温泉 |
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■湯けむり紀行 |
日本人は温泉という言葉に弱い。あっちに温泉があるなどという話を聞くと行ってみたくなる。国民性なのかシャワーよりも熱い風呂に浸かりたいのだ。東南アジアの国々でも温泉は多い。世界の温泉を巡る温泉ジャーナルのにんにんさんによれば、東ティモールにもあったという話だ。 ベトナム[Vietnam]のフエ[Hue]では男女8人ワゴンツアーで近郊の温泉へ行くことにした。車に揺られること一時間以上、着いた先には温泉というよりは屋外のアクアスパといった立派な施設が建てられていた。生ぬるい流れるプールがある程度といったこじんまりしたものだったが、若い子たちの水着姿が見られただけでも十分だ。 カンボジア[Cambodia]のシェムリアプ[Siem Reap]では、1$ピザ屋モロッポーの3Fに露天風呂がある。料金2$。キレイなバスタオルも貸してくれるしサウナもある。冷えたレモン水飲み放題とサービスがよい割には安いので何回か通った。つぶれないか心配だ。 タイ[Thailand]のパイ[Pai]は最新のガイドブックに乗ったばかりというあまり知られていない小さな町だが、郊外に温泉があるという。看板を頼りに2時間ほど歩いて探したのだけれど見つけることができずトボトボと引き返した。 バリ[Bali]島のロビナ[Lovina]では、何やらいかめしい彫刻の竜の口から打たせ湯の出るところへ連れて行ってもらった。屋外の公衆浴場といった風で子供たちが多く騒いでいるのでゆっくりとはくつろげなかった。 インドネシア[Indonesia]のモニ[Moni]で山頂の三色湖を見た帰りに温泉に寄ってもらった。といっても民家の庭のようなところに涌き出ているモノなので近くの住民が洗濯やらハミガキをしていて、なんか変な人が来たぞという目で見られてしまい居心地が悪かった。 フィリピン[Philippines]のイロシン[Irosin]の温泉が旅行中で一番快適だった。入湯料込みで一泊150Pと安く、25メートルプール大の広い温泉が2つなみなみと湧いている。熱すぎずちょうどよい温度でのぼせたりすることもなく2時間も浸かっていた。時おりイチョウ?の実がポタンと落ちてくるのも風情があってよい。ただ周りに何もないので食べ物に困った。長居するつもりなら食料を買いこんでいくとよい。 |
■水着を用意! |
東南アジアは暑いので、基本的に安宿は水シャワー。やっぱり温泉はありがたい。疲れも汚れもとれるから。裸の付き合いということはまずないので水着はあった方がよい。海とか島とか行く機会もあるしね。男性の場合はパンツが安く買えるので必要になったら現地で買うといい。 |
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