マウボワザン-->シャンリオン小屋      

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 マウボワザンからシャンリオン小屋まで、3時間半と
楽な1日である。本来のコースだとパノシエール小屋
からシャンリオン小屋まで7時間半の長丁場になる。
 


 
 マウボワザンのホテルを朝8時に出発。ダム湖の堰堤
まで30分ほど登る。マウボワザン湖の両岸に道があるが
私は右岸(左)を行く。TDCの本来のコースは、左岸の
もうひとつ上の山腹にある。右岸の道を選んだのは、こち
らの方がグランコンバンがよく見えるだろうと思ったからで
ある。この読みは見事に当たった。
 堰堤の上から見たマウボワザン湖が上の写真であるが
右側から滝がしぶきをあげて、落ちている。
 堰堤が終るといくつかのトンネルをくぐって、しばらく行くと
左へジグザグに登るようになる。TDCは人が少ないためか
花のきれいな所が多いが、特にこの斜面はきれいだった。
まだ陽が日がささないので、写真がないのが残念である。
 道は再びゆるやかになり、ツォフェイレ峠まで小さな湖や
花いっぱいの草原を通って、除々に高度をあげていく。登る
につれてグランコンバンが大きく見えてくる(左の写真)。
左の写真をクリック
 11時半ツォフェレ
峠着。峠からの下り
は猛烈に急だった。
しかし鎖があるので
問題はない。
 この後デュブレ
ネイ氷河末端の急
流(左の写真)を、
木橋で渡る。この
辺の風景は峠まで
の草原状の所とは
正反対で荒涼と
している。再び緑が
現れ始めるとシャン
オン小屋は近い。
 12時15分シャンリ
オン小屋(写真左)着。
混雑していたが、何とか
泊ることが出来た。
 ここは春スキーの
オートルートの中間点で
夏も雪渓歩きをする人が
多い。ザイルピッケルを
持った重装備で、ガイド
付きのパーティーも
かなりいた。