論理哲学論考 1-7 4.1-4.5 4.11-4.12 4.121-4.128
4.125 可能な諸状況の間の何らかの内的関係の存立は、それらを表わす諸文の間の或る内的関係を通じて言語的に自ずと現われる。 4.1251 ここで、「総ての関係は内的なのか外的なのか」という論争の的となっている問題は片がつく。 4.1252 或る種の内的関係によって順序づけられている列を私は形式列と呼ぶ。数列というものは、外的関係に随ってではなく、何らかの内的関係に随って順序づけられている。
文の列についても同様だ。(b が a に対してこれらの関係のうちのひとつにあるとき、私は b を a の後継と呼ぶ。)
「aRb 」、 「(∃x ) : aRx . xRb 」、 「(∃x, y ) : aRx . xRy . yRb 」、 以下同様