南海2230系

 2230系は2200系2270系と同じく高野線ズームカー22000系からの改造車です。こちらは2200系と違い当初から支線に投入される目的で改造されたため、山岳スイッチの省略や限流値の引き下げ、車体高を上げるなどそれ相応の改造がなされています。また、併結の必要がなくなったため幌枠の省略工事などの改造が行なわれており、連結幌の取り付けはできません。現在は2200系と区別無く運用されています。

 加減速音の大きさは22000系時代と変わっていません。そのためかなりうるさいですが、これは22000系からの改造車すべてに共通することです。なお、この形式も2001年に全てワンマン化改造され、同時に転落防止幌とドアチャイムが設置されました。

改造初年:1994年(平成6年) 制御方式:抵抗制御
ブレーキ装置:電磁直通空気制動機、
応荷重装置付発電制動併用非常自動空気制動機及び直通予備制動機
台車形式:金属バネ式

戻る

編成表(2003年9月6日現在)

編成 Mc1 Mc2 2230系への改造年 改造元の編成
2231F 2231-2281 1994年(平成6年) 22000系22011F
2232F 2232-2282 1994年(平成6年) 22000系22015F
2233F 2233-2283 1994年(平成6年) 22000系22009F

2230系運用編成例はこちら

戻る