現在の名称 :伊勢安国寺跡
足利時代の名称 :安国寺
所在地 :三重県四日市市西日野町
史跡「伊勢安国寺跡」と石碑
安国寺跡の石碑
集落の北「日野神社」の東にある。「勢陽雑記」に収める安国寺縁起によれば、虎関師練が歴応2年(1339)に建立、安国寺の勅号を得たもの。京都の東福寺を模し、塔頭13を数えたが、滝川一益の弟然休天が、天正7年(1579)に尾張に移し総見寺(現名古屋市)と号したという。
日本歴史地名大系
三重県の地名
東名阪自動車道を四日市インターで降り西日野に向かう。「日野神社」がロードマップに無いので西日野に近づいたようなところで聞いた。神社に向かう道は細い道で目標物も無く道の説明は不可能。
とにかく「日野神社」に到着しさらに「安国寺跡」を尋ねると目の前だった。
「跡」は坂の途中。石碑しかない。回りは民家である。おそらくこの斜面に広い寺域を取り伽藍が建っていたのだろう。
2001/06
日野神社