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E501系は常磐線快速を取手から土浦に延長および上野〜土浦間の混雑緩和という目的で製造された国内初の交直両用の通勤型車輌です。常磐快速線の103系やE231系と同様に10連の基本編成と5連の付属編成が存在しますが、通常は常時基本編成と付属編成が併結された状態で運用に入っており、15両編成の普通列車として上野〜土浦間を専門に運行しています。 車体は209系がベースとなっていますが交直両用のため交流機器を搭載しており、またMT比も209系と同じ2M3Tとなっていますが、ギア比を変えることにより120km/h運転が可能となっています。 日本国内では交直両用VVVFインバータはJR西日本の681系しか例が無いため、VVVFインバータは209系のものと違い、ドイツのシーメンス社製のものを使用しています。そのため、加減速時にはドレミの音階を奏でるユニークな車輌となっています。 |
製造初年:1995年(平成7年) | 制御方式:GTO素子使用VVVFインバータ制御 |