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100★★★★★ |
【完全なる経営】
著者:エーブラハム・ハロルド・マズロー
出版社:日本経済新聞社
サイズ:単行本/447p発行年月:2001年12月 ISBN:9784532148638 (4532148634) 4-532-14863-4/978-4-532-14863-8/978-4532148638 マズローの古典的名著。大作です。難解です。何度も中断しながら、やっと人に「読んだ」と言える程度に読めました。 原著は1960年代に書かれたものです。各論ではその時代故の違和感を感じる部分がありますが、総論は今でも充分に通用する(というか、現在でこそ最も重要な)内容です。 「自己実現」という言葉は多くの人が知っており、また、多くの場面で使われていますが、本当の「自己実現」の意味は、本書に説かれています。 | ページ先頭 |
099★★★★★ |
【CEO最高経営責任者】
著者:トーマス・J.ネフ/ジェームズ・M.シトリン
出版社:アスペクト
サイズ:単行本/393p発行年月:2005年10月 ISBN:9784757211803 (4757211805) 4-7572-1180-5/978-4-7572-1180-3/978-4757211803 CEO(最高経営責任者)に就任したら、「最初の100日」に何をすべきかを説いた本。 数多くの著名なCEOを取材し、実際に彼らが何を考えどのように行動したのか、そしてその結果はどうであったのかを、成功例・失敗例とも多く取り上げ解説する。 大作ですが、こなれた訳で読みやすいです。 本書で紹介されている大部分はCEOの事例ですが、CEOに限らず中間管理職にも大いに参考になります。 | ページ先頭 |
098★★★ |
【ひとつ上のアイディア。】
著者:真木準
出版社:インプレス
サイズ:単行本/239p発行年月:2005年11月 ISBN:9784844321880 (4844321889) 4-8443-2188-9/978-4-8443-2188-0/978-4844321880 結構評判のいい本ですが...ちょっとはずしたのかなって感じです。 本書で収録している大半がCMプランナと呼ばれているような人たちです。彼らはクリエイタと呼ばれているものの実際はほとんど何もクリエイトしてない。いわば、感性だけで勝負している人たちです。 新しい商品を作る、新しいサービスを考える、新しいビジネスモデルを考える、そういった世界で生きている我々とは違う世界の人たちの話にしか聞こえません。 彼らのやっていることを批判するつもりはありませんし、今最も人気のある職業の人たちの話なので、そういう世界を目指している人には大いに参考になるとは思いますが... | ページ先頭 |
097★★★ |
【世界で一番おもしろい地図帳】
著者:おもしろ地理学会
出版社:青春出版社
サイズ:単行本/253p発行年月:2005年07月 ISBN:9784413007870 (4413007875) 4-413-00787-5/978-4-413-00787-0/978-4413007870 ビジネス書ではありませんが、話題の本ということで取り上げました。 タイトルに地図帳とありますが、ところどころに挿絵の地図がある程度で、いわゆる地図帳ではありません。地理を題材にした200あまりのテーマについて説明した、雑学集です。 この手の本の常として、面白いと感じるテーマは人によって大きく異なります。テーマが200あっても、「へー」ってのは2割程度でしょうか。 値段が500円と安いことや家族みんなで読める(小学校高学年生なら読める)ので、「へー」が2割でも損をした気分にはならない。 | ページ先頭 |
096★★★★ |
【「話す力」が面白いほどつく本】
知的生きかた文庫
著者:櫻井弘
出版社:三笠書房
サイズ:文庫/236p発行年月:2003年10月 ISBN:9784837973515 (4837973515) 4-8379-7351-5/978-4-8379-7351-5/978-4837973515 「話すというのは言葉の問題ではなく、コミュニケーションそのものである」 そして、「コミュニケーションとはテクニックではなく、心の持ち方である」という内容。 勉強にはなりますが、あくまでも、啓蒙書であり、この本を読んでも「話す力」はつきません。 | ページ先頭 |
095★★★ |
【すばらしい思考法】
誰も思いつかないアイデアを生む 著者:マイケル・マハルコ
出版社:PHP研究所
サイズ:単行本/319p発行年月:2005年12月 ISBN:9784569645988 (4569645984) 4-569-64598-4/978-4-569-64598-8/978-4569645988 アイデアを生むための多くの手法やトレーニング法について、ブレインストーミングを中心に紹介しています。この手の読み物が好きな人であれば、8割方は既知の内容でしょう。また、各章の「掴み」で、錯覚の例や、クイズ、パズル等が紹介されていますが、これらも使い古された陳腐なものばかりで、本の価値を下げているとしか思えません。 これだけ多くの方法をまとめた本は類がないかもしれないし、それなりに良くまとまってはいますが...40年前なら売れたかもね。 「連想ゲームで大発明が生まれるなら苦労しない」 | ページ先頭 |
094★★★★ |
【「みんなの意見」は案外正しい】
著者:ジェームズ・スロウィッキー
出版社:角川書店
サイズ:単行本/286p発行年月:2006年01月 ISBN:9784047915060 (4047915068) 4-04-791506-8/978-4-04-791506-0/978-4047915060 「みんなの意見は正しい事が多いから、他人の意見に耳を傾けましょう」という話ではありません。 一握りの優秀なエキスパートによる推定値よりも、専門的知識もなくそれほど優秀でもない烏合の衆それぞれの推定値の平均の方がより正確であることがある、といういわゆる「集合知」を多くの実例で紹介しています。 今までにない新しいものの見方、という点で非常に興味深い分野だとは思いますが、全体として体系的なものが見えません。面白いだけで終わってしまうのが少し残念。今後の発展に期待ってとこでしょうか。 | ページ先頭 |
093★★★ |
【さおだけ屋はなぜ潰れないのか?】
身近な疑問からはじめる会計学 光文社新書
著者:山田真哉
出版社:光文社
サイズ:新書/216p発行年月:2005年02月 ISBN:9784334032913 (4334032915) 4-334-03291-5/978-4-334-03291-3/978-4334032913 会計学の一般向けの啓蒙書です。 既知のことばかりですが、「そういう説明の仕方もあるんだな」と納得させられる部分も多くあり、それなりに楽しめます。 本書を読んでも、決して決算書を読めるようにはなりません。 高校生〜ぼんくら社会人向け。 | ページ先頭 |
092★★ |
【人は見た目が9割】
新潮新書
著者:竹内一郎
出版社:新潮社
サイズ:新書/191p発行年月:2005年10月 ISBN:9784106101373 (4106101378) 4-10-610137-8/978-4-10-610137-3/978-4106101373 いわゆる、ノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)の重要性や、習得方法について、心理学や社会学の面から論じたような入門書と思って読み始めたのですが、思ったような内容ではありませんでした。 多くは、漫画や演劇で効果的に扱われているノンバーバルコミュニケーションの例の紹介に終わっています。それなりに面白い話題もありましたが... | ページ先頭 |
091★★★★ |
【教え上手になる!】
教えと学びのワークブック 著者:関根雅泰
出版社:クロスメディア・パブリッシング/明日香出版社
サイズ:単行本/229p発行年月:2006年04月 ISBN:9784756909718 (475690971X) 4-7569-0971-X/978-4-7569-0971-8/978-4756909718 子供の教え方と大人の教え方はまったく違った考え方が必要であると説き、「おとな」相手の教え方について体系的、理論的に学んでいきます。 「教えるとは、正しいやり方や答を身につけさせるのではなく、自分で考えて行動してくれる人を育てることである」と高い目的意識を持つところから話は始まります。 | ページ先頭 |
090★★★★ |
【目標管理の本質 新版】
個人の充足感と組織の成果を高める 著者:五十嵐英憲
出版社:ダイヤモンド社
サイズ:単行本/202p発行年月:2003年04月 ISBN:9784478360620 (4478360626) 4-478-36062-6/978-4-478-36062-0/978-4478360620 「本質」とタイトルにあるとおり、正面からMBOをとらえています。読み応え充分です。 ドラッカーは言うに及ばず、マグレガー、マズロー、ハーズバーグも、そして、猿谷氏と抑えるべきところはすべて網羅しています。 | ページ先頭 |
089★★★★★ |
【黒字浮上!最終指令 新装版】
出向社長奮斗の記録 著者:猿谷雅治
出版社:ダイヤモンド社
サイズ:単行本/276p発行年月:2003年11月 ISBN:9784478331064 (4478331065) 4-478-33106-5/978-4-478-33106-4/978-4478331064 故、猿谷氏のロングセラー。フィクションですが実話を元にしています。 真のMBOがどういうものであるのか学び取れます。 感動で涙が出てきました。名作です。 | ページ先頭 |
088★★★ |
【上司のすごいしかけ】
著者:白潟敏朗
出版社:中経出版
サイズ:単行本/190p発行年月:2006年03月 ISBN:9784806123774 (4806123773) 4-8061-2377-3/978-4-8061-2377-4/978-4806123774 評判のいい本らしいですけど... 「すごい」とはとても思えない内容です。仕事に対する哲学、仕事観が感じられません。人に対する思いや人生観も感じられません。 薄っぺらいハウツーものって感じです。 | ページ先頭 |
087★★★ |
【頭がいい人の45歳からの習慣術】
自分を磨き、人生をさらに充実させるヒント Kawade夢新書
著者:小泉十三
出版社:河出書房新社
サイズ:新書/213p発行年月:2004年09月 ISBN:9784309502939 (4309502938) 4-309-50293-8/978-4-309-50293-9/978-4309502939 面白く読めます。多くの部分で共感もできます。ただ、読み終わって後に何も残りません。 啓蒙書でもなければ指南書でもない。単なる散文的なエッセイ。 副題にもあるように「ヒント」が見つかれば... | ページ先頭 |
086★★★★ |
【お金・仕事に満足し、人の信頼を得る法】
東京帝大教授が教える 著者:本多静六
出版社:三笠書房
サイズ:単行本/238p発行年月:2005年09月 ISBN:9784837921639 (4837921639) 4-8379-2163-9/978-4-8379-2163-9/978-4837921639 哲学書です。70年以上前に書かれたものですが現代でも通用します。 物心両面で自己実現した成功者であるからこそ、こうした哲学を持てるのでしょう。成功者になれなくても志だけはまねたいものです。 | ページ先頭 |
085★★★★ |
【高収益企業のつくり方】
実学・経営問答 著者:稲盛和夫
出版社:日本経済新聞社
サイズ:単行本/225p発行年月:2005年03月 ISBN:9784532311735 (453231173X) 4-532-31173-X/978-4-532-31173-5/978-4532311735 盛和塾での問答集。対象は中小〜中堅企業の経営者。 稲盛氏の軸のぶれない姿勢には、哲学を感じる。 ただ、管理職とオーナーとは立場が異なる。経営者としての考え方は管理職にも参考にはなるが、若干の違和感は否めない。 | ページ先頭 |
084★★★★ |
【愚直に実行せよ!】
人と組織を動かすリーダー論 PHPビジネス新書
著者:中谷巌
出版社:PHP研究所
サイズ:新書/230p発行年月:2006年04月 ISBN:9784569649382 (4569649386) 4-569-64938-6/978-4-569-64938-2/978-4569649382 中谷氏によるリーダー論。 タイトルの「愚直に実行せよ」というのは、リーダーに必要な数ある要素の一つとして著者が論じているもので、内容的には本書の一部分でしかない。全体としては、リーダのあり方について著者の考えを述べた啓蒙書。 良くまとまっていて読み応えがあります。リーダーの「志」や「教養」の部分には大いに共感しました。 | ページ先頭 |
083★★★ |
【突破力!】
仕事の「壁」は、こうして破れ PHPビジネス新書
著者:堀紘一
出版社:PHP研究所
サイズ:新書/205p発行年月:2006年05月 ISBN:9784569648958 (4569648959) 4-569-64895-9/978-4-569-64895-8/978-4569648958 仕事の悩みから、職場での人間関係、キャリアプラン、そしてプライベートまで、20代、30代のビジネスマンのいろいろな悩みに堀氏が答える。いわば「Q&A集」で、体系的な解説や理論展開は一切無い。 同年代で壁に突き当たっている人が読めば参考になるかもしれない。 質問も甘ければアドバイスも甘いと感じた。(前掲の大前氏の本の後に続けて読んだので、余計にそう感じる) | ページ先頭 |
082★★★★ |
【即戦力の磨き方】
下剋上の時代を生き抜く PHPビジネス新書
著者:大前研一
出版社:PHP研究所
サイズ:新書/194p発行年月:2006年04月 ISBN:9784569648941 (4569648940) 4-569-64894-0/978-4-569-64894-1/978-4569648941 大前研一氏の勢いが伝わってきます。正に大前ワールドです。 この「勢い」に共感できるかできないかで、評価は分かれると思います。 若い人なら共感できるのでしょうか。40代の私は共感どころか不快感を感じる部分さえありました。 好き嫌いは別にして、lower-middle向けの啓蒙書としては一読の価値あり。 | ページ先頭 |
081★★★★ |
【ロジカル・シンキング】
論理的な思考と構成のスキル 著者:照屋華子/岡田恵子
出版社:東洋経済新報社
サイズ:単行本/227p発行年月:2001年05月 ISBN:9784492531129 (4492531122) 4-492-53112-2/978-4-492-53112-9/978-4492531129 評判の良い本らしいですが...難しすぎます。 とっても読みやすく、分かったような気にさせてくれるのですが、読み終わった後には何も残らない。 (ロジカルシンキングできない者が何を言っても相手にされないであろうが)各論を積み上げることと総論とは違う、と思う。 この本をほめている人たちは、ロジカルシンキングを本当に理解し、実践できているのだろうか? | ページ先頭 |
080★★★★ |
【仮説思考】
BCG流問題発見・解決の発想法 著者:内田和成
出版社:東洋経済新報社
サイズ:単行本/236p発行年月:2006年03月 ISBN:9784492555552 (4492555552) 4-492-55555-2/978-4-492-55555-2/978-4492555552 「仮説思考」とは、情報が不十分だったり、分析が進んでいない段階でも、先に自分なりの「仮の答え」を持つという考え方。誰でも、多かれ少なかれ「仮説思考」を行っているものだが、ビジネスの現場では意識して「仮説思考」を行わないと競争に負けてしまいますよ、という話。 確かに「できる人」と「できない人」の一番大きな違いは、この辺にあるのかもしれませんね。 | ページ先頭 |
079★★★★ |
【ブルー・オーシャン戦略】
競争のない世界を創造する 著者:W.チャン・キム/レネ・モボルニュ
出版社:ランダムハウス講談社
サイズ:単行本/294p発行年月:2005年06月 ISBN:9784270000700 (4270000708) 4-270-00070-8/978-4-270-00070-0/978-4270000700 新市場を創造する戦略を体系化したもの。 血みどろの戦いが繰り広げられる既存の市場〈レッド・オーシャン(赤い海)〉を抜け出し、競争自体を無意味なものにする未開拓の市場〈ブルー・オーシャン(青い海)〉を創造すること――これこそが、熾烈な競争環境を生きる企業が繁栄しつづけるための唯一の方法である、と説く。 なかなか読み応えのある良書です。 | ページ先頭 |
078★★★ |
【完全ビジネスマナー】
人財・売上・利益を生み出す魔法の作法 著者:西出博子
出版社:河出書房新社
サイズ:単行本/230p発行年月:2005年05月 ISBN:9784309243399 (4309243398) 4-309-24339-8/978-4-309-24339-9/978-4309243399 意外に面白いです。単なるマナーのためのハウツー本ではありません。 「他書でマナーと呼んでいる礼儀作法はプロトコルでありマナーではない」と、マナーとプロトコルを区別し、マナーの本質は気持ちの大切さであると教えてくれます。 マナーの本でありながら、ビジネスマンとしての心構え、さらには、人間としての生き方を説いた本です。 | ページ先頭 |
077★★★★ |
【国家戦略からみた靖国問題】
日本外交の正念場 PHP新書
著者:岡崎久彦
出版社:PHP研究所
サイズ:新書/238p発行年月:2005年08月 ISBN:9784569644516 (4569644511) 4-569-64451-1/978-4-569-64451-6/978-4569644516 理論や理念よりも、国益を重視する著者の考え方に対しては、賛否両論あろう。しかし、現実主義でありながら決して日和見主義ではなく、一本筋を通した主張は分かりやすく共感を持てる。 書下ろしではなく、各メディアに発表したものをまとめた性格上、内容的に重複する記述が多い。 また、内容は外交問題全体に広がっており、靖国問題はごく一部の話題でしかない。なぜ、このような偏ったタイトルにするのか理解に苦しむ。 | ページ先頭 |
076★★★★ |
【「外交」とは何か、「国益」とは何か】
朝日文庫
著者:田原総一朗/岡本行夫
出版社:朝日新聞社
サイズ:文庫/295p発行年月:2005年10月 ISBN:9784022614926 (4022614927) 4-02-261492-7/978-4-02-261492-6/978-4022614926 ジャーナリストの田原総一朗氏と、元首相補佐官の岡本行夫氏による対談。 「外交と国益」について、政治家や評論家が話題にしたがらないような領域にまで踏み込んで議論しています。 日本の外交の足を最も引っ張っている「朝日新聞社」からこのような本が出版されているのが不思議。 | ページ先頭 |
075★★★★ |
【部下のやる気を2倍にする法】
できる上司のモチベーション・マネジメント 著者:和田秀樹
出版社:ダイヤモンド社
サイズ:単行本/222p発行年月:2004年02月 ISBN:9784478350522 (4478350523) 4-478-35052-3/978-4-478-35052-2/978-4478350522 精神科医、和田秀樹氏による中間管理職のための書。 モチベーションマネジメントを3つの法則、9つの原理、26の技術にまとめている。 読みやすく、参考になります。 | ページ先頭 |
074★★★★★ |
【人を動かす 新装版】
著者:デール・カーネギー
出版社:創元社(大阪)
サイズ:単行本/346p発行年月:1999年10月 ISBN:9784422100517 (4422100513) 4-422-10051-3/978-4-422-10051-7/978-4422100517 1937年に初版が発行されたという、古典的名著。 今の時代でも古いと感じません。何度も読み直したい本です。 付章の「幸福な家庭をつくる七原則」が妙に現実的で面白いです。 | ページ先頭 |
073★★★★ |
【経済学的思考のセンス】
お金がない人を助けるには 中公新書
著者:大竹文雄
出版社:中央公論新社
サイズ:新書/232p発行年月:2005年12月 ISBN:9784121018243 (4121018249) 4-12-101824-9/978-4-12-101824-3/978-4121018243 経済問題だけでなく、社会の様々な出来事を計量経済学的に分析します。 前に読んだ「ヤバい経済学」(063)に似た内容です。 経済学的思考のセンスとは、「インセンティブの観点から社会を視る力」と「因果関係を見つけ出す力」です。 | ページ先頭 |
072★★★★ |
【鏡の法則】
人生のどんな問題も解決する魔法のルール 著者:野口嘉則
出版社:総合法令出版
サイズ:単行本/92p発行年月:2006年05月 ISBN:9784893469625 (4893469622) 4-89346-962-2/978-4-89346-962-5/978-4893469625 話題の本です。 大した内容ではありません。論理的な考察もありません。 でも、泣けてきます。感動します。 | ページ先頭 |
071★★★★ |
【夢を実現する戦略ノート】
著者:ジョン・C.マクスウェル
出版社:三笠書房
サイズ:単行本/222p発行年月:2005年09月 ISBN:9784837956600 (4837956602) 4-8379-5660-2/978-4-8379-5660-0/978-4837956600 夢を実現できる人とできない人の違いは何か? 夢を実現するためには何が必要か? 夢を実現するには、具体的な実現イメージを持ち、自分を信じ、信念を持って生きる事です。 ただ、最初の「夢を持つ」というところが、凡人にとっては一番難しいのですが... | ページ先頭 |
070★★★★★ |
【上司の哲学 新装版】
部下に信頼される20の要諦 著者:江口克彦
出版社:PHP研究所
サイズ:単行本/274p発行年月:2004年10月 ISBN:9784569638430 (4569638430) 4-569-63843-0/978-4-569-63843-0/978-4569638430 松下幸之助の側近として、22年間、経営哲学を学んだ著者によるリーダー論。 いい本です。何度も読みたくなります。胸が熱くなります。 正にこういうのを「哲学」と言うのでしょうね。 | ページ先頭 |
069★★★ |
【好かれる上司嫌われる上司】
管理能力を磨く実践コーチング講座 PHP文庫
著者:斉藤勇
出版社:PHP研究所
サイズ:文庫/296p発行年月:2004年07月 ISBN:9784569662282 (4569662285) 4-569-66228-5/978-4-569-66228-2/978-4569662282 別に好かれる上司になりたいなんて思っちゃいないけど... でも、そういう考え方が間違っているのですね。人は嫌いな上司の下では能力を発揮しないのです。 「好かれる上司」になれなくても「いい上司」にはなりたいものです。 | ページ先頭 |
068★★★★ |
【現場力を鍛える】
「強い現場」をつくる7つの条件 著者:遠藤功
出版社:東洋経済新報社
サイズ:単行本/199p発行年月:2004年02月 ISBN:9784492531716 (4492531718) 4-492-53171-8/978-4-492-53171-6/978-4492531716 少し前に読んだ「見える化」の遠藤氏の著。 強い会社は「現場力」が強い。「現場力」なくして「戦略」だけで成功することはない。という内容。 「見える化」よりも分かりやすい、というか、共感できる。 | ページ先頭 |
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【整理力を高める50の方法】
整理力×チラカシ力=創造力 著者:中谷彰宏
出版社:ダイヤモンド社
サイズ:単行本/119p発行年月:2005年10月 ISBN:9784478703359 (4478703353) 4-478-70335-3/978-4-478-70335-9/978-4478703359 単なる整理の仕方のハウツー本ではありません。 「モノ」の整理が出来ない人は「仕事」の整理も「ヒト」の整理もできないと、整理することの重要性を説き、整理力を行動力や想像力に結び付けていきます。 | ページ先頭 |
066★★★★ |
【良心をもたない人たち】
25人に1人という恐怖 著者:マーサ・スタウト
出版社:草思社
サイズ:単行本/254p発行年月:2006年02月 ISBN:9784794214720 (4794214723) 4-7942-1472-3/978-4-7942-1472-0/978-4794214720 反社会性人格障害(APD)、精神病質(サイコパス)、社会病質(ソシオパス)等、いろいろな呼び名があるらしいが、そういう「良心をもたない人」が社会には相当数いる、という話。 素人が軽々しく診断し、これらを人に当てはめ排除してはならない、と注意を促していますが、本書の読者の多くは、「良心を持たない人」とかかわりを持ち、傷ついた人たちと思います。 こういった人が社会には相当数いるという事実を知るだけでも慰められます。 | ページ先頭 |
065★★ |
【プロリーダーの行動学】
部下のやる気に火をつける 著者:太田典生
出版社:セイワコミュニケーションズ
サイズ:新書/109p発行年月:2005年07月 ISBN:9784882531951 (488253195X) 4-88253-195-X/978-4-88253-195-1/978-4882531951 主に中間管理職を対象としたマネジメント理論。 管理職として、いかに考え、行動すべきか、について、各テーマ見開き2ページずつに簡潔にまとめられている。エッセンスが凝縮されていると言えば聞こえはいいが、掘り下げがないとも言える。いいこともたくさん書いてはあるが、あまりにも速く読めてしまうため、印象に残らない。 これで840円はちょっと高い。 | ページ先頭 |
064★★★★ |
【まずは社長がやめなさい】
文春文庫
著者:丹羽宇一郎/伊丹敬之
出版社:文藝春秋
サイズ:文庫/267p発行年月:2005年09月 ISBN:9784167679569 (4167679566) 4-16-767956-6/978-4-16-767956-9/978-4167679569 丹羽氏と伊丹氏の対談。 企業経営から、経済、政治、教育問題へと話題は広がっていきます。 「まずは社長がやめなさい」というのは、対談の中でのごく一部の話題。 タイトルから連想する以上に、話題は広く、深く、面白い。 | ページ先頭 |
063★★★★★ |
【ヤバい経済学】
悪ガキ教授が世の裏側を探検する 著者:スティーブン・D.レヴィット/スティーヴン・J.ダブナー
出版社:東洋経済新報社
サイズ:単行本/296p発行年月:2006年05月 ISBN:9784492313657 (4492313656) 4-492-31365-6/978-4-492-31365-7/978-4492313657 全米100万部超のベストセラー。 原著のタイトルは、「Freakonomics」。Freak(風変わりな、奇妙な) と Economics を組み合わせた造語。翻訳タイトルの「ヤバい」は、翻訳者のウケ狙いの迷訳? 経済に関する話題はあまりありませんが、計量経済学や行動経済学といった「経済学的」な考え方で、様々な社会現象を解説しています。 「ヤバい」くらい面白いです。 | ページ先頭 |
062★★★ |
【私は障害者向けのデリヘル嬢】
著者:大森みゆき
出版社:ブックマン社
サイズ:単行本/223p発行年月:2005年12月 ISBN:9784893086211 (4893086219) 4-89308-621-9/978-4-89308-621-1/978-4893086211 タイトルどおりの内容です。障害者専用デリヘルで働く風俗嬢の手記。話題の本らしいです。 話題になっているほど衝撃的な内容は無く、淡々と著者の体験が綴られているだけです。少々期待はずれでしたが、いろいろ考えさせられることの多い内容です。 | ページ先頭 |
061★★★★ |
【ここから会社は変わり始めた】
ケーススタディ・企業風土改革 日経ビジネス人文庫
著者:柴田昌治
出版社:日本経済新聞社
サイズ:文庫/304p発行年月:2004年02月 ISBN:9784532192129 (4532192129) 4-532-19212-9/978-4-532-19212-9/978-4532192129 前出の「何とか会社を変えてやろう」と同様、企業の風土改革の進め方。事例紹介を中心に書いています。 コンサルティング会社「スコラ・コンサルト」での「プロセスデザイン」の進め方がよく分かります。 | ページ先頭 |
060★★★★ |
【なんとか会社を変えてやろう】
実践ガイド・企業風土改革の進め方 日経ビジネス人文庫
著者:柴田昌治
出版社:日本経済新聞社
サイズ:文庫/264p発行年月:2004年01月 ISBN:9784532192082 (4532192080) 4-532-19208-0/978-4-532-19208-2/978-4532192082 企業の風土改革の進め方について、かなり具体的、実践的に書いてあります。 実践的すぎるため、本気で自分たちの組織を変えなければならないと考えている人以外には、つまらないかも。 本気で風土改革を考えている人には必読書でしょう。ただ、「トップが本気にならない事には何も変わらない」ことを感じました。 | ページ先頭 |
059★★★★ |
【見える化】
強い企業をつくる「見える」仕組み 著者:遠藤功
出版社:東洋経済新報社
サイズ:単行本/200p発行年月:2005年10月 ISBN:9784492532010 (4492532013) 4-492-53201-3/978-4-492-53201-0/978-4492532010 「見える化」の考え方を整理し、体系化したもの。 前半の理論的な解説は、「見える化」を理解するのに非常に役立ちます。 後半は事例紹介が中心。個々の事例は参考にはなりますが、少々こじつけ気味。 成功すれば「見える化の成功例」で、失敗すれば「見える化を履き違えた例」では、納得できない。 | ページ先頭 |
058★★★★ |
【日はまた昇る】
日本のこれからの15年 著者:ビル・エモット
出版社:草思社
サイズ:単行本/158p発行年月:2006年02月 ISBN:9784794214737 (4794214731) 4-7942-1473-1/978-4-7942-1473-7/978-4794214737 今さら紹介するまでもないでしょうが、90年のベストセラー「日はまた沈む」の著者による日本復活論です。 行政改革、不良債権問題、外交問題等、現在日本が抱えている問題と解決の方向性を示しています。 奇をてらった主張はなく、堅実で誠実な論調です。日本に対して厳しい評価をしていますが、同時に、日本に対する著者の愛情を感じます。 | ページ先頭 |
057★★★ |
【なぜ、伊右衛門は売れたのか。】
著者:峰如之介
出版社:すばる舎
サイズ:単行本/177p発行年月:2006年04月 ISBN:9784883994441 (4883994449) 4-88399-444-9/978-4-88399-444-1/978-4883994441 サントリーでのプロジェクトチームによる製品開発の方法がよく分かります。 ただ、福寿園との業務提携なしには伊右衛門の成功はなかった、というのであれば、福寿園とのやり取りをもっと詳しく書いて欲しかった。 「最初は断わられたが、ある日突然電話がかかってきた」だけで、話が急展開するのは、読み物としてはもの足らない。(それが事実だ、と言われれば仕方ないが...) | ページ先頭 |
056★★★★ |
【その他大勢から抜け出す仕事術】
仕事を変える「8つの時間」 知的生きかた文庫
著者:堀場雅夫
出版社:三笠書房
サイズ:文庫/235p発行年月:2005年03月 ISBN:9784837974758 (4837974759) 4-8379-7475-9/978-4-8379-7475-8/978-4837974758 著者は、堀場製作所の創業者。 堀場製作所といえば、京都ではちょっとばかし有名な企業で、京都出身の者として応援したくなります。 一つ前の金児氏の本と似たような内容です。 | ページ先頭 |
055★★★★ |
【「数字」がわかれば仕事はぜんぶうまくいく】
経理・財務の達人が教える「6つのツボ」 PHP文庫
著者:金児昭
出版社:PHP研究所
サイズ:文庫/189p発行年月:2005年09月 ISBN:9784569664552 (4569664555) 4-569-66455-5/978-4-569-66455-2/978-4569664552 著者の仕事観、人生観を綴ったもの。成功者の話として説得力があります。 ただ、タイトルにあるような数字の話、経理の話はほとんど出てきません。 『「気の小さい人」が仕事も人生もうまくいく』を改題し、加筆・再編集した旨、記載されています。改題前のタイトルの方が内容を表しています。 | ページ先頭 |
054★★★★ |
【中東迷走の百年史】
新潮新書
著者:宮田律
出版社:新潮社
サイズ:新書/207p発行年月:2004年06月 ISBN:9784106100710 (4106100711) 4-10-610071-1/978-4-10-610071-0/978-4106100710 中東の12の国、地域を取り上げ、紛争の理由を解説しています。 内容的に欲張りすぎ、各紛争の解説は広く浅いものになってしまっていますが、入門書としては最適でしょう。 この本で基本的なことを理解した上で、個々の紛争については、さらに別の本で勉強したいと思います。 | ページ先頭 |
053★★★ |
【10年後の自分が見えるヤツ1年後の自分も見えないヤツ】
青春文庫
著者:落合信彦
出版社:青春出版社
サイズ:文庫/251p発行年月:2004年01月 ISBN:9784413092852 (4413092856) 4-413-09285-6/978-4-413-09285-2/978-4413092852 落合氏の熱いメッセージです。 いいこと書いてあるんですけど...各章の見出しの活字がやたらでかい。 まるでスポーツ新聞のように品が無い。電車で読んでいたら隣のおっさんが変な顔してた。 正直言って恥ずかしかった。 | ページ先頭 |
052★★★ |
【CSR入門】
「企業の社会的責任」とは何か 日経文庫
著者:岡本享二
出版社:日本経済新聞社
サイズ:新書/203p発行年月:2004年12月 ISBN:9784532110406 (4532110408) 4-532-11040-8/978-4-532-11040-6/978-4532110406 企業の社会的責任とは何であるのか? 時代の要請により責任の範囲は拡大を続け、国や地域によって、あるいは、立場によっても、とらえ方はさまざまです。 本書は、「CSRに対する取り組みは、さまざまであり、何がCSRであるのかを定義する事はできない」という主旨で書かれているため、中途半端な知識の者が読むと余計に分らなくなります。 | ページ先頭 |
051★★★★ |
【特殊法人改革のまやかし】
官僚たちの甘い汁 新潮文庫
著者:櫻井よしこ
出版社:新潮社
サイズ:文庫/283p発行年月:2004年08月 ISBN:9784101272245 (4101272247) 4-10-127224-7/978-4-10-127224-5/978-4101272245 なぜ、特殊法人改革を進めなければならないのか。そして、その特殊法人改革が遅々として進まないのはなぜか。いったい、誰がどういった目的で妨害しているのか。 理論的な考察はほとんどなく物足りない面はありますが、官僚の実態を知りたい人は読んでおいて損は無いでしょう。 | ページ先頭 |