるまい。 私の実家は毎日使う靴はわざわざ仕舞わず、 義実家も勝手口に靴箱がなくそのようにやっているみたいなのだが、 カミサンは毎日仕舞わねばならないという観念をどこから身に付けて来たのだろう。 靴箱に仕舞わない文化の人間から見れば、 毎日片付けると毎朝靴を出す手間が増えるように見えるんだけどな。 まあカミサンがやってくれてる家事に比べたら大した手間では 全くない。 物理的な手間ではなく精神的な快適さを重視すべきだ。

帰って夕食、ムスメとちょっと遊んでから走りに出る。 PiTaPa マイスタイルでタダで乗れる京橋まで電車で行って、 そこから東へ向かい、 鶴見緑地へ。 鶴見緑地の庭園は以前走って楽しかったのだが、 夜中は門が閉まってた。 残念。 せっかくなので長堀鶴見緑地線終点の門真南駅まで足を伸ばして、 そこから京橋に向かって走り、京橋から電車で帰宅。 なお、ノート PC を背負って走っているので 地下鉄に乗っている間も何かしら作業ができる。 今日は約 15 km を 1h53m。 レースの目標タイムが 1h50mなので、 同じ時間で 6 km 余分に走らなければならない。


2012年11月27日(火)

ハサミやノリ使う練習が『たのしい幼稚園』にあって、 ムスメが喜んでやっている。 なるほど、そういう発達段階か。 『たのしい幼稚園』は 4,5,6歳向けで 3歳のムスメにはやや高度な内容も含まれているが、 まあムスメは平均的な3歳児よりも発達が早そうだから 問題なかろう。 初めてハサミに触れる子供に対しては気楽に楽しく色々な経験だと 思ってさせた方が良いだろう。 大人の感覚だとついついミスらずに正確にしよう、 させようと思ってしまう。 ハサミは右手で正しく持って、 左手で紙をしっかり持って、ハサミが切り取り線から はみ出さないように切るとか。 でも間違ってもいいんだよ。 正しいやり方しか知らないと、 どうしてそのやり方をすべきかが実感として理解できない。 ある程度間違ったやり方を経験し、 その結果正しいやり方がより良いことを実感する方が 教育効果は高い。 雑誌は 650円 100ページくらいのもので 紙1枚分失敗しても高が知れているし、 そのページの作業が成功しても失敗しても減価償却は変わらん。

先日からのネットワーク障害。 完全外部のインターネットと研究室内ネットワークには 接続できるが、 学部、学科といった学内のネットワークに繋がらない。 業務遂行上緊急性が低く最低限問題ないので後回しにしていたが、 月末までに会計処理を済ますために必要なので仕方なく取り組む。 結構手間取った。 今回のつまづきを解決した要点は、 PC を用意して 上流から順に問題がないことを確認していくこと、 https サーバには https と明示してアクセスすること、 ルーティングループというのがあるということ、 RIP を切るということ。 あーつかれた。 何とか終電に間に合った。

ムスメの痒み対策で買ったハイドロコロイドは 大面積を覆うものなので、指先の傷には適当ではない。 買ったころにはムスメの痒み騒動も収まってしまっていて 使う機会がなかった。 そのため適用がよく理解されず、 カミサンに「変な奴」と言われるのも仕方ないことだ。 結果的に私も使ったことないからな。

朝出る前のムスメが『おかあさんといっしょ』ではなく 民放の情報番組を見たがった。 めずらしいな。 見ているとイイカンジに不愉快になれて興味深かった。 「夫が家事を手伝うつもりがないか」と夫と妻に質問し、 夫が 30 %, 妻が 60 % とか。 定量性はともかく定性的には全く当たり前の結果だ。 手伝う気持ちがあって行動することと、 それを他人が評価することとは別のことだ。 たとえば妻の為を思って食事を作るということも、 妻が望まない事だったら妻にとっては「手伝っていない」 と見做されるかもしれない。 こんな当たり前のことに対して番組の構成は 「男性は主婦のことを分かってないわー」 という感じだった。 だいたい 8:30 頃の番組。 そのくらいの時刻には夫が会社員として出勤して 出た後である家庭が多かろう。 メインの視聴者である主婦から 「そうだわー、やっぱりだわー」という 共感を引き出したいのだろう。 お客さんである彼女らにインスタントな快楽を与えて インスタントな利益に結び付けるというのは商業として正しいとは 言える。 さて、データは本質的に当たり前のことを反映しているだけなので、 逆に「妻が夫の望む通りに家事を遂行していないか」 という質問をすれば数値は反転するだろう。 そういう数値を出しても番組の主張は男女を置き換えたものに ならず、「男はワガママだから」というように番組を作りそうだ。 否定形の質問にするというのも作為がありそうで嫌だ。 「そう思っている主婦が多い」ということで 共感を呼び易い形でデータを作りたかったのではなかろうか。 「つもり」と意識の問題にするのも嫌だな。 夫は自分の心に聞けるが、妻は推測しかできない。 どう考えても夫のデータの方が精度高いだろ。 これはたぶん「手伝っていないか」という質問だと 「ゼロではないので『手伝っていない』とは答えづらい」 となり、望む偏向データが得られないからじゃなかろうか。


2012年11月28日(水)

ローカルネット内の稼動ホストを リストアップしてやりたい。 ping 打ち捲ってやればできる筈だが、 タイムアウトとかスレッド化とか面倒。 「こんなの誰か作ってるだろう」と気付いて 少し調べてみたところ、nmap というツールを知った。 なるほど、よく切れるナイフのようなツールだ。 私は基本的なコマンドを比較的よく知っていて、 「あれとあれを組み合わせれば目的を達成できる」とある程度 自力でやる方針を立てられる。 そこでプログラムを作ってしまうことがよくあるが、 誰かが作っている物の方が高品質である事の方が多い。 作る前に調べるように心掛けよう。

査読では非ネイティブの初稿のような文法間違いの入った原稿が 結構来る。 そんな査読をやっつけた後は自分で論文を書いて concise な英文を作るのが楽しい。 このメソッドは使えるな。 「自分の英語は読める」という要素もあるが、 そんなわけわからん英語よりもよほど私の英語の方が読み易い。

大学の上流ルータは MAC アドレスを記憶するのか、 下流ルータを交換しても暫くの間は ネットワーク接続が不安定になる。 ルーティングテーブルの更新情報がネットワーク上を滞留する、 というのも関係しているのかな。


2012年11月29日(木)

「理屈」(1)物事のすじみち。道理。(2)〔国〕自分を有利にするために考えだした、道理にあわない理由や理論。(漢字源)

上記のように複数の意味がある。 1つの言葉に「道理」と「道理に合わない」という 背反する意味があるのが面白い。 他人と意見が衝突した時、 前者の意味の理屈は大事。 その人がどう考えるのか理解する情報になる。 その理屈の正当性があるかどうかだけが問題で、 正しい理屈ならそれを認めるべき。 後者の意味ならその理屈に反論すべき。

「理屈をこねるな」という叱り方を私はあまりしない。 「結論ありきで理由を適当に探してきたな」 と後から気付く事もあるけれど。 たぶん「その理屈ではここがおかしい」という 指摘の仕方をするからだろう。 「理屈をこねるな」という叱責の仕方をする人は その理屈のおかしな点を明快に説明できないのかもしれない。

人間は真の客観を持てないので、 何らかの意見に触れた際に それが 2つの意味の「理屈」のどちらに属するか を完全に識別することができない。 学生が何かしら理由をつけて研究をしないことに対して 「卒業したいなら研究しろ」ということも、 教員からしたら道理に適ったことであるが、 学生からしたらそうであるとは限らない。 彼らが表面上は「卒業したい」と言っていたとしても。

叱って伸ばす、褒めて伸ばす、とよく言われる。 しかしこれを使い分けることは難しいと思う。 一対一ならまだできるかもしれない。 しかし複数人を相手に教育する場合、 人によって対応を変えると不平等感を生み、 教員に対して不信を抱かせることになりはしないか。

ムスメのお迎え、帰宅、夕食、ムスメと少し遊びながら休憩。 それから走りに出る。 今日は PiTaPa でタダで行ける谷町線南限の喜連瓜破まで 電車で行ってみたが、 谷町線南向きは失敗だった。 電車が混んでて座れず、PC 作業ができなかった。 そこを起点に走ったが、体調もイマイチであまり走れず。

体外受精って保険適用外で 20万くらいするんだな。 病気や怪我じゃないので保険の適用になるのは確かにおかしい。 でもなあ、少子化を問題にするのなら、 行政で支援するべきじゃなかろうか。 「子供手当てがあるから子供を産もう」という人よりも、 「子供が欲しいけどできない。けれど体外受精は高い」という人の 方が多い気がする。


2012年11月30日(金)

論文執筆楽しい。

ムスメは「〜〜だから〜〜」という言葉遣いを覚えたようだ。 「から」を4つ以上も繋げてしまって自然な日本語ではないが、 大きな進歩だ。

帰宅してテレビをつけたらドラえもんをやっていた。 チャンネルをそのままにしていたらクレヨンしんちゃんだった。 夜、ムスメと寝室に行ったカミサンが私の部屋にやってきて、 言った。 「しんちゃんは見せちゃダメ。おしりダンスをする」。 うん、分かった。


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