きづき(日記)

きづき、またかんがえたことをしるす (いっぺい)
Last-modified: 2012/09/21 12:18:51.

2012年08月01日(水)

口を開けたまま(口で空気を止めずに) 鼻かみや耳ぬきができないことに気付いた。

「夕方雨が降り出す前に虹がかかっていた」という情報から 「雨は東からやってきた」と推測できる。 夕方なのだから太陽は西にあり、 虹が出るので太陽のある西方の空は晴れている。 虹は太陽と反対の空に出るので東の空に水滴がある。 そのあと雨が降ったのだからその水滴は雨粒であり、 雨雲が風に乗って東からやって来たと推測できる。

ムスメが横になって、「おとうさんのまね」と言ったらしい。 「ダラダラする真似をさせないように、 常にしゃっきり立っている」という方針は無理がある。 まあ確かに私がダラけて寝転がっている場面が 全くないとは言えないのでその部分は削れるが。 ムスメから見れば、ダラけて寝転がっているのも、 ムスメと一緒に寝るために傍で横になっているのも、 点耳薬使用後 10分間横にならなければならないのも、 見分けがつかないんじゃないかな。


2012年08月02日(木)

試験監督。

「せんせいがようちえんいややいうた」。 ムスメ語翻訳スペシャリストのおとうさんは、 きっと 『いやいやえん』 のことだと推測。 カミサンはこの本のことを知らなかったようだ。

「てんめちゅー」すなわち点滅がムスメのプチブーム。 言ってみた響きが好きみたい。 街を歩いていると歩行者信号の青が点滅したり、 地下鉄の電車の現在位置の表示など、結構点滅表示がある。

iPod touch はムスメの玩具と化している。 夕食時、いつまで経っても食卓に来ない。 これは疲れてるときによくある状態。 カミサンがどんだけ言ってもムスメが言うこと聞かないので ムスメの iPod を取り上げた。 カミサン GJ。 そのあと、食後もペナルティとして 「今日は iPod 使えないよー」 ということにしといた。 ついでに「お父さんも使えない」ということにしといた。 ムスメは優しいから、 自分のせいで他人も迷惑をかけるということが きっと心苦しく感じることだろう。

ムスメに iPod を使わせてると、 全てのアイコンをフォルダに入れられる。 子供のやりたがることだし、 これくらいのことで禁止事項を作りたくないので仕方ない。 暫くはどのフォルダに何が入ってるか探しながら使おう。

iPod で絵本を見るという要求があるが、絵本探しは簡単ではない。 絵本は普通に著作権コンテンツだ。 買うか、版権者が配布しているのを見つける必要がある。 いずれにせよ探すのは自分でやらなければならない。 見つかった物がムスメにとって適切かつ好みのものであるとは 限らない。 与える親それぞれで適切と考えるものが異なるので、 基本的には個人個人で探すべき。 自分で絵本をスキャンするという手もあるが、 それもあくまで自分でやらなければダメ。 私もやるが、カミサンの好みに合致するものはカミサン自身が 探さなければならない。 また、ムスメに絵本を見せたいという気持ちはあるが、 基本ムスメの好きに任せるしかない。 無理矢理読ませるのは良くない。 探したものをムスメが読まなかったとしても泣かない、 という心構えがいる。

UTF8 で TeX がコンパイルできるようになっていたようだ。 手前で無理矢理 nkf 変換して、 みたいな変なことをせんでいいみたい。


2012年08月03日(金)

プレートの動きに引き摺られて蓄えられているエネルギーが 解放されて地震となる。 この蓄積されたエネルギーを人為的に小出しにすることは できないだろうか? 技術的にはいつの日にか可能になるかもしれないが、 政治的には無理そうだ。 小出しにした小さな地震であっても、 それで壊れる建物が生じる可能性があるし、 その人が人為的に小地震を起こした人の責任と見做すかもしれない。

「コンピュータープログラミングは数学と英語を足したようなもの」 という初学者の発言を見て、なるほどと思った。 厳密には正しくないが、 初学者を救う方法を考えるヒントになりそうだ。 そもそも「プログラミングとは何ぞや」というイメージが さっぱりわかない人が一定数いるわけで、 その何割かずつでもイメージをつけられるガイドを 何種類か用意できたら良いな。 料理のレシピとか、中国人の部屋とか。 しかし、分担の授業ではそういう工夫がしにくいんだよなあ。

先週のムスメの病状は熱性痙攣と聞いており、 私はそれを熱中症の症状のことだと思い込んでいたが、 どうやらそれらは違うもののようだ。 ともかくムスメに疲労などの何らかの病原があったのは確かであり、 それを深く確認せず外出させた私の責任は重い。 今後より一層注意深くなろう。


2012年08月04日(土)

ムスメは少々調子が悪いようで、 昨夜は寝ながら泣いたり、オネショしたりだったらしい。 8:00 に目覚めて泣いたりした。 もう少し寝かせた方が良いのかとも思ったが、 「ごはん食べる?」と聞くと「はい」と答えた。 空腹だったようだ。 朝ごはんをゆっくり食べた。

マンションの共用テラス的空間にビニールプールがある。 そこでプール → シャボン玉のよくばりコースを 2セットほど遊んだ。 ムスメがシャボン玉を吹き「しゃぼんだま、やっつけてー」と言う。 無数のシャボン玉を、私がパンチで潰してやると喜ぶ。

売り物のシャボン吹きの筒には、側面に穴が空いている。 吸ってしまったときに誤飲を防ぐ機能と、 強く吹きすぎたときに圧力を逃がす機能のためだろう。

ムスメの熱中症対策として塩分が必要。 ならばスポーツドリンクだ。 粉ポカリならば 1L 用で 80円で牛乳よりも安い。 初めてポカリを飲んだムスメは、 『ダンスウィズウルブス』で初めて砂糖を舐めた ネイティブアメリカンな表情をしていた。 一心不乱に飲んでいた。

実家で母と遊ぶ。 ムスメは机の前に座ってらくがき帳を広げ、 右手にクレヨンを持った状態で「おえかきする?」と訊く。 訊く間でもなくする気まんまんじゃないか、と思うのだが、 これは周囲の大人に許可を求めているのだろう。

実家で昼食のヤキソバを頂こうか、というところでぐずり出す。 見るからに眠そう。 母が布団を出してくれたが、どうもムスメは実家で眠れないようだ。 ムスメが自分で「おうちかえってねる」と言い出した。 私の目論見としてはムスメは実家で昼寝させ、 世話を母に任せて私はプログラミングの読書会に 行こうと思っていたのだが、 ここまではっきり意思表示されると仕方ない。 帰って一緒に寝る。 ちょっと前までお昼寝時間がだんだん遅くなっていて、 16:00 頃まで昼寝しないこともあったが、 今日は 12:00 頃に眠くなっていた。 保育園のお昼寝の時間がキッチリ決まっていたりして、 そのサイクルを体が覚えているのかな。

ムスメが私と昼寝する時は、 仰向けに寝転んだ私のお腹の上にムスメが乗って寝る。 ムスメは仰向けになることが多いけど、たまに俯せのこともある。 1.5 時間くらい寝たところで、ムスメの目が覚めた。 昼食がまだだったので食べさせる。 急がせず、ゆっくり食うのに任せたので 30分以上かかった。

この感じだとプログラミングの読書会に行けそうなので、 そこで母に預けて出発。 読書会のあと、主催者さんの家で淀川の打ち上げ花火観賞。


2012年08月05日(日)

墓参り。 墓石の手前側にある窪みの利用方法について、 我が家は水を入れ、 義実家は野菜を刻んだものを入れ、 義兄の実家は何も入れない。 面白いな。 義実家の場合は多分、墓が家から徒歩10分くらいの位置にあり、 盆中毎日お参りする。 なので最後にキチンと片付けられるので そういう事が可能なのだろう。 我が家は墓まで車で行く距離であり、 一度お参りしたら次のシーズンまで行かない。 何か供えても片付けられないので こういう形態に落ち着いたのではなかろうか。


2012年08月06日(月)

ブロッコリーはぼちぼち成長している。 最初に撒いた種の数は 30くらいで、発芽したものはその半分くらい。 キチンと間引くべきなのだが、私の「なんとなくもったいない病」が 発症して増設プランターに植え替えたりして 間を確保している。 もう少ししたら本格的に間引かんとあかんやろなあ。

ペットボトルから直接水を注ぐと水の塊が大きいために 土を剥してしまう。 特に根っこ近くに水を当ててしまうとまずい。 ジョーロはこれを防ぐための器具だったか。 買っても良いが、もし栽培に飽きてしまったときに 捨てることになり、 その時に心に呵責を感じてなかなか捨てられなくなりそう。 ペットボトルに穴をあけて自作する手もあるが、 軽すぎるので風で飛ばないように一工夫が必要か。 まあ買うべきなんだろうな。 元々 数年が寿命のものだろうから捨てることになっても気にしない。 作業コストの節約の方が数百円よりも大きかろう。

指揮官に最も求められる仕事は作業全体の効率を上げること。 そのためには自身が率先して作業するよりも、 全体のプランを提示することを優先すべき。 そうしておけば部下各自がそれぞれ最適と考えられる行動を 取ることができ、 全体の時間の短縮が見込める。

今の研究体制では自分の研究を魅力的に見せる努力する気にならないが、 将来的には何かしらあるべきだ。 可視化ツールを何とかせんとなあ。

研究費で iPad を買った。 iPad を始めとしたタブレット PC は 入力よりも出力を重視した構成のマシンと言える。 入力専用デバイスであるキーボードを省いて 入力の快適さを犠牲にし、 代わりに携帯性を向上させている。 PC の用途では入力よりも出力の比重が大きいことに注目して その非対称性に最適化した構成だ。 これはインターネット接続において アップロードよりもダウンロードの方が大きいことから 速度を非対称にした ADSL と似ている。

私にとって iPad はノート PC の完全な代替にはならないな。 物書き作業はブラインドタッチできなければストレスになるため、 見ずにホームポジションを認識できることが必要。 iPad は一本指タイピングで間に合う程度の作業には便利だけど、 キーのポッチがないため執筆マシンには向かない。


2012年08月07日(火)

大学に来たら Windows PC が死んでいた。 電源スイッチ入れても BEEP すら鳴らず BIOS に辿り着けない。 マザーかな。 余り PC のマザーを持ってきて差し替えたら そのまま旧システムの Windows が起動した。 さすがにデバイスは動かなかったが、 ドライバを持って来たらそのまま動いた。 へー。 昔はマザー差し替えしたらブルースクリーンになって 起動すらしなかったものだが、大分ラクになったな。 Windows の再インストールも昔は年に数回とかだったのに、 今やほとんどしないしな。

もっと仕事をやっつけるようにせんとなあ。 「どうすると最も美しくなるか」に対する執着が強すぎるようだ。

携帯電話で打ち込んだメモを PC にメール送信ということを よくやるが、これを iPod touch でやるのは不適。 携帯電話だといつでもどこでも即座にメールを送れるが、 iPod touch だと無線 LAN が使用できる場所でなければならないため、 研究室や自宅に着いたときに転送するということを覚えていなければならない。

iPod touch と携帯電話の両方を持ち歩くのなら iPhone でいいじゃんとも思う。 が、やっぱり通信料金が気になる。 キャリアの情勢がどうなるかにも依るし、 とりあえずは妥当な戦略だっただろう。

昔の SONY とかが得意としていた小さくて凄いデバイスという分野は 完全にアップルに取られたな。 今の SONY は半分金融屋だ。 物を作って売ってそれで金を得るよりも、 金を転がして金を得る事を是としたのだろう。

液晶保護フィルムは気泡が敵。 気泡を防ぐために風呂上がりの風呂場で貼るのが良いと 聞いたことがある。 この理由は湿気が有効なのだろうと何となく思い込んでいた。 しかし、 水滴と一緒に空気中のホコリが落ちてしまっていて 作業中に液晶とフィルムの間にホコリが入りにくい、 という事の方が大きそうだ。


2012年08月08日(水)

iOS の成功は優れたユーザインターフェイス(UI)の提供による所が 大きいだろう。 日本の「ものづくり」の敗北の最大の要因はこの点ではなかろうか。 日本のメーカーはいつだって UI を軽視している。 いつだって機能を追加する事ばかり考えていて、 機能を絞ることで顧客の利便性を図るという考え方がない。 テレビのリモコンとかその最たる物だ。 ソフトウェアとしての善し悪しは別として、 Windows, Mac OS などは少なくとも UI は優れている。 まあこの観点では、UNIX は UI が優れているとは言い難いけれど。

変更のコストで一番こたえるのは 使用する人間がその変更に追従するのにかかるコストだ。 その時間には精神的苦痛も伴う。 製品の単純な機能と UI との違いはこの辺。 UI は人間が直接触る部分なので、 変化はそのまま人間が追従するコストに直結する。 かといって以前と同じ物を作り続けていても発展がないし、 他者が作ったものと似た物を作るとパクリだと言われたり 特許に抵触したりする。 まあ機械とか電気電子にくらべれば人間工学的な分野というのは 若い分野なので、 これから 5年くらいは UI が市場の焦点になるかもしれない。

UI の次に焦点になるものは何だろうか。 ぼんやり考えてみた。 UI はデバイスに規定される部分が大きい。 たとえば視線入力デバイスとかが出てくれば全てが変わるかも しれない。 UI というのは機械と人間の仲立ちをするものであり、 入力と出力がある。 機械への入力は人間からの出力だ。 まずこれまで通り手指を使うデバイスの他、 先に上げた視線入力デバイス、 発話くらいだろうか。 機械からの出力は人間への入力だ。 人間にとっての入力は五感と呼ばれるものがメイン。 視覚はディスプレイ、聴覚はスピーカーであり、 汎用用途ではこれら以上のものを作るのは難しいだろう。 味覚・嗅覚は物質の消費が前提となるだろうから デバイス向きではない。 残りは触覚か。 クリック感があるタッチパネルのニュースが最近あったな。 USB オナホールなんかは既に出ている。 5年後から20年後くらいの範囲を見据えたらこの辺の研究が 有効かもなあ。

第一次産業の食料生産がなくならないように、 第二次産業のハードウェア作りもなくならない。 日本にとって中小企業的な零細的な生き方も ありかもしれない。

紙の本と iPad のようなデジタルガジェットの耐久性は質が違う。 紙の本は防御力が低く HP が高いキングスライム、 iPad は防御力が高く HP が低いメタルスライムで喩えることができる。 紙の本は強烈なダメージでも一撃では死に難いが、 折れ曲がるなど少しずつのダメージでも確実に蓄積していく。 iPad は一回の会心の一撃で致命傷を受けるが、一定以下の威力ではダメージにならない。

ムスメを見ていると、 「紙の本ではなくデジタル書籍でも不自由なく生きていくのだろうな」 と感じる。 なら私の手持ちの絵本もスキャンしてしまうかな。 紙の手触りは失われるが、 ムスメが触っても汚れたり痛んだりしないので 今からでも自由に見させられる。 デジタルガジェットは 5年後とかにはまず間違いなく買い替えているが、 デジタル化したコンテンツはその時にも有用だ。 紙の本だと ムスメが汚したり痛めてしまいそうで一人で読むのを任せるのが憚られる。 でも絵本を最も見せたい時期が今なのに、 この時期に見せないようなインセンティブが働くのはダメだろう。 一時、『まんがサイエンス』など教育的な漫画をスキャンせずに 置いていたこともあるが、 世界がこのように変革していくのならそれは要らぬ 気遣いだったということだ。 ということで手持ちの絵本もスキャンしていこう。


2012年08月09日(木)

ムスメはハナクソをほじれるようになったらしい。

穴に水圧がかかると、水はその壁面に垂直な方向に出ていく。 ペットボトルの底に穴をあけて如雨露にしてみたが、 凹んでいる部分から出る水が、 凹面鏡のように一箇所に集中する軌道を描いて土を穿った。 この如雨露を思いの他ムスメが喜び、風呂場の玩具としても活躍している。

「おとうさんみどりいろ、とわちゃんきいろ」。 Windows アカウントのアイコンの色のこと。 PC を起動した状態から、ムスメは自分のアカウントを選んで ログオンする。 ムスメのアカウントはブラウザが自動起動するようにしてあり、 ホームページに幾つかの youtube 動画への直リンクを置いてある。 私に聞きながら、どれかの動画を選んで youtube を見る。 一度 youtube に入ったら、 動画再生後の関連動画から次の動画を選んで適当に好きなのを 見ていく。 やはりミッキーマウスは鉄板。 英語でもスペイン語でもイタリア語でも気にせず見る。 英語に限らず、色んな発音に触れるのはとても良いことだ。 あと昔で言うネルネルネルネのような遊ぶお菓子の類の実演動画も 喜んで見ている。

ビラの目的は情報を伝えること。 だから必要な情報を伝えないビラは意味がない。 同時に分量に制約がある。 全ての情報を盛り込んだとしても、 ぶ厚くて持ち歩けなかったり、そもそも読み切れない分量だったら 受け取った人の利便性を損う。 情報と分量のバランスでどこまで盛り込むかが決まる。 その際、紙というデバイスの形態から 1, 2 ページと 4 の倍数ページ が区切りになる。 バランスではなく、分量ありきで情報を削ぎ落とすのは 手段と目的を取り違えている。


2012年08月10日(金)

ここんところムスメがお寝坊さん。 8:30 に起きてしまうと、出かけるのがかなりギリギリ。 今日も遅刻気味。 遅刻しないようにするためには早く出れば良い。 うん、分かってる。 個人的にはギリギリに気を急かしながら行くのが嫌いなので 早く出たい。 でも、問題はムスメだ。 できるだけ強い口調で急かしたり叱ったりしたくない。 なので急かす言葉は最初はゆるやかに、徐々に多くなっていって どうしても間に合わないその瞬間に MAX になる。 余裕を持って出発するということは、 急かす強さの上昇曲線を前倒しにするということになる。 理屈では全て 10分早くしても言葉の総量は大差ないことになるが、 親心としてはどうしても「この10分の間にムスメがちょっとでも 自発的にやる部分があるのではないか」と思ってしまう。 だから余裕を持って出発するというのは不可能に近い。

私は気を急かしながら行動するのが嫌いなので、 移動するときは結構余裕を見て出発する。 自分の行動指針を今まで特に意識したことはなかったが、 私にとっての最適値に自然に落ち着いたのだと思う。 気が急いていると「遅れたらどうしよう、次はどうする」 といったことに頭の中が占有されるため、 他事を考えることが出来なくなる。 余裕があれば移動中も他の何かを考えたりできる。 何かを考えられるということに価値を見出しているわけだ。

プール使用中止。 先週の風邪もあって、丸々2週間泳げなかったな。

液晶ディスプレイ (LCD) で論文を見ると解像度が不十分で 文字が滲む。 プリンタで打ち出すと文字がクッキリなめらかなので、 研究室に居る時でも一々紙に打ち出したい気持ちが生じていた。 iPad は LCD よりも解像度が高く、 PDF の線がとてもシャープに見える。 とても見易い。 たぶんコントラストも強くしてるんじゃないかな。 紙に対してほとんど遜色ないのでわざわざ打ち出さなくても十分。

TED の動画に日本語・英語字幕を hardsub して再エンコしたものを iPod touch で再生できた。 家の PC の iTunes ではなんか登録できなかったところ、 研究室のでは登録できたので、そこで USB ケーブルで繋いだら転送できた。 さて、この状態でポケットに入れて廊下を歩いたり キャンパス内をプールまで歩いたりしてみたが、 十分使える。 ビデオから動画再生するとエンドレスリピートできないが、 ミュージックから動画再生するとできた。 これでいいや。

iPod touch を ポケットの中に入れておくと、 操作面に布が触れて誤操作してしまうことがある。 動画再生したまま誤動作防止したいので調べてみたが、 それっぽい情報が見当たらない。 眺めていて、ふと気付いた。 背面に取り付けている保護ケースを 反対側の前面に取り付けたらいいんじゃね? やってみて大正解。 美しい。

ムスメは英語の数え方が好き。 今「いっぽんでもにんじん」の合いの手が 「one! two!」になっている。

習慣でムスメがウンチしたあともお尻をシャワーで流していたが、 今はもう大人がするように紙で拭くだけでも良いということに 気付いた。

ムスメが iPad で音声入力の方法を見つけた。 これ、英語の発音の練習に使えそう。 right と light とか。


2012年08月11日(土)

エアコンかけてるからムスメも大丈夫だろうし、 横で寝ると衣擦れの音でムスメが起きるかもしれんので 別の部屋におった方が良いという考え方もあるかもしれんが、 私は怖い。 痙攣したときに大きな音や声を出せるとは限らない。 万一ムスメが痙攣した場合に暫く気付けなければ命に関わる。 何かがあった時にすぐに気付ける態勢にしておく事がとても大事。 最大のリスクに比べれば、 起こしてしまうというリスクの何と小さいことか。


2012年08月12日(日)

私が日記を書くスタイルとして、 段落の第1文が体言止めになっていることがしばしばある。 そこで言いたい事を宣言する感じで、 セクションタイトルに近いイメージなのだろう。 この場合、 段落にタイトルつけることを規定するとよりスマートになりうる。 しかし実際はタイトルを付けられない段落もあるため、 それを規定すると却って困ったことになる。


2012年08月13日(月)

カレーにゴーヤは失敗。 感じた苦みに、 「暑いし、ひょっとして腐っているのでは?」と不安になる。

「相撲がオリンピックにあればだな」 という『県立地球防衛軍』の盛田の台詞に、 柔道があるのに何故相撲はないのは確かに不思議だと子供の頃思った。 これはオリンピック競技にするにはスポーツ化する必要があるということ。 スポーツ化するということは相撲が持つ伝統的な様式を破壊せねばならない。 それを捨てたら相撲じゃなくなるので相撲はオリンピック競技にならない。 2ちゃんまとめブログで、オリンピック競技になったとしても、 今の強い力士は外人力士ばかりなので日本ではメダル取れなさそう、 という意見を見た。 これも納得。


2012年08月14日(火)

カレーはちょっと味が落ち着いて来た。

私が洗い物をしていてカミサン茶碗を欠いてしまうことが続いたので、 東急ハンズで茶碗を買ってみた。 陶器の茶碗の他に木製の茶碗があった。 これもメタルスライムとキングスライムの類推がつけられそう。

同窓会の打ち合わせで、先生に渡す色紙に先生の名前を書く仕事。 気後れして誰もしなかったので、 さっさと終わらせるために私が書いた。 私は字が上手ではないものの、幾つか意識すべき点を知っているので まだ見れる字が書けたと思う。 一度試し書きする、丁寧に書く、バランスを取る、 びびらず一気に線を引く、止めと払いを意識する。 これらの多くが漫画を描くことから学んだ事。


2012年08月15日(水)

同窓会関係の連絡やら下準備やらで時間消費。 仕事進まず。


2012年08月16日(木)

今回のカレーは失敗だった。 昔より腕が落ちたんだろうか。 一度何も工夫しない、ルーの箱に書いてあるレシピ通りのカレーを作ってみるべきか。 というより、保存性が悪くなるのを覚悟しつつ水をもっとぶちこむべきなんかも。 味が濃すぎるのも良くないだろう。

階段は下方向にこけたときに被害が大きくなる。 ムスメがこけたとき、 体格の大きな私が下にいれば支えることができる。 私がこけたとき、ムスメを巻き添えすることは避けなければならない。 なのでムスメやヨメと歩いていて階段がある場合、 私が下方に位置するようにムスメには教えている。 すなわち登り階段ならムスメが先に、下り階段なら私が先に。 その甲斐あって「とわちゃん、さき」、「おとうさんがさき」と キチンと言うようになってきた。

ムスメと手を繋いで歩いていると、 下りエスカレータが微妙に怖い。 上記のルールに従えば私が先にエスカレータに乗ることになるが、 ムスメがエスカレータに乗るのにまごつくと 繋いだ手を引っ張るような形になってしまいかねない。 ということで下りはできるだけエレベータか階段を 使うようにしている。

新しいテーマで研究を開始する。 珍しくキチンと調べものをして勝算を見積った。 いけそう。 この段階から論文をデータベースに登録し、TeX で草稿を書き始めた。 これも上手く機能しそうな手応え。

マンション玄関フロントにいるおねえさんに ムスメはなかなか「ただいま」と言えなかった。 しかし今日は言えた。


2012年08月17日(金)

保育園の送迎で、 一応毎回ムスメに「リュックを持つかい?」と聞いてみることにしている。 ムスメが自分で持つことはあまりないが、たまに持つ。 持ったときに「背負ってみるかい?」と聞いてみるが、 まず背負わない。 なんと今日はリュックを持ち、さらにリュックを背負った。 嬉しかったので写真を撮った。

プールの水かえ、2週間の風邪、臨時使用停止があったりして、 随分間が空いた。 プールの水かえはオープンキャンパスや盆休みにして欲しいが、 まあ今やってるのが一番効率的な時期なんだろう。 1時間で 2.5 km 泳ぐ。 100m あたり約 2.4分。 残り 600 m で 1分押しのところから、30 秒余らせた。


2012年08月18日(土)

高校の同窓会。

参加人数 100人規模の会の幹事の一人だったので結構大変だったが、 隙間隙間で色々話して楽しかった。 高校時代に一度も話したことない人とも話したが案外滅法面白かった。

高校時代は私も一応思春期だったので憧れていた女性もいた。 同窓会に来ていたので少し話した。 なんつーか、甘酸っぱい。うん、実に甘酸っぱい。 なんかな、2 次元キャラに対する萌えみたいな、 顧客の要求を満たすために純化されたギャルゲーキャラから受ける萌え心みたいな感覚。 たぶん私がその人のことをよく知らないからこその感覚だと思われる。 生身のカミサンを好きな気持ちとは別の感覚。

二次会までは幹事の仕事、 そのあと有志の三次会まで行って、終電間際になったので帰宅。 他の人は終電のあとも飲んでたらしい。 元気だなあ。


2012年08月19日(日)

ムスメとプール遊びのプラン。 しかし、マンションのテラス的空間のビニールプールが日曜日ダメだという話でダメになった。 そこでカミサンが唐突に思い付いた。 市営プールに行けばいいじゃない。 「大賛成!カミサンの水着姿が見られる!」 と超楽しみだったが、結果無理になった。 超残念。 カミサンもムスメと一緒にプールに入れず残念そうだった。 ともあれ、私とムスメでプール遊びした。 楽しかった。

喫茶店でランチを食べる。 ムスメはあまり食わなかった。 塩味、香辛料が強い大人向けの味付けだったからかもしれん。 とりあえず飯屋の方針が固まる。 できるだけ私とカミサンで別の傾向の食い物(e.g., 米と麺とか)を頼んで ムスメの選択肢を増やすということ。 ○○セットみたいな感じで皿数が多い注文の方が好ましい。

午後は公民館的施設で市民コンサート。 到着直前にムスメは寝入ってしまう。 まあ仕方ない。 始まったらムスメは結構見ていた。 ムスメは手を叩くとかの「一緒にやろう」系の行動がかなり控えめ。 トランペットの兄ちゃんの話術がよかった。 「楽器に親しもう」というのがコンセプトの一つだったようで、 聴衆に楽器を吹かせたりしていた。 大人で誰かやらないか、ということだったので手を挙げてみたら私が当たった。 トランペットが何とか鳴った。 難しいが、綺麗に鳴ると楽しいだろうなあ。


2012年08月20日(月)

唐突に、私の中の天ざるそば欲が高まった。 外食すると 1000円コース。 スーパーで買えば蕎麦 200円、天麩羅 200円で 400円+手間。 ならば後者だ。 天ざるは誰が作っても美味い。 蕎麦、つゆ、天麩羅を適当にやってもかなり美味くなり、 不味くするのが難しいとすら言える。 完成度の高い料理だ。

同窓会の写真をレタッチして facebook に upload。


2012年08月21日(火)

トライアスロンに興味があるが、 出場には自転車とウェットスーツといった道具が必要。 でもレンタルという手があるらしい。

本来、事前に依頼があるべき仕事で依頼がなかったので、カミサンに迷惑をかけた。 問題の大本は迷惑をかけさせたことを認識すらしていまい。


2012年08月22日(水)

プールに行ってみると水球部が活動中なので 50 m レーンが取れない。 水球部の活動が終わる時刻は 17:00 とからしいが、 ムスメを迎えに行くまでに十分な時間を確保できないので無理。 ということでとりあえず短辺(20 m くらい)で水遊びしてみた。 バタフライの練習してみるのが案外良かった。 今度から行ってみて水球部仕様になっていたらバタフライの練習しよう。 何度もバチャバチャ真似事をしているとそのうち動きが洗練されてくるだろう。

英文を読む速度を上げる訓練をすべきだ。 読むべき文献は山のようにあり、 その取捨選択を常に強いられている。 精読の強度と速度の比率を制御できるようになりたい。

ムスメがいつもウンチする場所でカーテンに包まっていたので、 「トイレでウンチしてみるかい?」と聞いてみた。 いつも通り「しない」と答えた。 しかしそのすぐ後に神妙な表情をしながらトイレへ。 暫くしてから見てみると、 初めてトイレでウンチ成功していた。 すばらしい。 ブラボー! マーベラス!


2012年08月23日(木)

保育園にとって体調と薬は神経質にならざるを得ないということは 分かるが、要求をもっと明確に表現して欲しい。 関係する保護者・医師・保育園の三者において、 最も大きな責任を持って能動的に動くべきなのが保護者だが、 保育園から他者に要求するのなら他の二者において どういう手順で何を確認して何を行うのかを明確に指示して欲しい。 その場その場で曖昧な表現で言われても手間ばかりが増える。 特に冷蔵庫に保管する必要のある薬は 暑い最中に長時間持ち歩くと劣化して使えなくなる。 持参させておいて手順が違うから受け取れないとか言われると 非常に困る。 意思伝達は口頭ではなく最初から紙ベースにすべきだ。 口頭で全て言ってから、手書きのメモを書き始める、 なんて双方にムダな時間がかかり、 言った言わないの水掛け論の元になるだけだ。 まあ開設したばかりなので仕方ないのかもしれないが。

「医師の診察を受ければ熱性痙攣がクセになりやすいか否かが分かる」 というのはウソだと思う。 そんなのがはっきり分かるならば、 経過を見る必要なんてそもそもない。

ネットで心が表われるような美しい画像を収集することは よくある作業だ。 毎日ローダーを巡回すればファイル総数が数万オーダーになることも珍しくなかろう。 特に男の子には不可欠な毎日の儀式だろう? このように収集された画像ファイルをどのように整理するか? 第一の課題は重複ファイルの検出。 もしツリー型の理想的な分類ができるのならば、 この分類に沿った重複ファイルの検出は不可能ではない。 しかし実際上ジャンル分けは無理がある。 1つの画像は通常複数の属性を持つし、 分類上有効で直交した属性で見出すことは不可能に近い。 私は分類することを諦めた。 sha256sum でファイルのハッシュ値を求め、 その値のファイル名にすることにした。 こうしておけば同じ画像ファイルは同じハッシュ値になり 重複の検出が容易になる。 sha256 は 256 bit で分散されるので、違うファイルが同じハッシュ値 になる確率は 1/(2^256) ≒ 1/(10^80) くらい。 1/10^6 もあれば人間的尺度において ゼロと見做せるので、 途方もなく小さな値。 今回やった一部のディレクトリでは 12000 files 中 500 files ほど、すなわち 4 % 程度が重複していた。 ハッシュ値になったので、ディレクトリ分けも可能になる。 先頭の文字でディレクトリ分けできる。 既存の技術でも同様のことは行われ、 git では .git/objects で同様のことをやっている。 sha256 のハッシュは 1桁 4 bit = 16 通りで 64桁。 2桁でディレクトリ切ったら 2文字ディレクトリが 256 個で 十分にターミナル1画面におさまる。 1万個のファイルだと 1ディレクトリあたり 40 個程度のファイルで適正。 仮にファイル数が桁ごと増えても 2桁名ディレクトリの階層を追加すれば柔軟に対処できる。

姉が発掘してきたジャンプのバレーボール漫画の『ハイキュー』が滅法面白い。 私は自分で気付いてなかったけどバレー漫画好きなんかもしれんな。 『ヨリが跳ぶ』とか、『カイゼルスパイク』とか。 後者はまともに読んでないので印象しか残ってないけれど。


2012年08月24日(金)

プール。 50分で 2km、少しゆっくり目に泳いだ。 バタフライもどきで 50m トライして泳ぎ切った。 しんどい。

iPod を手渡すとムスメが「ありがとう」と言った。 お礼を言えるようになったかー。

猫も杓子も SNS というこのご時世、 私も mixi, twitter, facebook とそれぞれアカウントを持っている。 昔「mixi に書く日記とこっちの日記は同じもんとする」 みたいなことを考えていたが、 最近少し考えを改めた。 そのコミュニティごとに会話の内容が変わるのは当たり前のことだ。 コミュニティはリアル世界でのサークルとか友人グループに対応する物なわけで、 たとえば大学の友人と高校の友人に同じ内容の話をせなならんわけでもない。 結局そのコミュニティ向けの文章ということにするのが良い。 つか俺考えすぎ。


2012年08月25日(土)

ムスメは誰かに来て欲しいときに「おいで」と言う。 「おとうさん、おいで」「おかあさん、おいで」。


2012年08月26日(日)

水道水は殺菌成分が入っているのでそのままでも保存水にできるような気がしていたが、 容器側の衛生状態や移し替えの時の雑菌混入で汚染されうるのか。

『おかあさんといっしょ スペシャルステージ in 大阪城ホール』。 関西人としては拙い関西弁を喋られると馬鹿にされてるような気もするが、 関西弁を英語に置き換えて考えると、 親しみを出す努力をしてくれているのだと分かる。 じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろりの出演など、昔子供だった親世代も楽しませる工夫が キチンとなされていた。

ムスメに買ってあげる風船人形を選ばせる。 「ムテキチ、ミーニャ、メーコブのどれが良い?」 「ミーニャ」。 聞けば、ミーニャが一番好きらしい。

そのあと喫茶店でホットケーキとか軽く食べてから帰る。 私のワッフルを少し差し出してカミサンに食っても良いよサイン。 でもってかわりにホットケーキをひとかけもらった。 アイコンタクトが伝わってなかった……。 「ワッフル要らんの?」と尋かれたが、 要らないわけでもなくどちらかと言えば食いたいが、 カミサンが食いたければあげる、という感じ。 まあそういう答え方をするとカミサンは遠慮するだろうから 「まあ要らないと言えば要らない」と答えた。

カミサン「ミーニャとムテキチどっちが好き?」。 ムスメ「ムテキチ」。 この時点で開演前の答えと違って驚きなんだけど、 「ムテキチとワンワンどっちが好き?」→「ワンワン」。 「ワンワンとミーニャどっちが好き?」→「ミーニャ」。 まとめると、ミーニャ<ムテキチ<ワンワン<ミーニャ。 三すくみだよ! まあたぶん矛盾しているのではなく、 たとえばムテキチの方が好きな部分とミーニャの方が好きな部分と別々にあって、 そのとき先に思い出した方で答えているのだろう。


2012年08月27日(月)

この白米をどう料理して美味く食うか、というトライアルにしてしまった方が たぶん楽しいな。


2012年08月28日(火)

35歳。アラフォー。

ノート PC の Ubuntu をアップグレードしてみた。 11.04 → 11.10 のアップグレードは成功したが、 続けて 11.10 → 12.04 の途中でフリーズして OS が壊れた。 あるマシンでは問題なくアップグレードできるが、 他のマシンでは途中で止まるということがある。 今回も別のサーバでいけたものがノート PC では死んだ。 テストが効かないということだ。 クリーンインストールする覚悟がある時にのみ試してみる、 という位置付けにすべきだな。

仕方ないので Ubuntu 12.04 をクリーンインストールしてみた。 が、Unity がきもい。 ノートの微妙に狭い液晶ディスプレイで 左右2つのターミナルを置けるようにしたいという要求があるので、 画面上下端ならまだ我慢できるものの左右幅は貴重な資源。 これを食われるのがストレス。 Gnome classic を選択すれば Unity を使わずに済むものの、 幾つか設定を重ねる事になり不安定になる印象。 Alt-Tab のウィンドウ切り替えがおかしい。 11.10 くらいからアプリケーションの切り替えとかいう機能になったらしい。 複数のターミナルが一つのアプリケーションを見做されておかしなことになる模様。 設定変更もよく分からん。 この辺の手応えから、 Ubuntu はユーザインタフェースをころころ変えてその度に 困惑させられそう。 数年ごとにこんなことやってられん。 Xubuntu を試してみた。 これは何とか使い物になりそう。

デスクトップ機では icewm を選び続けているわけで、 ノート PC でも icewm で戦い続けられたらいいんだけどな。 ノート PC で統合デスクトップ環境を使わない場合の課題は wireless lan で、 この設定がうまくいくか分からない。 拠点が1つなら簡単なんだろうけれど、 研究室と自宅の2拠点での wireless lan を自動的に 検知して設定を切り替えるということを 上手く設定できる自信がない。

水泳 50分で 2km。 バタフライもどきも、頑張ってやっていれば少しずつラクになって 前に進むようになるんじゃないだろうか。 クロールだって最初は息が切れていたものだが、 今はラクラク泳ぎ続けられる感じになったし。


2012年08月29日(水)

京都マラソンにエントリーしてみた。 トライアスロンに興味はあるが、そのために近畿圏外まで足を伸ばすつもりはない。 大阪では今年舞洲でやっていたらしく、 そのエントリーは4月ころらしい。 ということで来年4月のリマインダに入れてとりあえず放置。

Xubuntu は何とか一通り使えるようになった。

「しっかりしている」 という評価基準は個人個人によって違う。 自分より「しっかりしていない」面を持つ人が、 別の面では自分より「しっかりしている」ということはざらにある。

保育園の先生の事務処理能力というのか、対話能力が酷い。 持って来てくれと私に依頼した物が、 向こうの脳内では私が心配なのでどうしてもと頼み込んで持ち込んだ事になっていたり。 保育園は園付きの医師に 「薬の使用方法について母親がよく分かっていなくて要領を得ない」 ということで相談したらしいが、 カミサンが薬について直接 園と話したことはない。 園と直接話した私がよく分かっていない、 というのならば意思疎通にミスしていたことが考えられるので 分からなくもないが、母親の非を求めるのは筋違いも良い所だ。 むしろ医学的な事ならば私よりカミサンの方がよほど頼りになり、 キチンと理解している。 私にしても園が 「熱が出たときに痙攣止めの座薬を入れます」と言っているところを 「痙攣止めは熱さましじゃないので違います、 痙攣したときに入れてください」と3回くらい否定した。 自分の行動指針をはっきりと認識している人を、 私ならば「よく分からなくて要領を得ない」とは表現しない。 自分らのやりたいやり方と違うやり方を主張する人をひっくるめて 「よく分からなくて要領を得ない」と表現しているのだろうか。


2012年08月30日(木)

『ピコピコ少年』(押切蓮介)。 何か妙な迫力と説得力がある。 お勉強ができなかったら私もああなっていた可能性がある。

『ドリフターズ』(平野耕太)。 実に良い絵を描くなあ。

『中国嫁日記』(井上純一)。 「こんな可愛い女性が自分と付き合ってくれるわけがない」 という気持ちはカミサンと出会った頃の俺にも少しあったなあ。

Ruby/GTK2 で画像を表示できることを確認。

重み付けでファイル選択する仕組みをかつて作ったことがあるが、 それで 30000ファイルを扱おうとすると 2分以上かかった。 画像を表示したり音を鳴らしたりするのにそんなにかけてられるか。 プロファイラにかけてみると Array#include? に 63 %, String#== に 32 % かかっていた。 こいつらを改善することで 20倍くらい速くなり、10秒以内の起動が期待できる。 Array#include? の方は単純で、 要素チェックで1要素ごとに include? するという阿呆な真似をしていたからだ。 ソート済みの状態で持っておいて賢く検索すれば 全体で N log N のオーダーになり ほぼ無視できる時間にまで改善できる筈。 いっそバイナリでデータ保存してしまえばデータ書き換えの時間もかなり短縮できる。 とか考えてたら、これデータベースソフトウェアの仕事じゃねえかなあ、とか思った。 ということでまた暇を見て MySQL とか勉強しよう。


2012年08月31日(金)

複数人からなるコミュニティではお互いに協調して 何かを行うということがしばしばあるが、 この時お互いの我慢が偏らないようにすることが大事だ。 感覚の強度は個人ごとに異なる。 お互いの我慢の量の平均値付近で運用することが 多くの人にとって納得しやすく、低コストで運用しやすいポイント。 細かい折衝をする必要性が低いからだ。 たとえば 2人からなるコミュニティでは お互いの我慢が半々になるところが 妥協点候補の第一と考えるべき。

キチガイ、キモイ、クサイとかの言葉を人に 平気で言える人というのは、 そういう文化の中で育ったんだろうなあ。 ムスメをそういう文化の中で育てたくはないと私は思うが、 まあ難しかろうな。 世界にはいろんな人がいるし、 ムスメの全ての交友関係を私が管理できるわけでもない。

水泳, 68分で 3 km。 今日は今季最後の一般開放日だったのでちょっと気張ってみた。

いつかトライアスロンに出ることを考えていたが、 よく考えたら大会にエントリーせんでも 一人トライアスロンできるということに気付いた。 私にとっては公式記録があることよりも、 自分の心に誇ることができるかどうかが大事なんだし。 大学にプールがあるし、 大学に自転車を置けるし、 大学近くに川があるので信号などに邪魔されにくい道を走ることができる。 距離の数値はランニングウォッチの GPS で取れば良いだろう。 オリンピック・ディスタンスは 1.5 km スイム、40 km バイク、10 km ラン。 各1時間くらいで見込み時間は 3時間くらいのオーダー。 うん、挑戦できそうだ。 これくらいの時間ならその後、大学のプールのシャワーを再度使える。 アイアンマン・ディスタンスだと 3.8 km スイム、180 km バイク、42.195 km ラン。 2時間、5時間、5時間くらいは最低でもかかりそうで、 疲労を考えるともっともっとかかりそう。 ただ、この場合は距離が長いので普通に帰宅できる。 体調を見て途中でやめることも気軽にできるし、 挑戦のコストは時間以外ほぼゼロだ。 やってみても面白い。 来年の課題だな。

妥協点のすりあわせと怒ることを混同している人がいた。 人間価値観はそれぞれなんだから きちんと話し合いをしなければ最適な着地点に到達できない。 その地点がずれているだけで怒り始めるような人もいるが、 故意でなければそれを怒るべきではないだろう。 私の場合 憤るのは、たとえば理不尽に対話を打ち切られること。 理解できない理由、説明不足、勢いで無理矢理、こんな感じ。

一つのことに対する理由がころころ変わるのは、 状況ありきで理由をひねり出しているように見え、 最終的に信頼を失うことになる。

「ヨメという名詞は家制度っぽくてあまり好きではない。」 (きづき 2012年05月30日) ということについて。 「あなたは息子の嫁である前に、当家の嫁」というような 言い回しもあったりする。 「嫁入り・婿入り」という言葉は「相手の家の戸籍に入る」という イメージがあるように私には感じる。 私の配偶者としての嫁は正しいし構わないのだけれど、 私の実家に嫁いだという意味だったら、それはちょっと違う。 カミサンは私の実家に嫁いだわけではなく、 私と対等な男女として新しい戸籍を作った。 カミサンからみて私を婿と言うのは構わないが、 カミサンの実家から見て私を婿というのは少し悩ましい。 勿論、今でもそのような家族の形態を取っている家はあるだろうし、 そういう結婚も存在するだろうから、 そこで婿・嫁という表現をすることは一向に構わない。 しかし我が家の夫婦関係として婿・嫁という表現をすると、 半分は当っていて半分は実情にそぐわない気がした。 二義的で曖昧さを持つ表現を避けたいという感覚もある。 まあ単に名称の問題に過ぎないことはではあるのだが、 戸籍とか姓とか、そういうニオイが「カミサン」を使うことで 薄れる気がした。 あと刑事コロンボリスペクト。

受けた違和感を明に言ってくれるのは有り難い。 こういうことを言われることを不快だと思う種類の人も 世の中にはいるだろうけれど、私はそのようにありたくない。 言わずのままでは状況が改善しないし、 悪いものが関係に溜まり易い。 述べてくれた人の日記からは既に消えているが、 他にも同様の感覚を持った人がいるかもしれないので 自分の意見を少し表明しておいた。

玩具の汽車に紐をくくりつけるようにムスメが要求したので そのように。 その紐を触ったムスメが、「めっちゃかたいわー」。 完全に大阪弁。

カミサンの足を揉む。 お仕事おつかれさま。

デジタル一眼がメインカメラ。 サブカメラには携帯電話を使っていたが、 これも 5年前の機械だし PC に移して見るには少し不便。 iPod touch をサブカメラにするのは良いアイデア。 でもって iPod touch で撮った写真の整理を支援するツールを作った。 iPod touch では JPEG で保存されているので、 JPEG ファイル内の日付情報を解析してそれをファイル名にする。 以前 Nikon デジタル一眼の NEF から日付データを解析して それをファイル名につけるものは作っていたので、 それに JPEG ファイルを解釈する機能を追加する形で実現。

ムスメはトイレでおしっこできる。 夜寝ているところからむくっと起きて一人でトイレに行くことも あるらしい。 勿論確実ではないが、すごい、すごすぎる。


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