論理哲学論考 1-7 4.01-4.06
      
4.04 文にはそれが表わす状況にとちょうど同じだけの区別がつけられ得るはずだ。
それらは両方とも同じ論理的(数学的)多様性をもっているはずだ。(動力学的諸模型については、ヘルツの力学を参照せよ。)
4.041 ひとは、もちろん、この数学的多様性そのものをさらに写すことはできない。写しの際にこの多様性の外に出ることはできない。 〔4.0411-4.0412