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2004年6月30日 抜け殻模様 序章付き〜駆け込み乗車はおやめください〜 28日の夜はワンマン以来の晶君ライブだった。なので定時きっかりに帰るつもりで気合いを入れて帰りの時を待ち構えておったらば、こんな時に限って帰る間際に仕事にハマるお約束。帰るに帰れず定時を30分過ぎての勤務終了。泣く泣くロッカーへダッシュ!&出口へGO!そして駅へ。蒸した改札を抜けホームへダーッシュ!・・・したいところなのだが階段を降りてくる人、人、人の濁流でちっとも前に進めやしない。発車の音楽が鳴り渡り、ギリギリ乗れるか?乗れないか?というところで無念にもドアは閉じられた。いや、はなから無理な距離だった。無闇な駆け込み乗車はおやめください。残された会長は飼い主にうっかり置いてけぼりをくらって戸惑い固まるポメラニアンの様相。後から後から吹き出る汗をそよ吹く風が冷やしてくれるも焼け石に水。次の電車に乗り込み冷房に人心地。やっと渋谷に着けば、またもや人、人、人の入り乱れて大混戦の交差点。スクランブルな地帯はかき分けてもかき分けても人、人、人。長くゆるくカーブする坂道もまた人、人、人。行けども行けどもなかなか前に進んだ気がしない坂道は気負うばかりの体力勝負。焦っても焦っても時は刻々過ぎてゆく。やっとこ会場入口へ到着。残る障害はあとひとつ。5階までノンストップの心臓破りの階段を一気に駆け・・・上がれず手すり頼りにようやく昇り詰め、息を切らして受付へ。 「山口晶さんのライブは終了しましたけれども、よろしいですか?」 「・・・えっ? 」 受付嬢の罪の無い声は真っ暗な体の中を隅から隅までこだまして、そして消えた。真っ白な脳味噌の理解力はゼロ。彼女は再び同じ科白を発した。私はベルを鳴らされたパブロフ犬のようにドリンク代を支払い、真っ白な頭のまま会場の風景をぼんやり眺めて・・・ライブ終了・・・不完全燃焼どころか燃焼すらできずに瞬間フリーズドライな抜け殻模様。さらに帰宅後も抜け殻のままMEN's BREATHを聴いてしまった。不覚。・・・嗚呼、始めから休みを取っておけばこんなことにはならずに済んだものを。 しかもこの日は、以前お世話になった方が仕事場に寄ってくれるというので久し振りに会えると楽しみにしていたのにタイミングが合わずスレ違ってしまった、という序章付き。まったく見事な一日であった・・・合掌。 2004年6月17日 ウンガナイ男 ・・・捕獲班は焦っていた。通常ならば4月末(正確には5月中旬)に配布されているはずの「UNGA!」が、6月に入っても見当たらないのである。おまけにミュージックやすな西新井店(足立区)は閉店していることが突如判明したのだ。動揺を隠せない捕獲班。そこで2号にも助っ人要請がくだされ探索は再開された。・・・しかし何処を探しても欠片も無い。昨年の第一次愛でる会『UNGA!』捕獲作戦での悪夢が思い起こされる。このときの2号は運が無くウンガは見つからなかったっけ。そして今回もウンガナイ・・・もしやウンガナクナッタ? --------------------------------------- <ライブ> ●6月30日 静岡・Sunash 詳細 前売\1,500/当日\1,800 (税込/ドリンク別\500) 一般チケット発売:6月14日(月)〜 Pコード 176-019/Sunash 店頭 ●7月16日 FM AICHI サロンライブ 入場無料完全招待制 会場:FM AICH エリア80.7 開場:18:30/開演:19:00 応募方法:FM AICH「山口晶のくびれた日本のおへそから」のアドレス<sho@fma.co.jp>まで「名前・住所・電話番号」を記入の上メールを送ると、抽選にてペア25組50名が招待される。当選は招待状の発送にて。 2004年6月15日 雨男の生態 遠足や海水浴、運動会や林間学校、キャンプファイヤーに花火大会などなど・・・みんなが楽しみにしている屋外イベントがある日に限って雨を呼ぶ男がいる。降って欲しくない時ほど呼び寄せて、そして放さない・・・それが『雨男』である。雨男には、単体で雨を呼ぶ『単体雨男』と、単体でも力を発揮しつつ『単体雨男』と共に行動すると更に強力に呼び寄せる『触媒雨男』の2種類が確認されている。その生態については未だ謎であるため、現在も継続調査中である。そういえば過去には旅先で『単体雨男』と『触媒雨男』がタッグを組んでしまい、2度も同じ場所でピンポイント豪雨を呼び寄せたという報告もある。ちなみにどちらの『雨男』も『晴女』には弱いらしい。 --------------------------------------- <テレビ> ●6月6日 深夜0:30〜MELODY MAKER/テレビ高知 晶君のインタビューがオンエア。怪し気な世界がちらりと見えた模様。 >>>CARAVANSARY 2004年6月10日 ゆめおち。〜目が欲しがる系〜 先日お洒落なレストランに行った。席に案内されてメニューを開く。とっても美味しそうな料理の写真が並んでいる。特にお腹が空いているわけではなかったが、『目が欲しがる料理』をあれもこれもとドンドン頼んだ。当然の成り行きとして料理のほとんどを残したまま、後ろ髪を引かれる思いで店を出るはめになった。基本的に、頼んだものを残すなんてそんな勿体無いことをしたくはない。この時はメニューを眺めて「美味しそうだなあ」と思って、それだけで満足できていた。なのに「ご注文は?」と聞かれたら、何か頼まなくてはいけない気分になって、食べ切れるはずもないのに山のように注文してしまっていたのだった・・・ 嗚呼、夢で良かった。 飽和状態に近い胃袋で『食べたい物』なんてすぐには思い付くはずもない。私の満腹中枢はもう若くない。食べたいものがほんの少し食せれば、それでもう充分なのだ。問題は脳細胞がなかなか納得してくれないってことで・・・ --------------------------------------- <ライブ> ●延期になっていた静岡Sunashの詳細が決定。 6月30日 開場:18:30/開演:19:00 前売\1,500/当日\1,800 (税別/ドリンク別\500) 問い合わせ:Sunash 054-288-0880 --------------------------------------- <DVD> ●8月4日発売予定! 『THE NIGHT A TRIBUTE TO YUTAKA OZAKI【初回仕様限定盤】』(SEBL-23) 4月22日に公演された尾崎豊トリビュートライブの模様を収録したDVD。 5.1chサラウンドDVD(映像) 税込\5,040 初回仕様:ステッカー+ポストカード封入 >>>Sony Music Shop/尾崎豊 2004年6月5日 雨に似合う身体 あれはいつのことだったろう。とある軒下に照る照る坊主が吊されていた。それはいかにも子供が作ったような不格好な照る照る坊主。明日は遠足だろうか?それともプール開き?・・・窓ガラスの内側には「雨上ガレ」と必死に願う子供がいるのだろうか。不格好な照る照る坊主は首を括られて力無くうなだれている。雨雲が君臨する空の下で、我が儘な欲望を一身に浴び続けている。しかしその大雑把な身体は、残念ながら梅雨前線を追い払うだけの魔力を備えてはいない。雲の行方も風の行方も照る照る坊主の知るところではない。結局のところ雨にこそ似合う身体なのだ。・・・そして夏が訪れれば消えていく。 --------------------------------------- <ラジオ> ●5月6日 Hi-Six Radio JAM/FM高知 御出演時のエピソードと画像がアップされております。 >>>6月の特別番組&オススメ情報/GuestVoice --------------------------------------- <着うた> ●レコード会社直営♪ レコード会社が運営するサイト「レコード会社直営♪」で「右手の旅」「愛やよ」「風の街」配信中。 【EZweb】EZインターネット → 音・画像をゲット → 着うた 【iモード】iMenu → メニューリスト → iモーション → 着うた/着モーション → J-POP 【Vodafone live!】メニューリスト → 着信メロディ → 着うた 詳細>>>レコード会社直営♪ 2004年6月2日 殻と骨 先日「形自体に意味はなく、形のないものを追ってしまう」と書いた。ただ、形には執着する私だ。形自体に意味はなくとも、それが作られていく事にはそれなりの理由がある。時が満ちればそれまでの形は脱ぎ捨てられてこの世に残される。見えないものが育くまれていたからこそ「殻」や「骨」という形として残る。それは愛すべき証である。だから執着する。眼に見える形があると思うから執着心は生まれる。形のないものに執着することはない。矛盾しているかもしれないが、もうずっと以前から意識の底にへばりついている感覚である。 --------------------------------------- <ラジオ> ●2月1日 22:00〜23:30 しんじないと倶楽部/BSSラジオ(山陰放送) ゲストフォトギャラリー>>>常設展示に画像あり。 ●4月20日 ラジオ試聴室/FreeWave天神FM コメントゲスト:Hi-Cheese/goriofix/ロットングラフティ/山口晶 --------------------------------------- <発見> ●日テレ5月火曜日番組テーマリストに「右手の旅」が、晶君の名が。 <<<目次 ▼5月の日日▼ |