論理哲学論考 1-7 5.1-5.6 5.21-5.25
5.23 ひとつの文から別の文を齎すために、その文に為される必要があること、それがオペーレーションだ。 5.231 それは、もちろん、それらの文の形式的諸属性に、それらの形式の内的類似性に依存するだろう。 5.232 ひとつの列を順序づける内的関係は、それによってひとつの項から別の或る項が生じるようなひとつのオペレーションと同等だ。 5.233 オペレーションというものは、或る文が論理的に有意義な〔bedeutungsvolle〕仕方で別の或る文から生じるところに初めて出現し得る。したがって、文の論理的構成がはじまるところに。 5.234 特定の諸基本的文の真理関数は何れも当の諸基本的文を基底としてもつ何らかのオペレーションの結果だ。(私はそうしたオペレーションを真理オペレーションと呼ぶ。) 〔5.2341〕