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207系2000番台はJR東西線の輸送力増強のための列車本数の増加に伴って増備されました。1000番台との主な変更点としては、制御装置がVVVFインバータの素子をGTOからIGBTに変更されたこと、台車の軸バネがゴムバネからコイルバネに変更になったこと、転落防止幌が取り付けられたこと、車椅子スペースが設置されたこと、運転台の計器類がデジタル式からアナログ指針式に戻されたことなどです。 全体的に223系2000番台との共通化が図られており、コストダウンされています。今後普通列車の最高速度向上のために201系や205系を置き換えることになりますが、そのときは新形の321系が製造されることが決定しました。従って、2000番台の増備はもう無いと思われます。 |
製造初年(2000番台):2002年(平成14年) | 制御方式:IGBT素子使用VVVFインバータ制御 |