南海2200系、2203の下り方パンタグラフはたたまれています

 2200系は高野線ズームカー22000系からの改造車で、17メートル級片側2扉の車輌となっています。改造といったもたいしたものではなく、22000系を更新したと同時に改番した、と考えていただいて差し支えありません。2001年の支線全線ワンマン化に伴い、すべての車輌がワンマン化改造を受けました。また、この改造と同時にドアチャイムが取り付けられ転落防止幌も設置されました。

 2200系は22000系から改造後もしばらく高野線で走っていました。そのため2230系のような幌枠省略工事などはうけておらず、先頭車連結幌の取り付けができます。現在は支線用の改造(山岳スイッチの省略など)を受けた上で、すべて支線(加太線は7100系2連が中心)で走っています。そのため性能的には2230系と同じになっています。ズームカーの特徴である加減速音の大きさは、平坦線区しか走らない今でも残っています。

改造初年:1994年(平成6年) 制御方式:抵抗制御

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編成表(2003年9月5日現在)

編成 Mc1 Mc2 2200系への改造年 改造元の編成
2201F 2201-2251 1994年(平成6年) 22000系22005F
2202F 2202-2252 1994年(平成6年) 22000系22007F
2203F 2203-2253 1994年(平成6年) 22000系22013F

2200系運用編成例はこちら

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