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2005年3月24日
とんだ大迷走

 暴走気味に飛んでった自分が巣に戻る紆余曲折で二週間経過。その間、手に負えない空気に左右され身体をめぐる周期に流され流され。・・・ツクテンツクテンツク、ツッテンテン♪ え〜・・・ひとつ莫迦莫迦しい一生を一席。お目を汚すは三千世界の手の平に、乗っけられてる人生模様。事あるごとに振れに振れ、極端からまた極端へ、いちいちバランス崩すいつもながらの見事な有様。さてお後は宜しいかどうか。


2005年3月22日
ネギィ君の発見

AIRTIST LIST山口晶(やまぐちしょう/ヤマグチショウ/yamaguchi sho)
<検索キーワード>
やまぐちしょう、ヤマグチショウ、山口晶、ヨダカ、陽ハ出ズル、檸檬、俺の骨、集中豪雨、すべり台、bigmouth、yamaguchi、sho、eggsite、ツブヤキ工場、フリップサイド、flipside、アコースティック、ギター、ギブソン、慕夜記、ボヤキ、蒼い月、夕暮れ貯金、あそこの100ワット、yamaguchi shou、オフィシャルサイト、official site、ファンサイト、fan site、画像、待ち受け、MIDI、ツアー、ライブ、live、チケット、楽譜、バンドスコア、TAB譜、試聴、視聴、サンプル、動画(順番そのまま)

 実は晶君がデビューした頃から存在していた『アーティスト・タレントなどのオフィシャルサイトやファンサイト等の関連サイト、通販、画像、着メロ、試聴』という一見盛り沢山な情報サイト。だが特に情報が掲載されているわけではなかったので気にも留めていなかったページ。だがここにきてネギィ(2号)君がソースに驚くべき情報を発見したのである。上記の単語が検索キーワードとして記載されていたのだ。未収録曲である『檸檬』と『集中豪雨』が入っている上、『俺の骨』と『すべり台』は全く初耳・・・一体どこから??? 何とも不思議なページである。
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<発見> ヤフー検索にて。
西海孝さんの日記から。約一年半ほど前の懐かしい晶君。
 >2003年9月4日画像
 >2003年11月12日画像

south heights
 メジャー・インディーズを問わずCDレビューや新譜情報中心の音楽情報サイト。
 管理人おすすめレビュー
 >夜の地図
 >うつろぎ12号線


2005年3月21日
春愁不眠症候群

 物思いに耽る春宵。果たしてこの一刻は本当に値千金なのか? 再び夜更かしが癖になってしまった今日この頃。身体に悪い事この上ない。眠い眠いと頭をグラグラさせながらも眠る体勢には中々入ろうとしないのだから手に負えない宵っ張りである。
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<発見> ヤフー検索にて。
REVOLVER(リボルバー)中小路くんのサイトより。
 2004年3月9日(盛岡 club Change)ライブフォト 演奏中の晶君画像あり。

 参照:ヤンガー日記 2004年3月の日記


2005年3月20日
顔の下

 罪を犯した隣人についてインタビューされている人々が良くこう答えている。「普段はおとなしくて、そんな事をするような人には見えなかった。挨拶もきちんとしていた。カッとなりやすいところはあったようだ」と。今まで見えなかった部分が露呈して驚愕する。一見尤もな気がするが、それまでその隣人の事など気にも止めていなかったのだから当然である。

 また、「表では可愛い顔をしている人気アイドルが実はものすごく腹黒い」という、良くありがちな噂話がある。要するに「自分達が見ていたいと思っているアイドルの形」を見てきただけで、そぐわない言動があれば「自分の純粋な思いが裏切られた」と感じて酷く傷つけられた気がするのだろう。手の平を返したように強固に否定し始める。否定するのは構わないが、勝手な妄想を垂れ流している様は見るに耐えない。

 いつも露呈するまで分からないのはどうしてだろう。例えば、健全そうなスポーツマンが腹の中まで健全でなかったり、見た目好青年が腹の中まで好青年でなかったり、極悪人相の持ち主が腹の中まで極悪人でなかったり、繊細そうに見える女性の方が内心は男らしかったり、というのは良く言われていることなのに。人間という生き物はひと繋がりの分かりやすい形ではなく、それは自分の中を探ればすぐ露呈してしまう。顔の下に見え隠れしているものは、表に見えている「形」とは反対のものを内包している。ような気がする。大概、表に豪気さが出るタイプは内に小心さを秘める繊細なタイプでもあり、表に弱々しさが出るタイプは裏にエネルギーを秘める強靱なタイプでもある。その内包しているものまで含めた「形」は実に人それぞれで複雑怪奇だ。この眼に見えているようで、実は良く分からないものばかりときている。

 晶君も、未だ良く分からない不思議な「形」である。デビューしてから売りに出されているのは朴訥とした善人気質の方だが、あの輝く瞳を見ていると・・・見ていると・・・とてもそうは思えない。もちろん善人気質もあるには違いないのだが。顔の下に見え隠れしているものはそんな甘い晶君ではあるまい。と勝手に思っている。


2005年3月19日
深夜の負け犬

 4月から始まるという随分昔の有名少女漫画が原作のTVドラマCMを見た。昨年もこれまた昔の有名少女漫画が原作のドラマが放映されたが、今回のドラマも同じ主役で同じスタッフが製作している模様である。それはまあ良いと思うのだが、あるTV番組ガイド雑誌でこのドラマに関するインタビュー記事を見かけて、少々気になる事があった。答えていたのは恐らくプロデューサーだったと思うが、記事の中で大体こんな事を言っていた。

 「今は、何かに熱くなっている事がカッコ悪いと思われている世の中だから、こういうドラマを作る意味がある」。読んだ瞬間に疑問が湧いた。果たして本当にそうなんだろうか? 大体今どきのバラエティやドキュメンタリーなんかは、タレントや素人が何かに熱くなっている様を殊更に取り上げているではないか。またスタジオでは司会やゲストがすぐ反応して、カッコ悪い事がカッコイイと暗に言っている。どちらかといえば「何かに熱くなれない事の方がカッコ悪い」と思う人の方が多いのではなかろうか。でもこれは私見であって、「と思われている世の中」などというものは私ごときには計り知れないのであるが・・・

 深夜、駅前のコンビニへ出掛けて軽く立ち読みをしていた際に、そんな記事を発見してウロウロ考えた。その後目的の切手と、ついでにホットのお茶と地図を買い求め、それから、それから・・・どうも今夜はそのまま真っ直ぐ帰る気になれないのだった。そこで少しだけ遠回りをすることにした。

 裏の通りに入り、ジャズバーの前を通り過ぎ、周囲に住宅ひしめく四叉路で立ち止まり、さて、どの方向へ行ったものかと辺りをぐるりと見渡した。隙間に星が見え隠れする雲の流れ行く様をぼんやり見ていると、後ろから「大丈夫!? 道分かる?」とママチャリに乗った男性が声を掛けてきた。見ればビジネスバッグを籠に入れて家路へ急ぐ道すがらと思われた。すぐさま「大丈夫ですっ!」と答えた私の声を背中で受けて、その人は去って行った。今夜の気分としては黙って通り過ぎてくれた方が有難かった。でも深夜に女が一人でウロウロしていたら、ひとまず声は掛けてみようと思うのかもしれない。それとも声を掛けたくなるような所在なげな雰囲気を醸し出していたんだろうか。

 結局、遠回りはそこまで。まだまだ冷たい春の夜風には、すごすごと尻尾を巻いて逃げ帰る他なかった。往生際の悪い心をひとまず浄めて布団に入ってはみたものの、まだ眠れずにいる。


2005年3月18日
空舞うレンジャー

 雪景色を見下ろしていた。真っ白な銀世界ではなく、半ば解けかかった一面の霜降りグレーが見える。春がそこまでやってきているのだ。ドアは開いているが、中は薄暗い。周囲には計器類の明りが見える。私の側には他に何人もが控えていて、顔見知りのようだがその顔は見えない。何かを窺っているかのように機体は上空をゆっくり旋回している・・・

 ここは映画の中に出てくるような軍の飛行機あるいはヘリコプターの中。これから何かを救助するために一人で降下して行く事になっている。私は不安な気分で準備を始める。時間が掛かり過ぎなくらい入念に、防寒ウェアをゆっくりと身に着けていく。スキーブーツが緩かった。足が靴の中で泳いでしまうのが気になって仕方ない。だが微調整する時間はないようだ。スキー板を履き、伸縮性のある命綱を着けて入口へ・・・そして飛び込んだ。

 空を舞い、大きく旋回する身体。パラシュートの代わりに何故かデビルマンのウイングが背中に付いている。命綱がグンと伸びて地上に辿り着く。雪に埋もれてしまいそうなところを伸縮性のある命綱に引き戻されて埋もれずに済んだ。しかし地上に着けば命綱は邪魔になる。外さなければ。ふと周囲に気を配ると何やらおかしな気配がした。どうやら姿の見えない敵がいるようだ・・・気をつけろ!・・・
 今朝はそんな夢を見た愛でるレッドであった。


2005年3月16日
ちっぽけな私利私欲

 そこは入口から老舗の趣きをたっぷりと味わわせてくれるライブハウス。内部には大きな鏡が張り巡らされた不思議な空間。以前はダンススタジオであったというその場所で、一曲目を終えて開口一番、

「ただいま。」と晶君。

 いきなりそんな事を言われて訳が分からない客席。なんと五年前にはここでアルバイトをしていて、ライブもやったことがあるのだという。そうだったのか。

 今回は御飯をひと粒ひと粒噛み締めて味わっているかのような演奏をしていた晶君。当時に一体どんな事があり、どんな思いがあったのか。その頃はまだ晶君の存在すら知らなかった私だから、全く計り知れない。後から存在を知った者特有の、現在から見た過去への無念が首をもたげる。・・・ここはひとつどっぷりと音の流れに心を委ねてしまおう。作り出される世界にはそれまでの晶君の全てが内包されているのだから。
 いくら押さえてみたところで沸き上がってくる思いに惑うのは避けられない。少し力を抜いて流れるままに流されていく事にしよう。どんな思いに苛まれるにしても、きっとたいした問題ではない。はず。
 今回は演奏中に晶君のスケッチを試みた。これから、これから。
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<傍ら日記より>
●3月13日 
江古田マーキー
 1. 振り返りもしないで
 2. 好きなくせに
 3. 集中豪雨(未発表曲)
 4. 午後の憂鬱
 5. ヨダカの星
 6. 白いオツキサマ("新"未発表曲)
 7. トリーハ〜哀歌〜("新"未発表曲・曲:Federico Moreno Torroba/詞:山口晶)


2005年3月14日
公認たまわりて

 トップページから一目瞭然なのであるが、恐ろしく喜ばしい事態となった事を改めてここに報告させて頂く。実は愛でる会は公認ファンサイトになってみたいのだと密かに伝えてみたところ、晶君は、赤坂にて「公認します」とのお言葉を、江古田にて認定の書をくだされた。それはもう驚く程すんなりと公認を了承してくれたのだった。御好意に感謝しきり。余りの嬉しさに思考回路は狂喜乱舞の末フリーズ。

 再起動。

 興奮覚め遣らぬ意識の中で考えた。これで愛でる会は「完全非公認地下組織」から一転、「山口晶公認ファンサイト」へと成り上がったわけである。だが御好意に甘え過ぎる事があってはならぬ。今後も「忍者のごとき情報収集活動」と「付随する無駄な思索」とで『山口晶の作り出す世界』を愛でてゆく事ただ一点である。・・・しかし高濃度なファンを自認する者としては、もっと晶君を守り立てていかねばなるまい。
 まずはNACK5に「『山口晶のMEN's BREATH』でやってた『人生劇場』をファンの為に是非とも復活させて頂戴」と要望しようではないか。実は自分が『人生劇場』好きでもっと聞きたいだけなのだ、という事は秘密のアッコちゃんである。テクマクマヤコン。

 『はっ、こんなところに
お手紙が。』


2005年3月11日
潮引く瞬間

 どうやら今年のライブ活動は東京都心部をメインとする模様なので、行ける範囲のライブには全て行こうと心積もりをした。昨年の
抜け殻な教訓から、ライブがある日は何があろうと他の予定を入れない、ということにしている。なぜなら開場と共に入場して、おそらく客より関係者の方が多いであろう時間帯からライブ終了後まで、全ての流れを堪能するのが好きだからである。それが可能なのは自分でスケジュールを好きに調整できる類いの仕事をしているからで。どうにも人様にはお勧めできそうにない荒技である。

 開場と共に入場すると、当然ながら席は好きな場所を選び放題。大概は出演者が良く見える位置に席を取る。様々な出演者達が各々のスタンスで唄っている様を垣間見ることができる。時々「これは」と思う人もいるが、晶君のようなスタンスを持つ人は他に類を見ない。これがいつも面白いと思う。当たり前の事かも知れないが。

 そうこうしているうちに順番が来て準備が始まる。そして登場した晶君がステージ中央でギターを持つ。ステージは未だ暗いまま。俯いたまま晶君は弦に手をかける・・・と、音がこぼれ始める・・・嗚呼、始まる。胸踊る。音はいつも違う響きを持って切なく心に迫る。雑多な空気は全て晶君の元へと引き寄せられる。そう、まるで引き潮に浚われてゆくかのごとく・・・

 この瞬間がたまらなく好きだ。開演から観るのはこの為だと言っても過言ではない。何しろこれだけはライブでしか味わえない。それはいつも同じような具合に見えるものなのかも知れないが、毎回その引き寄せられる様が面白くてたまらない。最後の「トリーハ〜哀歌〜」は不思議な後味だった。雰囲気がちょっと「私と云う幸せ」に似ているような気がした。何となく。何度味わっても晶君のライブは飽きる事なく本当に面白い。
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<傍ら日記より>
●3月8日 赤坂グラフィティ
 1. 隠れ家(未発表曲)
 2. 集中豪雨(未発表曲)
 3. She was gone
 4. ヨダカの星
 5. 白いオツキサマ("新"未発表曲)
 6. トリーハ〜哀歌〜("新"未発表曲・曲:Federico Moreno Torroba/詞:山口晶)

 What's Newで仰せの通り今回の写真は表情渋くてカッコイイ! と思いきや、良く見るとペンが(笑)。そして西海さんにからむ晶君の可愛らしい事。ファンの位置からは決して見えない晶君のバックステージ。面白い。様々な裏情報も有難い。ライブの後には必ず更新されるから、ライブが終わるといつ更新されるかと楽しみにしている。この日記を書いているのはマネージャーの太一さんらしい。『人生劇場』でも晶君の相手役を務めていた太一さん。恐ろしく芸達者なマネージャーである。


<<<目次   ▼2月の日日▼

山口晶公認ファンサイト・山口晶の世界を愛でる会
http://orange.zero.jp/mederu/yamaguchi-sho-fan.html