ワイン |
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■ささやかな楽しみ |
お酒の中でワインが好きだ。ビールは苦くて美味しいと感じたことはほとんどないし味の違いもわからない。炭酸が嫌いだというのもあるのだけど。 娯楽が少ない土地ということもあり、毎日ビールを飲むことを楽しみしている旅行者もいる。アジア各地にはその国特有のビールがあるからだ。そこでボクは1つの楽しみとして各国でワイン巡りをすることにした。 1国目中国[China]は大理[Dali]のカフェで雲南ワインを注文した。一泊が15元に対してグラス一杯が10元は安いとはいえないが、急ぎ足の旅行で疲れた体と冷えた身にほどよい甘さが心地よかった。 2国目ベトナム[Vietnam]に入ると、まだ3月前だというのに蒸し暑かった。ここから約1年間長い夏を経験することになった。ハノイに着いて2$のダラットワインを買った。ダラット[Dalat]はベトナム[Vietnam]中部の高地で、新婚旅行の土地として選ばれる涼しい所。そこで作ったワインということになる。電車で仲良くなり一緒の宿になったドイツ人のトーマス、なぜかプレステのメモカを持ち歩いて旅行しているオーストラリア人のクレイグ、現地人相手の交渉にも負けないコージくんたちと分け合って飲んだ。ハノイには美味しいつまみとなる食べ物が屋台でもたくさん売られていたりするのでココで飲んだダラットワインが旅行中で一番うまいと感じた。フエ[Hue]で先に出発するというケンさんからサパ[Sapa]ワインをもらったが、はがれたラベルに手書きで書いてあるようないい加減な代物でやたらアルコール度数だけ高いまずいものだった。 カンボジア[Cambodia]のプノンペン[Phnom Penh]で泊まったサダゲストハウス[Sada's Guest House]で仲良くなった建築関係を勉強している日本人2人と何かお酒を飲もうということになり酒屋へ行った。最も安い値段のビン2本を3人で割り勘で購入し、宿へ持ちかえって飲んでみた。片方はドクドクしい色の見た目通りまずく、もう片方は薬用酒なのか薬っぽい味がした。アルコール度数はそれなりにあったので酔って話は弾むのだが混ぜて飲んだほうがまだうまいというのはどうなのだろうか。翌日シェムリアプ[Siem Reap]へ行くバスの中で気分が悪くなった。 ラオス[Laos]では怪我をしたルアンパバーン[Luang Prabang]の町で静養中に赤ワインを屋台で買ってみた。甘すぎる原液といった感じで全部飲むのはつらかった。 タイ[Thailand]のメーソット[Maesot]では路上で取りたて絞りというような赤ワインらしきものがあったので試飲させてもらったが、ラオス[Laos]を同じように甘ったるいものだった。 インドネシア[Indonesia]のバリ[Bali]でバリワインを購入。芸術の町ウブド[Ubud]で4泊しながら毎夜酔払っていい気分で寝ていた。サテといわれる焼き鳥がつまみによい。 フィリピン[Philippines]では学生の多い町ドゥマゲッティ[Dumaguete]で赤ワインが127.5Pだった。地元のモノかと思って購入したのだがスペイン産だったのでガッカリ。ワイン売場なのにコルク抜きがなかったので、バーベキュー屋のアルバイトのお兄さんに串でコルクを空けてもらった。なかなか空かないので周りに人だかりがして、空いた瞬間にはみんなで歓声。学生のノリがいいのはどの国も一緒だ。お礼にお兄さんに一口飲んでもらってヒューヒューと大盛り上がり。公園で大きい焼き鳥や豚角煮などをツマミに買ってご満悦。フィリピン[Philippines]はバーベキュー屋のような屋台がさかんで、肉魚とも大きく安くうまい。ビールも1缶15P程度(約30円)と安いので酒好きにはたまらない国だ。この町は何日も泊まりたい住み心地のよい町だ。 |
■焼酎 |
沖縄[Okinawa]を去る前の夜に泡盛のオレンジ割りを頂いた。このお酒のおかげでスッキリとよく眠れ体調を回復することができた。 京都[Kyoto]のウノハウスでは連日酒盛りだった。鹿児島出身で春から消防士になるという青年が振舞ってくれた黒霧島のお湯割りが程よく酔えてうまかった。値段も1000円程度と手頃なのでお試しあれ。地元の通に言わせると、お湯割りの時はお湯を先に入れてそこに焼酎、水割りの時は焼酎を先に入れてそこに水という順番なのだそうだ。風味が飛んでしまうからとか。 |
■いつかヨーロッパへ |
ワイン好きとしてはスペイン・フランス・イタリアといった本場へ行って飲んでみたい。おすすめの銘柄や土地などあったら教えてください |
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